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枯れた上司&イケメン部下の年の差オフィスラブ!
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本編1話を見たあと、
公式サイト(https://www.tv-tokyo.co.jp/40madeni10/)から辿って、ネットでテレ東のメイキング動画を見たら、このドラマは「初恋、ざらり」のスタッフなのだとか。
「初恋、ざらり」は未見だけど、風間俊介さんの起用はその為もあるのだと思う。
…と書いたのは、本編を見たあと、原作漫画の無料公開されてる部分もネットで試し読みして、風間俊介さん演じる十条雀が、随分原作とイメージが違うと思ったから。
ドラマを見ていて、雀のプライベートでの可愛いものが好きな趣味、風間俊介さん自身が醸し出すイメージとの違和感があって、何で雀の設定が可愛いもの好きなんだろうと感じていたんだけれど、ドラマは原作の雀を忠実に再現してるだけだった。
風間俊介さんの演技力に疑問がある訳では勿論無いし、昔々…金八先生で見せた兼末健次郎役の彼の演技は本当に良かったし、それがあまりに良すぎた為に、金八先生放送後も兼末のイメージが彼が演じる他の役にまで自分の中で重なってしまって、それを払拭するのに相当な年月を要したほど。
このドラマの風間俊介は、人の良さの平和オーラが全開で、兼末イメージは微塵もなく、自分の中でやっと完全に兼末イメージを払拭出来たとホッとしながら見ていたんだけれど、
可愛いものが好きで、部下の田中慶司に「可愛いです、雀さん」と言わせてしまうほどの可愛い雰囲気には…自分にはちょっと思えなくて、感情移入がこの先も中々出来なそうに感じる。
少女趣味的な部屋着を着てぬいぐるみで話しかけてる雀に、風間俊介さんはどうしても不似合いに思えるというか、風間俊介さん自身のごく常識的なイメージに自分が引き摺られるというか。
因みに、相手役の庄司浩平さんは、昨年「君とゆきて咲く」という新撰組を描いた深夜ドラマで斎藤一を演じていて、寡黙で冷静で剣の腕も立って頭が切れる斎藤一を演じた彼は本当に魅力的で、役にもハマっていて、
それがあまりに素敵過ぎて、実際の斎藤一の史実まで調べてしまったほどだけど、彼は役の雰囲気を作るのが上手い役者さんなのだと、このドラマの田中慶司役を見ていて感じた。
斎藤一とはビジュアルも役の雰囲気もまるで違うものを醸し出しているんだけど、このドラマの田中慶司も本当に魅力的で、庄司浩平の方は原作のイメージそのまま。
原作イメージそのままの田中慶司と、原作を忠実に再現してるにも関わらず、原作の十条雀イメージが殆ど感じられない風間俊介が演じる十条雀。
メイキングを見てると、撮影現場の和やかで暖かい雰囲気の良さが凄く伝わってくるし、風間くんも浩平くんも演技に問題があるとは全く思えないんだけど…
可愛いものが大好きな可愛い雀のキャラ。
それを演じてる風間俊介さんに、この先、自分が感情移入が出来るようになるのか、どうしても疑問が拭えない初回だった。
風間さんの演技力に疑問がある訳では決して無いんだけど、あまりに原作に忠実な台詞や展開だと、役者さんとしての風間俊介の個性や魅力が半減してしまう気がする。
でもなぁ…原作ものは、原作に忠実であることが、ある意味、原作に対する誠意でもある。
風間俊介さん、難しい役を引き受けてしまったような。
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