100さん。情報ありがとうございます。
「ギルバート・ブレイク」ですか。某レンタル屋さんに置いてあるかなあ。「タイタニック」でレオナルドさんが日本でも大スターになられた時だったならあったかもしれないけど。
アルジャーノン。アメリカで再映画化の噂のようなものもありましたよね。「24人のビリーミリガン」も公開する予定が8年前ぐらいに、消えてしまったとか?
レオナルドさんのその映画の記事探して見つけました。脚本家は決定して、監督が誰かは書いてなかったんですけど。ビリーさん、昨年お亡くなりになられていたのも初めて知りました。映画が公開されたら、ダニエル・キイス氏ビリー・ミリガン氏両方の追悼になるでしょうかしら。
アルジャーノン以外、私、読んでいないんですよ。大まかな粗筋だけ読んだだけなんです。粗筋だけでも凄い人生を送ったんだなとは感じてますが。アルジャーノンも読解がまだまだだなので。
今回のドラマ化での影響なのか。原作を初めて読んだという書き込み、ネットに数々見られますね。
原作のラストに「死」を感じさせたという感想を読んだんですよ。私にはそうは思えなくて。身体機能も最後の経過報告より更に低下するでしょうけど。チャーリーはプライドを持って、ウォレンへ行く道を選択したのだから。
くだらないことですが。岡田さんのアルジャーノンのドラマ挿入歌、ラブハンドルズの「スピード アコースティックver.」がカラオケに入っている情報得まして、お一人様で歌ってきました(*^^*)
100です。
何と言っても、ディカプリオの代表作というか、ブレイクした作品は「タイタニック」ですよね。ちなみに、ギルバード・グレイプはタイタニックの4年前に制作されました。主人公の弟役ですが、彼が初めてオスカー(助演男優賞)にノミネートされた作品です。
>チャーリーはプライドを持って、ウォレンへ行く道を選択したのだから。
えてして、原作の最後は悲劇と捉えがちですが、私もチャーリーは人間としての尊厳=プライドを最後まで捨てずに、自ら進んで過酷な運命を背負って歩き続けていったのだ、と思っています。こういう毅然とした人間像って、ウェットな感情(とくに日本人はそういう傾向ありますね)では受け入れがたいのかもしれませんが、私はとても好きです。自分もかくありたい、と思わせてくれます。しかし、彼はそういう厳しさを持ちながらも、内面はとても純粋で優しい。そこでまたウェットな読者は号泣するわけですがw
挿入歌も、さりげなくて良かったな〜と思います。私、なぜかこの曲を聴くとエルトン・ジョンを思い出してしまうwユースケさんのアルジャーノンは全ての要素がバランスよく調和していて、一つの作品のなかに溶け込んでいますね。
エリナ先生の弟のことを書かせていただきます。
ハルが手術を受け、最初は成果が見られなかった。頭が良くなったらお母さんが迎えにくると考えているハルは落ち込む。アルジャーノンとの迷路の競争に勝つためにハルは必死に努力する。夜、部屋で練習用の紙に書かれた迷路を何枚も何枚もやってみる。それでもアルジャーノンに勝てない。ハルから笑顔が消える。
パン屋までハルを送って行ったエリナ先生はオーナーの恭子さんに中に入るよう促される。『私、初めて見たよ。あいつのあんな悲しそうな顔。子どもの時からずっと見てるけど。あいつは明るいのよ。だからいいんじゃない。だから、ハルなんじゃない。何されてもさ。馬鹿にされたって、いつも笑っててさ。みんな、自分のこと好きなんだ、友達なんだって思ってんのよ。明るいだけが取り柄のあいつにあんな顔させるのよ。何とか言いなさいよ』と捲し立てるように責められる。
しばらく黙っていたが『知能を高くしてあげたかった。』エリナ先生は静かに話し出す。恭子さんに自分の弟のこと。
(恭子さんのセリフ、ほぼ忠実に書いてしまって。1話の冒頭で母親の『パン屋の人たち、あなたのことが好きなの』の言葉。ハルはずっと母親との約束や言葉を全部信じて過ごしていことを、シーンだけではなく、岡田さんは恭子さんのセリフにも込めたことを書きたかったんです。)
エリナ先生は弟がいた。知的な障がいを持っていた。
『何も一人で出来なくて。いっつも私の後をついてきた。ハルくんみたいに、いつもニコニコしてた。私は嫌で堪らなくて鬱陶しくて、いじわるもした。そうすると、急にいとおしく思えて、でも、また、すぐに嫌になって・・・』
母親に頼まれた普段と違う隣の町までのお使い。ついてきた弟に『あんたなんか嫌いだ。いなくなっちゃえばいい』と言うも、ニコニコついてきた弟。エリナ先生が当時憧れてた学校の先輩を見た。弟を見られたくないと置き去りにしてしまう。弟はパニックで走り出し、車がきて、命を失ってしまう。
チャーリーが母親に会いに行った時に母親とは話せず、妹と話します。最初は記憶が薄れていた妹が思い出し、一緒に暮らしていた頃の兄への感情を正直に話します。『あなたが憎かった』と。
エリナ先生の子どもの頃の弟への感情。妹ノーマの兄チャーリーに対しての気持ちをエリナ先生の経験に代えて表現したのかなと漠然ですが思います。
そして、ハルの場合は妹との再開を美しく楽しくだけ描かれた。よけいに『もう会えない。今日が最後』と別れのハルのセリフが切なかったけど。
チャーリーも妹に優しい言葉を掛けましたね。
102さん。
エルトン・ジョンですか?( *゚A゚)
渋いですね。
私も若い頃は70年代洋楽聴いてましたけど。
どこかで懐かしのを聴いても、あれ?誰だ?聴いた記憶はあるになってしまって。
音楽担当の方、岡田さんの作品をよく手掛けられる方だそうですね。
岡田版→名作
野島監修版→駄作
わかりやすくていい。
野島さんが監修したドラマはアルジャーノンを原案として、別なタイトルにしてさえしていてくれたら、違う感想を持ったかもしれませんが。私の個人的な気持ちですが。
その人にとって、名作か駄作かは、何年か経って再び観たいと思える作品というのも一つの基準ではないでしょうかしらね。
ここは、ただ、原作と岡田さん脚本のアルジャーノンに花束をの感想を穏やかに話せる場所で、私には居心地が良かったです。
まさか、13年も前に初回放送された、たった一つのドラマを思い切り語れたこと、他の方の感想を読めることも嬉しかったです。
CSの有料放送(今年の再放送)で観た人の感想はツイッターで読みましたけど、何せ、短い文章のSNSですから。
私も初めて観た時はストーリーに呑み込まれ、感情移入し泣くだけでした。年月が経ち、歳も重ね、観て感じるものも気づくものも違うこともあったかなと思います。
DVDもいつまで購入可能なのか、今後、再放送あってとして、録画出来る環境に我が家がなっているのか、先ずは、いつまでレンタル出来るだろうと思って、観ることが出来るうちはと思って借りてきました。
私はここを読んで岡田さん脚本のアルジャーノンが原作の芯に沿った上で暖かい作品になっていることを知り、ホッとしたクチです。とてもいい作品のようで心惹かれるところはあるけれどでもそれでもきっと私は岡田アルジャーノンはこの先も見ないです。野島アルジャーノンを見ていろいろ怖くなっちゃったから。たまたま合わなかっただけなんだと思いますが。。
そういう選択をする人間もいます。だけどここのスレは欠かさず読んでいましたし原作の話もできて楽しかったですよ。
私も好きな原作の実写は、どちらかといえば観ないほうです。
私は岡田さんのドラマを観てから、原作を読んだので。
逆だったら、わかりません。それに、岡田さんのドラマの印象を持って原作を読むのと、まっさらな状態で読むのとでは違うものもあるでしょうね。
私の場合は岡田さんのドラマのおかげで、原作の最初の書き出しは抵抗なく読めました。正直、読書が面倒な私には原作と出会わせてくれた岡田さんに感謝です。
まだまだ、読み取ってないなあと、原作に対しては感じています。
「ああそうか、みんなは僕を見下してたんだ」とハルくんがわかるようになるシーンが心に残ってます。
知能が上がり、みんなと対等に話せるようになって、でも空気を読むということはまだわからなくて、
ついアドバイスめいたことを言ってしまい、相手の気持ちを逆なでするわけなんですけど、
友達って思ってたからそう言っただけなんだと思うとほんと切なかったな。
うん。わざと足元を引っ掛けられて転んで、粉やチョコレートソースが自分にかかっても、ハルくんは笑ってましたね。みんな、自分が好きなんだって信じてたから。
手術して少しして、同じように、転ばされ粉をかぶった時、一瞬なんだけど、戸惑いの表情のユースケさんの演技がハルくんが変わってきたことを視聴者側に伝わった最初のシーンじゃなかったかな?
すみません。
109さんの書かれたことのシーン。そのセリフ。
ズレたレスを返してしまったような気がします。
ちょっと、そのシーン、明日観れたら、見直してみます。
パン屋で同僚に仕事の手順をこうしたら効率いいんじゃないかと意見した後でのセリフだと思うんですけど。
いえいえ。おっしゃりたいことわかります。
転んだところでハルくんが周りの人のノリに「違和感」をおぼえるんですよね。
だんだん真実に気付いてくるという。
それでもやっぱり信じていたくって、という感じだったのがナントモいじらしい(´・ω・`)
再放送は無理だろうな。
岡田恵和さん。
このドラマのクランクアップしたあと、おっしゃいましたね。『私はこのドラマを描くために脚本家になったんだと思う』と。
今、あなたに、その時のような熱い心が残っていますか?
>今、あなたに、その時のような熱い心が残っていますか?
残っているから、新春からも2本の新作を書かれるのでしょう。「少年寅次郎」も素晴らしかった。今上天皇陛下即位の奉祝曲の作詞も引き受けられたのでしょう。
リップサービスが過ぎることがあり、いちいち真正面から受け止めることはありません。
それとここは「アルジャーノンに花束を」を語る場で岡田惠和さんの今を語る場ではありません。
私は1つ1つの脚本に精魂込めて書いてもらいたいだけです。
1月期放送の「にじいろカルテ」は既にクランクアップされています。どれだけ仕事を詰め込まれたのだろうかと気になったもので。あなた様も、このスレに関係していないことを羅列してますよね。
「アルジャノーンに花束を」。一人称だけの原作を日本の土台に合わせて、上手くアレンジされた素晴らしい作品だと思っています。父親に会いに行ったシーン。強く印象に残っています。年月が経過し、現在の世の事情世論にそぐわない面もあるかもしれませんが。
一人の青年の葛藤や幸福に胸が締め付けられました。
また懐かしいスレが~(笑)
最近、こういうの多いですねえ。
ここ、確か私が立てたんじゃなかったかな(なにせ大昔なので記憶が不確か。違っていたら、立てたご本人ごめんなさい。)
当時、同名のドラマがあって、あまりにもひどい出来だったので、もっと昔に岡田さん脚本のすばらしいドラマが存在したことを引き合いに出して、それを語っていました。
今では放送倫理的な面からもおそらく再放送のかなわない内容ですが、
原作のクールな、でも大切な人間にとって何が幸せなのか、という本質的な問いかけを、岡田さんが日本人の心に訴えるような温かい話にリライトしており、涙しながら感動しながら見たものです。
構成も問題なく、演者も、あの頃人気だったユースケ・サンタマリア、菅野美穂という布陣。
ユースケさんの刻々違っていく知能と表情、体の動きがほんとに見事で、ふり絞るような叫びには胸をつかれました。
菅野さんも、まだ20代でしたが、特別支援学級で悩みながら主人公ハルに対していく若い女性教師役がフレッシュで、魅力的でした。
ぜひもう一度見たいドラマの一つですが、ソフトを持っていない限りたぶん無理ですね。
幻の名作と言っていいかもしれません。
118、今から7年も前の投稿で➡️6年でした!
今年は、2021年でした…うっかり2022年だと思ってた…
最近、今が何年なのか、よく混乱します💦令和になってから余計に。
西暦表記だけに統一して欲しい😵
こちらのスレを読んでいた時、投稿させていただいた時、幸せでした。このドラマへの思いを書ける場所を探していて辿り着きました。
いろいろなシーンを鮮明に覚えていますが。
ドラマは中盤から終盤に向かっていた。ハルが知能が低下しない方法を探すんですね。確か、エリナ先生に嘆願されて。
ひたすら、ボートに数式と格闘するハル。ハルに指示された論文の本を大学の図書室から探し、台車で運ぶエリナ先生。教授や助手。夜が明け、朝陽が射した時。
ハルが言う『わかりました』。うつらうつら眠りかけていた皆が顔を上げて、ハルは『方法はありません』と告げる。そして、ハルは皆に感謝の言葉を伝える。
『エリナ先生。泣かないで。』どうか悲しまないでという優しい、静かな笑顔のハル。切なく悲しく美しいシーンでした。
人はどう生きればいいのか、何が幸せなのか、思い出す度に考えさせられるドラマです。
「けいかほうこく」ユースケさんの声を忘れません。
ミキ(榎本加奈子)が去っていくハルを追いかけて転倒する場面
見ていて耐えられず大泣きした
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