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| 合計 | 1411件 |
謎めいた光秀の前半生に光を当て、彼の生涯を中心に、
戦国の英傑たちの運命の行く末を描く。
https://www.nhk.or.jp/kirin/
BSプレミアムは18時〜
BS 4Kは午前9時〜
再来年の大河は徳川家康だそうだが、山岡荘八原作・滝田 栄主演の｢徳川家康｣は凄かったなぁ
一般的には腹黒狸爺ぃとして知られる家康をこれでもかっていうくらい美化しまくってた
かと言って抑えるべき史実はきちんと拾い、都合が悪いからと｢無かったこと｣には決してしなかった
｢やむにやまれぬ事情があった｣
｢よかれと思ってした事が裏目に出た｣
などと、徹底的に擁護し抜いた
明智光秀もそういう視点で見たかったよ
結局、常に誰かの口車に乗せられ振り回される生涯だったな
肝心なところが曖昧で観念的。イメージ映像や思わせぶりな対話に頼って話を進めるので、感情移入ができない。
月に登って戻ってこないとか、夢で樹を切るとか、そんなことで主人を裏切る決断へと誘導されても・・・
戦国の世で、有力なライバルが虎視眈々と睨みを効かしているとき、危険を冒して反乱を起こすだけの事情が見えてこない。
信長もまた、ぐっすり眠りたいだの、褒められたいだの、凄みのあるカリスマ性がないまま、稚拙な面ばかりが印象に残ってしまった。
光秀も、右往左往するばかりで、最終的な決断もとってつけたように見えてしまった。
お疲れ様でした！
ハセヒロさんだからこそ体現できた、凛としつつも人間的な、愛すべき光秀像が胸に焼き付きました。
信長の染谷翔太さんも、若いのに凄い演技力。もう信長と言えば、この先何十年も染谷さんのイメージになりそうな。
他の演者さん達も素敵でした。
「麒麟が来る」、私にとっては心に長く残る、伝説的なの大河になりました。
>>肝心なところが曖昧で観念的。
｢平清盛｣もそんな感じでしたね
｢時代劇にｲﾒｰｼﾞ映像が挿入されたら地雷のｼｸﾞﾅﾙ｣ですね
あ、そういや天なんとかも…
歴史の謎は、想像して畏怖しながら創造する
だから、どのように作品をつくられるか楽しみだった
ありがとうございました
前にこっそり靹の義昭に会いに行ってたけど(作り話)、
本能寺襲撃後こっそり靹から義昭を京へ連れて来れば天下とれたんじゃね？まあいずれにしても歴史は変わらないが
光秀なぞ所詮小物であったと１年以上かけてわざわざ証明してみせたような作品だった。
このうえ番外編など本能寺の変後の蛇足に次ぐ蛇足の失態をさらに重ねてどうする気だ。
泥に泥をぬるだけだ。
最終回を迎え門脇を重用した落合プロデューサーの自画自賛のインタビューを読んだが、
興味深い題材がなぜここまでつまらぬ作品になり果てたか、妙に納得させられた。
公衆の面前で殴る蹴るの暴行を受ける十兵衛！
次週はどうなる!?
↓
実は芝居だ気にすんな
そういうこけ脅し展開で引っ張って視聴者を釣ろうとするような小細工は、大河には要らんから
馬鹿にしてんのか？
19:49:51の方の暖かなコメントがいいなと思いました。
また23:43:02の方の仰有る通り、
皆の前での光秀への見せしめの暴行を、信長が「気にするな･･」では本当に話にならない。
あれは信長のいかりではなかったのかと一瞬拍子抜けしてしまったから･････
役者良かったが、ストーリーが陳腐。
期待はずれの大河ドラマだった。
光秀は信長に対する私怨で「本能寺の変」を起こしたという一般論に、当方は賛成だ。
平らかな世を造るために信長を討つ。しかし光秀は平らかな世を造るために何もしていない。
信長は寺社の既得権益をぶち壊し、自由に商いができるようにした。（楽市楽座）
信長は正親町天皇の前で天皇家をまもりますよと、軍事パレードをした。（馬揃え）
信長は宣教師を歓待し、彼らから学問や技術を取り入れたが、クリスチャンにならなかった。（セミナリオ）
信長のほうが、民衆のためによりよい世を造るために働いた。だから「本能寺の変」後、光秀に馳せ参じて合力してくれる武将はいなかった。
このドラマで新しいことが解るのか期待したが、むしろ他人の意見に左右される軟弱な光秀像にがっかりした。
いいドラマだった。私怨説はあり得るが、大河ドラマにする以上、そのような狡猾で後味の悪い主役に設定するわけはないので、私怨説を期待するなら、失礼ながら、私怨説小説を読んで溜飲を下げるのがよろしかろう。
私怨説って一般論なの？
教科書や参考書でも「謀反」とか「攻められた」とか書いてあるだけで、動機には触れられていないし、諸説あるのに私怨説だけが正しいと決めつけるような人がいる事の方が残念。
成る程。大河ファンにはもの足りず、今までアンチだった人には受け入れられたってことだ。
ということは良いドラマだったと言うことだと思うよ。
尾野真千子、好きなのになあ、、、 ちょっと(笑)
あそこでお目通り敵って「そうなると思ってましたよ」って？？？ は？ 出すなよ、旅一座の踊り子なんて (笑)
一気に興醒め！
戦災孤児の駒を育てたんだから、相当な婆さんの筈なんだがな
毎週観ていましたが、最終回が一番感動的でした！
光秀生存説の方ともとれる終わりかた、、最後、
馬に乗り、颯爽と走る長谷川光秀さん、素敵でした。1年間お疲れ様でした。そして素晴らしい大河をありがとうございました。
川口春奈の目の表情がとても良かった。
声もいい。時代劇に凄く向いている女優だと思う。
フィクションとはいえキャラの行動や心情が大きな史実とリンクしてないドラマだった。
光秀を後押しする帰蝶は育ての息子の信忠まで殺されて何とも思わないのかな。
何で信忠まで殺す必要あるんだろう。
信長と義昭の間で揺れる乙女光秀は義昭を取ったけど将軍に返り咲いてないし。
そんなに信長との友情あるなら二人の間でケリ付ければ、大勢の兵士や家族死なずに済んだんじゃない？
徳川と仲良さげでも徳川にも見捨てられ、敗走。
惨めな最期は無かった事にして三年後へ。
信長との友情ではなく秀吉を良いキャラ設定にすれば良かったのでは？
俳優は若いけど、史実だと二人とも凡そ50代で色んなもん背負ってる立場なのに本能寺の変が友情の縺れ？
アイドル光秀を見せられただけ？
結局この人何やった？周りの意見に振り回され信長殺っちゃっただけの人で私の中では主の寝込みを襲って息子まで殺す奴は謀反人だけど。
正々堂々と戦って破れた石田三成とそこが違うところ。
キャラの行動や心情が大きな史実とリンクしてないドラマだった。
光秀を後押しする帰蝶は育ての息子の信忠まで殺されて何とも思わないのかな。
何で信忠まで殺す必要あるんだろう。
信長と義昭の間で揺れる乙女光秀は義昭を取ったけど将軍に返り咲いてないし。
そんなに信長との友情あるなら二人の間でケリ付ければ、大勢の兵士や家族死なずに済んだんじゃない？
徳川と仲良さげでも徳川にも見捨てられ、敗走。
惨めな最期は無かった事にして三年後へ。
信長との友情ではなく秀吉を良いキャラ設定にすれば良かったのでは？
俳優は若いけど、史実だと二人とも凡そ50代で色んなもん背負ってる立場なのに本能寺の変が友情の縺れ？
アイドル光秀を見せられただけ？
結局この人何やった？周りの意見に振り回され信長殺っちゃっただけの人で私の中では主の寝込みを襲って息子まで殺す奴は謀反人だけど。
正々堂々と戦って破れた石田三成とそこが違うところ。
武将なんて自分の損得勘定だけで行動するんだよ。大半の武将は慌てて光秀につくより「様子を見て」いたというのが正直なところだろう。何でもそうだが、世の中が大きく変わるときに迂闊な行動をとると大抵失敗する。
本能寺の変後に光秀から殆どの武将が離れたのは、勿論風見鶏の光秀に愛想をつかしたというのはあるけど、
あまりの光秀の生真面目さにまた何か巨将への謀反があったなら我が身に危険が及ぶといけないので、それもあるんじゃないかなと考えたりしました。
世の中を変える大物になってくれと、叱咤激励していたら、自分が思う世の中を破壊する赤軍派のような過激な人になってしまった。
このテロリストを作ってしまったのは私の責任、だから私が排除する。8割がた、敵はいなくなったんだから、私が当初の目的を完遂行すれば麒麟が来る世の中になる。 というのが光秀の論理。
だけど、光秀にとって理想の安寧な世界は、民衆の望む世界とは違う。 旧システムの枠組みで安定化されても、民衆は搾取されるだけ。 産業振興して、生活力を上げて、働けば自分に返ってくる世の中を求めるはず。 旧世界の呪縛を解こうとしたのが信長で、旧世界の反駁があまりにも大きかったので過激にならざるをえなかった。
私は信長の正義を押しますね。
信長の正義というか、信長は本当に天下統一を目指し様々な事を成し遂げてきた偉人な訳で。
残酷な所業はあるにせよ彼なりの理由もある。
麒麟の光秀というのは、あくまでもドラマ用に作られた大義を与えられた作り物だから。
史実に対しても、ドラマの中でも行動に矛盾があるのは、所詮作り物だから。
信長配下の武将としての能力は高いかもしれないけど。
主人公に据える以上、そういう風に書くしかなかったというだけ。
歴史は勝者が創る。明治維新だって幕府側から見れば単なるテロ行為だし、国民すべてが薩長に味方していたわけじゃない。靖国神社なんてものはその典型で本来明治維新で斃れた者を英雄として祀ったのが始まりだから幕府側の犠牲者やその後明治政府に楯突いた西郷隆盛などは祀られていない。
そもそも、戦国の世にあって、戦乱の暴虐性を抜きにしては大きな国を作ること（天下統一）はなし得ない。
天下統一で初めて麒麟が来る、と言うなら、そういう暴虐性は感受しなければならないはず。
それに光秀は耐えられなかった、あるいは耐えに耐えてきたが、信長が思いも寄らない暴走を始め（大儀でなく個人的な残忍性とエゴの膨張）、どうにも抑止できなくなった。
では最後に自分が犠牲になってそれを排除しよう、自分には天下統一の器量はないが、後世にそれを託そう。
というような物語が明確に存在していたら、従来の遺恨説によらない、新しい光秀像として納得もできたが。
そう捉えようとしても、各所の矛盾、中途半端なストーリー展開と収拾、オリジナルキャラによる主筋への干渉、何より、光秀の人物造形と覚悟のやわさ、そういう諸々によって、振り返りの印象の薄いドラマになってしまった。
大河ドラマというのは歴史ドラマではなく、歴史上の人物の名を借りただけのファンタジーなんだという認識を麒麟で特に強めた。
秀吉ファンや細川ファンには腹立たしいかもしれないが、オリキャラ三人衆が最後まで登場したのは、これは所詮創作ですよと視聴者に知らしめる為なのかも。
「このドラマはフィクションであり実在の人物団体とは関係ありません」とテロップを流してくれれば腹も立たないだろう。
中には漫画や小説、ドラマを鵜呑みにしてしまう人もいるみたいだから。
それ以前に、戦を繰り返しては、自分に反旗を翻す者を片っ端から虐殺するのが正義か？
自分にとっての正義のために、人の命を軽んじてパワハラで治めることが正義か？
光秀が立ち上がらずとも、いずれ信長は自滅しただろう。
誰もドラマを鵜呑みにしてません。ドラマの世界観を楽しんでいるだけです。ドラマを楽しめずに、否定ばかりして毒づいて生きてる方がかわいそうになりました。多くの方がもうここを卒業していきます。私ももうここを離れます。
戦にも人殺しにも現代の人々から見れば正義はないと思うし、殺害される側からすれば、どんな大義があろうとたまったもんじゃない。
でも、その信長の下で人殺しの片棒担いで光秀は領地を得ていたから共犯者には違いない。
信長を怨む人も多いだろうが、数々の武功を上げた光秀を怨んでいる者も沢山いる事も間違いない。
現代の尺度で見て、戦国時代に正義の人なんているんだろうか。
帰蝶の描かれ方が不満です。
後半すっかり存在感なくなって、信長との関係も悪くなってたんだろうか。
光秀に、毒を盛れ的なことを言っちゃってたし。
しばらく出てない間になんかあったんですか帰蝶さん。
帰蝶が目を悪くしてたのは史実なんでしょうか。
本能寺の変に絡んでくるのかなと思ってたんだけど、なんもなかったので。
急遽代役を引き受けた川口さん、とても美しくて魅力的だったのに、最終回にも出番なくかわいそうでした。
あまりに信長を悪者に描きすぎていてちょっとあんまりでは･･･(TT
光秀の気持ちだってわかるが、それにしても信長の功績というものをもうちょっとクローズアップしてもいいんじなないかと思いましたが･････
そりゃ最終回を本能寺にすれば視聴率はあがりますわな。
光秀は生きていたのかもってしたいなら
どうしてそうなったかも描くべき。
回数が減ったからしょうがないけど
とっても消化不良。
いつも思うけどフィクションのオリキャラは
重要案件に噛ませないでほしい。
ただただストーリーを都合よく動かすための
装置のようでイタイ。
そもそも帰蝶は信長が美濃を支配するようになって以降の記録は残っていませんから如何様にも描くことが可能です。かつては「軍師官兵衛」の内田有紀の帰蝶みたいに本能寺の変出信長とともに死ぬというパターンが一般的でした。今朝だったかの新聞にはそもそも「帰蝶」という名前ではなかったという記事がありました。
光秀を主役にしたんだから、信長が悪く見えても仕方ないかな…？と思います。
これまでの大河では、光秀は裏切り者で反逆者として演じられる事が多かったし、今回のような解釈も面白いと思いました。
ただ、信長との最期の絡みがもっと描かれて欲しかったと思いますね。
信長は、ずっと光秀に誉めてもらいたかったし、光秀の為に上へ上へと登りたかったのだと思います…？
麒麟を呼ぶ為に、こんなに戦ってきたのに、光秀の心は離れて行くばかり！其れゆえに、自分と将軍のどちらを取るのかを試してしまったのでしょう？
どんなに欲しても掴めない麒麟、信長にとっての麒麟は
光秀そのものだったのかも知れない…？
光秀に伐たれる事を予知しながら、あえて 攻めやすい地形にある本能寺に泊まったのでは？とも思います。
光秀と信長の心の葛藤と刹那さを描き切れた大河だったと、改めて感じます…
急な代役を引き受けてくれた川口春奈さんには
NHKから朝ドラヒロインのプレゼントが
あるとかないとか
私も川口さんの帰蝶、好きでした。
初めて川口さんという女優を知りましたし、演技経験も豊富とは言えない様でしたので代役としては不安もありましたが、とても良かったと思います。
それにしても、台本は当初の予定通りだったのでしょうか？
放送再開後の帰蝶は、あまりに存在感がありませんでした。
女優交代の際には、とても大事な役柄だからと言う理由で撮り直しをした筈なのに。
後半があのような扱いならば、冒頭部分を編集でカットして、途中からの登場でも全く問題なかったように感じます。
残念です。
「麒麟が来る」 数年後には 「あー あの川口春奈の」と言われてそう。
まーフィクションも含めてそこそこ楽しんではいましたが。
やっぱり、駒さん、いろはさん、東庵せんせい、あまり目立たせないほうがよかったよ。
お話がおもしろければ別にいいんだけど、お話があんまりおもしろくなかったから、この３人が悪目立ちしてしまったみたい。
どういうわけか、ヒロインみたいにふるまったり、お説教しちゃったり、フィクサーになっちゃったり、誰？！って感じ。
光秀のまわりの人に、もっと時間をあげてほしかった。奥さんも存在が薄かったし、戦国時代のドラマなのに、配下の人達のことも、あんまり印象に残っていないし。
信長の指令を史実の｢秀吉への援軍｣から｢公方暗殺｣へ勝手に変更しちゃったから、十兵衛が軍勢を率いて京へ進撃しているのに誰も気づかないという不自然な展開になっちゃったよ
こっそり広島で鯛を釣ってたことすら筒抜けだったのにおかしいだろ？
「まんぷく」での汚名返上出来たことだし、「麒麟がくる」は続編を匂わせた長谷川博己さんの番組公式ツイッター上の挨拶。早く見てみたいなあ。「まんぷくはいりません。
駒や東庵、太夫など、武士ではない者たちが、最終回も目立っていた。
光秀に関わり、本能寺の変以後も、光秀に思いを馳せる。
ことに駒は最初から最後まで、オリジナルキャラとして光秀とも、直接会わない回でも、演出上、関わりが強かった。
中盤までは使いっ走りで、かなり後半まで傍観者的だった光秀だが、なんとか主役になっていた。
コロナで中断し、撮影もいつも以上に苦労したと思う。
期間があき、視聴者を取り戻すのは大変だったろうと思う。
お疲れ様でした。
正義は人によって違うから信長の正義なんじゃないかな。現代人の正義が普遍的正義とも思わないし。
自分の信じるところが正義なんだから、信長の正義があり、光秀の正義があり、秀吉の正義があるで問題ないかと。
ところがその信念らしきものが十兵衛には見当たらないから困ったもんだ
他人の意見に左右されてばかり
京が平和になったらなったで不平不満を口にするのが人情ってもんだね
それをいちいち真に受けるもんだから
秀吉はとんでもない奴だと今更ながら理解できた。
信長はあれだけ敵を作ってしまっていたのだから光秀がやっていなくてもいつか殺されていた可能性が高い。もっともその前に消化器疾患か脳疾患で死んでいた可能性の方が高いが。そうなったら家臣たちはもはや信長の子供たちに従うことは無いだろう。家康みたいに若い頃から健康に気を遣った生活をしていなければ一代で終わってしまうのは間違いない。
ふうん。家康は子孫のことも考えて、自分の体にも気をつかういいパパだったんだね。
戦乱の世を終わらせ、十五代続く徳川の世の礎を作った人。
先々まで見通せた家康と、天下取りに長けていた秀吉、な感じ？ いやいや、ここは光秀だった。
上で色々あろうが、農民には関係ないこと。
年貢は軽く、戦がなければ、一番良し‼️
(実際は年貢は軽くないし、名君ばかりではないにしても)
光秀が目指したのも、そんな世か!？
（今作の）細川藤孝は光秀の謀反の兆しを知った時信長ではなく、秀吉に知らせていた。
つまり信長のことは見殺しにしていたわけで、藤孝も信長には嫌気がさしていたのだろう。光秀は藤孝を友人だと思っていたからこそ匂わせるような話をしたのだろうが、藤孝の方はそこまで光秀のことを思っておらず、むしろ秀吉の方に信頼を寄せていたのだろうね。光秀は秀吉を嫌っていたわけだからもし藤孝が自分より秀吉寄りだということが分かっていれば話さなかったはずだ。こういうことは今でもあり得るだろう。
インタビューで長谷川さんは、「光秀は義の人。それは最後まで一貫していた。でも、光秀ってそれでよかったんだろうかという思いもある」となかなかに含みにあることを言っていた。
俳優というのは、作品のコマになって動かないといけないから、いろいろ思うところがあっても、最終的には作品の意図に従わなければならない。
麦ちゃんにしたって、いろいろ思いはありながらあの役をやっていたのだろうな、と、役者さんたちの立場に立つと、ふと思ったりする。
コロナ禍の中、なんとかやり遂げたことは、まずはお疲れさまでした、と労いたい。
エンタメは、見終わってから、「いい時間を過ごしたな〜見てる間はその世界に没頭できたな〜」という、ある種の満足感の度合いが命。
そのなかでも歴史物には、その脚本家(または原作者)の歴史観や独自の史実解釈を楽しむという側面がある。
史実がどうだったか、という論議は、別の所でネットや新聞、TV番組、書物など、あらゆる媒体において自然発生的になされるので、並行してそれも楽しむ。
Wの楽しみ方があるというわけだ。
大河ドラマは、史実とされる事に忠実であるべきというよりも、史実とされる事をベースにしながらも、どれだけ別の角度から新しい物語を紡げるかが命。
つまり、あくまで史実を追求するドキュメンタリーとは一線を画するのもの、というわけだ。
そういう大河の楽しみ方を、改めて「麒麟が来る」が実現してくれた気がする。
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