全 940 件中 851~900 件が表示されています。

851
名前無し
ID: TGGibt2.ON 
2022-02-16 22:31:31

ありがとうございます。
ここ暫く、大河ドラマは中途挫折何年か繰り返してます。
今回は現代的過ぎる雰囲気や台詞の言葉に食傷気味でしたが、視聴意欲は少し昇り調子になりつつあります。
引き続きこちらを読ませてもらいます。

852
名前無し
ID: xUrO4TX44l 
2022-02-17 07:01:32

こちらこそ、レスをありがとうございます。
私もドタバタ劇が鼻について、はじめは腰を据えて見る気になりませんでした。徐々にいいところもあるな、と思えたのと過去の大河を少しづつ思い出してきた懐かしさがあり、視聴意欲が上がってきているところです。
深夜の再放送で視聴し直したのですが、いやあ、見落としているところが多いなあと思いました。ちょっと恥ずかしくなりました。

『草燃える』は大河史上でも指折りの陰惨なドラマです。このショッキング大河と『鎌倉殿…』をハイブリッド・いいとこどりできれば、脂の乗った小骨抜きアジと焼きナスに彩られた、庶民的だけど極上の料理になるのではないかと思っています。

専らこちらをお借りしているので、本スレに書く余力はございませんが、ご笑覧いただければ幸いです。

853
名前無し
ID: xUrO4TX44l 
2022-02-17 23:10:15

「源頼朝はニートであった」という言説がある。もちろん、配流されてから決起までの約15年間ということである(厳密にはもっと短縮されるだろう)。その間、虎視眈々と牙を研いでいたという確証はなく、機会が揃わなければあのまま埋もれていたかもしれない。成敗されていたかもしれない。
頼朝に限らず、歴史上の偉人・傑物でニート状態が長かったものはそれなりにいるそうだ。キリストまでニートだったという学者もいた。
この言説の主旨を強引にまとめるなら、あまり狭い価値観で苛烈に叩きなさんなよ、ということだろうか。新しき芽は「変わり種」から伸び始めることがある。

で、ドラマであるが、政子は頼朝のことをお近づきになる前から知っていた。
「馬に乗って、ぶらぶらされているのをお見掛けしておりました」と話しかける。
「ぶらぶら」は現代的価値観では、ネガティブワードとして使われることが多い(ブラタモリは除く)。なので、その視点からだとこんなワードを入れると、ちょっと皮肉っている・揶揄していると一瞬は思えるが、政子にそんな気は毛頭なさそうだ。
頼朝は、「ぶらぶらするのが私の日課です」と、当たり前のように応える。これもまた気分を害するわけでなく、悪びれるわけでもない。素直なやりとりである。
ま、雅な頼朝だから許されていることではあるか。政子、実衣に対しては「少しは役に立ちなさいよー」と叱りつけていたからね。家の手伝いはしてるけど、実衣も結構時間のあるぶらぶら派かな。

「散策」等ではなく「ぶらぶら」をチョイスした意図だが、三谷氏は皮肉を込めたのかもしれないが、私はそんな思惑ではなかったような気がしている。ネガティブワードの「中性化」がなされていると、受け取ることにした。
いつもの私の妄想炸裂である。

854
名前無し
ID: xUrO4TX44l 
2022-02-17 23:15:02

仁田忠常も気にしていたい人物だ。目立った活躍は限られるだろうが、決して只のにぎやかしではない。義時が主人公ならなおさらの、鎌倉北条ジグソーを完成させる過程での重要なピースの一つとなっていく。

もう一つ気になったのが演者のこと。
いつからか、大河ドラマには「お笑い枠」というものがあると囁かれるようになった。
ちょい役ならば、芸能ニュースを沸かせて話題になればそれでいいのだろう。『直虎』のTKOはそこそこ出番があったが、印象はちょい役。『真田丸』の博多華丸は間違いなくちょい役。
出番が増えるほど、キャスティングの意図を問いたくなってくる。それがはまるのなら、個人的にはお笑い芸人でも問題ないと思っている。
『西郷どん』の笑福亭鶴瓶は、「お笑い枠」とするには失礼なほどの実績がある。だが、あの岩倉具視は勘弁してほしいレベルで、120%はまっていなかった。
岩倉卿は奇矯な人物とみなされているからか、『青天を衝け』のすっとんきょうな山内圭哉は、枠外だがむずがゆかった。俳優がお笑い芸人として出演しているように思えて、はまっているようないないような、判断しにくい出来だった。
『青天を衝け』での博多華丸は、賛否はあったが私は、はまっていたと思う。

今作ではとりあえず二人。
工藤祐経役の坪倉由幸は、履歴を見たら出演作は多いようだが、私は意図をつかみ切れていない。おどおどした感じは出せているので、そのあたりかな?とも思う。

仁田忠常役、ティモンディの高岸宏行は、お笑い界に疎いのでどこかで見たかな程度の覚えだった。分かりやすいところでは、体格の良さでスポーツマンであることが生かせるだろう。
そして、笑顔が特徴の人である。この笑顔、どこか哀愁を湛えているように見えることがある。「悲しくて笑う」を体現できる人なのかもしれない。そこが意図なのかな?と思えた。

「鎌倉エレジーを奏でる、笑うヒットマン」
これを仁田忠常の、暫定キャッチコピーにしてみたい。

855
名前無し
ID: BZQ4.ObrXr 
2022-02-19 12:21:17

[訂正・追記]

再視聴したら、うわあ頼朝、矢を放ってましたね。言い訳をすると画面が暗くて、分かりにくかったです。初見では、乱戦で右往左往しているような感じでした。
頼朝がパニックになりながらも、弓矢で敵を倒してました。たまたま当たったような感じで武勇伝的には見えなかったけれど、一応は取り上げてくれてたんですね。
全くないみたいに書いて、ごめんなさいです。

それから848さんへのへのレスで「まもなく」と書いたのですが、後で不安になって確認してみたら、梶原景時が源頼朝の元に降るのは約4か月後でした。これを「まもなく」とは言わないという人もいるかもしれませんので、追記させていただきます。

856
名前無し
ID: BZQ4.ObrXr 
2022-02-19 12:24:48

【誠実と裏切り。一途さと裏表と】

6話まで見てきて、裏切り・謀略とまではいかないものを含めて、人間の二面性・裏表というものが、これでもかというほど詰め込まれているな、ということを強く感じる。
序盤から、こんなに吹かしていいの?と心配になるくらいだ。

ところが、そういう人間の醜さを見せつけられての後味の悪さや、絶望感というものをあまり感じない。ダーティな面はあるが、基調として妙な明るさ(Strange brightness)が漂っている。
コメディタッチなシークエンスによってカモフラージュされているから・・・と理由付けしてしまえば簡単なのだが、それだけではない何かがあるような気がしている。

「何か」についてうまく言語化できないのだが、言えることは、人としての誠意、誠実、それと、ぶれない信念、一貫性といったものは素直に人を感動させる要件となる。そればかりではオモロくないので、人間の二面性・裏表を交互に織り込んだり織り交ぜることで、味のしみ込んだポトフドラマとなるということだ。
本作は後者の味付けが割と濃い。

ドラマでの北条宗時は、一本気で楽天家の一見、単純キャラだが信念の人。基本はそういう見立てでいいのだろう。
「これは、お前だけに言っておく」
こういうセリフに接すると、身構えたくなってくるのがこのドラマ。「二人だけの秘密」がひっくり返される恐れが高いからだ。だがしかし、時政ならそうでも宗時なら信じられる気がする。

いよいよ語られる宗時の本音。予備知識0で見てたら、私は仰天していたかもしれない。仰天はせずとも、とてつもなく大胆な野心を持っていたんだな、宗時の裏の顔がこれか!と思った。
宗時の「言霊」が、義時の胸に強く強く刻み付けられる序盤の最重要シーンである。ここでの継承の「儀式」が、後々歴史を動かす梃子になっていくことを予兆させる。
そして、宗時が裏の顔を見せたのに、いやらしさがなく、非常に感動する作りになっている(朝廷びいきの人は、そうではないかもしれない)。
兄の話を受けて輝く義時の顔が、またなんともいいのだ。頼朝に「ははー」と返していた時より、数段ジャンプアップしている。小栗旬、なかなかやるんじゃない。

以前の投稿で私は、頼朝の洞穴での当たり散らしを批判的に書いた。だが、あそこまで過剰に振舞わせたからこそ宗時の本音が引き出されたのだから、話の構成としてはよくできているわけだ。
源氏滅亡の種は、あの当り散らしによって蒔かれたのである…ナンチャッテ。

八重の話もすると、頼朝の挙兵の動きを父親に話してしまう。ここでも裏切りが発生。「うぶ」な義時が気の毒だ。
しかしこの裏切りに悪意はなく、八重なりに知恵を絞って頼朝の命を助けたいという、切実な想いからきている。憎めなくなってくる。
動機は愛情だからとするのが単純明快なのだろうが、私はこれが八重としての頼朝に対する誠実さの現れでもあると思える。
私は八重ファンでもなんでもなく、江間次郎のことも気になるが、彼女を「悪女」と呼ぶ気にはなれない。

857
名前無し
ID: BZQ4.ObrXr 
2022-02-19 12:57:55

訂正

×それから848さんへのへのレス
〇それから848さんへのレス

失礼いたしました。

858
名前無し
ID: RAhbDpIPuu 
2022-02-20 05:12:29

私も今度の大河ドラマは、楽しく見させてもらっています。

859
名前無し
ID: DNCtUegVSP 
2022-02-20 18:28:23

『源頼朝-武家政治の創始者 (中公新書) 元木泰雄 2019』は、頼朝評価で疑問はあるが、近年の一般向け良書。
だが、例えば『土肥実平-源頼朝を支えた有力御家人』といったタイトルの新書を出版できるかというと、現段階では資料が少なすぎて無理だろう。
大河ドラマの役割と言ったら変かもしれないが、こういった地味目の人物にスポットを当てることも大事かと思う。
湯河原・真鶴を地盤としていて、伊豆・箱根地方においてはかなりの有力豪族だったと思われる。

阿南健治とは渋い人選で、もちろんいい役者で適役の範囲なのだが、地味に拍車をかけているよなあという微妙な感情を抱いてしまうところがある。

若いころ疑問だったのは、北条館出立から安房上陸までの間、(安達盛長は当然としても)土肥実平が終始頼朝に付き従ったのは何故だろう?ということだった。頼朝を最後まで守り通すのは、北条の役目ではないのかと思ったからだ。答えは出ていないが、地理に明るいというのが最有力かもしれない。時政らを甲斐に送ったのは交渉力があると見込んだからなのかもしれない。
ともあれ、土肥実平と数人の配下は「親衛隊」として頼朝最後の砦になった。ある意味、北条以上に信頼が厚かったのかもしれない。

さて、2話に遡るが、頼朝が湯河原の温泉に現れる。義時との会話で「いつでもお越しくださいとは申しておりましたが、まさか本当にお見えになられるとは」と大感激の面持ちで話す土肥実平である。
後から振り返って、《お味方に期待できる》と義時が見立てたとしても不思議ではない態度であった。
ところが、次に義時がリクルートに訪れると、手のひらを返したように激しい剣幕でくってかかる。ハイ、また出ました裏の顔。
だがこうすることで、坂東武者が何を大切にしているのかということが、実平のセリフを通してわかるようになっている。視聴のポイントだ。
結局はあの怪獣作戦、おっと懐柔作戦で土肥実平は腹を決めることになる。感激-拒絶(裏顔)-感激とドラマ的に計算の効いた構成になっている。
そして、頼朝は恩には報恩で返していく。

実平が頼朝に自害の作法を教示するシーンは、ちゃんと出典(『愚管抄』)があるので取り入れてくれるのは嬉しい。
ただ、例によってあんなコント仕立てにすると、作者オリジナルみたいに見えてしまう。うーん、まあ、その方が深刻になりすぎず印象には残りやすいということなのかな? いいか悪いか、判定は難しいね。

860
名前無し
ID: 4Vw34ZfI.O 
2022-02-21 01:36:24

今回からの初登場組は、丹後局、阿野全成、亀、千葉常胤、ちらっと弁慶くらいかな? 何れも物語には欠かせないキャラで、今後が楽しみだね。
まともにしゃべったという意味では、源義経と藤原秀衡もようやっと。秀衡の出番はもうちょっとほしいね。
安西景益は前回からだったけど、出番は多くなさそう。

おそらく、今回限りの初登場組が長狭常伴と(おまけで、亀の夫)。
長狭常伴は、(確認した限りでは)『源義経』『新・平家物語』『炎立つ 』『義経』『平清盛』のいずれにも登場しない。なんと『草燃える』にすら登場しない。
でもここは、ターニングポイントなのよ。長狭常伴は、安房の国における平家方の代表格で、シンボルみたいなもの。長狭氏を倒せたことが安房から始まる、頼朝再起の道筋を確かなものにしたといえる。これがオーソドックスな解釈だろう。

ただ、予想としてはカットされるだろうと思っていた。だから大庭景親の口から長狭常伴の名が出たときは、「ヨシッ」と思った。ほんの僅かだったが出してくれただけでも、三谷さん、ありがとうだね。

物語としては上総広常メインのほうが面白いのは、そりゃそうだ。
展開が多少強引ではあるけれども、作劇としてはうまいと言わざるを得ない。広常が課した試練、天運はありやなしやと、亀とのなれそめ、夫の襲撃に長狭常伴の夜襲を掛け合わせてくるなど、大した手腕ですわ。
「性は身を助く」とはよく言ったものだ(言わないって!)。

でも、三浦義村が亀の夫にチクってたら、それも面白かったんだけど。あらゆる角度から疑ってみたくなるのがこのドラマ(そこがいい)。

861
名前無し
ID: n5zczK2MVd 
2022-02-23 17:12:49

文覚に、4代目市川猿之助というビッグネームを当ててくるとはなあ。となれば、まさかあの回でフェードアウトはさせないよね?(させても話は廻せるけど)
『草燃える』では観世栄夫だったが、申し訳ないが全く思い出せない。
(調べた範囲では)『義経』『源義経』『平清盛』には出てこない。 『新・平家物語』近藤洋介『炎立つ』深水三章だが、前者は未見で後者は飛び飛びだったこともあり覚えがない。

今作ではどのくらい掘り下げてくるのだろうか。
市川猿之助なんだから重用するのが普通だと思うが、後白河法皇の院宣に絡む話はパスしてるので、ほどほどになるかも?
それと、先々のことを考えると、何であんな詐欺師みたいな扱いにしちゃったかなーというのは心配の種。
『愚管抄』では4年間も慣れ親しんだ仲ということになっているが、採用しなかったのね。乱暴者、行動力はあるが学識がない、悪口好きという人間性の方は採用したわけだ。その性格設定だと、頼朝とは馬が合わないとしたほうが辻褄が合うと考えたのかもしれないな。
激熱乱暴キャラで行くなら、『玉葉』エピなんかは入れてほしいものですね。木曽義仲との丁々発止とか見てみたい。

862
名前無し
ID: n5zczK2MVd 
2022-02-23 17:15:28

あれこれ5題

1.東国の武士たちの生きざまを、(女性もいくらか交えながら)じっくり描きこもうとすれば1年では足りない。
史料が少ないので、戦国時代のように一大名や家老格を主人公にするのは難しいから、なおさら貴重な機会だ。
なので、今回は平家方や朝廷は控えめな描写にしてほしいと思っている。クライマックス近辺は別としてね。この点では、いまのところ自分が望む展開になってるので悪くない気分だ。
義経も上に同じでいいかもだが、主要御家人が絡むだけにそう言い切れないところはある。
しかし、せっかく迫田孝也が扮するのだし源範頼にスポットを当ててほしいという願いはある。

2.ネットニュースで見るまでは、亀の夫が「カミナリ」の竹内まなぶだとは気づかなかった。
事務所からはこの回限りと言われたそうだが、本人はあきらめずに出してくださいアピールをしてる。確かに、亀の前奪還リベンジをあのタイミング辺りでまたというのは面白いかもしれない。だいぶ収録が進んでいるので、残念ながらでしょうけどね。

3.耳に残ったのが「館から出てきた雑色を捕まえて…」というセリフ。浅学菲才な自分には聞き覚えのない言葉だった。ドラマで使うということは、歴史の教科書には載ってたりするのかな?
おかげで覚えられた。

4.『激レアさんを連れてきた』を見てびっくり。工藤茂光役の米本学仁は、以前の同番組に出てたあの人だったのか。この回は見たはずなのに忘れていた。あるタレントさんと会うたびに人生が開けるという話だった。
小手伸也のように、ブレイクするかな?

5.思い返してもやはり、畠山重忠が平家についた事情と苦悩といったところは、場面としてやってほしかった。ただ、1話などでは、重忠は慎重な態度をとってるんだよね。そこで示唆してるとはいえる。
これから平氏と源氏、どちらにつくかでは、心理描写にも時間を割いてほしいと思う。

863
名前無し
ID: n5zczK2MVd 
2022-02-23 17:27:56

〈以下は、人によっては不快に感じる表現が含まれています。懸念のある方はお飛ばし下さい〉

QYQY T1LOTS1192 Radio Kamakura thirteen  Are you ready?

(収録は7話放映前)
「こんばんは、パーソナリティのMONGAKUです」
「歴史をネタに世相を弄ぶ、背徳の奔流、「タイガイニシロー」が本日も始まりましたー。番組の終了時に皆さんの中から1名様に、され神戸ウォッチをプレゼントしますので最後まで聞いてって下さいねー」

「アシスタントのリック・Masaミィです。よろしくお願いします」
「おー、Masaミィちゃん、今日も化粧映えしてるねえ。誰かさんと違って、君は素顔も美しいからねえ」
「その人に失礼じゃありません? 誰かさんって誰なんです?」
「いやあ、それはちょっと…令旨をもらってないのでここでは言えないなあ」
「ずいぶんとまた警戒してますね。火災保険に入っておいたほうがいいですよ」ニタリ。

「それでは、本題に入っていきましょう。MONGAKUさん、今日はリスナーの皆さんに謝りたいことがあるそうですね」
「ええ。関係者の皆様、リスナーの皆様、この度は誠に申し訳ありませんでした。僕の発言が多目的な方向へと…」
「はい、ストップー。一流の芸人さんだってそのネタはイジリにくいって言ってるのに、何でここで出すかなあ。局長から「二度と顔を見せるな」と言われますよ。首チョンパされますよ。1年7か月謹慎したいんですかっ」
「はい、すみません」

「ふう。神妙なのはいいですけど。それで謝りたいことってなんでしたっけ?」
「実は、以前の放送で伊東祐親のことで、誤ったことを口走ってしまいました」
「なんか急に固くなりましたね。私にも敬語だし、全然目を合わせないし、全部、あなたのせいなんですから、それくらいでいいのかなとも思いますが」
「あのう、どこかの記事を再現してくれなくてもいいんですけど?」
「あら、私もやりすぎましたわ。どうぞ、続けてください。敬語調はなしでいいですから」

「少しづつ戻します。以前、伊東祐親が温かい面なんて見せた記憶がないと、蹴とばしてしまったのですが、3つもあったことを確認しました。お詫びと訂正をしたいと思います」

「一番目は時政たちと談笑しながら、「お前の面倒は俺のほうが見てやるわい」と返してました。親分肌な思いやりのある人です」
「二番目は北条と険悪になった後、「頼朝を差し出せ、親族であるお前たちのことを助けてやりたい」という内容のことを言ってました。これも祐親の思いやりです」
「三番目は、八重との対面で、「すべてはお前のためだ」と言っていた。この婚姻には計算もあったが、娘への想いも込められていたかと」

「そこは異議がありますよ。だったらなんで江間なんかに嫁がせたんですか? 義時様はおっしゃってました。「身分が違いすぎます」って。この結婚は懲罰なんじゃないですか?」。
「あれは、義時の嫉妬心が発露されただけです。義時、堤信遠には馬から降りて首を垂れる程度の礼節だし、なによりも、自分たちより身分の高い山木兼隆を殺しちゃおうなんて計画立ててんだよ?」
「じゃあ、頼朝様はどうなんですか?」
「あの時点ではただの流人。〈高貴な血筋〉なんてのは身分を保証しないのよ」
「まあ、ずいぶんと平家寄りなんですね」
「そうじゃなくて、平家方がまだ正統権力であり続けているという指摘。ただし朝廷との関係に亀裂が入ってしまい、そこをつけ込まれ始めた現状があるということ」

「誤解を恐れずに言えば、この時代は、「身分」というものにそれほど重きは置かれなかった。つまり「身分制」というものが、権威・権力の源泉としてガッチリ固まっていたわけではなかった。それなりに利用価値はあった。でも、いざとなれば、「何するものぞ」の世界だったわけさ。「驕る平家」はあれだけ反乱を起こされてしまい、身分が抑えにならない。朝廷も例外でない」
「後白河法皇を幽閉するんですものね」
「うん。安徳天皇の悲劇や後鳥羽上皇の島流しなどが有名だよね」

「この頃の江間家の詳しい記録はないようなので、八重が懲罰的な仕打ちを食らったという解釈が誤りとはいえない。だが俺は、案外、伊東祐親が江間次郎のことを将来も含めて買ってた可能性があると思う。あと、江間家のことを「別の伊東の豪族」と書いてる作家もいる」
「優秀な部下に娘を…みたいな?」
「おいおい夫を引き立ててやると。それが娘のためにもなるよと」
「ほんとかしら? いつの間にか祐親さんに肩入れするようになっちゃいましたね」
「反省も込めて。ということで、「身分が違いすぎます」は、却下ね」

「堅い話はこれくらいにしましょう」

「気分を変えて、本日の[忘れられないドラマのセリフ]、コーナー!」

「源頼朝の〔立つか立たぬかはワシにも分らぬのだ〕を選ばせてもらいましたー」
「MONGAKUさん、なんでまた、そんな変哲もないものを」
「いやあ、年を取ってくると若いころのように自在にはいかなくなったなあって。分かるでしょこの気持ち・・・フフフ」
「そっちかよ!女なんだから、分かるわけないでしょ!もう」

「あっという間のお時間となりました。最後に当選者の発表ですね。この御籤を引いて抽選します」
「イヤな予感…」
「大島…じゃなかった。コ…」
バシッ、バシッ。

864
名前無し
ID: n5zczK2MVd 
2022-02-23 17:29:47

補遺

実力という観点からしても、北条氏はたいしたことはないという考えがある。館から進発するときの頼朝の軍勢は300人ほどだが、加藤、佐々木、土肥、仁田、大庭(景義)、岡崎、工藤、宇佐美、天野といった諸家の兵力を北条と合算しての数字である。なかでも土肥勢(中村党)は、ある程度の兵数を出せただろう。
純粋な北条軍の数を正確に割り出すのは難しいが、江間に比べて格段の差があるほどの勢力ではなかったという見方もできる。

865
名前無し
ID: aqVIsMeyEr 
2022-02-24 00:55:42

もう少しひねってくるのかと思っていたが、ストレートな父娘対決と相なった。八重の追及は厳しかったが、伊東祐親が認めてしまうのが以外だった。この人だったら、白を切りとおせると思っていただけに。千鶴丸の最後の様子など、なんとでも言い繕える。
でも、珍しく顔が歪んで涙目になってたな。演技の良さもあって印象的だった。限界点を迎えてしまったということなのだろうね。
祐親も嫌いではないだけに、少しだけ同情したくなってしまった。もちろん、現代人的視点からは孫殺しなんて同情はできない。そこを抜いたとしても、「頼朝の子をどうしましょうか」とまずは平家方にお伺いを立てて、「殺せ」と命じられたから仕方なくなら、祐清が言うような「苦渋の決断」というのも分かるわけ。
あ、そう考えるとやっぱり同情はしにくいかな?
まだ頼朝なんか吹けば飛ぶような存在だったのだから、あの段階で源氏の血なんて恐れる必要はない。本当の動機は、やはり「俺のいない間に勝手なことを」という私怨が全てだったのかな?

間に立つ祐清もつらいところだ。いつも控えめなのがこの人のいいところ。誰に似たんだろう。
裁きたいわけではなく、見てるほうはただただ悲しいが、八重ももう後には引けないということか。

伊東グループから出奔する決意を固めた八重。去るなら宣言しないほうが良かったかもしれない。どのみち監視はつけられたろうけどね。
そりゃあ、江間次郎が報告するのは当然ですよ。ここで江間次郎が「復讐してやったぞ、ざまあみろ」面しなかったのはせめてもの救いだ(後で出るかもだが)。

前半の最重要人物とされるだけに、八重が脱出を試みるのか、成功するのか、江間次郎がどう絡むのか(怒りの方向に変貌しないでほしいなと思う)、引き続き気になる。

866
名前無し
ID: JGvvcVhOOX 
2022-02-26 06:54:24

今回のテーマは、【その「ネタバラシ」は、はたして必要でしょうか?】でごじゃる。

「帰れ!」エピをクライマックスに持ってきたのは大正解。すっかり板についた、大泉洋の声張演技が耳に心地よい。
佐藤浩市の広常が、驚愕する様子ではなく最小限の動じ方で、比較的淡々と受け止めていたのが興味深かった。
小松方正の時は(記憶が薄れていて間違ってたらごめんだが)、頼朝の剣幕にびっくりして慌てて恐れ入りましたと平伏。もっとシンプルに分かりやすかった。
佐藤広常の場合は、いくらか感服はしつつ「こいつ、なかなかやるじゃないか」「ここはおとなしく引き下がっておこう」「担ぐ価値はありそうだな」といった思惑が、胸の奥を去来しているというように読めたのが興味深かった。広常を「大物」にしたことが、今後にどう繋がるのかを想像するとドキドキする。
このあと広常は、義時に心境を明かすのだが、この「説明」はしてくれてよかったと思う。

さて、一喝シーンで頼朝は妙な顔をする。薄目で視線を斜めにし、やや顔を強張らせているようにも見える。自分は、リアルタイムでは「ん?」と思った程度だった。勘のいい人ならそこで気が付いたかもしれない。
そして、会見の後に、頼朝自ら「ネタバラシ」をしてくれるわけである。「顔が怖いのよ」と。

このセリフによる説明が、必要でしょうか?という話である。「ん?」だった私も、振り返れば割とすぐに分かったと思っている。「大きくは出てみたが、佐殿、実はけっこうビビってたんだな」と。
広常の心境説明はあってよいが、この頼朝の心境は「仕掛け」をするに留めて、気付くか気付かぬかは視聴者に委ねてよかったのではと思う。視聴者に想像させる余地を残すのだ。
気付けなかった人でも、例えば「この小説は読み返すたびに新たな発見がある」という楽しみが待っている(可能性がある)仕掛けとして。

867
名前無し
ID: m/NAs.OzK0 
2022-02-27 01:45:16

「あんたに、この仕事が向いてるようには思えないけどね」
アニメやドラマで、斜めから観察しているような性格の人が、こんなことを呟いてたりする。

ファンであっても、そのご指摘は認めざるを得ない。
「必ずや味方に引き入れてみせます」と大見えを切った和田義盛。ファンであっても、無根拠な自信にしか思えない。不安は一抹では済まない。

いえね、「和田義盛大活躍の巻」が見たいのよ。ファンだから。でも大方の視聴者からも見透かされてるよね。
「この人で交渉事は大丈夫かしら」と。
案の定、義時が付けられた…。
ああ、手柄は義時のほうが持っていくんだろうな。義盛はせいぜいが引き立て役なんだろうなあ。せめて、何かしら爪痕は残してほしいなと願うわけであります。ファンだから。

この二人の旅がらす、もしかしたら貴重なシーンになるかもしれない。目に焼き付けておこう。
「ついてこい!」 はいっ、ついていきまーす。
上総広常のお屋敷に到着。梶原景時出現はサプライズだったなあ。その話は別建てにしよう。

「俺にとって何の得があるんだ」と迫る広常だが、満足な答えを返せない二人。
こっちも驚いたよ。義時まで来てるのにノープランかよ?!って。だって、前の方の回で、敵から奪い取った領地を功ある者に分け与えるのが政では大事と、教示されていたじゃない。だったらその線に沿って、佐殿を交えて作戦を立ててから臨むのが普通じゃないのかな。書状も持ってきてないの?時政には与えていたのにね。
ここは脚本に疑問を持ったなあ。

景時対抗策を思いつき、身を乗り出す義盛。「敵から奪った土地はいくらでも差し上げる」と。義時に注意される(だから事前にプランを…)。が、「おれが、何とかする」と引かない。カッコよかったね。広常にあっさり拒否されたが、ここが義盛の爪痕なのかなと思った。それとハートを強調するところとか。
ファンなので、こうやって記録しておかねば。
それと、義時さんや。時代劇ではしょっちゅう「褒美はそちの望むがままじゃ」というセリフが出てくるの。でも、当然青天井ではなく、ストレートに受け取るものではないわけ。それと同じ。ぜひ時代劇をたくさん見てみてね~。

再訪し門前払いされて、義時を置いてさっさと帰っちゃうシーンは寂しかったな。主役を活躍させるためとはいえ、最後は義盛について適当に処理されちゃった感がある。剃り跡は残したけど。
しかし、考えてみたら、あれは今後の伏線も兼ねてるのかもしれないと思った。

あとは、広常に雑魚呼ばわりされるところで、短気に怒り出すわけでも屈辱に耐えてるぞ風でもなく、唖然とはしたんだろうが、軽めに「雑魚…」と呟くところがなんかかわいい感じがしてよかった。
使者として送ったという史実エピを、膨らませて使ってくれただけでもよしとしますか。
次は「絶対許さねえ」と憤っていた畠山重忠と、どう手打ちするかが興味点かな。

* ここでの「爪痕を残す」は誤用であると言われていますが、近年、足跡を残すに近い意で広く定着してきていることもあり、使わせていただきました。

868
名前無し
ID: m/NAs.OzK0 
2022-02-27 01:52:24

「早いのが取り柄、岡本信人くん」が記憶に残ってる岡本信人。

ご本人は、あたりが柔らかくて人が好い…が素の持ち味だと思う。千葉常胤は、筆のような顎鬚がすてきな初老の男性といういで立ちで姿を現した。60越えってこの時代、立派な老人なんだろうね。
持ち味を生かした好人物といった趣のあるキャラだなあ、というのがファーストインプレッション。平行世界では藤原定家や藤原邦綱な人だけのことはあるね。
それでも、戦の話になると目を見開いて気骨のあるところを見せる。武士だねー。

千葉常胤が感涙のあまり、言葉が出ずにしばし黙り込んでしまったという逸話は取り入れてくれましたね。廻りにいた人は訝しんだ程度のことだと思うんだけど、「寝ておるのか?」とアレンジして笑いを取ろうとするところが三谷流だ。

大喜びの頼朝は、ハグして「これからは、そなたを父と思おう」と破格の言葉をかける。時政がいたらへそを曲げてたかな?
ここまで喜んだのは参陣してくれたからだけでなく、源氏の血を引き、同じく配流されてきた源頼隆を庇護してくれていたからという理由もあるのだろうが、それはカットされた。源頼隆が登場しないのは…脇役好きの自分でも仕方ないとは思う。

常胤を好人物で終わらせないところが、意地が悪いねー、この脚本家は(けなしてない)。ハエのたかる腐敗首?を戦利品として差し出し、「お手に取って見てください」と得意気にニコニコ(史実にあるのかもしれないが)。強烈なギャップをかましてくれます。
猫が血まみれのネズミを咥えて、飼い主のところに運んでくる話を思い出した。誉めてほしそうにしてる。動物に例えて申し訳ないが。

これに慣れるのが武者の世界だよねえ。

869
名前無し
ID: gt/duSe0nH 
2022-02-28 06:30:51

しかし、弁慶の存在感のなさが半端ない。まったく顔を思い出せない。あれではただの取り巻きだ。だから佳久創なのか? 5秒でいいから、キラリと光るところを見せてほしい。
ついでに、dead rabbitのぬいぐるみ感も半端ない。

足立遠元を、ここで出さないのが納得いかない。頼朝を武蔵で迎える見せ場があるのだ。
本領安堵エピは次回以降でも間に合うので、そこでお披露目かもしれないが、13人の一人ですよ。なんでこんな軽い扱いになる?
八田知家は、登場時期に幅を持たせられるだろうが、早くから出していても構わないはずなのだ。

後白河法皇。前回から「あー」だ「ほー」だ「嫌だ嫌だ」の片言ばかり。
認知症かよ!
松田翔太のようにとは言わないし、出番が少なくていいというのは自分の要望。しかし法皇は、可也の知恵者で曲者だ。30秒の間に、キラリと光るセリフを言わせられなくてどうする?
扱いが酷い。
Mさん最近、調子落ちてないか?そんなことないですよってか?

冗談じゃねえ!レビューなんかやってられるか!

870
名前無し
ID: 6z8R9sBsYh 
2022-03-01 02:01:31

『草燃える』の血を引く本作は、人間や物事の表と裏、裏切りにつぐ裏切りをこれでもかと突きつける、まさに諸行無常の物語だ。
だが、陰鬱世界に偏重しすぎては、現代の娯楽作品にふさわしくない。どの程度キャリブレーションするかに、演出・脚本の心が砕かれよう。

源義経の兎狩り。期待に違わずやってくれました。いや、実のところ特に期待はしてなかったのよね。いきなり、騙し討ちの話にしてくるとまでは思わなかった。
義経を「卑怯な軍略家」と評する人がいる。正々堂々一騎打ちなんてイメージのある時代だからかな。
だがこれは、限られた条件の下でやっていただけのこと。戦いにモラリズムなルールが、常識化されていたとまでは言えない。合戦に限らず戦いには頭脳戦が含まれるのであり、相手の裏をかく見事な作戦と称賛することもできる。
一方で、山内首藤経俊が「夜襲ですか!?」と半ば抗議していたように、快く思わない者もまたいただろう。

野武士を殺す必要があったかどうかはともかく、これは立派な奇襲作戦だ。瞬時に組み立てるところが天才のゆえんだろう。ネット記事で「狂気」の文字を見かけたが、それを言うならどの登場人物も大なり小なり狂気の持ち主である。
「奇襲戦の義経」を、これ以上ないくらいわかりやすく印象付けてくれた。

さらに『平家物語』の「弓流し」では、義経の弱弓が示されるのだが、これを巧みに取り入れている。身のこなしは軽いが、もののふとしては、やや非力な部類の義経であるのだ。
「勝負しても勝てたのでは」は、おべっかなのか、それとも主の力量を推し量れないその程度の部下なのか。
「俺の矢はこっちだ」は寂しげな表情にも思えた。早くも義経の未来を暗示しているのか。
しかし、今目指すのは富士の山。その勢いなら頂にも立てよう。雄大無比な状景が昏き纏を吹き払う。
Let’s think !! Let’s challenge !!!

短い時間に様々なうま味を凝縮した、濃いエピソード。
前稿では「喝!」だったが、今稿では「天晴!」だ。

871
名前無し
ID: 6z8R9sBsYh 
2022-03-01 18:27:06

「関係者によりますと、某局で検討会議が開かれました。あるドラマのタイトルについてです。「分かりにくい」「何の意味があるのか」といった意見が出されました。決め手になったのが、松本理事からの「来年のPRも兼ねたい」との一言です。7月よりタイトルを変更すると決議されました。『どうする義時』となる模様です」
(虚構ニュースより、抜粋)

今宵は「便利屋義時、奮闘すの巻」だ。さあ、開幕。

まずは、岡崎のじっちゃんに頼みごとをされる。忙しいのに「ご自分でお頼みになっては…」とは断らない。内心では頼りにされて嬉しいのかな。さあ、どうする義時。
もう決まったとばかりに喜ぶじっちゃんだが、字幕オンだと「フフフフフ」が3連で流れる。音声はぎごちない笑い声で、そこはかとなく気味悪い場面だった。変な演出。
しかし会議を漏れ聞いて、ようやく頼みごとを思い出しましたって風なのね。熱意のなさが、説得力を削ぐ。いつもの機転も効かず、ただのメッセンジャーでしかない。頼朝に押し返されて、どうしようもない義時であった。

お次は尻をたたくお仕事だ。なんとか、親父様を探し出して説得。あとは頼朝の指示通りに動くだけだから、難しい仕事じゃない。
書状を渡した後、武田信義との対話では、純粋まっすぐクンとしてアピールする義時だ。「どうだか」と信義に通用しないのは仕方がないが、ほんの僅かでも心に響いているといいのだが。

今度は安達盛長に、この空気を何とかしてくれと頼まれる。本当に皆から見込まれてるんだね。さあ、どうする義時。
ところが、いいアイディアが浮かばず三浦義村に泣きつく。「家人たちと飲んでいる姿は一度も見たことがない」とご宣託。義村の的確なアドバイスには感心させられる。
それだとばかり、義時らは無理くり引っ張り出すが、決め手の「武衛」トリックを授けるのは、またしても義村だ。学があるんだね。重忠も知ってるんだ。

義村は馬上で「気に入られてるんだな」と話しかけるが、嫉妬感がないのがいいね。頼朝を信用してないんだから嫉妬なんかないのは当然だが、その割にはよく観察していて役に立ってくれる人ですな。

まだまだ災難?は続く。かしまし3人娘のわがまま?に、付き合わされにゃあならない。でも、何の当てもない義時は、またもや困った時の三浦詣でである。義村はん、物知りだね。
後はお使いに行くだけ。景時とは知己ではあったが、別に義時でなくても衣装は提供してくれたと思うぞ。

なんか智恵者に見えるのは、三浦義村のほうばかりじゃないの。義時ならではという活躍はほとんどしていない(←言い過ぎ)。
ここまで見てくると、「便利屋義時、右往左往すの巻」に変えたくなってくるんですけど…

いよいよラスト。「お二人の命は必ず助けます!」
おー、ついに汚名挽回(非誤用説あり)の時が来たのですね。
(いや、汚名ってほどのものでは…汗)
さあ、どうする義時!

872
名前無し
ID: 6z8R9sBsYh 
2022-03-01 18:28:31

わざと義時に辛くしています。今はこれくらいでもいいのだと思います。糧として成長していってくれるでしょう。
でも、普段はできる限り、公平に見ていこうという心づもりでおります。
景時に、佐殿は降伏した人には寛大だと伝えて、橋を架けたところは義時の功績でありました。

873
名前無し
ID: 6z8R9sBsYh 
2022-03-01 18:50:13

迷信や信心深さや、占いといった非合理的思考。当然、合理的思考とは相反することがあるのだが、一人の人間の内部で「共存」することもできる。科学と宗教にも通じるところがあるが、詳述は長くなるのでやめておく。

相反した場合、人はどちらを選ぶのか。水と油なだけに、統一的なルールを設けて判断基準とするのは難しい。個々の随意的な価値観により、ケースバイケースで切り分けていくことになるだろうか。
頼朝もまたそのような人である。

18日は、殺生を禁じる日であり、兵を動かすことはできぬと頑なに拒む頼朝。そんな世迷言に拘っていては勝利は覚束ない。ここは信心は棚上げにして、最善手を打つのが合理的な考えなはずだ。
だがそんな理屈は通用せず、非合理が優先される。17日で結果オーライとはなった。が、そこまで大事にしたい価値なのかと、視ているほうはため息をつくほかない。

亀ヶ谷に御所をとの願いを突っぱねる頼朝。そこは狭い。大倉なら威厳ある豪族の言いなりにならぬ象徴としての御所を造営できる。交通もよい。頼朝の言い分はいちいちもっともで、合理的な思考が発揮されている。
それだけではなく、阿野全成の非合理的思考をも取り入れる。グランドデザインさえ決めてしまえば、細部はそれを指針にして構わないし、縁起がよさそうなら好都合でもある。
だがドラマでは、全般的に相談していた節がある。吉凶の方角などが、たまたま一致していたから両思考は共存できたわけだが、「大倉はあまりに場所が悪うございます」と反対されていたらどうしていただろうか。合理優先にしていたような気はするが。

疲れているから日延べしたいという決断も、単独では理にかなっている。だが、離れ離れになっていた妻との再会を延期する理由としては、いささか弱い。
しかも阿野全成からすれば、日延べはかなりの凶事である。非合理を優先するはずと(本人は非合理と思っていないが)、自信を深めていた全成の鼻っ柱が折られて、吃驚仰天するのも分からなくはない。
真の目的は一見、そう思えないかもしれないがこれも合理的である。「浮気心の性欲処理」を済ますことは、今の頼朝には欠かせない。その目的達成のためには、日延べが最適解なのだ。政子に会えば、次の浮気までしばらく間を置かねばならないということを考慮したのだろう。
全成による占いなどの非合理的思考など、頼朝にとってはさほどの価値はないということだ。

だがここで張られている伏線は、あまりにもダイレクトすぎて感心しない。まあ、絶対に回収しなければいけないという法はない。裏切ってくれてもよい。

以上、非合理優先、共存、合理優先と3パターンが揃った。
迷信深い時代にあって、本格的に政治家となっていく頼朝の決断がどのような基準で下されるのか。それが、大勢の人々の幸不幸を左右していくだろう。見ものである。

874
名前無し
ID: pAzYWNvaO5 
2022-03-02 18:19:17

近年、「ブーメラン」という言葉が、SNSその他で飛び交うことが増えてきている。用語説明は不要だろう。時勢に敏感な作者が、意味内容を作品に反映させないわけはない。
と、毎度わかったようなことを述べているが、古典的な手法だよね。

畠山重忠の処遇を巡って紛糾しかかる武者たち。この時、上総広常は「俺たちは、しょせん烏合の衆だ。頼朝を信じてここにいるんじゃねえのか」と諭す。頼朝に決めてもらおうと。
坂東の巨頭と呼ばれるだけのことはある。あんた、主役の座を奪う気満々でしょ。いよっ、武衛。
広常にブーメランが返ってくるが、しかし、これは正軌道ではなくひねり返しであった。怒りを露わにしたときは、どうなることかと思った。このブーメラン、本人に責任はない類なのだが、結局は大人の対応をしてくれたのでホッとする。
だが、傲岸不遜な態度は改めない。周囲は見えていても自身のことは見えていないのが広常の限界だが、誰にでもあることなのだろうな。

義時との会談時にもあった。「この戦、俺がついたほうが勝ちだ」と自信たっぷり。義時に投げ返されて刺さっても、ニヤリ。〈一本取られたな〉の明るいやり取りとなった。
ただ、視てるほうとしては、広常が「勝てるのか?」と問うてきた時点で、オチが見えてしまった。決め台詞の義時に対して、そんなドヤ顔されても…となってしまった。
我ながら、小うるさい、こまっしゃくれた視聴者だなと思う(苦笑)。

この先、どんなブーメランが飛び交うかが楽しみだが、できればひねり返しをたくさん見たい。

875
名前無し
ID: pAzYWNvaO5 
2022-03-02 18:25:13

『がんばれ!!トキマサくん!!』なんて4コマ漫画があったら、読んでみたいですね。

あーあ、トキマサくん、ふて寝してる。すっかりグダグダ親父になっちゃって。身から出た錆とはいえ、気が進まないですよね、そりゃあ。やっぱり、リクくんがそばにいないとダメかな。
ヨシトキくん、親父殿の子守りまでさせられて大変ね。お兄さんの「遺言」の話はしないのかしら?原動力になってると思うわ。だからトキマサくんに話してあげれば、同じようにやる気が出るんじゃないかと思って。

でも、小一時間考えてみたけど(ウソウソ、1分)「なにを、おまえ。夢みたいなこと言ってんだ。それよりあれ、みんなで静かな所で暮らそうぜっての、忘れてないからな」とでもトキマサくんに返されそう。
いまは、ヨシトキくんの胸にしまっておこうでいいのでしょうね。
家族みんな顔を揃えたところで、お兄さんの話はしんみりいたしましょうね。

ヨリトモくんも怖いわよね。「誰でもよかった」のにトキマサくんを選んでいるのは、「誰でもよかったから」ではないでしょ。ああ、ややこしい。
「まあいい」とか言って表面上は不問にしてたけど、心の底では復讐心がメラメラなんでしょうね。トキマサくんが、一時裏切ろうとしたことまでは耳に入ってないと思いたいけど、どうかしらね。
ヨシトキくんにまで、「誰でもよかったから、トキマサくんにしたんだ」って明かしちゃってる。黙ってればいいのにー、公開屈辱でしょ。
ヨシトキくんが、あまり気にしてなさそうだったのが、せめてもの…でしたけど。

マフィア・ゲンジ・ヒカルって、執念深いヨリトモくんを筆頭に、ヨシツネくんにユキイエくん、ノブヨシくんにヨシナカくんにゼンジョウくんと、ヤバそうな奴ばっかなのはなぜかしら? 
ノリヨリくんはマシなのかな? ヨリイエくんサネトモくんだって、どんな子なのか心配だわ。
えっ、オオヒメくんは『ドラゴン桜』のあの子がやるの!? 
演技はお上手ですけど、これまたヤバくなりそー。

スポンサーリンク
876
名前無し
ID: rR82Nxrgkw 
2022-03-03 20:26:43

書きたいことは多いのに、筆力・表現力がなく追っつかない。ようやく江間次郎の感想。

最初に画面に登場したときは、眉が個性的な顔立ちだったが、一瞬であったし何の感慨も残らなかった。
婚姻話の時も、回想シーン風に出てきたが、哀れな八重と思わせる役回りでしかなかった。
それがまさか、こんな印象的な人物になるとは思いもしなかった。しかし、改めてしっかり向き合ってみると、芹澤興人の「無表情演技」が凄いと思う。無表情って実は簡単なものではないと思わせられる。感情を押し殺した低音の声質が、またよいのだ。
『おんな城主 直虎』に出演してたことを、全然思い出せない自分の目は節穴だ。

リアルタイムではすっかり存在を忘れていたが、ある日、祭りの誘いに八重の前に現れる。
ようやく会話するのだが、感情をあまり載せてこないしゃべり方がいい。あ、こんな風にしゃべる人なんだなあと。案外、魅力的じゃないの。
そして笑みを見せるのだが、無表情からゆっくりゆっくり表情を移行させる独特な演技が、もう…ね。実時間にすれば大した秒数ではないのに、長く感じる。普段あまり笑ったことはなく、精一杯の愛想笑いということなんだろうか?
こういう演技ってほとんど見たことないので、心に深く刺さった。

無表情男が八重を追いかけ、徐々に声のトーンを上げ、ついには感情を爆発させる。ここも刺さった。「舐めるな!」ではなく「侮るな!」にしたのがよかった。
それも甲斐なく無言に急降下。しかし表情は戻ることがない。拒み切れなかったのは、身分差ではなく愛していたからなのだろう。なんとも切ない。このあたりから悲劇の予感しかしなくなる。
八重の気持ちもわかるので、本当に困った。

出番はわずかなのに、インパクト絶大な江間次郎。10話までの、ベストシーンランキングを選ぶなら、10位以内にどちらかは間違いなく入れる。

9話を見るのがこわい。毎日、作者のおられそうな方角に手を合わせているが・・・。

877
名前無し
ID: rR82Nxrgkw 
2022-03-03 20:28:13

どこだったかで、「八重が義時と結婚するのでは?」というコメントを読み、そんなんあり?になった。
先のことはなるべく調べないようにしているのだが、これは我慢しきれなかった。
ふむふむ、曽我物語がヒントになってるのね。『草燃える』では、最初の妻は架空の存在だが、大庭景親の娘という設定であるのも類似点。
結局、これといった根拠はなく想像の域は出ないようだった。
今度こそ頼朝には…(以下自粛)となれば、時空を超えて痛快だしね。それもありかなという気はするね(江間次郎にも幸せになってもらいたいが、無理かなー)。

878
名前無し
ID: EctwqDDS6w 
2022-03-04 21:50:47

7話もまだ書き残しがある。

滞在地で頼朝が「小四郎はなにをやっておるのだ」とイラつくのだが、えっ?代表団長はまだ和田義盛でしょ、それはないですよ(泣)と思ってしまった。交渉事では信頼されていないのだろうけど、こんな風にされると、ちょっとショック。
ストーリが進んで「小四郎でかした!」となるが、ここは義盛が離脱?した後なので時間的には辻褄が合う。でも、そんな報告がいちいちされていたのかなという疑問があり、雑に扱われたとしか思えない。ファンなので、一応抗議しておきたいのであります。

「でかした義時」のお手柄度ってどれくらいなんだろう。頼朝の様子からは、激賞の功績者になるのだろう。
しかし、結局は拘束されて運待ちとなり、さらに広常の検分を経なければお味方にはならなかった。つまり、義時の功績はそれほど大きくはない。
貶めたいわけではない。義盛の件は納得いかないが(しつこい)、義時もまたヒーロー的には描かなかったわけだ。まだ若く、才覚を働かせて頑張った…で今回は十分。義時を持ち上げすぎなかった点は、評価させていただきたい。

879
名前無し
ID: EctwqDDS6w 
2022-03-04 22:25:11

「頼朝はお飾りってことか」
あれま、ずいぶん仕掛けが早いなと思った。こういう、きな臭い発言はもっと後になるかと思っていたからだ。
重要な場面ではあるが、義時の若気の至りによって引き出されたと言える。

確かに兄の「遺言」は心に深く刻まれている。しかし、北条の後継者ですら自信がなさそうだったのに、「北条がてっぺんに立つ」など具体的には何をどうすればいいやらで、ロードマップなど描けるはずもない。
当面は、平家打倒に向け、目の前の障壁を一つ一つ乗り越えていくほかない。雲をつかむような話は、まだ意識の底に沈めているはずだと思う。一方で沸々としたものが、何かの拍子に顔を出す可能性もあるだろう。

「平家に気に入られた者だけが得をする世の中を改め、我らのための坂東の世を作りたい」
従ってこの場面は、「源氏を差し置いて、我ら坂東武者が実質的に支配者になるのだ」という確信的なものではなく、勢いから出た、ざっくりとした話でしかなかった。そこを広常が拡大解釈して景時が勝手に補強してきたということだ。
本人は、否定するが動揺は隠せない。「北条がてっぺんに立つ」おぼろな心情までは見透かされてはいないはずだが、ヒヤッとしただろう。
それでも、広常に拡大解釈されて不穏な「空気」と化したその波紋は、居合わせた全員の心底にじわりじわりと広がっていったろう。

義時は次の会談では、「謀反の兵を挙げ、新しい坂東を作るのです」と言質を取られぬよう語調を弱めてきた。学習能力が高い。
この主義主張は、これから養分を得て芽を吹き花を咲かせることになるだろう。そのための土壌づくりでもある、秀逸な会話劇であった。

880
名前無し
ID: ZNZlWPNXdl 
2022-03-06 01:29:25

(その1)

「M先生。せんせい。せんせーい」
「あっ。いや、失礼。イヤホンしながら仕事をしてたので。して、ご用向きのほどは?」
「はあ、当方が参上する理由はいつも一つでございますよ。原稿をいただきたく…」
「そうでした。これが第5話の完成稿です」
「ありがとうございます。ついでに、進捗状況についてもお伺いしたいのですが」
「6.7話は推敲が必要です。いま8話を書いている最中です」
「そうですか。遅れておりますので、よろしくお願いします。ところで、なにを聞かれてたのですか?」
「ハハハ。僕は「欅坂46」の大ファンなのでね。『不協和音』を、ヘビーローテーションしながら執筆しております」
「それはよいご趣味ですね。先生お若い!(改名したことを、先生知ってるのかな。まあいいか)それでは、失礼いたします」

8話の裏サブタイトルは、『不協和音』。
畠山重忠と三浦一族、特に和田義盛との間のわだかまり。重忠は謝罪して回るのではないかと思っていたが、それをしない。義盛が性格的に簡単には許せないのはわかるが、誠心誠意、頭を下げれば少しは怒りも晴れたのではないか。ここは義時のアドバイスが裏目に出ているように思える。
わだかまりを抱えたままのほうが、今後の展開には適しているのかもしれないが。

頼朝も頼朝で、受け入れるだけならともかく先陣まで切らせようとする。三浦義澄は頼朝方の重鎮だ。その父の直近の仇が重忠である。「そういうことは、私の耳に入って」…こないのかい!
腹に収めようとする義澄は人格者である。義村の、肉親の死をあまり気にしてなさそうな様子が興味深い。このどこか冷たそうな感じと、友のことも一応考えているというバランス表現は山本耕史ならではだ。
頼朝なりの思惑があったとしても、何らかの配慮と手当ては欠かせなかった。酒盛りに臨席しただけで、霧散霧消はできなかろう。前にも触れたが、まだまだ発展途上の人だ。

いや、もしかしたら画面にまだ出てないのかもしれない。鎌倉入りして政子らを迎えたとき、左右両脇に和田義盛と畠山重忠が跪いていた。頼朝は何らかの手を打ってはいたのかもしれない。どうだったかは次回以降わかる。

義経方は協和音だ。彼がどこぞへと気ままに走り出すと、郎党たちも勇んで追駆する。イワシの群れかい! 先頭はサメだけど。
だがこの協和音、8話全体を構成するパートとして俯瞰すると、2パートとも不協和音と化しているように思えるから面白い。

先々のことに思いを馳せると、この程度の不協和音で済んでたのは幸せだったんだと、懐かしく思う時が来るかもしれない。そうなってほしくないな、と思ったりする。

881
名前無し
ID: ZNZlWPNXdl 
2022-03-06 01:42:40

(その2)

まずはアバン。
相変わらず男と楽しそうにしてるりく。政子と実衣のもとに吉報が。3人で抱き合いたいところを、お邪魔しちゃ悪いからと配慮をしながら2人で抱き合う。
微笑ましくて視ている側も明るい気分になる。だけどなんで、これが冒頭に来るのか。鈍いのですぐには気づかなかったが、3和音の1音を欠くことで亀裂の予兆としたのね、きっと。

実衣は、跳ね音符である。皮肉に噂に思いのたけ。政子がタクトを振り、五線譜から飛び出さぬように努める。その政子も感情の起伏が激しい。りくがタクトを振り宥める。政子は義理の母を立て、指揮権争いは起こらない。実衣は指揮者になるつもりはない。吠えてはいても内心は甘えているのだ。
こうしてこれまでは、なんだかんだいっても、ほのぼのトリオでいられた。実衣が北条館を去る際に嘆き叫んだことがある。このときは華麗にスルーできていた。

鎌倉入りの前、延期話ではりくがいつものようにタクト。政子を慰める。しかし、兄の死をめぐってでは、りくらを責める実衣は、亡くなってるに決まってると叫び飛び出していく。いつもの子供っぽい(しかし正しい指摘)反応である。
スルー出来なくなくなったりくが放つ。「気分悪いわ!」
不協和音が鳴り響いた。まだ、ほんの僅かなヒビでしかないが、ついに来たかと、ギクリとして背が冷たくなった。いつの間にか、仲良し?トリオの危ういバランスを保ちながらの日常を、永遠に見守っていたいと願うようになっていたことに気づいたからだ。
しかも「これからは、いいことしか起こらないような気がします」と政子に言わせる作者。こういうセリフはこの後、真逆展開だよと作者があげる狼煙だよね?

M先生のご尊顔を拝見すると、笑顔でもメガネの奥は笑っていない。一視聴者の平和への願いなど、やすやすと踏み越えていく。
「怖いお人なのだ」by明智光秀。

882
名前無し
ID: xwM9SOiD6g 
2022-06-17 13:38:41

『歴史探偵』で北条政子をやっていた。
平泉攻めで戦死した武士たちを弔う為に頼朝が建てた何とかという寺から、鎌倉時代の「櫛」が幾つか発見された、この櫛は政子が、戦死した武士の妻や家族の女性を追悼して奉納したものではないかと推測される、なので政子は思い遣り深い女性だったのではと主張していた。
従来の気が強くて怖くて嫉妬深い政子のイメージは江戸時代に作られたもの、本当は優しかったんだよ、と無理にこじつけているように思った、イタい感じしかしなかった。

883
名前無し
ID: miwaG8PrtF 
2022-07-21 20:54:56

最近、大河ドラマのパロディドラマが多いね。
「空想大河ドラマ」「○○のスマホシリーズ」民放では「小河ドラマ」なんてのもあった。
大河ドラマは1年と長いし、歴史ものって身構えてしまったりもして途中挫折しがちな自分だけど、こういう軽いパロディドラマって、何だか好き。

884
名前無し
ID: P77.t33FXu 
2022-12-13 12:55:21

次の大河ドラマの出演者達のインタビューをちょっとだけ見ました。
「どうする家康」だったか。
松潤さんと有村架純さんの話しはちょっとしか分からなかったけれど、有村架純さん、ますます美しい。
松潤さんもカッコいいし、次の大河ドラマ観る気が湧いてきた。
それにしても、どうする家康?って砕けた感じのタイトルですね~。
楽しみです。

885
名前無し
ID: D8mGmASW8k 
2023-01-22 17:25:14

徳川家康は「麒麟がくる」から4年連続で大河に出ている。
「青天を衝け」ではナビゲーターでほぼ毎週。
「鎌倉殿の13人」では最終回だけだけど。
信長、秀吉、家康の3人の中では家康が一番不人気らしいが、これだけ毎年って、今年の大河好きの人には悪いが少し飽きる。
鎌倉殿の時の〇〇のスマホは面白かったな。

886
名前無し
ID: UIPRyv0yDH 
2023-01-23 10:33:46

「どうする家康」3話目は1話と2話よりだいぶシリアスな感じになり見やすく面白かったです。
於大の方がインパクトある戦国の母ぶりでした。
松嶋菜々子さんの登場シーンはやはり魅入ってしまいます。
松潤とは「花より男子」以外のドラマでも何回も共演しているって知りませんでした。
それから元康のところに援軍としてやってきた吉良義昭。
この人、忠臣蔵となんか関係あるんだろうな?
義昭の兄の義安は、赤穂事件で有名な吉良上野介(吉良義央)の先祖だそうです。

887
名前無し
ID: gvGW0tbBPi 
2023-01-24 05:03:56

広瀬アリスさん、まだクランインしてないそうですが、家康の側室で秀忠の生母『於愛の方』を演じると何かの番宣で知りました。
広瀬さんは静岡県出身で大河初出演、おめでとう〜🎉
「どうする家康」のキャストは静岡出身の人が多いみたいです。
「於愛の方」については今回初めて知りました。
肖像画を見ると現代でも通用しそうな可愛い顔立ちてファンになりました。
実際美人で家康に見染められ、愛されたらしい。
性格も良かったので家臣や侍女からも慕われたという、また大変な時期の家康を支えたという於愛の方を早く見たい。

888
名前無し
ID: iDus0vin1O 
2023-01-25 06:46:06

「真田丸」の内野聖陽さんの徳川家康が好きだった。
内野さんは坂本龍馬をやった時もそうだが、歴史上の人物にピッタリなりきって演じる。
真田丸の伊賀越えの回は特に最高だった。
逃げている途中で、地元の農村の人からおにぎりを貰い、本田忠勝と食べている時、忠勝の口元に付いているごはん粒を取って食べてあげていたのには「え〜⁉️」とびっくり、三谷幸喜サンのコミカル家康。
可愛い庶民的な家康さん。
小心者でビビりながら、家臣や服部半蔵の背後から泣きながら山中を突破。

889
名前無し
ID: iDus0vin1O 
2023-01-25 07:26:24

↑の 本多忠勝の字が間違いでした。
それに正確には、藤岡弘さんも家康のほっぺについたご飯粒を食べていました🤣
伊賀越え、では適当なことを言う服部半蔵も面白かった。
斉藤由貴さん演じる阿茶の局が少し怖めでした。

890
名前無し
ID: NVmb8DU4gA 
2023-02-03 22:11:07

テレビ放送70年記念番組
生田斗真さん主演『大河ドラマが生まれた日』が面白そうです。
2月4日(土)夜7時半からhttps://www.nhk.jp/p/ts/JV5J7J96JX/

891
名前無し
ID: OSk1GtWnOs 
2023-02-04 03:40:05

最初の大河『花の生涯』の撮影の話なんですね、鎌倉殿スレにも書かせてもらったんですが、すごく楽しみです。
中井貴一さんがお父さん(佐田啓治さん)と共演⁉️するって凄い。

892
名前無し
ID: azNgEQImVG 
2023-02-04 07:23:17

キャストを見ると斗真さん阿部サダヲさん七之助さんなど、いだてんを思い出しますね。

893
名前無し
ID: OSk1GtWnOs 
2023-02-04 07:59:16

啓治✖️→佐田啓二さんです。すみません。
中村七之助さんが佐田啓二さん役なんですね。

894
名前無し
ID: /y3L49o4fo 
2023-02-04 08:33:20

長野主膳役です。貴一さんのお父様 映画俳優でしたから、ドラマで初見でした。
尾上松緑の井伊直弼が取り立てた学者でしたか❔
私は中学生で佐田啓二に夢中でした。
桜田門の変の後
井伊直弼の寵愛を受けた たか女役の淡島千景が野晒しの刑になってるのを側室(❔)の香川京子が助けます。
私は香川さんが大好きで、何で井伊はたか女に気持ちが移ったのか腹をたてていました。
七之助さん。いだてん、ライジング若沖や中村仲蔵等も印象的。この人のドラマを離れての素の喋りが面白い。
そうか佐田さんの息子さんの中井貴一も出演ですか?
亡くなられた時、三歳位でお姉さんの貴恵さんと映ってる写真見て小さな子を残して亡くなられたのだなと悲しかったです。
大河の後、虹の設計に出演中でしたか?交通事故でした。

895
名前無し
ID: azNgEQImVG 
2023-02-04 13:07:47

佐田啓二さんを検索してわかりました。
あの『君の名は』の二枚目役の方なんですねー!
親父のように二枚目ではないと中井貴一さんが語っていたのを思い出しました。その佐田さん役を七之助さんが演じ、中井貴一さんも出演するという『大河ドラマが生まれた日』あの頃わたしは『ブーフーウー』を見ていました。

896
名前無し
ID: Z6LmLgwwud 
2023-02-04 19:56:04

アッ! もう『いだてん』キャストのこと書かれてる方いる。😄
今『大河ドラマが生まれた日』観てます!!

897
名前無し
ID: 20eii2/vDo 
2023-02-04 20:12:35

私も見てます。
佐田啓ニさんのお家にいた幼い女の子、「キエ」と聞こえたので、中井貴恵さんですね。
そうか、中井貴一さんのお父さんだったわーと思い出しました。

898
名前無し
ID: azNgEQImVG 
2023-02-04 20:51:32

貴一さんは花の生涯の放送時には2歳くらいです。登場して欲しかったです。キーちゃん

899
名前無し
ID: OSk1GtWnOs 
2023-02-04 23:01:16

エンディングに佐田啓二さんの長野主膳の映像がありましたね。
中井貴一さんよりイケメン?かなと思いました。
淡島千景さんも凄い美人だったんですね〜
ドラマの中で七之助さんが「毎週、妻が楽しみに見ているのでテレビに出演して良かった」と言った時には感動しました🥺
その奥さん役は「あなブツ」の女優さん💕

900
名前無し
ID: Z6LmLgwwud 
2023-02-04 23:20:31

淡島千景役だけが残念でした。アゴが…。😓
『いだてん』の足袋屋さんも出てた。



スポンサーリンク


全 940 件中 851~900 件が表示されています。
名前
本文
※雑談や議論はドラマに関連する話題にしましょう。
※誹謗中傷や他のサイトのヲチ(ウォッチ)行為は禁止事項です。
※感想やレビューを元に議論するのは問題ありませんが、感想を書いてくれた人を誹謗中傷する書き込みは禁止します。
※ファン同士の対立を煽るような書き込みは行わないでください。
※他サイトへのリンクは宣伝書き込みとして削除される場合があります。
※スレ違いの書き込みが増えてきたら、別スレッドを作成しましょう。
※同じ趣旨のスレッドを複数作らないようにしましょう(継続スレッドは除く)。
※違法にアップロードされた動画のURLや閲覧方法は書き込まないでください。
利用規約違反の行為を行った場合、投稿の削除やアクセス規制が行われる場合があります。