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時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物
“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。
笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマ!
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どうも面白くないなー
耕書堂の出す本が世論を動かす原動力となっていた、
という風には描かれていないし
※描かれていたらそれはそれで本屋が世論誘導していた
ことになってどうかと思うが
どの本でどれだけ大儲けして店が大きくなったのか
どの本が全然売れなくて大赤字になったのか
そういうことも全然分からない
どのあたりがタイトル「栄華」なのだろう
しかもストーリーは
本屋の寄り合いと戯作者さんたちとの会合と
蔦重が出す本に対して幕府がチクチクいびってくる
それに立ち向かうのかおもねるのか
これの繰り返し
本屋と幕府のイビリあいに過ぎず、世の中は幕府の方針通り
締め付けられていくだけに見える
幕府内の田沼と松平の確執も、蔦重が重要なキーマンには
ならないまま歴史に合わせて流れて行ってしまったし
何が言いたいドラマなのか分からなくなった
元禄太平記もこんなだったっけかなー
思い出せない・・・
楽しみにしていたべらぼう
初回登場人物多すぎる
もっとゆっくり進めてくれないと話が入ってこなくて
灰色の脳細胞だとしんどい覚えられないw
べらぼう蔦中は始終この一本調子でいくのか。。。楽しめなくて疲れた。
わたしのような学のない人間は中国史の偉い人の事は知らないし、名前を台詞で出されても「ああそう」と言うしかない。従ってていに感情移入出来ないし、蔦重を認めその中国の人を例えに出したのも遠回しな人だと感じてしまう。
それだったら、2人が共通の好きな本が有ってふとした事でお互いその本が好きだとわかり、惹かれるようになっていく展開のほうが感情移入出来た。どちらががどちらかの好きな本を知り仲良くなりたくて読破し、片方が片方を想って歩み寄る展開でも良かった。2人が本が好きという共通点が有るなら、それを活かしてほしかった。
わたしは人が〇〇の知識や造詣に詳しいドラマを見たいのではない、人と人の心が通い合うドラマが見たいのだ。
「べらぼう」の場合、史実や本の情報や裏話が先行してしまいそれらを知っている人は楽しめ、知らない人には伝わりにくいドラマになっていると感じる。その作風は悪くないが、人を選ぶ作品だと思う。本作が大衆が見る大河ドラマとして今ひとつ視聴率が伸びないのはそういう所にも起因するのではないか。わからない事をすべて調べろというのも違う気がする。TVドラマは史実や本を調べたくて見るのではなく、娯楽を楽しみたくて見るのだから。
江戸の地本問屋に着目した点は面白いし、人物の個性も立っている。ただわたしのような学や知識のない阿呆の為に、聞きなれない歴史や本が出て来た時はナレーションかテロップで説明を入れて、親しみやすく優しいドラマにしてもらえないだろうか。
エンタメ性、緊張感、疾走感、吉原のバイオレンスと女郎達の生き様死に様、大門の内外の人間の業欲と政治様々な交錯に初回から高揚感が感じられとても面白かったです。不屈の蔦重べらんめえな横浜くんがとても良い!その他俳優陣も皆さん良くて出演陣も制作も大奥色が強いですがさすがという感じ森下佳子さんの本も期待しかないです。しかし安達祐実ちゃんてホントすごいなどこでもそこの人になってしまう。稲荷はるかちゃん登場!!去り際の花びら?の演出もいいですね。スマホシリーズか?というシーンも自分はいいと思いました。三英傑のような有名人や教科書的じゃないところを分かりやすく説明を入れてたり攻めながらも置いてきぼりにしない工夫を感じます。大河と言えばOPにも触れたいと思いますがそこはちょっとインパクトが弱かったかな自分的には毛色は違いますが光る君への方が好きかも。(回が進むと印象は変わるかもですが…)自分はいつも早大河なのですが大河→雲霧と至福。昨年に引き続き今年も公式本は買いだなと思いました。長丁場皆さん頑張ってください楽しみにしてます。
好きなドラマなのだが、最近何だか冴えない。
フィクション部分の蔦重の行動原理が、あまりに人のため人のため…に偏っている感じで、脚本家の悪い癖が出て来たかな、とちょっと警戒してしまう。
誰袖花魁を笑顔にするために『江戸生艶気樺焼』を作ってやるというあたりから、うーん?と思っていたが(劇中劇は面白かったが)、
今日の恋川春町の想いを無碍にする、という理由に頑強にこだわって、山東京伝の『心学早染草』を拒絶する件も、理屈としても釈然としない。
そんなに善人に仕立てなくていいのに。まあ、初めに世のために耕書堂を立ち上げると宣言しっちゃってるからそれに整合させていろのだろうが、やりすぎて嘘くさくなっては元も子もない。
今のところ、実力のある俳優たちのおかげで、軽くならず何とかもっているが、このドラマにおいては、リアルさ(商売)とフィクション(社会貢献への理想)のバランスをうまく取るように作っていくのが脚本家の最も大事な仕事だ。
途中あと3か月、うまくやってくれるよう祈る。
佐野政言へ星。
世に恐ろしきは人の怨みかな。
けれど、怨むには怨むに至るまでの道のりがある。
始めは小さいことの積み重ね。止めとばかりにドーンと大きなことがあり決壊した。
佐野の心情は随分前から周到に描かれていたので、佐野の心情が見ているこちらに自然に理解出来るまでになっていた。
ドラマとして裏が見えるので、最後まで人に利用される政言が不憫で仕方ない。悲しすぎる。
このドラマのキャラクターが良かったので、
人が良く優しくて、幸せになってほしい人だったなぁ。俳優さんのキャラにも惹かれました。
皆さんも思ってる通り、意知は、こんな時に顔も隠さず吉原行って、よりによって花魁を見受けとは。何やってんだ?周りからどう見られるか、立場を分かっていない、所詮は父ちゃんの後ろで恵まれてた坊ちゃんと見えた。
ていの気持ちが伝わってきました。
側から見たら、真面目で堅実で、蔦重の母も大切にして
元々、大店の娘なのに歌麿にも実直に謙虚で、とっても素直。
人を蔑んだりする邪心がなく、相手を素直に褒める時もちゃんと言葉にして。
ベタ褒めになりましたが、それだけていに好感を持っています。
どんどん蔦重を認め始め、それが尊敬に変わり。
なんだ、遊女にも全く偏見も持っていない。それどころか認めている。
なんて素敵な女性なの!
蔦重もピュアで心から結ばれた2人で、とっても嬉しい回でしたー
やっかいなことを、遊びにして意欲的に楽しむ。
火山灰の除去競争の提案は見事だった。
生まれ育ちより才覚、人間力だね。
日曜夜から元気がもらえる大河だ。
べらぼうはどこでも、重厚で引き込まれ目が離せない場面が続くので楽しませて貰っている。
でも誰袖のパートになると、なぜか安っぽく感じてしまう。気のせいだろうか。
その原因は誰袖の顔と仕草と佇まいかな。花魁は遊女3000人の頂点に立つべく、厳選された分けだから、もっと気品に満ち溢れ、涼しくあり、賢くあり、怪しくあらねばならない。
男どもに万金を積んでお願いさせるには、誰袖はだいぶ遠かろう。他に適任者はいなかったのか。
小芝風花がいなくなり福原遥。
瀬川の、小芝風花が予想以上に傑出した存在だったから気の毒かも知れません。
蔦重のこの時代には興味あるし主要男性俳優は良しとして、福原さん、発声かな。かわい子ちゃん声前から苦手です。表情演技も癖がある。
吉原の、遊女であれ花形花魁はもっと品格があるように思った。小芝さんも可愛い女優と思ってたけど凄みや声の美しさや言葉の切れ。所作素晴らしかった。
キャラクターや俳優の感想でなく、申し訳ないのですが。
放ったらかしの未開の地なのをいい事にアイヌから搾取し、私腹を肥やす松前藩を取り締まれ!・・というのは意次に、ひいては幕府にとっては重要ではなく、真の目的はおろしやの動向を知り北方の防衛、そして幕府の新たな財源として・・。田沼政権の功績の一つ、蝦夷地調査を取り上げてくれたのが嬉しいです。
私は「風雲児たち」という漫画を読んでから、いつか江戸時代の蝦夷地開拓の話を映画かドラマでやって欲しい願望がありまして、しかし今の北の世界情勢では到底無理無理無理無理・・・ずっ〜と諦めと悔しさを噛みしめてますので。蔦重たちの華やかなりし町人文化の陰として、徳川政治の1エピソードとして触れてくれただけでも一歩前進です。
今作はおそらく寛政時代の途中まででしょうから近藤重蔵の出番は無さそうですが、身分が低い時代の最上徳内は出るんじゃないかと密かに、本当に密かに期待してますが出せなくても仕方ないですね。
(嗚呼〜〜蝦夷地探検隊のドラマが観たい・・あんな立派な功績をあげた人たちがなぜ表舞台に出られないのか!。すみません、オフレコの独り言として言わせてください)
あの賛否の女郎遺体シーンに始まり、吉原の性表現(忙しくてこの辺は観てませんが)や男色。平賀源内の刃傷沙汰の最期も嵌められたという大胆な新解釈がそう来たか、と嬉しい不意打ちでした。。森下佳子さんの赤裸々で、史実を一捻りアレンジする妙味。JINも最期は原作と微妙に違う、でもあれはあれでいいアレンジでしたね。
そんなドス黒さを持ちながら「べらぼう」が成立しているのは、躍動する蔦重たちの姿が表看板として有るから。毒も一蹴、いや良薬に変えるようなあの痛快な町人文化が有るからに他なりません。屁!、屁!、屁!、普通の時代劇なら恥ずかしくて出来ない、あんな楽しい行進を大河で観ようとは。
やれ世界情勢、やれ不適切、やれセキュリティがと窮屈なこのご時世に本当、攻めている朝ドラだと思います。
観ていて時折「もっとやれ!」となってしまうのは、こんな時代だからかも知れません。
福原遥さんがとにかく残念。
妖艶さもしたたかさも足りなくて、ただただ小娘が背伸びしちゃってるみたい。
見た目が幼いからかな〜蔦重に一途ならまだ好感度が上がったけど、悪女が似合わな過ぎてむしろもう、なんか不愉快。
確かに、花魁よりも町娘って感じがしますね。
松乃井花魁を演じていた久保田紗友さんの方が、切れ長の目と強気な雰囲気が合っていたように思います。
市原隼人さん演じる鳥山検校が出ると画面が締まります。
目が見えないから、それ以外の感覚が研ぎ澄まされたようで、その見えない目でじっと見つめられると、心を見透かされるような感じがします。
優しくされても、瀬以はどこか居心地が悪そうです。
市原隼人さんは、この役を演じるにあたり、視覚障害の施設に伺ったり、視覚障害の方と一緒に暗室に入ったりしたそうで、圧倒的な暗闇は孤独で本当に怖かったそうで。
愛する女と夫婦になって尚更淋しそうな感じと、検校の周りに闇が纏っているようで、迫力があります。
瀬以と2人のシーンは緊張感があり美しい。
瀬川は今でも、籠の中の鳥なのでしょうか?
吉原絵本は「お前が渡せ」
松葉屋にも情けがあったんだな。最後に2人の時間が持てた。
吉原を楽しい場所にするという2人の思い。
その夢を諦めないことが、重三郎なりの愛の貫き方でしょうか。
最後の花嫁道中。俯瞰した時のポックリの跡がキレイな模様になっていました。
大門の手前に重三郎が立っている。そこに向かって進む瀬川。そのまま重三郎の胸に飛び込めたらどんなにいいか。
しかし、すれ違う2人。大門の外には、身請けした検校が待っていました。
史実はどうあれ いつの日か再び再会して欲しい2人です。
大河でこんなに泣いたの初めて。泣けました。
もちろん、辛いし切ないし悲しさ満載なんだけど。
特に、あんな姿をずっと思ってる人に見られるなんて、想像も出来ないくらい辛いでしょう。
救いとしては、最後に蔦重と思いを通じることができ
隠れた文のやり取りなど(あまりにも短いけれど)一時でも、恋人同士の時間を持てたこと。瀬川にとって、蔦重の自分への思いが、一生一度の幸せな思い出になったこと。
それを小芝さんと横浜さんが、見事に見せてくれた。
吉原が綺麗、美しい、派手、煌びやかだけではない実態を隠すことなく訴えてくる。
親父さまの言葉でも「どんなに着飾っても〜一年に2日の休み以外毎日〜」初めて認識しました。
うつせみの腕の話も、実際にそういうことあったんでしょうね。マブに指を切って送る風習もあったくらいですもんね。
お女将さんの言葉に、ただの金儲けだけではない「瀬川」の名に対する言葉があって聞き入りました。
皆んな幸せになるって難しい。
ふざけて、お上をチクリとしただけで、腹を召さねばならぬとは。追い詰めれば御家を潰すことも、命を弄ぶことも出来てしまう立場なのだと、定信さんは初めて知ったとでも?泣いたとて遅いわっっ!
耳の痛いことには蓋をし、甘言ばかり受け付けて、田沼の後追いのような政策と倹約、倹約。大人になりきれない未熟者が権力を振り回しているように見える。今後私は寛政の改革には必ず恋川春町の名前をセットで思い出すような気がする。
殿が良い人で、春町さんは逐電出来なかったのかな。いっそ保身ばかりのイヤな殿なら、逃げられたのかもしれないが。
最後に 殿が定信に恋川春町の死を伝えたシーンにグッときた。武士としての立場とは別に 戯作者として、豆腐の門にと笑いながら、ちゃんと言うべきことを言っていた。
今回の蔦重は、冒頭から少し調子に乗った感じで、田沼様に直訴して何とかなったから、松平定信にも渡りをつけようとするのには安易な気がした。
拗らせた愛すべきキャラだった。登場人物多い中でも特に、喜三二さんと恋川春町さんは、役に息を吹き込まれているように感じる。
賑やかな面々が集まっても盛り上がらず、でもそれでも春町さんが『豆腐の門に頭をぶつけて』死んだことを笑い話にしようとする気持ちにグッときた。
今回は春町先生と東作さんに星5つです。
また出た、あいつ!
源内先生の時も、葬列に石投げを煽動したのも、佐野大明神の幟を立てたのも、あいつ!
今度は一橋と一緒だった。誰の命令か、ハッキリした。
民の為を思うなら、命懸けの打毀しなど煽動するものではない。田沼を貶める為だけにあんなことをする一橋は上に立つ器に非ず。
新さんがその場を収めていなければ、そのまま民は進んだだろう。一橋の誤算。こういうのを見ると、教育を受けることは必要だなと思った。簡単に煽られず、物事を筋道立てて考えられるから。
殴られ蹴られしても、やはり蔦重は真心で民と接する。
そうだった。吉原の時から、蔦重と瀬川はこういう人だった。
この騒ぎは、どう決着するのだろう。
蔦重は、一橋に目をつけられた?次回、身の危険?
重い。重すぎる。見ていて、辛い。今回も引き込まれた。
弱り目に祟り目。これでもかこれでもかと、不幸は続くことがある。
息子 意知を失い、民を思って打った政策もタイミング悪く全て裏目になり可哀相なくらいバッシングされて、上様に頼まれて秘密裏に動いたことが仇となり、濡れ衣を着せられ 遂には職を辞し、頼みの綱の上様まで失った。
田沼意次失脚。
(ドラマとは関係ないが、個人的に読んでいる小説がある。火消しの話なのだが、その中で、やはり田沼様は主人公と同じ側の方だ。失脚も出てくるのかなぁ。)
狭い長屋のことだ。少しばかり米があっても、炊いたら香りも立つだろうし、こっそり食べることもままならないだろう。なぜ 握り飯にしなかったんだ。と、今更八つ当り。
💧💧💧💧💧
おふくさんは、自分の栄養を削って、乳を分けてあげていたのに。
恩を受けたそのお返しが、あれとは。
おふくさんだけじゃなく、とよ坊は何故死んだの?
乳を貰う側の赤ちゃんの泣き声が響いていた。あの赤ちゃんは、これから誰から乳を貰うのだろう。
貧しくても、可愛い子供に恵まれて、幸せそうな2人だったのに…再登場しなければ、幸せなんだろう、で終われていたのに💧💧💧💧💧
佐野家跡取りに刀抜かせた無責任な囁き、田沼を陥れるのに自分は手を下さず、アガサ・クリスティのポワロ最終作に出てくる男のように佐野家跡取りを誘導する。
侍の世界の裏を見た気がする。
そしてコレは今でもこの世間を裏で動かそうとする者たちの手口。
SNSに溢れる名無しの権米衛の無責任なつぶやきに追い詰められ自分や他人を傷つける悲劇にピタリ重なった。
天明の米騒動が令和の米騒動を彷彿させて面白かった。米不足で奉公人に充分飯を食べさせられず店主の難しさに悩む蔦重に俺の立派さが分かったのかと誇らしい表情の駿河屋が微笑ましかった。今回初登場の高岡早紀さんが演じる蔦重の母つよの巧みに人の懐に入る性分は蔦重と同じで血を分けた似たもの母息子(おやこ)だと思いました。
米騒動で不甲斐ない意次を叱る紀州徳川治貞に圧倒された。演じる高橋英樹さんが貫禄があり、田沼意次を演じる存在感のある渡辺謙さんと対面すると大河ドラマの重厚感を醸し出して引き込まれた。大田南畝と蔦重が狂歌集の言霊で米の値を下げる試みが粋だった。ていへの蔦重の求愛が良かった。これで真の夫婦になった蔦重とていが夜に睦み合うシーンが印象に残った。隣の部屋でていと出来た蔦重を想う歌麿が切なかった。田沼意知に遺恨を持つ松前廣年と佐野政言が次週禍をもたらす予感がして胸騒ぎがしてきた。
日本橋に降り積もる浅間山噴火の灰を早く処分するため、十両の賞金を付けて町人たちを二手に分かれさせ競わせる蔦重の機転が痛快だった。蔦重に負けじと鶴屋が私は二十五両を払うと見栄を張り愉快だった。蔦重が張り切り過ぎて川に落ち助けられたのち、蔦重が鶴屋に笑ったねと言うと「私はいつでもにこやかですよ」と否定する鶴屋が面白かった。蔦重とていの祝言に暖簾を贈る鶴屋も粋だった。鶴屋を演じる風間俊介さんのクールな演技も秀逸だった。これで鶴屋は蔦重と和解して退場だったら寂しい。もう暫く蔦重と鶴屋の葛藤が見たい。
瀬川が退場してから視点が定まらなくなった、私のである。
蔦重は元気があって良いのだが、人物に深みを感じない。
田沼意次の方に至っては息子が表に出たことで、関係者が増えすぎた印象だ。
その結果、ドラマ自体が散漫に映る。
そんな中、えなりかずきが面白くなりそうだ。
彼としたたかなのか、足りないのか微妙な誰袖の間に泉ピン子を置けないか?
吉原者を超える毒が見たい。
意次の政治も蔦重の成功譚も共に盛り上がってきて目が離せない。
忘八らを味方につけた蔦重は日本橋に出る為ていの丸屋を
買収しようと攻めて、それを阻む鶴屋たちとの争いが面白い。
漢籍が読めるほど賢いていとべらぼうの蔦重がどう結ばれるのか
楽しみです。
松前藩の兄弟を巧く騙して意次の蝦夷地開拓の野望ができるのか
ひょうろく玉の弟廣年と違って鬼のように冷酷な兄の道廣は
かなりくせ者で予断は許さない。
意次は息がかかった者たちを傍に置き地盤を固め今が頂点だが、
佐野家家系図の巻物を捨てられ桜の苗木も拒まれ除外された
意次への因果などで佐野政言が意次たちに禍をもたらしそうで
胸騒ぎがしてきた。
そうそう蔦重って、他人が心を開いてしまうような「なんでこっちの気持ちがわかるんだ」みたいな粋な計らいが出来る人ですよね。
唐丸を見つけたときも、失踪したとき瀬川と出目を想像して話したのを覚えていて「麿ならご落胤なんじゃないかって噂がたつんじゃないかって」歌麿の画号を送ったり。商人や習い事の師匠から往来物(教材本)のノウハウを得るだけでなく、監修や共著とすることで地方への売れ筋を揺るぎない物にしたり。
本を作って売りたいのが第一の目的だとしても、「工夫本を作る才」や「商才」だけでなく「人の心にも敏感な才」が有ったからこそ上り詰めることが出来たのですね。
六平さんに良い役を演らせ風間さんやえなりさんみたいな善人顔に嫌な役を演らせる、意外性の配役が好き。
ちょっと久々に見た感があった橋本愛さん、美しかった。
蔦重という人は他人の気持ちを鋭くよめる瞬間があるんですね。
「丸屋をこのまま続けたいのでは?」の言葉が、ていさんの心にシュッと刺さったように見えたが。
朝顔姉さんとも瀬川とも、もちろん誰袖とも全く違う今まで蔦重が会ったことのないタイプの女性の出現で面白くなってきました。天敵の鶴屋さんとのやり取りも楽しませてくれそうだ。
愛之介さんは朝ドラ「まんぷく」でも酷い裏切り者の役で
今回もなんだか蔦重を逆恨みしてイヤな奴、とずっと苦々しく思ってました。でも今日の去り際では腫れ物でも落ちたかのように蔦重と涙の和解。塩売文太を渡す場面は思わずもらい泣きしそうに。
色々あった2人だけどこんなに清々しいお別れになるとは、、、嬉しいものですね。
どなたかも書いてらしたけど、あんぱんの河合優実さんは花魁が似合いそう。年のわりに色気がすごいです。
福原遥さんも爽やかなお色気で悪くない。
鱗の旦那愛之助さん名演でしたね。グッときました。
去るものたちは巡る因果に恨より恩に報いる決断を。残されたものは自分たるものの原点を受けて取るその幸せと哀切を。鱗形屋と耕書堂、家治と意次、政治と市井の並行が良かったです。かぼちゃの親父様の転生はあるかな?これからも楽しみですね
決して知られてはいけないが、蔦重と鱗形屋が和解。
本心から心配し 陰ながら力になってくれたのは誰なのか、やはり蔦重の真心が鱗形屋の心を解したのか。
後を託すのは、才ある者であって欲しいだろうし。
これで鱗形屋も退場ですか。この後の人生は良きものであると良いな…と思えた最後だった。
福原遥花魁は、大文字屋の今際の際に、なんてことをさせたんだい。
いつも怒ってばかりいた大文字屋は、結構 花魁に甘かったのかな。
瀬川と過ごしていたお稲荷さんで、「500両🤲」なんて無邪気に手を合わせられても。ズケズケ感があって、なんだか…。
落ち着いていた瀬川と比べると、苦を感じさせない幼い花魁。
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