2.49
5 187件
4 35件
3 46件
2 55件
1 346件
合計 669
読み どうするいえやす
放送局 NHK総合
クール 2023年1月期
期間 2023-01-08 ~ 2023-12-17
時間帯 日曜日 20:00
出演
国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし──。 三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主あるじとして生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する...全て表示
いいね!の投票数順に 30 件(最大30件)のレビューを表示しています。
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
いいね!投票数 8 票
名前無し

主役、脚本が未熟だと思う。

大河の主役は演劇学校あるいは劇団で演技を学び、かつ場数を踏んだ俳優さんが演じるべき。松潤がコンサートで何万人の観客を動員したとしても、松潤個人では歌手、ダンサーとして通用しない。まして演劇に関しては学芸会程度の能力しか持っていない。そんな主役だから、ベテラン俳優さんが家族や家臣を演じても家康の苦悩、成長が視聴者の心に伝わらない。主役と距離をおいている役柄の人たち、つまり本多正信、服部半蔵、空誓を演じている俳優さんたちは演技が上手く、キャラがキチンと立っていて、なるほどと心に響く。

脚本の最大の欠点は時系列でストーリーが進んでいないこと。いきなり今川義元が出てきて訓示を家康に話すが、すでに義元は死んでいる。やたらに回想シーン、過去の出来事を挿入しないことが脚本、小説の鉄板。加えて主役家康は妻の尻にしかれ、マイホームパパぶりを発揮し、家臣の名前は覚えてないし、手ごわい一向宗に無策で挑んでいくアホ領主の見本みたいに描かれている。そんな家康はドラマの主人公にふさわしくない。
家康が生まれた時から時系列で進めていき、なぜ家康の父、祖父が家臣に殺されたのか、なぜ於大が離縁され松永に再嫁したのか、そのころの親族の人間関係、他国との緊張関係を描き、織田、今川に人質に出された経緯なども丁寧に描くべきである。さらに一向宗のような団体が発生し、勢力をもつようになった理由も古参の家臣、あるいは大樹寺の住職に話させるシーンが必要だ。バーンと騒いで「どうする、どうする」と叫んで、またバーンと騒いでいる家康が、後の東照大権現(神)になるイメージが湧いてこない。

    いいね!(8)
名前無し

どうする家康というより、どうしようもない家康という感じだ。演技が下手すぎる。

    いいね!(8)
いいね!投票数 7 票
名前無し

単にBLが嫌というよりも、褥の手ほどきや側室オーディション、耳を噛むなど露骨な性愛表現が苦手。
同性だろうと異性だろうと日曜8時の一家団欒でそういった表現を好んで観たくはない。
ましてやその描写に歴史的な必然性がないなら尚更。
また、いくらBLの知名度が上がったとはいえ、ウケ狙いで安易に公共の電波で発信することに違和感を覚える。
長年BL界隈が日陰で活動してきたのは、同性愛の当事者を徒に傷つけることがないようにという配慮の下、暗黙のルールを設け、閉ざされた内輪のみで嗜好を共有し楽しんでいたからだ。BLには商業展開されているものも存在するが、それらはあくまでBLを嗜好する人を対象として限定的に発信されているもので、多くの人の手に触れるものではなかった。
にもかかわらず、そういった嗜好を持たない人も大勢視聴するNHKの公共電波で安易に発信するのは反感を招いて当然だと思う。
昨年の実朝の描写が広く受け入れられたのは、同性愛を単なる俗として取り扱うのではなく、周囲の理解を得づらく誰にも打ち明けられない当事者の苦悩などを丁寧に描き、現代にも通ずる問題として提起し、当事者に対してエールとメッセージを含んだ内容になっていたからだと思う。
対して、今回のどうする家康は、性的マイノリティへの理解を促進するために描いているにしては雑すぎてむしろ偏見を助長しそうな内容であり、物語上の必然性も社会的テーマも当事者たちに贈るメッセージ性もなく、同性愛を一部のオタク受けするツールとしてしか扱っていないように見える。
単なるウケ狙いなのだとすれば、現実に存在し生きづらさを抱えるあらゆる人に対しての配慮や当事者意識がなさすぎて大変不愉快な描写になっていると思う。

    いいね!(7)
名前無し

これって家康の物語だよね?
三河の民を深堀するならまだ理解できるけど、市の侍女の生い立ちとか見せられても「だからなに?」としか…。
それが後に繋がるなら死んだ甲斐もあるけど、このドラマ全体を通してアヅキの死って何の意味があるの?
市はなんでアヅキを助けようと思ったの?特権階級の気まぐれ?
風景変わらないからどこを走ってるかもよく分からないし、日の傾き加減や時間経過も分からない。
浅井軍がどこにいるのかも分からないから、間に合うかどうかハラハラもしない。
あと妙顕寺って書いてあったけどセットが使い回しだから全然寺っぽくないよね。見慣れた台所セットそのままじゃん。
浅井が裏切った理由もよく分かんないし…。
当時の浅井を取り巻く事情も裏切りまでの葛藤もないから「裏切る」ってセリフが薄っぺらいんだよ。
市も市で「私が何かお気に障ることをしましたか」ってどんだけ自意識過剰なんだよ。自分と領民の命かかってんのに嫁が気に食わんみたいなくだらない理由なわけないだろ。
戦国の女性をクローズアップしたいなら夫と兄の板挟みになった市の苦悩とかもっとちゃんと描けばいいじゃん。
市は家康のことしか言わないけど信長のことどう思ってんの?兄妹なんだよね?
家康は今週何した?本当に朝倉と戦してる?
というか家康って今何がしたくて信長と同盟組んで戦ってるの?
信長の機嫌の良し悪しなんか心底どうでもいい~!!
歴史に疎い人にも分かりやすいドラマにするんじゃなかったのかよ。
支離滅裂すぎて第1話から今までの話を順序立てて分かりやすく説明しろって言われても無理だろこれ。

    いいね!(7)
いいね!投票数 6 票
名前無し

なんだろうな、全然テンション上がらないし、爽快さもなければ、悲壮さもさほど感じない。全体的に嘘くさい。

主人公が
「やれ!」
「いけぇー!(数正に促されて)」
「まだか・・・(コントみたいにお腹さすりながら)」
「数正、任せたぞ」
「ひけぇぇぇ!(殆ど何もしていないのに掛け声だけ取っ手付けたようにデカくて恥ずかしい)」
くらいしかセリフ言ってない。なのに動作だけでもわざとらしくてテンション下がる。
主人公がとにかく自分の妻子のことしか考えてないのが癇に障ってしょうがない。

忍者シーンが漫画的過ぎ。鵜殿兄弟がこの戦で捉えられるなんて知っているのにいちいち一回落っこちたかのような勿体ぶった演出面倒くさい。
時系列をいちいちひっくり返す演出も面倒くさい。

    いいね!(6)
名前無し

私信はよそでやっててね だれも興味ないし迷惑。

    いいね!(6)
名前無し

延々と自分語り……邪魔なんだけど。💀
このサイトに来るのイヤになる。分かってますか。

    いいね!(6)
名前無し

松本潤さんが誰かに似てると思って思い出せなかったのですが
時代劇でロングヘアーになって”あの人だぁ”と気ぃつきました
パッチリ目に、大きめの鼻、長い鼻の下、口の形
”八代亜紀さん”ですね
特に長い鼻の下から口の部分がそっくりだと思います
スッキリしたぁ!
ドラマは鬱積してしますが・・・。

    いいね!(6)
いいね!投票数 5 票
名前無し

「お疲れが出たのでしょう」って、疲れるほどなんかやった?風呂場で子作りしたから風邪引いたんでしょ。
「あの弥四郎がなぁ…」って言われても、今日初めて出てきた人だからどういう人かも分かんないのよ、視聴者は。
「ワシは武田に負けてばかりじゃ」って分かってんならなんで何もしない?どうして勝てないのか考えたことないだろ。真剣に戦する気ないよね。
「民を怖がらせる殿より笑顔にする殿の方がいい」って、ちょっと意味がわからない。民を笑顔にしようと思って家康が何かしたわけじゃなくて、民は家康を馬鹿にして勝手に嗤ってるだけでしょ。それって民を幸せにしてるとは言い難くないか?他の国の民がどんな生活してるんだか描かれてないから、そもそも比べようもないけど。
弥四郎は武田についた方がいい思いできるって言ってたし、殿様馬鹿にして嘲笑うよりも良い領主のところでいい思いして笑ってた方が普通に幸せじゃない?
家康は自虐してる暇があったら嘲笑われないよう努力するのが先でしょ。
戦シーンもつまんない。どこで戦してんだか知らないけど、相変わらず唐突に始まって適当に終わるから経緯とか戦略とか全く読み取れない。戦力差とか情報戦とかなんもないもんね。これで面白くなるわけがないわ。
んで、結局五徳が悪者にされんのね。
築山殿事件引っ張りすぎ。布石に何話使うつもり?
瀬名は相変わらず生花しかしてないし。どんだけ暇なの?「民の声を殿に届ける」って言って築山に移ったんじゃなかったっけ?民の声届けたシーンなんかあった?
そら何もしないのに戦の時だけしゃしゃり出てきたら何様のつもりだよ、ってなるわな。

    いいね!(5)
名前無し

演技力ゼロを補うために、怒鳴る、叫ぶほぼそれしかない
幼稚過ぎて呆れる・とってつけたようなお世辞の台詞に更に呆れる
過去の大河は視聴する側も居ずまいを正される
背筋がシャキッとさせられる高潔な緊張感があったのに・・
今回は底辺且つ無教養なものをみせられている
これは歴史もののお笑い番組なのかな

    いいね!(5)
名前無し

瀬名がいつまでも「中学生」みたいで時の流れを全く感じない変なドラマ、軽いんだよ。まさか大河で不倫ドラマが見れるとは、、、嗚呼軽い残念、古沢脚本。大失敗作品。

    いいね!(5)
名前無し

信玄の死は惜しみ、自分の家臣やその兵士の死は悲しまず、お風呂でお万とイチャイチャ。そして私用で半蔵を使う。家康って変人、変態?
お万は女が国を治めれば、戦さはなくなると言うけれど、彼女の先祖の推古天皇、持統天皇は戦さをしていたよ。
この脚本家はおおまかな日本史さえ知らないのかな。

    いいね!(5)
名前無し

緊張感なし。時代劇の衣装を着て、現代劇を演じている松潤家康と岡田準一信長にうんざり。
それから物語に深みもなければ、重層感もない。生きるか死ぬかの時代をのほほんと過ごしている武将たちにもうんざり。
公家、将軍、国主、神社仏閣、商人など、さまざまな人と絡み合いながら信長、秀吉、家康は天下を取ろうとした。そういうことはすべて省略したスケールの小さいドラマにうんざり。

    いいね!(5)
名前無し

また観たいなと思えるレベルの世界観を持ったドラマではないですね。
役者さん達も可哀想だと思います。
出世作や代表作には程遠く、逆に黒歴史になりかねない。
前作の鎌倉殿は役者さんたちの魅力が引き上げられ魅力が増したように思えましたが、どうする家康は違和感、無理矢理感、ギスギス感、バラバラ感、ばかり伝わってくる。
役者さんたちの連帯感や纏まりも感じられず、大河に求められる作品自体が纏う大きな世界観が全く生まれていない。

    いいね!(5)
名前無し

大河として駄作なのは言うまでもないが、エンタメとしても並以下。人に馬鹿なことをさせて笑わそうとするのは、ペンギン池に芸人を落とすのと変わらない。せめて役名を実名から変える配慮をするべきだ。公共放送として家康や義昭をあのように描いて何も反省がないのか?

    いいね!(5)
名前無し

時間軸と空間軸が散在して、物語に統一性がありません。

かつて三谷さんが「新選組」の脚本を担当したときの話。三谷さんが制作スタッフに脚本を提出する。脚本は制作スタッフに削られたり、文句を言われたりして何度も書き直したとのことでした。

「どうする家康」の制作陣は、この脚本、演出、時代考証、所作、衣装で満足しているのでしょうか。もしそうならNHK大河ドラマ制作陣は民放よりも劣ると思います。

「どうする家康」の放送、今後の撮影を中止して、1983年大河ドラマ「徳川家康」を再放送してください。昭和の大河ドラマは人物描写、心情描写が細やかで、歴史および歴史上の人物に敬意とロマンがありました。

NHK大河ドラマ制作陣は目を醒ましてください。

    いいね!(5)
名前無し

私も回想シーンが鬱陶しい。前回、家康に信玄から会うとの会談申入れがあり家康どうするで終わった。今回、いきなり家康が信長に鷹狩に呼びつけられ「信玄と談判し」と言われ、信玄には信長から家康に会ってくれとの書状がきて、家臣は「家康を無視しろ」と言ったが信玄は会うと決めた。これらは前回のシーンより過去の出来事だと思う。今の映像がいつを表現しているかに毎回悩まされる。
田鶴も初めて登場したときにこの昔話をやるべきだろう。初登場回では、たしか「姉妹のように育った」と田鶴は説明したが、瀬名は田鶴を信用せず本音を打ち明けなかった。瀬名の反応から田鶴の台詞は嘘に思えた。ところが、ここへきて瀬名は、自分たちを裏切り両親の処刑の原因を作った田鶴をいまだに親友のように思っているようだ。このドラマでは、登場人物は何を考えているのか理解できないことが度々ある。
史実を尊重したドラマか否か以前の問題として、視聴者を納得させるドラマ展開になっていないのが致命的欠陥だ。

    いいね!(5)
名前無し

あれだけ三河の主は自分だ!と偉ぶっていたのに、いざ官位をもらう段になると懐疑的になるのはなんなのか。武士にとって官位は身分を確立し統治の正当性を担保するために非常に重要だったはずだ。
家康が信玄より格が低いと話す場面も、官位や家柄、国力兵力を根拠にするでもなく、「信玄がここなら殿はこのくらい」と手で示す家臣などありえない。小学生に話しているみたいで、自分の主人を馬鹿にするにも程がある。
格下扱いされて反骨心に火がつくとか信玄に自分を認めさせるように頑張ると勢い込むならまだしも、相手がどれほどの実力かもろくに知りもしないくせに信玄を猫と馬鹿にして悪口を言うのも下品すぎる。
信玄の駿河侵攻も信長に言われて初めて知りましたみたいなリアクションもどうかと思う。遠い国のことならいざ知らず、隣国の、しかも最大の脅威と言ってもいい武田の動きにここまで疎くて本当に民を守る気があるのか?
お田鶴の説得も瀬名に丸投げで家康は何もしないし、降伏しないお田鶴に「今川の世は終わった」だの「何故じゃ」だの、お前ら今川を裏切ってどの口が言うんだとしか思わなかった。
お田鶴と瀬名の関係性も仲良し女友達というのを回想で言い訳のように付け足しただけで全然深みがない。先週のバカみたいな側室選定の話に1話割くくらいなら瀬名とお田鶴の関係性に時間を割いた方がよかった。
そもそも回想が多すぎてしらける。回想で過去を説明されたところでそれまでの積み重ねがないからまったく感情移入できない。
今日信玄の侵攻の話をやっていたと思ったら、また来週は氏真の過去についての回想のようだし、時間軸が不安定で何を描きたいのかさっぱり分からない。○年○日と出来事が起きた日付を出されてもこんなに時系列が行ったり来たりしていては白々しいだけで意味がない。
登場人物の動機や関係性が過去にあるなら最初から時系列順に描けばいいだろう。
時間の流れは河の流れのように巻き戻ったり遡ったりしない。仮にも史実に基づいた歴史ドラマを描くなら物事を順序立てて描けないものか。

    いいね!(5)
名前無し

意味が分からない。
本多忠勝が「勝ち筋が示されなければこれ以上戦い続けることはできない」と忠言したが、それに対する答えが示されたわけでもなく、「おまえたちを信じるからついてきたい者だけ着いてこい」の一言で皆が急に一致団結し士気が上がる謎の展開。家康が家臣を信じる根拠も、家臣が家康に忠義を尽くそうとする根拠もない。
鳥居忠吉の言葉だけでは家康が奮起した動機としては薄すぎる。そもそも鳥居忠吉はなぜ突然家康を諭そうとしたのか。鳥居忠吉と家康との関係性がそこまで深く描かれたわけでもなく、まして家康は瀬名の言うことにすら聞く耳を持たなくなっていたのに、なぜか爺の一言で家臣を信じる不自然さ。
「ずっと悔いておる」と泣いていたが、何をいつから何故どのように悔いていた?そんな描写あったか?
「綺麗事にしては、いかんのじゃ。」と言っていたが、「過ちをすべて受け入れて前に進む!」というのは十分綺麗事じゃないのか。
家康が何をどう悔い何が過ちだったと思っているのかが描き切れていないから綺麗事にしか聞こえない。
「もう後戻りはできない」「これが正しい道とは言えないけれども、犠牲になった者に報いるために血塗られた道を突き進むしかない」という重みがまったく感じられない軽さ。本当に殺した命の重さを分かっているのか?
寺を更地にするという悪知恵を授けるのも本多正信。結局家康が思い付いたことではないことにして、家康は綺麗なままではないか。
空誓とか一向宗とかがどうなったのかも描かれない。負けて死んだ側のことは描かれず、家康に対する民の恨みがどこに行ったのかも分からない。寺が更地にされた後、拠り所の無くなった民はどこに行ったのか?
「そんな大それたことがわしにできるのか」と言っていたが、そんな覚悟もなく人を殺していたのか。
そして、そんな罪はなかったかのように来週には側室の話か。
百歩譲って「過ちをすべて受け入れて前に進む!」のはいいが、一体どこに向かって進むというのか。

    いいね!(5)
名前無し

すでに8回終了。勝負あり。
大河史上稀にみる出来の悪さ。

    いいね!(5)
名前無し

今回は少しマシになった。山田孝之の半蔵は良い。ただ、相変わらず途中経過や心情変化の過程が描き切れていないと思う。家康はなぜ何の実績もなく家臣団からの評判も最悪な本田正信に妻子救出という重大な作戦を任せようとするのかとか、「ワシは信じておる」と言っていたが、そこまでの信頼を寄せる根拠とか、巴さんが秘密を漏らしてしまうまでの葛藤や心の揺れ動きなど、結果に至る過程をもっと描かないと感情移入できない。
家康が何もしないのも気になる。自分の妻子を助けたいのに、救出作戦を考案できそうな人物を自ら探すわけでもなく、本田正信の起用に反対する家臣を説得する材料を集めるわけでもない。ただ信じるというだけで何もしない主人公に面白さは感じない。
あと、ただでさえ家康の人生は長いのに、本田正信と服部半蔵の顔見せのために1話使うのはもったいない気がする。

    いいね!(5)
名前無し

徳川家康も天から見て情けなく思っているだろうに。と笑ってしまいます。大河ドラマだから重厚感たっぷりにとは言わないし、家康について諸説あるだろうから描き方もドラマによって違うとは思うが、ここまでコントレベルだとなんだか観る気が失せる。NHKは民法じゃないんだからある程度の王道のドラマを見せてほしい。大奥も男女逆転とかいいから。

    いいね!(5)
名前無し

受動的で情けない家康を描くのは良いと思う。
ただ、それならやはり竹千代の人質時代からじっくり描くべきだったと思う。
インパクト重視で桶狭間からのスタートだったのかもしれないが、成長の過程や人格形成の部分が端折られているので家康の頼りなさや情けなさ、その中にある芯の部分にある平和を望む心に説得力がない。
家康の情けなさは優しく繊細な若者であることの裏返しだと思うのだが、人質生活がその人格形成に影響したということなら、そのあたりをもっと時間をかけて描くべきだったように思う。
家臣の説得で考え方を大きく変えるのであれば、なぜそこまで家臣の意見を尊重するようになったのか、その家臣との絆や信頼、家臣に応えたいという思いが生まれた背景を描かないと意味がない。
「厭離穢土欣求浄土とは、汚れたこの世をこそ浄土することを目指せという意味だ」という言葉に感銘を受け自害を思いとどまったのなら、その思想に共鳴した裏付けとなるエピソードが欲しい。
そこを脚色で補完することこそ時代劇ドラマの醍醐味ではないか。
今のままではただ戦いたくない、人が死ぬのは嫌だと言っているだけの若者でしかない。
戦などしたくない人が死ぬのは嫌だというのは当たり前の感覚だが、どうしてそう思うのかというエピソードがなければドラマとして面白くない。
人質時代を丁寧に描けば、その分、世話になった今川義元が討たれたことの悲壮感や喪失感が増したと思う。
瀬名との離別も、そこに至るまでの過程や瀬名との関係性が十分に描かれていれば、もっと家康を揺るがす重厚なエピソードになっただろうし、視聴者も家康に感情移入できたはずだ。
いずれにしても、家康自身の内面性を説明する描写の積み重ねがないから、成長や覚醒が唐突すぎてついていけない。CG技術や新しい表現方法を試すのも結構だが、その前にもっと物語の根幹となる基礎を描くことに手間をかけた方が良いと思う。

    いいね!(5)
名前無し

おもしろくないです。
戦国時代の武将が、嫌じゃ嫌じゃと泣く。
家臣はたまったものではないな。
織田に寝返るのは史実だから、それをグズグズと見せられるのもキツかった。
気持ちはわかるけどさ、立場を考えないとね。
みっともない。
家康をそういう描き方の大河だとはわかったけれど、松潤の演技がワンパターンで、見続けるのはキツくなってきた。

三河の農民のおじいさんが、田んぼの畦をよっこらしょと立ち上がるところはリアルでよかった。
あの俳優さんに★ひとつ。

    いいね!(5)
いいね!投票数 4 票
名前無し

今週も全然話進まなかったから観なくていい回だった。
また今回も初めて出てきた使い捨てのキャラが死んだだけ。
登場人物のほとんどが根拠のない自信に基づいて動いてるから頭悪そうにしか見えない。
前作で「自信をつけるには経験」と言っていたけど、ど家は経験の部分がほとんど描写されないから根拠なく偉そうに見えるんだよね。
まず冒頭からして千代が瀬名に会いにくる理由がよく分からん。瀬名の言う「もっと大きなことができる」って具体的に何?フワッとしすぎで何言ってるか全然分かんなかったし全然響かなかった。瀬名は何の根拠があって勝頼や信長より大それたことをできるつもりでいるわけ?
家康は、虎松の話は聞かないわ、人の話遮るわ、いつも怒ってるわで全然「人の話をよく聞く」ようには見えないんだが?先週虎松を取り立てたの自分でしょ?
あと、織田が援軍を送ってくれない理由が「信長の気分」みたいになってて当時の織田・徳川を取り巻く情勢なんか一切分からないんだよね。徳川・織田・武田しかいない世界線なのか?
家康くんは三河を自分一人で守ってきたみたいに言ってたけど、勝った方に付いたり信長の援軍頼みだったじゃん?自分たちのこと過大評価しすぎだと思う。
犠牲を払ってっていうけど、そのほとんどが家康くんの尻ぬぐいのための犠牲じゃなかったか。
「織田が徳川に何をしてくれたのか」って、織田と同盟組むって決めたの自分だよね。どういう内容の同盟だったのか作中で詳しく描かれてないから、織田何をしてくれなくて怒ってるのか知らないけど。
そもそも信長と家康の相容れない部分がよく分からんからなんで喧嘩になるのかもよく分かんないんだよね。信長のやりたいことも家康のやりたいことも見えてこないから、ことあるごとに衝突するのがいまいち腑に落ちない。
厭離穢土欣求浄土とか聞こえの良いこという割には家康は常に誰かにキレてるし、平和の実現のために能動的に何かしようとする様子もない。むしろ面子の方が重要で、信長と敵対して争う気満々じゃん。
しかもイキってたのに娘に執り成してもらうとかダサ…。
亀姫が嫁ぐ話だけど、そんな大事な話を他の人も聞いている厨房でするとか何考えてんの?「ちょっとお話が」って場所変えた意味あった?
あと、亀姫の輿入れについて亀姫自身も瀬名も知らなかったのになんで五徳が知ってんの?
信康は奥平のこと散々な言いようだったけど、信康は奥平の何を知ってるの?
視聴者が知らない情報網があるの?
勝頼も、命がけで脱出して救援呼びに行った相手を金で懐柔しようとするって頭悪すぎじゃない?命かけた人を金で動かせると思ったんか?信玄から何を学んだんだ。もっと人たらしでカリスマ的なところが見たかったよ。
強右衛門も、武田軍が聞いてるのに徳川様が助けに来る!とか言ったら迎え討たれちゃうじゃん。アホなの?
武田軍に寝返ったように見せて、実は奥平勢にしか分からないように事実を伝えてたとかの方がまだ良かったんじゃない?
奥平勢も柵越しに見てるだけだしやる気が感じられないよね。戦してるっていう緊迫感ゼロなんよ。

全体の印象としては、物語の根底となる土台がないからみんな地に足がついてなくてフワフワしてるように見える。
目的地もはっきりしてないから、フワフワ浮いて時代の波にとりあえず流されてるだけ。目的意識が感じられない。

    いいね!(4)
名前無し

時代を変革しようとした信長、秀吉、家康だが三者三様に欠点ばかりが描かれていて、それぞれの長所が生かされていない。
瀬名、五徳、亀姫もありふれた女たちで、秘めた個性や情念が垣間見れない。
千代が忍びになった経緯など視聴者にとってはどうでもいい。千代が信玄の女であったとしても、所詮、忍びは忍び。領主の正室・瀬名が直接会う客ではない。
瀬名といえば、このドラマの瀬名はあまりにも能天気。本来ならば今川の血を引く瀬名は徳川家の家臣に疎まれていたし、瀬名も信長に今川を滅ぼされたので、五徳や家康の母の実家水野家を警戒していた。そういった瀬名の心情は省略。
亀姫、奥平貞昌、鳥居スネエモンのエピソードを美談にしてはいけない。貞昌は武田家に忠誠の証として、年若い妻、幼い弟、家臣の嫡男を人質として武田家に送り出している。貞昌は信玄の死を知ると、織田方に寝返った。貞昌は信長と家康から長篠城を死守する褒美として亀姫との婚姻を約束された。長篠城を守りぬき、勝頼を退却させた貞昌は亀姫と婚姻できたが、武田の人質三人は勝頼の命により殺された。彼らは二十歳にも満たない若さで無慈悲な戦国時代の犠牲になったのだ。
国主、国衆がお家を存続させるために、鳥居スネエモンや人質の妻や弟の犠牲があったのだ。家康もひとつでも歯車が狂っていたら、人質時代に殺されたかもしれない。
瀬名は五徳と違い、帰る実家もないし、家康は妾に夢中。瀬名の心の内は信長や家康に猜疑心が生まれ、情緒不安定であったはずだ。
このドラマの瀬名は聡明で優しい正室として描かれているが決してそうではなかったはずだ。
家康は瀬名以上に能天気に描かれている。下克上の戦国時代を生きのびるために貞昌は非情手段を使った。そして3年後、家康は信長の気持ちを忖度して瀬名を殺し、信康を自害させる。
そういった人間の不条理や苦悩をどのように描くかによって、脚本家の力量が試される。

    いいね!(4)
名前無し

相変わらずの薄っぺらさ。「おんな城主直虎」では家康に仕えた井伊万千代(虎松)が家康から皆の履き物をすぐ出せるように工夫せよと仰せ使って棚を作ったり履き物の裏に持ち主の名前を書くようように努力し、その姿を影ながら家康は見ており評価する様が描かれていた。
無論そのような歴史史料の逸話は無いが、そういったエピソードを創作する事で徳川四天王の一人となる井伊虎松の忠烈さと天下の覇者となる家康の有能さを見事に描いていた。
しかし今作は…武田勢と遭遇しただけで「退け、退け」と戦う気があるのかと言いたくなるし、何故か家康を殺そうとしてた虎松が意味不明な理由で仕えたり全く共感も理解も出来ないくらい話が酷い。早く脚本家を交替させて貰いたい

    いいね!(4)
名前無し

 三方ヶ原で待ち構えていた信玄をみた家康が「引け」と命じて一目散に逃げだした。なるほど、金ヶ崎を「なんやかんやあった」で済ませただけある。退却戦の困難、敵に追撃され総崩れになる恐ろしさを知らない家康(金ヶ崎にいたのか?)に家臣が従い続ける理由が最大の謎である。脚本家が解くべき謎は、家康に何の魅力もないのに家臣団が結束し続ける謎のほうだ。家康が夏目の名前を覚えられない架空話などどうでもよい。
 三方ヶ原の軍記に書かれた空城の計をとりあげるぐらいなら、家康は鶴翼の陣で挑んだが、信玄は魚鱗の陣で打ち破ったという戦況もとりあげるべきだ(これは大河ではない娯楽作「アシガール」でも紹介された戦さの様相である。)。今回「真三方ヶ原合戦」というタイトルなのに、戦さの駆け引き、描写が不足している。「真三方ヶ原」なら、「家康は戦いを挑んだが多勢に無勢で老獪な信玄に屈した」というよくあるストーリーを架空話で薄める必要はない。
 もっとも今回のメインである夏目の架空話も違和感だらけである。竹千代が織田に攫われた際に夏目は傷も負わず戦わずに気絶していたのか?竹千代を守れなかったことに負い目を感じたのであれば、一向一揆で家康に敵対するのは不自然であろう。このドラマでいつも感じるのは脚本家の架空話に説得力がないことである。なるほどと感じたことは一度もない。
 このようなくだらない架空話主体の大河ドラマが、国民から強制的に徴収する受信料で制作されていることに納得はできない。

    いいね!(4)
名前無し

ワンパターンの一言に尽きる。
家臣がああでもないこうでもないと言い合ううちに掴み合いになり、誰かが怒鳴って黙らせ、「どうしますか、殿?ご決断を!!」と松潤に振り、ろくに作戦や戦略も示されないまま「皆で一丸となり戦う!出陣じゃー!」と檄を飛ばし、今まで喧嘩をしていた兵たちが何故かその檄だけで団結し鼓舞されてバラバラと走り出す。
この4〜5ヶ月間で、もう同じ展開を何度見たことか。予定調和な幼児向けアニメのようだ。
家康と家康の家臣たちは展開のために都合の良い動きしかせず、生きた人間というよりもただの駒のよう。
展開ありきで登場人物の情動や行動原理の描き込みがおざなりだから、当然そこに共感が生まれるはずもない。
共感の得られない人物がどれだけ困難にぶつかろうが、もっと言えば死のうが生きようが、大した感慨が湧かない。
美味い不味い以前に無味無臭のドラマ。

    いいね!(4)
名前無し

NHKの方針か、制作側の野望か知らないが、このドラマから感じるものは日本人への冒涜である。
どうして信長、秀吉、家康をここまで捏造できるのだろう?
何処かの国の回し者と見れば、すべて合点がいく。

大河で舞台となった街は、その後に御利益があるものだが、このドラマに限ってはないだろう。
ツマラナイと思いつつも付き合ったが、もう無為な時間は過ごしたくない。

    いいね!(4)

スポンサーリンク