アラフィフ目線でドラマを語ろう

今、お笑いの世界では、第７世代っていわれてますよね。志村さんが亡くなられたことは、残念ですがこれで昭和の下品なお笑いの時代は終わりをむかえるのかもしれません。
私の母が、ドリフのコントが大嫌いで、私も好きになれなかった。でも、いかりや長助さんは俳優に転身し、大活躍。名優といってもいいと思います。俳優のいかりやさんは好きです。そして、動物のバラエティー番組に出ていた志村さんも好きでした。
チンパンジーのパンくんをかわいがる彼は孫をかわいがるじいじのようで、微笑ましかった。
仲本こうじさんも「テセウス」他のドラマで俳優としてこれからもがんばってほしいです。
皆さん、コントで培った演技力は俳優以上に味があります。志村さん、朝ドラ「エール」に出るみたいですね。ドリフの彼は嫌いでしたが俳優の彼に会えることを楽しみしています。。。コロナで親族は死に目にも会えず、どうか、やすらかに......

志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で他界された事には私も沈痛な気持ちですが

ここは(アラフィフ目線でドラマを語ろう)のスレですよね？
ややこしいのでバラエティー番組を語りたいのならば別のところでどうぞ。

志村けんがドラマ（映画だが）に登場したのは「ぽっぽや」が初めてではなかったかと思う。あんなふざけた芸ばかりしかやっていなかった人がまともな役者が務まるのかと思ったものだが、案外嵌っていた。加藤茶が後藤久美子の兄役でパソコン通信をテーマにしたドラマに出演した時にはどうにも違和感があったのとは対照的。いかりや長介もそうだったが、ドラマには合う芸人とそうでない芸人がいるようだ。

「となりのシムラ」というコントドラマが好きでした。おじさんの哀愁が漂ってました。明日４日に再放送されるようです。

思っていた以上に荒井注の存在は大きかったのだ。彼はやる気なさそうにみえて長さんよりも上手、毒舌でありながら知的で、親たちの世代にも人気あったと思う。当時の映像で志村はかわいそうなくらいおどおどしてて一生懸命に思える。そこが憎めなくて良いのだが。注さんのドラマはその後何度か観たがやはり注さんは注さんであった。加藤茶も。ごめんなさい。ところで加藤茶とゴクミのドラマはネット社会がこれから始まる、見知らぬ人とのつながりができるというような内容だったと思うがその通りになった。おかげで古い映像を観ることができて楽しいのだが、ずいぶん長く生きてるのだなとあらためて思い、ちょっとだけ悲しい。

「JIN-仁」、ドラマとしては高い評価を受けたが、後から原作漫画を読んで全く違う結末だったことを知った。脚本の森下佳子がこのような結末を望んだのかもしれないが、原作に忠実な物もテレビ化して欲しい。ドラマが困難であればアニメでもいい。

昭和の終わりの頃に我々とごく近い年齢の役者が出演しているドラマがいくつか放送されていた。
菊池桃子、中村繁之が共演していた「恋はハイホー！」、
斉藤由貴始めアイドル歌手だった生稲晃子と
元チェッカーズの１人だった高杢禎彦等が出演していた「遊びにおいでヨ！」。
その他、「教師びんびん物語」や平成に入ってすぐの頃に放送されていた「金太十番勝負！」は出演・トシちゃんこと田原俊彦の役者としての存在感ありありだった…。
どれも懐かしい！
特に「金太十番勝負！」は短かったが
田原俊彦が（何だテメエ～この野郎！）等と辺鄙な下町で隣近所とのトラブルで
あちこちをドタバタ的に駆けずり回っていた事など
今の時代だと問題視されるシーンがやたらと出てきたが
当時の視点で言えば笑いを堪えきれない程突っ込みどころがたくさんあったという事か。

611・訂正

「金太十番勝負！」は平成に入る手前の頃でした。
お詫び致します。

東京都東村山市
かなりの年数を東村山市は埼玉県だと思い込んでいた。
志村さんの東村山音頭
「狭山茶所　情けはあつい♪」
あれのせいです。隣接しているから志村さんには馴染み深い所だったのでしょうけど。

東村山音頭で「庭先ゃ多摩湖」と歌っているのだから、普通に考えれば東京都もしくは神奈川県だと思うのが妥当。埼玉に「多摩」と呼ばれる地域は存在しない。

但し、東京都と埼玉県を知っている人ならばの話。「多摩」を知らない人にこんなことを言っても始まらないのだから。

「庭先ゃタマコ♪」
タマコがなにを表現しているのか当時は分からず気にもしなかった。
「狭山茶所　情けはあつい～♪」
この部分だけフレーズやリズムが好きで強く印象に残った故の勘違い。
勘違いなんてそんなもの。
とやかく言われたくない。

ジャイアンの声優の木村昴はラッパーとしても大活躍なので近頃よく目にしますが、この人を観るとどうしても竹本孝之さんを思い出してしまいます。陽あたり良好というドラマがあって、田園調布の家で高校生たちが下宿する恋あり笑いと涙ありのお話なんですけど、当時東京のはずれのほうの田舎住みだったものでこんな生活に憧れてました。主題歌のとっておきの君が好きで今でも聞いてるとよみがえります１０代の日々が。竹本さんの同期は堤大二郎とかひかる一平とか沖田ヒロ君とかいたんですが、結局おいしいとこは全部マッチがもってっちゃった感じでしたね。今思うと皆売り出す時期に恵まれずもったいなかった。新田純一とかもそのころですね。ちなみに竹本さんは今でもとってもかっこいいです。

陽当たり良好!!懐かしいし、大好きでした
竹本孝之カッコ良かった〜!歌も素敵でしたね〜
キュンキュンした思い出ですね。
下宿生活憧れました〜♧

今日から多部未華子さんのドラマが始まりますが、多部さんはずっと同じ様な役を演じておられるような気がする。
考えてみれば、深田恭子さんも。
事務所的に、或いは本人の希望でやっている事なのかもしれませんが、この売り方、いいような悪いような。

深田恭子は名前が知られるようになったのは「神様、もう少しだけ」でHIVに感染した少女、叶野真生役からだろう。それ以来、随分と様々な役をやったような気がする。

多部未華子についてはあまりよく知らない。

多部ちゃんは朝ドラつばさのヒロインの頃に知りました。同性にも好かれる女優さんでしょう、頑張れ多部ちゃん。

多部ちゃんのそれは経費で落ちませんは大好き💕
今回のドラマも楽しみ。

深田恭子はデビューしたての時を見ているが、
あの頃は今のような女優にまで大変身するとは思っても見なかった。
しかし最近のドラマ「初めて恋をした日に読む話」
(な、何という長いタイトル！)で横浜流星とのいいコンビは
話題なっていた。

深田恭子はアラフォーの今でも水着グラビアを出したりしているが、「神様、もう少しだけ」では高校の制服姿で逆立ちして啓吾を誘ったりとかなりきわどいシーンを演じていた。想像だが、キャスティングには相当苦労したのではないだろうか。役回りからして拒否する女優が多かったのではないかと想像する。今と違ってHIV感染者が相当に差別的に扱われることが多かった時代で、劇中でもそのように描かれている。

「私たちはどうかしている」の浜辺美波の服装。
なぜか、実写版「ガラスの仮面」の安達祐実を思い出してしまう。
あれ？「家なき子」の安達祐実もあんな洋服だったような…。
なんとなく昭和っぽい。
今、あんな格好している人いる？

『ふぞろいの林檎たち』放送当時は中井貴一の上司が鬱陶しくて嫌いで仕方がなかった。
最近、一部分を動画サイトで観たら、鬱陶しくて嫌な感じなのは相変わらずだけど
言っていることの中には正論もあるかも・・・と思うようになっていた。

ふぞろいの林檎たちと言えば〜金妻も思い出す。
ふぞろいの林檎たちも金妻も自分が青春で、ドラマにかじりつけなくバタバタして、キチンと見てないから改めて
高齢の今見てみたいけどなぁ〜。ドラマ黄金期良かったなぁ!!

以前TBSが平日午前１０時台に帯でドラマの再放送を流す枠があった。
ある時その枠で『金曜日の妻たち』が始まり、私はリアルタイムでは観てなかったのだが、何気なく観始めたら先が気になってしまい、とりあえず最終回まで観ようと引っ越しをする予定を１週間ぐらい延ばした記憶がある。
ドラマの中で登場人物が秘密で待ち合わせていた書店にも行ったことがあったりもして、そういう要素もあった。

金曜日の妻たちは、引き込まれました。あの頃、独身で娘時代だから、まだ、不倫された妻の気持ち、不倫してしまう女の気持ちピンと来なかったもの。今見たら違う感情になるんだろうな。古谷一行の魅力は、今も昔もわからないけど。男女7人夏物も楽しく見てた

「東京タラレバ娘２０２０」に井上晴美が出ていていた。
世間で話題・日本人の多くが知ってる時期もあったのに、いつの間にか結婚でもして、ちょっとテレビに出ると私たちアラフィフあたりが「あっ」ってなるタレントさんって、たくさんいるんだろうな。

↑「キワドい２人」の仙道敦子も「あっ」てなりました。

『金曜日の妻たちへ』は私も当時普通の独身OLでしたが次の週が待ちきれないぐらいに楽しんでいたドラマでした！　全シリーズ見たんじゃなかったかなあ。
今思えば「不倫」が当時の自分には身近でなく、ドラマ上の空想劇として楽しむものだったのかなあ。
本当に今この年齢で当時の『金妻』を見たらどう感じるかなあ。

昔は若くて、１9才で抱きしめたいとか見ていて、悪かったわね30で❢とか言うセリフとかあってピンと来なかったけど‥リアルな年齢で見たら更にグッと来たかな〜金妻も
主婦であって見たかったかな−沁みたろうな!

昨日偶然、「その女、ジルバ」をみて、気になってネットで１～３話まで一気にみました。
「５０になって自分の人生、もう終わった。」みたいに思っていましたが、素敵な俳優さんの演技に、元気をもらいました。
アラフィフの皆さんにおススメします。

633さん。
そのドラマは職場で実は話題になりました。
なのでここのレビューを読みにきたらとても感じ入る良い作品のようですね！
配信を探してみたら3話が見れるようです。
初回から見たかったですが、なんとか追いつきたいです。

「アノニマス」の警察の部屋。
香取慎吾さんの机の上にあるもの。
アラフィフにはなつかしいですよ。

もう四半世紀近く前になるが
「スイートシーズン」というドラマがあった事を思い出した。
藤谷真尋(演・松嶋菜々子)と五嶋明良(演・椎名桔平)が
社内の部下と上司という関係性という垣根を越えて
不倫に落ちるものだが
この二人に真尋の父こと真也(演・蟹江敬三や
真尋の元からの交際相手である中鉢豊(演・袴田吉彦))が
彼女に厳しくブレーキをかけて反対するわけだが
真尋はそんな彼らの「とおせんぼ」など露知らずとばかりに振り切って
明良との駆け落ち寸前にまで進んで行く展開だった記憶がある。
中鉢豊など、かなりのショックで真尋に辛く当たり
シャウトしまくっていたなぁ…。

明良の妻こと千香子(演・とよた真帆…あゝ懐かしい！)は
真尋に陰険な嫌味を言いまくり
手練手管を用いて夫・明良を取り戻そうとするシーン等も
かなり衝撃的なものだったように思う。
そういえば千香子は夫・明良の事を(桃太郎)というニックネームで呼んでいた事も思い出す。

衝撃的なシーンが出る兆しが近づくと
不審な大型船を追っ払うためにけたたましいサイレンの音と共に
回転する(砲台)の砲弾口が出てきたシーンが
かなり物騒かつ不気味だった事をはっきり覚えている。
このようなあたりはさすがロケ地～港・横浜だけの事はあるな～と
改めて思ったものだ。

↑「スイートシーズン」なつかしいですね。
中華街で２人が逃避行、みたいな場面で流れるサザン。
もし、今見直したら、私の不倫観が変わっているのに気づきそうでこわい。

昔、「噂の刑事トミーとマツ」という刑事ドラマがあったことを思い出す。
刑事ものでありながらも
とても人間味が溢れるドラマだった…。

マツこと松山進(演・松崎しげる)とトミーこと岡野富夫(演・国広富之)のやり取りが面白くてしょっちゅうウケていた。
彼らの他にも清水章吾、井川比佐志、もう故人となられた
石立鉄男など…懐かしい役者が思い出されてくる。
そんな彼らはもうじいさんになっている年代か…。
エンディング曲「マイ・ラブｰI Gave You My Love」と
「愛の静けさ」は２曲とも出演している松崎しげるが
歌っていて、
ふっと１人の時間の時に聴きたくなる曲だったな～。

昔ですね、暖流ってドラマだったと思うんですけど、キスシーンがあってキスし終わって二人の唇が離れていく時に、すー、と長い糸が引いているのを映していたんですよ。
意図してやった事でなく、いわゆるアクシデントだったんでしょうけど、当時子供だった私は(これはどう捉えればいいのだろう？)と戸惑った記憶があります(後にバラエティ番組で、このシーンが伝説のキスシーンって事で紹介されているのも観ました)。
今は特別な状況なので、もちろんこんな濃厚なキスシーンは撮らないでしょうけど、仮に撮影してこんな風になってしまったとしても、今はOKシーンにはしないでしょうね、というか、逆に当時よくこれをOKにしたな、と思ったのでした。

若い世代の人というか、今の人と、普段、そんなに日常生活で感覚が違うと思ったことはないんだけど、明石家さんまの演技を顔芸と書いていた方がいて、かなり違和感を感じました。
顔芸って、半沢直樹辺りからよく使われるようになった言葉で、歌舞伎風の大袈裟な表情をいうものだと思ってたんですが、今の人には、明石家さんまも顔芸に見えてしまうのかなぁ。
男女七人○物語は、本放送当時、相当大ヒットしたドラマで、明石家さんまさんは、その他にも幾つもドラマ出演されていて、自分は何度もさんまさんの演技に感情移入したし、感動もしたし、感情を強く表現してる場面は真に迫ってると思ったし、演技が上手いと思っていたし、そんな風に感情移入した人達が多かったから、ドラマもヒットしたんだと思ってるんだけど、今の人はさんまさんの演技に感情移入出来ないんだろうか。
出演者の好みの問題なのか、それか、ドラマが昔のものだから、今見ると何だかなぁの問題なのか分からないけど、男女七人に夢中になった世代からすると、明石家さんまさんが顔芸と言われたことに疑問の嵐だったりします。
これが世代間格差？なのかと思い、反論という程のものでもないけど、此方のスレに書きました。
もしかしたら、世代間格差というより、時代が違うというだけかもしれませんが。

久しぶりにアラフィフがでてきて嬉しい。
堺雅人と香川照之が顔芸を広めていったのかな?
女優で顔芸する人はあまりいなさそう。

どのスレに書けばいいのか迷いに迷ってこちらにしました。
ジャニーズ以外の若手～中堅俳優のスレはファンスレみたいだし、好きな役者・演技論スレも好きな役者さんの話のスレみたいだし、俳優さんの演技の気になることについて落ち着いて書けるスレってあまりないんですね。

で、本題ですが。

田中圭さんの『unknown』の演技を見ていて、あまりに『あなたの番です』の演技と被り過ぎていて、この人は演技のパターンが少ない人なのか？それとも同じ演技を求められてしまうからそうなってしまうのか？気になりました。

彼の名前を覚えたのは朝ドラの『おひさま』。
真面目な性格の折り目正しい感じの役だったと記憶しています。
その後『おっさんずラブ』の喜怒哀楽を現すコミカルな春田役があって、ドラマの人気と共にブレイクしてファンも増えて、『あなたの番です』に出演。
姉さん女房に駄々をこねるような甘い新婚生活を送る夫の翔太が彼の役で、サスペンスドラマだったので、叫んだり怒ったり泣いたり鬱になったり復讐を考えたり…の演技は、春田と似た雰囲気はあったけど、そんなに気にはならなかった。

そのあとに見た『先生を消す方程式。』の主演・義澤経男役は、山田裕貴さんの狂気の演技に圧倒されて見ていたのと、ドラマの展開がハチャメチャだったので、田中圭の熱血演技は、まぁこんなもんだろうと。

でも『unknown』を見ていたら、これは『あなたの番です』の翔太なのか？と思うほど、演技が同じに見えてしまう。
ストーリー的にも妻に危険が及んだりする新婚の夫役だから、似たような役のせいもあるかもしれないですが。

で、思ったのは、田中圭って演技が下手だっけ？ということ。
私的には、下手というイメージはなかったんだけど。
昔の相棒の再放送で、犯人役の彼を見たことがあるけど、そこそこの良い演技をしてたし下手とは思わなかった。
暗～い性格の、笑顔なんかしたこともなさそうな犯人役。
でも、彼の名前を知ってからの様々な役を思い返しながら、その暗い犯人役を振り返ると、今見たら、そんなに意外性はない役かもという気もする。

演技が下手とは思わないんだけど、演技パターンが少ないということなのかなぁ。
それとも、似たような性格設定の役ばかりくるとか、そういう演技を求められてしまうからそうなってしまうのかなぁ。
自分は、特に彼のファンではないので(別に嫌いではない。可もなく不可もなく？)贔屓目が無いからそう思うんでしょうか。
確か、彼には熱烈なファンが沢山いたように思うんですが、ファンの方は、彼の演技をどう感じているのだろう？

過疎化しているお茶の間のスレに書いて、果たしてレスがもらえるかどうか分かりませんが、気になったので書いてみました。
長くなって申し訳ありません。
田中圭さんの演技、皆さんどう思われてます？
このスレに相応しい大人なレスを待ってます。

田中圭さんは、あのドラマで町田啓太さんに食われてるよ。

若い時分は恋愛ドラマを夢中にみていましたが、中高年になれば推理サスペンスにいってしまっていますね。

当時、スケバン刑事は斉藤由貴さんで本当にスケバンみたいな感じで迫力があって正直引きましたが、2代目スケバン刑事の南野陽子さんは、可愛らしい感じでホッとして観たことを覚えています。3代目の浅香唯さんも可愛らしい感じだったので、よかったでした。

スケバン刑事のエンディングで、はなとゆめコミックといつも出ていたので、結局、スケバン刑事も漫画原作からきているのだと知りました。

「スケバン刑事」原作ファンですが、ドラマは原作とは全くの別物という印象です。
原作は、もっとシビアに暗い感じというか、麻宮サキのイメージも全く違います。
斉藤由貴さんの頃は、まだそれでもマシな方でしたが、どんどん原作からかけ離れた話の筋・世界観になっていって、ヨーヨー使わせりゃ何でもいいのかと思った記憶があります。
元々の原作ファンでドラマを肯定的に見た人っているのかな？
私は、あんな風にドラマ化しないで欲しかった派です。

原作を御存知ない方の為に少し説明すると、原作の方は、”もろ昭和”の時代という感じです。
サキも悪を討つという感じではなくて、サキ自体が超が付くような貧困という環境で育ったこともあって、悪の中で生きてきた存在で、普通の生活を送って普通の感覚を持つ他の生徒とはどうしても交われない異端的な存在。
漫画の最初も、サキが刑務所から脱獄するシーンから始まります。

悪を知り尽くしているサキだからこそ、サキならではの鋭い感性でとんでもない悪を嗅ぎ分けられて対峙することも出来るはず、と脱獄に成功したサキはヨーヨーを渡されますが、その後も警察側には常に懐疑的な態度でした。
基本、世の中をすさんだものと斜めから見るサキの冷徹さ、人の裏側に気付く敏感さ、深い孤独の中から生まれる一匹狼のような雰囲気、とてつもない怒りのボルテージは、斉藤由貴さんも含めて歴代サキを演じたどの方も、イメージとは全く違うという印象でしかなかったんです。

じゃあ誰が？と言われると、私自身のイメージでしかないので異を唱える方もいそうですが、年齢度外視で考えたら、梶芽衣子さんみたいな雰囲気の方ならまだ良かったかも？
ちょっと違いますが、原作のサキって極道のボスみたいな雰囲気があるので。

はなとゆめコミックは、リボンや、なかよしコミックと同じ系列ですよね。やっぱり、少女系が入っているようにみえるのですが。
だから、新人(当時)アイドルのかたでやっていこうと思ったのですが。

花とゆめは白泉社ですよね。
私も、花とゆめ自体を愛読していた訳ではなくて、読みたいものだけ立読みしてあとでコミックスを買うという感じだったので何とも言えないのですが、白泉社のカラーというのがあって、りぼん(集英社)やなかよし(講談社)とは少し違うイメージだった気がします。
絵柄がキラキラ系ではないというか、昔よくあった目の中に星があるような少女が出てこない絵柄の方の漫画というイメージ？
白泉社の月刊雑誌でLaLaというのがありますが、メジャー的な感じのBLみたいな話をよく載せていたり、夢みる少女向けというより、少し毛色の違う作品も多くて。

「スケバン刑事」が連載されていた頃の花とゆめは、三原順という方の「はみだしっ子」も連載されていて、その「はみだしっ子」では、一頁丸々細かい文字ばかりという、漫画としては掟やぶりのような、何度も読み返して意味をやっと理解するような難解な回もあったぐらいで、恋愛要素ばかりではないジャンルをよく載せていたのが白泉社でした。

ただ、思い出すのは、スケバン刑事のドラマ化が決まったとき、作者の和田慎二さんのコメントが、斉藤由貴さんや南野陽子さん等のアイドル系の起用を楽しみにしてるらしかったこと。
放送中も同じ感じのコメントを読んだ記憶があります。
まぁドラマの宣伝もあったと思いますが、ドラマ化されたもののイメージが違う！と思ってがっかりしたのは読者の方だけで、もしかしたら、和田慎二さんはそうは思ってなかったのかも？
当時の自分は、全くオジサンは若くて可愛い子が演じてたらそれでいいわけ！？…と思ったものでした。
実際、ドラマそのものは人気もあったようですし、自分界隈の原作女性ファンは皆一様にイメージが違う！あの世界観はどこいった？と言ってて不評でしたが、原作ファンの女性はそうでも、男性はまた違った可能性もありますね。
斉藤由貴、南野陽子、浅香唯等、男性ファンが多い方々のラインナップでしたから。

今、和田慎二さんのwikiを読んでみたら、スケバン刑事についての和田さんの気持ちが書かれてる部分がありました。
やっぱり、アイドルが好きだったんだね～
でも、ドラマ化された内容には納得してなかったんだね～
という感じですが、原作ファンとしては、そりゃそうでしょうよ！と、ようやく納得。

因みに関係ないですが、和田慎二さん、既に鬼籍に入られてたんですね。
全然知らなかった。まだ作品を描いているものとばかり。
素晴らしい作品を沢山ありがとうございました。
合掌。

平成初期の頃、牧瀬里穂、宮沢りえ、観月ありさとスリーMと言われていました。
男性では、織田裕二、吉田栄作、加勢大周が平成御三家と呼ばれていて懐かしいです。