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希代のヒットメーカーがまだ“何者でもなかった”あの頃-
希望と熱気が充満した「1984年の渋谷」を舞台に
若者たちのくすぶり、情熱、苦悩、恋を描いた青春群像劇!
商品なら、機能性は満たしているが、使用感イマイチで買うか迷う感じ。
演出準備や撮影現場に時間がかけられなかったのか、ドラマは失敗していると思う。ドラマチックでない。撮影自体は良いが、演出が追いついていない。
演出で良いのは、建物の構造が分かりやすく、空間の描写は整理されている点と、
俳優に十分芝居をさせる場と時間を作った点。
反面、メリハリを失い、ドラマの描線、演出家の意志が弱い。
脚本は、三谷さんと思わず、無名の脚本家と考えれば、大量の人物をさばいて、芝居のしどころを作ってで水準以上。
大量の登場人物は、役名キャラのテロップと有名俳優の投入とたっぷり芝居させたことで、初回の人物紹介は成功している。機能性は満たしている。
気になる点を書いていくと
セット豪華だが、衣装に生活感がない。そのためか、空気に生活臭が無く、いやに清潔で嘘っぽい。
最初の菅田さんの劇団のやり取りが熱演ながら空回り。青臭い感じを出したかったのかもしれないが、ドラマ冒頭で客が引く。面白く見せる工夫が欲しかった。
怒って道すがら当たり散らし喧嘩になるのも特に面白さなく、間が持たず更に客が引く。月並みながら、普通は劇団での憤懣と当たり散らしをカットバックでテンポを出すが、菅田さんの長回しの芝居か三谷さんの演劇へのノスタルジー溢れる台詞か何か大人の事情のせいか、最初の15分が演出が整理できておらず、つかみに失敗。
小池さんは、下手で脱がない踊り子だが、その下手にやっている踊りを延々と見せるのも視聴者として引く。わざと下手な踊りを長く見せても、小池さんの得点にもならず、視聴者も引き、誰のためのシーンなんだろう。正攻法なら、上手い踊り子と下手な踊り子の差は、劇場客席の熱気で表し、同時に冷めた観客と熱くなってる照明と踊子の対比も描くが、このドラマ、順当を避けて挑戦しているのか。挑戦的には見えないが。劇場客席の客の空気感も出ない。通りのエキストラもあの芝居でOk出るのかと感心するが、最初の劇団員の場面も含め、多人数の場面は苦手なのだろうか。
小池さんの踊りも下手ながらストリップに10年いた人の踊りにしては清潔感を感じる。アンミカさんのあの空気が近いように思う。
井上順さんを捉えたバストショットより引いた、フルショットより寄った感じのサイズがいい。あのサイズが、井上さんは活きる。
書ききれないのでこの辺で。
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