「いだてん」を語り合うファンスレ２

さすが、トクヨさん！
『いだてんファン』だけあって、疑問が鋭いですね。
私には、答えを用意することができません。多分、芳根も・・
そこで、スレ主さんに頼るしかありません。お願いします。

愛美の質問に答えます。
大リーグ選手の出場は、おそらく、どの国も許可が得られずにありません。
日本代表は、日本のプロ野球の選抜チームとなります。各チームともエースや主力選手がとられるために、オリンピック期間中は、プロ野球を中断する方針のようです。

トクヨさんの疑問ですが、梅津美治郎中将は陸軍次官の資格で組織委員会に出席してるんですね。同時期に同格と言うことで海軍次官は山本五十六中将になってしまうんです。
梅津次官在任期間：昭和11年３月から昭和13年５月（56歳）。
山本次官在任期間：昭和11年12月から昭和14年８月（55歳）。

勘違いしやすいのは明治憲法上は天皇主権国家ですから陸軍大臣、次官は首相の管轄ですが参謀総長は天皇直属で首相の権限は及びません。海軍では軍令部長がそうです。首相は軍の最高指揮官じゃなく権限もないんですね。

金栗四三の息子は調べたけれど分からないです。ただ、以前書いたように曽孫の男性が2012年ストックホルムのオリンピック100周年記念マラソン大会と四三に紅茶とお菓子を提供したペトレ家に招待されています。翌年はペトレ家の方々が東京マラソンに参加し玉名の四三の墓参りし四さんの記念館を訪問したそうです。

253で変換ミス。
四さんの記念館、ではなくて、四三の記念館、です。
失礼しました。

百田さん、スレ主さんコメントありがとうございます。
するとあの人物はやはり山本五十六ですかね？
オープニングのキャストには梅津美治郎と木戸幸一しか名前がありませんでした。

ところで新番組「まだ結婚できない男」を見ていたら、阿部寛さん演じる建築家の桑野信介が「無謀にも新国立競技場のコンペに応募して落ちた」というエピソードをやっていました。
平和な時代のドラマでは笑い話だけど、現在建設中の新国立競技場は明治神宮外苑競技場の跡地に建っていると思うとなんだか悲しいです。
嘉納治五郎やまーちゃんや戦火に散った学徒たち、みんなの思いを繋いでいるスタジアムですね。
アジア初のラグビーワールドカップには間に合いませんでしたが。

皆さん、おはようございます。今日は何とかスレ主できそうです（明日はまた代わってもらわないといけないけれど）。

トクヨさん、山本五十六役？ですが、台詞もないモブキャラと言っていい人は役名出ないですよ。犬養首相暗殺の会にロス五輪応援歌「走れ大地を」を若い男女の混声合唱団で歌った時の指揮者は演出の桑野智宏さんのツイッターでは山田耕筰で似た人を見つけてきた、とありますが役名も出なかったですから。ただ、合唱団が恐らくはＮＨＫ東京児童合唱団のユースシンガーズ（女性）とユースメンズクワイア（男性）であるのを出さなかったのは改善要望の連絡をしました。ちゃんと歌も歌ってるんだからモブキャラじゃないでしょう。「ひよっこ」ではちゃんとテロップに出してたんだから（出演者が実際に歌ってたが助っ人で若干名だけ出てたらしい。出演者で他の女子工員役の女性達のツイッターによると。小島藤子さんは主旋律のソプラノ、有村架純さんは副旋律のアルトだったそうです）。

【五族協和】
五族協和とは、満州国の民族政策の標語で「和（日）・韓・満・蒙・漢（支）」の五民族が協調して暮らせる国を目指したことです。清朝の後期から中華民国の初期にかけて使われた民族政策のスローガン「五族共和」に倣ったものですが、こちらの「五族」は「満・蒙・回・蔵・漢」を指しており構成が異なります。

なお、満州国国旗の「五色旗」は黄、紅、青、白、黒で日・満・漢・朝・蒙の五族協和を象徴させた」との記述もありますが、公式には国旗と五族協和は無関係らしいです。これは、赤（南方）、青（東方）、白（西方）、黒（北方）、黄（中央）を示したもので、中央が四方を統一する意味をあらわしたものらしいです。

芳根京子さん、詳細に調べて頂き、ありがとうございます。

予告編の「五族協和」のポスターに墨か何かで大きく×印が付けられ「日本に帰りたか！　りくに会いたか！」と叫ぶ小松。その後、逃げる小松に一斉射撃のソ連兵らしき部隊。
清朝時代の中国人に扮した美川の扮装が笑えないくらい辛いシーンでした。さすがに美川には触れても小松に触れているネット記事は少ないですね。
50年近く大河を見てこんな悲しい気持ちになるのは珍しいです。「おんな太閤記」でピン子の旭姫が家康との政略結婚のため無理に別離させられた夫を捜し求め行き倒れ、夫役のせんだみつおが元妻の死の知らせを聞き「今度、生まれてくる時は（権力争いの武将等ではなく）二人で畑をしようぞ！」としゃがみこんで号泣した時とか僅かでしたから。

「スカーレット」が「ひよっこ」以来の私にドンピシャの作品なので、喜美子の明るさに、辛い気持ちを乗り越えねば、と思うこの頃です。映画や演劇、ドラマには入り込むタイプなので。

(満州国について)

満州国があった場所は、中国の北東部、朝鮮半島の北の方、中国歴代王朝の支配が及ばず、漢民族とは別の満州族が暮らしていた場所です。言語も満州語というのがありました。

17世紀前半、満州族の諸部族をヌルハチという人物が統一し、その子孫が中国を征服して、中国最後の王朝である清を建てました。征服された漢民族たちは支配者である満州族の服装や髪型を取り入れたり押し付けられたりしました。
まあ、その昔、蒙古が中国全土をほぼ統一した時のようなものですかね？

漢民族が農耕民族なのに対し、満州族は狩猟民族でした。

1932年、日本は満州国を作って、上記、崩壊していた清王朝を引っ張り出してきて満州の帝国皇帝にしてしまいます。

満州族って、1019年、対馬等を襲った、女真族ですよね❗🐧

社会科で習うのは以下の事柄ね！
刀伊の入寇（といのにゅうこう）は、寛仁3年（1019年）に、女真族（満洲民族）の一派とみられる集団を主体にした海賊が壱岐・対馬を襲い、更に筑前に侵攻した事件。刀伊の来寇ともいう。

百田夏菜さん、詳細に調べて頂き、ありがとうございます。

満州国皇帝の弟の溥傑は日本の公家の血筋の侯爵家の嵯峨浩と政略結婚し生まれた長女の愛新覚羅慧生は母の実家の嵯峨家に引き取られ幼稚園から日本で育ち学習院大学のマドンナ的存在になります。ここで孤独で直情径行な異質の資産家の息子の男子学生と知り合いますが、嵯峨家は男子学生の雰囲気が合わず交際を認めません。そして、男子学生は心中を決意し引きずられるように慧生は天城山の雑木林の中で男子学生に銃で頭を撃たれ男子学生も銃で自殺します。天城山心中事件と言われ昭和32年12月の出来事でした。嵯峨家では男子学生による無理心中としています。坂田山心中事件と並び、天国に結ぶ恋、と言われました。
坂田山心中事件は昭和７年５月に慶應の華族出身の男子学生が資産家の高等女学校を出たばかりの娘とキリスト教会で知り合ったものの娘の家が交際に反対。服毒自殺の心中を神奈川大磯の山中でしたものです。
どちらも映画化されました。

若い頃に戻れたら一度でいいからこんな大恋愛をしたいです。でも、今は60代の昭和のおじい、いや、おじさんは若い人に言いたい。命は粗末にしてはいけない。相手が根負けするくらい辛抱強く反対する側のご家庭と何十回でも話し合い誠意を見せなさい。きっと、分かってくれるはずです、と。
あの人は相手の実家とあまり話し合わないから世論も同情してくれないんじゃないかな。

ゴシップは削除対象なので、満州国皇女の慧生さん以外はすべて名前は伏せました。最後に出てきたあの人もニューヨーク在住のあの人とは一言も書いてませんよ。

井頭愛美さん、芳根京子さん、コメントありがとうございます。

刀伊の入寇は私の受験時代は教科書の脚注レベルの出来事でした。迎え撃った藤原隆家は中央の政争で藤原道長に敗れ大宰府に左遷されてましたが、この時大いに活躍しました。女真族はこれから最盛期を迎え、1115年に金を建国。やがて遼と北宋も滅ぼすことになります。

スレ主さん、ありがとうございます。
壱岐や対馬の人って、大変😖💦ですよね❗
元寇の時もそうだったけど、この時も酷い目にあっていますよね❗

井頭愛美さん、そうですよね。

幕末1861年３月にはには対馬に帝政ロシアの軍艦が来航し芋﨑の永久租借（日露戦争後の旅順、大連のように借りる形で実質占拠）を企てます。勝手に工場や練兵場を建設し、住人に暴行略奪強姦を行いますが、対馬藩は軍事力で圧倒され死者が出ます。ここで筆頭老中・安藤信正は英国と交渉し英国艦隊の示威行動でロシアは形勢不利と見て来航半年後の９月に退去します。

軍事力で敵わずとも老練な外交術に長けた人物が幕府にいたのが救いでした。井伊直弼ならどうなっていたことやら。

スレ主さん、ありがとうございました。
対馬の人達は、歴史を紐解けば、攻められる時は、必ず悲惨な状況になり、朝鮮の役で攻めた時も日本の最前線になり大変な苦労をし、国境の島ならでは苦労があったんですね！

では、明日は任せておいてください。と・・一応言っておきます。

百田夏菜さん、コメントありがとうございます。

一応、だなんて、百田さんら三姉妹のお陰でどれだけこのスレが盛り上がってきたか。13日の日曜日もお頼申します。20日も父の一周忌、24日は通院でちょっと無理っぽいですね。
だったら何でスレ立てたんだ、と言うのは百田さんや芳根さんならよくお分かり頂けると思います。あの時はやむに已まれぬ事情があったのです。

どうか明日はよろしくお願いいたします。すみません。

もっぱら、ここと川柳と「スカーレットファンスレ」に書いてます。私はお茶の間がメインなのです。来週に「新「ひよっこ」とその関連の応援ファンスレ」立てます。「少年寅次郎」が始まるのと「ひよっこ」はシリーズ化の話が出てるのです。今のままだと「この世界の片隅に」みたいなのも書けないです。だから。こちらは三姉妹の皆さんにご迷惑かけないようにしたいと思います。

皆さん、おはようございます。
１日スレ主、芳根京子です。
本物の芳根京子に勝るとも劣らないです。(笑)
『いだてんに関すること』なら何でも受け付けますよ…☺

皆さん、おはようございます。
芳根京子さん、朝からコメントありがとうございます。

夕刻以降に帰ってきますので、今日もガールズトークその他を自由気ままに繰り広げて下さい。

前回東京オリンピックを上回る金メダルをとってほしいけど…むつかしいかな？

【1964東京オリンピック金メダリスト】

三宅義信（ウエイトリフティング）

吉田義勝（レスリングフリースタイル）
渡辺長武（レスリングフリースタイル）
上武洋次郎（レスリングフリースタイル）
市口政光（レスリンググレコローマンスタイル）
花原勉（レスリンググレコローマンスタイル）

中谷雄英（柔道男子）
岡野功（柔道男子）
猪熊功（柔道男子）

小野喬 ・遠藤幸雄・鶴見修治・山下治広・早田卓次・三栗崇（体操男子団体）
遠藤幸雄（体操男子個人総合）
早田卓次（体操男子種目別つり輪）
山下治広（体操男子種目別跳馬）
遠藤幸雄（体操男子種目別平行棒）

桜井孝雄（ボクシング）

磯辺サダ・河西昌枝・近藤雅子・佐々木節子・篠崎洋子・渋木綾乃・谷田絹子・半田百合子・藤本佑子・松村勝美・松村好子・宮本恵美子（女子バレーボール）

女子のバレーボールで金メダルとったのが、すごいよね❗
現在なんか、外国人は２㍍近くあるんだから、勝てないよね。😅🐧

1964年は、レスリングで大量に金メダル取ったんだね！
今は、男子は世界の層が厚くなっているから、簡単にはメダルは無理だよ‼

女子は、世界的に層が薄いから、来年も、日本は金メダル複数取れると思うよ！日本でも至学館大学の生徒ばっかりだよね・・

柔道も世界的にみたら層が薄いから、金メダル、ガバガバ取ってほしいよね！

今揉めているテコンドーなんかも、マイナースポーツだから、強化したらメダル取れるかも？もう、遅いけどね・・

体操もメダル期待できるよね❗
昨日、世界選手権見たら、日本男子、可愛い人ばっかり🎶
内村さんや白井さんて…　もういなかった。🐧
中国とロシアが強敵😨

世界陸上で金メダル２個とった競歩🚶も、メダル🥇期待できるよね！☺

水泳🏊も期待できるよね❗🐧
池江と萩野の復活を期待しよ🎵😉

帰宅しましたが、夕食、入浴や片付け等あり、続けて楽しくやって頂ければ嬉しく思います。今日もありがとうございます。

芳根さん、1964年の東京オリンピックの事、調べたら結構意外で面白いですよね。
日本は29個のメダルを取ったけど、そのうち女子は、バレーボールの金メダルと体操団体の銅メダルだけ。女子の競技が少な過ぎ！
水泳は男子８００メートルリレーの銅メダルだけだったんですね。

13日のNHKスペシャルで山田孝之さんが1964年の東京オリンピックにタイムスリップする、というのがあるみたいです。

台風でラグビーの試合が中止になってしまうイタリアとか気の毒だなあ。

トクヨさん
１９６４年東京オリンピック銀と銅も紹介します。

（銀メダル）
鶴見修治（体操男子個人総合）
遠藤幸雄（体操男子種目別ゆか）
鶴見修治（体操男子種目別あん馬）
鶴見修治（体操男子種目別平行棒）

神永昭夫（柔道男子無差別級）

（銅メダル）
円谷幸吉（陸上男子マラソン）

福井誠・岩崎邦宏・庄司敏夫・岡部幸明（競泳男子4×200mリレー）

池田尚弘・小瀬戸俊昭・小山勉・佐藤安孝・菅原貞敬・出町豊・猫田勝敏・南将之・森山輝久・徳富斌・中村裕造・樋口時彦（男子バレーボール）

池田敬子・ 相原俊子・小野清子・中村多仁子・辻宏子・千葉吟子（体操女子団体）

堀内岩雄（レスリングフリースタイル）

一ノ関史郎（ウエイトリフティング）
大内仁（ウエイトリフティング）

吉川貴久（射撃男子フリーピストル）

トクヨさん
1964東京オリンピック頃から、水泳はヨーロッパが本格的に競技に取り組んでくるから、これ以降、日本が簡単にメダルは取れなくなります。
陸上は、黒人選手がドンドン参入してくるし、共産圏の選手も強くて、ほとんどメダルが取れない時代が続きます。

水泳🏊は、オーストラリアやカナダや南米も最近は強いよね❗特にオーストラリア🐧

皆さん、おはようございます。今日も一日頑張っていきましょう♪

今度の日曜は病床の志ん生たけしが五りんに満州での父の小松の思い出を語るみたいですね。しんみりした話になるのか。いや、クドカンだから、まあちゃんを通じて前向きな明るい話に持って行くか、興味津々です。

今日は、思いっきて、太平洋戦争に話を振ります。
スレ主さん、心配しなくても、程々で、危ないところまで踏み込みませんの安心してください。
まず、なんと言っても、最初は真珠湾攻撃でしょう。
ハワイと言えば、今や、日本人にとっては、最高の観光地です！
私も一度行きましたが、良いですよねぇ・・あそこで、ビキニとかで１日のんびりしたいものです。

【真珠湾攻撃】
1941年12月8日未明、ハワイのオアフ島真珠湾に停泊していたアメリカ太平洋戦艦と基地に対して、日本軍が攻撃をしました。

当時は日中戦争の真っただ中。広大な中国大陸での戦いに苦戦していました。日本のアジア進出に納得のできないアメリカは再三撤退を要求していましたが、日本はそれを拒絶しながら戦っていたのです。

そんな日本に対してアメリカがおこなった制裁が「石油の禁輸」です。全体の8割もの石油をアメリカから輸入していた日本にとって、この制裁は大きなダメージでした。

軍の原動力の減少にもつながりましたが、これまでの多額の投資を考えると、いまさら大陸から手を引くことはできません。日本はその後の撤退要求にも拒絶を続けました。

中国大陸から引くことはできない、しかしアメリカを本気で怒らせるといつ戦争を仕掛けてくるかわからない……そこで日本が考えたのは、アメリカが戦意を無くすほどの猛攻をして講和に持ち込む「短期決戦作戦」でした。

夏菜姉さん、
日本は、本当は、強敵アメリカとは、戦争したくなくて、軍事力は満州の方に専念したくて、なんとか戦争回避に必死に動いているんだよね。🐧

愛美、その通りなんですよ。

【真珠湾攻撃まで】
当時の首相・近衛文麿は、アメリカとの関係をよくするための日米交渉を継続しようとしましたが、東条英機・陸軍大臣は日米交渉を打ち切って、開戦を主張しました。両者は対立し、結局、近衛内閣は総辞職しました。
１９４１年１０月 ― 東条英機内閣が成立します。　
１１月に出されたアメリカ側の提案（ ハル・ノート ）は、 ｢ 中国・仏印からの日本軍の全面撤退、満州国の否認 ｣　など満州事変以前の状態への復帰を要求するものでしたので、日米交渉成立は絶望的となりました。
１９４１年１２月８日 ― 日本は、ハワイの真珠湾を奇襲攻撃します。

これ以上詳しく書くと、いろいろ異論が出てくるので、やめますね。☺

スレ主だから何か一言書いた方がいいかな。

日本軍は当初、破竹の進撃で蘭印（オランダ領東インド・今のインドネシア）のスマトラ島のバレンパンに陸軍空挺部隊が奇襲降下作戦を敢行。
クラシックの大家・高木東六が洋楽風の楽曲で「空の神兵」を作曲（私も当時のレコードをラジオで聞いた時は欧米の歌かと思った）、洋画家の鶴田吾郎は「神兵バレンパンに降下す」を描きました。歌も絵も華があり実に美しいです。
これで若い人が幻惑され、「かっこいい♪」と思わないで欲しいと私個人は思います。戦争は一旦始まってしまうと終わらせるのが難しい、とは昭和天皇のお言葉です。重い言葉です。
明後日の「いだてん」でオリンピック陸上競技を目指してた明朗快活な小松がどうして辛い酷い目にあい（死んだかは現時点では不明）、終戦を迎えるのかをクドカンさんは丁寧に描いてくれると思います。「この世界に片隅に」の終盤同様の辛い場面が出てくるとは思いますが、しっかり見ていきたいと思っています。

近衛文麿さんは、藤原氏の五摂家の近衛ですか？🐧

井頭愛美さん、コメントありがとうございます。

近衛文麿は五摂家筆頭の近衛家当主で首相の前は貴族院議長を華族としてしていました。

以前、近衛文麿の特集をテレビで見たんですが、名門近衛家というだけで、やはり、この時代でも日本人の多くに影響を与えたようです。
なにせ天皇家と藤原家は古代から日本の政治を司ってきましたからね！

日本の近衛文麿内閣とアメリカのルーズベルト大統領等は、日米開戦を回避するための交渉を、１９４１（昭和１６）年４月から、日本側は駐米大使野村吉三郎らとアメリカ側の国務長官コーデル＝ハルらとの間で、約５０回にわたって行っているんですよね。

アメリカとの最終的な意見の食い違いは『満州国』を日本の傀儡政権として認めるか認めないかだと思います。

日本側の主張
①アメリカ政府の斡旋で日中戦争を解決する。
②一定地域の「防共駐兵」をのぞいては、日本軍は中国から撤兵する。
③「北部仏印」以外の東南アジアにこれ以上の「武力進駐」をしない。
④アメリカは「満州国」を承認する。

これに対するアメリカの主張は
①日本軍の中国大陸からの撤兵
②「南進」政策の放棄と「北部仏印」からの日本軍の撤兵
③「防共駐兵」「満州国」問題は別に話し合う（無条件ではない）。

百田夏菜さんのコメントについてですが、時既に遅しなんですね。「ハル・ノート」のことをおっしゃてるんでしょうか。これは昭和16年11月26日のもので、日本が到底飲めない最終通告です。
①中国・仏印からの日本の陸海空軍と警察の即時全面撤退
②中国は蒋介石政権以外は認めない
等からなります。
この前の昭和16年４月16日に「極東ミュンヘン協定」と揶揄される日本側に大幅に譲歩した日米諒解案が出てるんですね。民間レベルの私案ですが、日本に有利な内容で交渉の余地はありました。
①満州国の承認
②日中両国の米国による仲裁
③日本の南方資源の獲得の保証
等の項目からなり、米国は日本が中国の領土主権の尊重、内政不干渉、機会均等を維持するなら交渉に応じても良いというものです。昭和天皇も近衛首相も藁にもすがる思いで乗り気でしたが松岡洋右外相も陸軍もナチスドイツの成功に幻惑され一蹴します。７月には南部仏印への進駐開始。
これに対し、米国が取ったのは南部仏印進駐とほぼほぼ同時に英国とオランダ領東インドとで日本人資産凍結と８月１日には石油禁輸。もはや絶望的ですね。日本では近衛首相は明治憲法上も個人的にもガバナンス能力がなく政権を放り出し東条英機の登場となる訳です。

もっと遡れば満州事変で英仏両国はソ連の南下を恐れ、日本に有利な条件で中国の主権を認めたうえで満州に自治権を与え日本の満州の権益を認めるよう中国と仲裁する内容で犬養首相らもこれの線で考えていたようです。しかし、関東軍は熱河省に進撃し清朝の廃帝溥儀を天津から脱出させ満州国皇帝にしたことで一気に国際世論は日本非難一色になったのです。

日本は外交能力が稚拙で明治憲法上も軍は首相の管轄外で（陸軍参謀長、海軍軍令部長は天皇の部下であり内閣は一切無関係）、自分の立場を不利に追い込んでいったような気がします。

非常に政治的内容でレビューを著しく逸脱しつつあるように思えるので（規約違反）、この辺でご勘弁下さい。

おはようございます
三姉妹さん、スレ主さん、太平洋戦争へ至った経緯、とてもよくわかりました。
近衛文麿についてですが、日本では天皇家に次ぐ名門の貴族の家柄の貴公子で、当時から国民に人気があった宰相らしいですね。
今でも子孫の方がいらっしゃるみたいですが、平安時代から（平安以前からですかね？）天皇家とずっと姻戚関係を結んでいるだけあって、お顔立ちも皇族の方々と似ているように思います。血筋ってすごい！

トクヨさん、上手くまとめていただき、ありがとうございます。

｢そうなんですよ…｣近衛家は、藤原氏の代表格の家柄です。
大化改新以来、天皇家と藤原家は『持ちつ持たれつの関係』ですよね。
古代から、藤原家は、決して天皇家に取って代わろうとはせずに、地位的には、朝廷で№２の位置をほとんど確保してきましたよね。

太平洋戦争で、日本の天皇制度が危うくなりかけた時期に天皇家と藤原家が表舞台に登場するのは・・・

トクヨさん、芳根京子さん、おはようございます。コメントありがとうございます。

細川護熙元首相のお母様はは近衛文麿の次女の方ですね。近衛文麿の異母弟の秀麿は音楽家として有名ですし。子孫には学者や芸術家の方が目立ちます。トクヨさんのおっしゃるのはなるほどと納得です。

家系は、日本では、重要ということですね。
そう言えば、太平洋戦争の前後で、熊沢寛道という人物が南朝の子孫を名乗っていますよね？

そうですねぇ☺
熊沢寛道さん・・騒がしていますよねぇ
江戸時代に天一坊事件ありましよねぇ・・
愛美ところは、藤原氏　私ところは、平氏を称していますしねぇ(笑)
スレ主さん、ごめんなさい(>_<)、関係ない話ですねぇ

そうそう、熊沢天皇っていましたね。
欧米ではロマノフ朝の皇女アナスターシアが有名ですがソ連崩壊後の調査で本物は殺害されていて真っ赤な偽者と言うことが分かりました。ロマノフ朝は皇帝の親族が多く皇帝一家や皇弟が殺害されてもそんな大嘘がなくてもちゃんと家系は続いています。

南朝の子孫ですが私の知る範囲では、室町幕府六代将軍足利義教暗殺のため、お取り潰しの赤松家再興のため、赤松一派が吉野を襲い、尊秀王、忠義王兄弟を殺害、応仁の乱で西軍に小倉宮が迎えられたが放逐され以後は後南朝の消息は絶たれたまま。
熊沢さんもアナスターシアの日本版じゃないのかなという気がしますね。

ところで、小泉純一郎の祖父は元はとび職人で、小沢一郎の父は元は車夫でした。氏より育ちとも言います。でも、結婚は家系と学歴にうるさい人が多いですね（笑）。愛情が重要だと言う私は世間知らずの昭和のおっさんと言ったところでしょうか。

南朝と北朝に関連して、元将軍家の足利氏の子孫は以下のように述べていますね。

足利家の当主（尊氏から起算して２７代目）である足利浩平氏いわく

『学習院で昭和天皇と同窓だった先代の惇氏（あつうじ）は、歴史の授業に足利の名が出るたびに、クラス中から憎悪の目で見られ、校長だった乃木希典に校長室に呼ばれて、「悪かったのは尊氏であって君じゃない」といわれて非常に腹が立ったと述懐しています。鎌倉の長寿寺境内に尊氏を弔う五輪塔があり、小学校の先生黙認のもと、児童が塔を崩すこと度々だったと、惇氏は聞いたそうです。明治維新後、特に昭和初期から戦中まで、日本中に身の置き所がない。そういう家だったのです。
一方で、学者仲間だった故三笠宮殿下と惇氏は親交があり、「（北朝系の）うちが天皇をやっているのは足利のお蔭だ」といわれたそうです。祖父の伝聞では、明治天皇は尊氏を大人物として評していたそうですから、おもしろいものです。』

北朝の天皇家崇拝が、幕末期から昭和初期にかけて進むのに…｢南朝の方が正統である｣という風潮が一般的だった、ってのが…分かりにくいですよね！

南朝崇拝は水戸黄門の徳川光圀「大日本史」、化政期の儒学者の頼山陽「日本外史」が下級武士によく読まれたからなんでしょうか。司馬遼太郎の「幕末」「燃えよ剣」だと尊王攘夷志士ばかりか佐幕派の新選組の近藤勇、土佐藩執政の吉田東洋も愛読していたと描かれています。幕末に足利三代木造梟首事件が起き尊王攘夷志士が京都の等持院の足利尊氏、義詮、義満三代の木像を斬首し逆族として六条河原に晒し首にし幕府に捕まりました。

犬養首相暗殺後に海軍大将の斎藤実（二・二六で暗殺）内閣に古河財閥出身で貴族院議員から入閣の中島久万吉が大正期に静岡の寺の足利尊氏像を称賛した俳人雑誌記事を右翼の議員が天皇機関説等と共に激しく攻撃し商工大臣を辞任。幕末はともかく昭和の時代に正気の沙汰じゃないです。
福沢諭吉は名指しは避けてますが忠君愛国の義士は文明の役に立たないと批判したのを「楠公（楠木正成）権助論」としてやはり右翼からこの時期に激しく攻撃されました。

今は福沢諭吉のお札もあるくらいですから安心ですね。なお、足利家当主は子爵で華族でした（京大教授の浩平氏の伯父の代）。

南朝崇拝は、水戸黄門様の影響ですか❗
南朝、北朝のいざこざは、とにかく分かりにくいです。
今の天皇家が足利さんに感謝しているのは、分かります。🐧