4.05
5 206件
4 56件
3 27件
2 26件
1 37件
合計 352
読み ぺてろのそうれつ
放送局 TBS
クール 2014年7月期
期間 2014-07-07 ~ 2014-09-15
時間帯 月曜日 20:00
出演
宮部みゆき原作“杉村三郎シリーズ”の最新作『ペテロの葬列』がドラマ化。2013年に放送された『名もなき毒』に続く第2弾。 誰しもがついた経験のある「嘘」。そして、その「嘘」が多くの人を巻き込み、取り返しのつかない大きな「嘘」になったとき、どうすればその罪...全て表示
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2014-09-26 03:11:17
名前無し

>人気が有るって言ったのはドラマの方じゃなくて原作のことです。

それは失礼しました。できれば、なぜ原作は人気があると判断されているのか、その理由(根拠)を教えて頂ければありがたいです。

ちなみに、ドラマについては平均視聴率7.35%を念頭に置いた上で、「さほど人気があるわけではない」という表現をチョイスしています。視聴率って金科玉条にするものではありませんが、ひとつの目安・指標として使うことができると思っています。誰も『半沢直樹』を不人気ドラマなどとは言わないのですから。
小説は発行部数あたりが指標になりそうですね。ただ、ペテロの発行部数や、どのくらいの部数から人気作と言えるのかということが私は分かりませんので、理由が知りたいと思ったのです。

>理解し難い出来事の真相を明かしていく際の登場人物の心情~(中略)~それは宮部みゆきなりのリアリティーの追求なのかも知れないけど、イマイチ盛り上がりに欠けるという感想です。

ここまでが原作に関する話ですよね? 私は原作は未読なので、なんとも言えないところがありますが、わりと坦々と進行する作品なのかもしれませんね。

>ドラマの方の感想としては、幾つかのエピソードを重ねて一本のタイトルで連続ドラマを構成するならせめて最終回まで主題の解決は待って貰いたかった。
>先週型がついた連ドラのサイドストーリーのオチを延々一時間見させられるほど白けるものは無いと思います。

そういうお考えもあるということは受け止めさて頂きます。

ただ、私は最終回は単なるサイドストーリーではないと思っています(被害者の面々のその後などはサイドであるでしょうが)。
そもそもペテロは、おおまかに言っても(4角関係を中心にした)「杉村三郎物語」+「事件物サスペンス」という構造です。純粋な推理的興味をあくまで優先したい方にはサイドストーリーにしか思えないのかもしれませんが、どちらも重要な柱(主題)です。1~9話までに、「杉村三郎物語」というもう一つの主題にもたっぷりと時間を割いて、丁寧に描写してきました。
この二本柱を、残りの2話に(間野の話が10話に入っているので、完全ではないにしろ)、それぞれ振り分けたのは正解だったと思います。最終回に詰め込まずに分けたおかげで、それぞれの話をじっくり堪能することができたのです。
問題はその順番で、確かにバスジャック事件の顛末を最後に持ってきたほうが盛り上がりはあったでしょう。しかしペテロは、杉村の人生にとっては一大転機であり「序章」を締めくくるものでありますから、こちらを後ろに回すほうがフィナーレにはふさわしいと思います。
多少まとまりには欠けたかもしれませんが、このやり方で良かったと思っております。

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2014-09-26 08:07:20
名前無し

未だ私の中で残る謎…間野はあの弁護士に借りたお金返したのか?返してないままなのか?永遠に謎…

2014-09-26 13:14:15
大川

なんか質問が続いちゃったんで名前を入れてお返事します。
原作が人気が有る根拠って問い詰められても…なんだけどね(^^;;
単純に本屋で見かける売り出し方とか、シリーズ3作続いてるのを見て人気あるんだね〜って思う程度なんすけどね。
まあ考えてみれば本屋に並んでるってだけで実際には誰かが買わなきゃ人気が有るとはならないんだろうけど、売る方だって商売してるんだから全く売れる見込みの無いものを仕入れて並べる訳じゃないですからね〜
作っても店頭に並ばない本が数多有る中で個人書店に至るまでどこで見ても平積みされているイコール人気が有ると思っても差し支えはないでしょ?
ちなみに自分もこの原作は読んでないですよ〜
興味もないし。
ドラマだけ見ても大筋は同じだし、細かい演出とかセリフの追加を除けばコトの流れは同じでしょう?
その上でこの物語は登場人物の心理がまったく共感出来ないから、このキャラクターを生み出した宮部みゆきの感性が合わないんだろうなって感想です。

物語が二本柱だったと思えばってのは確かにそうなのかも知れないですね〜
その二つがちゃんと因果を持っていれば気にならなかったんだろうけど、余りにも無縁に同時進行してるから片方がいらないなって感じるんでしょうね〜
新シリーズで探偵業を始めるつもりで書いたのかも知れないけど、やたらと「探偵みたいなことをして」って言い回しが出てきてたでしょ?
前回のシリーズは確かに他人の事件に首を突っ込んでる風だったけど、今回は事件被害者でお金を受け取った当事者だから「探偵みたいな」には当てはまらないような気がして…
普通に考えたらそんな大事に巻き込まれてる亭主に「探偵みたい」なんて言って他人事にしておく嫁って変じゃないですか?
亭主が他人にばかり肩入れしているせいで疎外感を感じて浮気したって流れを作りたいならもっと外様で起きた事件に巻き込まれて行くほうがこの二本のエピソードは交差できたんじゃないかな?って感じです。
あの嫌なおじさんも何か有るのかと思いきや、最終的には嫁の浮気を暴くことにしか役割が無かったみたいだし。
なんかそう言うの全部含めて薄っぺらい物語だったな〜って感想なんすよね。

2014-09-26 13:20:36
名前無し

>そうなんですよ!「ぺテロの葬列」は、私の中で今期No, 1ドラマでした。ドラマなんて、おもしろければいいじゃんって今までは、思ってたんですが、そうではなく、「様々な角度から、いろいろな解釈をしてみる」ことも、ドラマを楽しむひとつの方法なのだ、と。

そうですね。私も同じく今季No.1です。
そのような「気付き」を与えてくれたというだけでも、『ペテロの葬列』の存在価値はおおいにあると言えるでしょう。
いろいろな解釈をして楽しむことは、他のドラマでも大なり小なりできると思います(小が多いのでしょうが)。ただ、ペテロは万人受けするタイプではないので範囲は限られますが、一定数の人々を「解釈の森」へと誘ってくれる。その誘引力が一段と大きいのだと思います。

2014-09-27 00:01:24
名前無し

ようするにこのドラマは盛り上がりに欠ける煮え切らない作風ゆえに、有りもしない裏を勘ぐって「考えながらじゃないと見れないって」「頭が良くないと見られない」と思い込むタイプの人達の自尊心をくすぐる事でその心を掴む副作用が有ったのかな?
「考えさせられた」とか「色々な見方が出来る」とか言う人ほどその中身を語らない。
そして次のクールがスタートすれば思い込みの魔法が解けてまた新たな「今までにない」特別なドラマに夢中になる(笑)
ドラマは不出来なくらいが丁度良い時代なんだな。。

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2014-09-27 16:15:04
名前無し

作者に意図が有って書かれている以上何通りの解釈をされても結局それは勘違いでしかないですよね?
だって作者が思い描いたものとは異なるのだから。
表面上の言葉とは異なる意図を示唆するような書き方や、読み手の実生活にクロスオーバーさせて当事者感覚を持たせる手法ってのも確かにあるけど、そう言うダブルミーニングとか行間を読ませる手法だって作者は明確な意図を持って巧妙に導線をはって行くものだし、当然その解釈は無限大では無い。
隠れてはいても明確な答えが必ず存在する。
もし読み手の考え一つでどうにでも変化してしまう物語が有るならば、それは壮大な実験作品かメッセージ性の無い駄作のどちらかしか在り得ない。
当然この作品が前者である訳もなく、シリーズ敢行やテレビ提携などの流れに任せて、ただつらつらと書き綴っただけのスカスカな物語です。
絵画に例えるならば落書きにも等しいものです。

隅々まで心得(この表現も変だけど)の行く結末を望む人には向いていない作品と解説した人が居たけれど、それも違います。
どれだけ遠回りを強いられたとしてもたどり着ける道筋と答えが存在して、それを紐解いて行くからこそ面白いのです。
そこには作者と読み手のやり取りが存在します。
はなから存在しない意味を読み手か自分勝手に付与して行くのは単なる一方通行の押し売り行為です。
それは補完でもなんでもありません、ただの勘違いです。
そもそもこの作品は、禅問答のように作者と読み手が間接的に対話するような文学ではなくて、別世界を疑似体験する楽しみを見る側に提供するだけの物語です、しかも極めて軽い。
兎角人は自分の好きなものを崇高に見せたいものなのでしょうけれど、何も無いものは何も無いままただ楽しめば良いのでは無いでしょうか?
どうしても崇高に思い悩みたいのであればそれなりの役割を持った本を読めば良いし、読書が苦手であればそのような原作のある映画なりを観ればよろしい。
テレビドラマは所詮娯楽であって、怠惰に見流して丁度良いものです。
恋愛ものも青春ものもミステリーもみんな同じ、擬似体験を楽しむ心の余暇です。
ミステリーは先を予測する楽しみがあるからか、そこで頭を働かせる行為を勘違いして、やたらと意味を求めて崇高化したがる人が多いけれど、所詮は娯楽です。
なんか物足りない終わり方だったな〜と思ったなら単にその程度の作品だったのでしょう。
伝わりにくい表現が有ったのならば原作者に伝える能力が欠けていたのか、あるいはドラマ製作陣に読み取る能力が足りなかっただけのことでしょう。

2014-09-28 00:53:20
名前無し

ドラマレビューなんだから、あんまり原作のレビューしなくてもいいんじゃない?
未読の人も多いんだし。

2014-09-28 01:36:26
名前無し

ああ、やっぱりツッコミ入るのはそこだろうと思っていたところにドンピシャ来ましたね。
これ別にドラマに対しても原作に対してもレビューはしてないですよ。
読んだまま、このドラマが色々な解釈が出来るから良いと言うレビューに対するご意見です。
その色々な解釈が出来ると勘違いさせた物語そのものに対して、そのようなご立派なものでは無いでしょう?と言いたかったのであえて原作者の考えを引き合いに出しただけです。
このドラマはダブルミーニングなんて用意してないですよって書いたら書いたで原作が有るからそれはドラマのせいでは無いって揚げ足取りにもならないような明後日の方向に反論をされそうだったし(笑)
その旨も続けて書き添えようかと思ったけど嫌味っぽくなるからと思って割愛しました。

2014-09-28 16:23:11
名前無し

大川さん、お忙しいところ質問への回答を有難うございます。都合で時間がとれなくて遅れてすみません。名無しでいかせてもらいますが、これもすみません。

まず、人気の点についてです。私も考えてみましたが確かにファジーな概念で、必ずしも常に客観的なデータに裏打ちされねばダメなわけではないようですね。この場合はおっしゃるような緩やかな定義でいいのでしょうね。

そうすると、書物は(マンガを含めれば尚更ですが)人気作が非常に多い世界だと言えそうです。もちろん、膨大な発刊点数からすれば限られてはいますが。それにしても・・・
「東野圭吾のガリレオシリーズは人気が高い」「佐伯泰英の吉原裏同心シリーズは21巻も続いている。人気があるからだね」(東野や佐伯はこのパターンがいくつも作れる。もちろん他にも可能な作家はいる)。「桜庭一樹の『GOSICK -ゴシック-』は面白いよ。人気がでるのも当然か」「大人気、小野不由美の『十二国記』は読まないと損しますよ」「伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』は人気があるから映画化されたね」「京極夏彦の『百鬼夜行――陽』が平積みになってる。相変わらずの人気だなあ」「星新一の幻の作品集がでるんだ。亡くなってからだいぶたつけど人気は衰えないね」「沢木耕太郎の『深夜特急』がまた若い人によく読まれているんだって。人気は続くよどこまでもだね」「逢坂剛の百舌シリーズは当時人気を博したけど、ドラマ化されてそれが再燃したね」「村上春樹の新作が今度出るんだ?また大人気になってバカ売れするんだろうなあ」

きりがないのでやめます。マンガや外国作品は入れませんでしたが氷山の一角です。私の知らない人気作もゴマンとあることでしょう。
そして例えば、Aという人気作に夢中な人が、別なBという人気作はまったくつまらなく感じる。あるいは、その逆な人がいたりといったことが、あちらこちらで発生していることでしょう。それは音楽にも映画にも絵画等々にも言えることでして、文化の多様性を示すものとして当然の現象です。

>なんでこんな話に人気があるんだろう?と言うのが最大のミステリーでした。

で、前回言及しなかった↑に繋げたかったのでした。
このコメントにカチンとしてしまいましてね。それで、最初のレスに売り言葉に買い言葉みたいなことを書いてしまったのです。やり過ぎだったかもしれませんが、冷静に対応して頂きましてありがとうございます。
私は若いころ、「なんでこんな音楽に人気があるんだ?理解不能だわ」みたいなことを度々言って、怒りを買った経験があります。それが好きな本人まで見下されバカにされたと思われたんでしょう。「なんで、こんな奴のことが好きなんだ!」「こんな奴ってなによ。こんな奴って失礼な!」は例示です。
年とともに、だんだんその気持が分かってきました。なにが、どこが好きかというツボは人それぞれ違うのだから、自分が気に入らない理解できないものに人気があったとしても、それはミステリーでもなんでもないのだと思うようになりました。

>その上でこの物語は登場人物の心理がまったく共感出来ないから、このキャラクターを生み出した宮部みゆきの感性が合わないんだろうなって感想です。

まあ、波長の合わない作家っていますからね。私も合わない作家はいます。そういうのは敬遠しちゃいますけどね。

>その二つがちゃんと因果を持っていれば気にならなかったんだろうけど、余りにも無縁に同時進行してるから片方がいらないなって感じるんでしょうね~

あーなるほど、そこも評価の別れるところしょうね。言われてみれば、因果を持ったバージョンというのも見てみたい気もします。
でもドラマは「作り物」ではあるでしょうが、因果を広く張り巡らせてあっちでもこっちでも繋がってるとなると、作りすぎて不自然さが増すということもままあります。そんなに物事って重なるもんじゃないです。両者を重ねなかったのも一つのやり方だと思います。
内容にもよるでしょうが、今回のような同時進行でも二つの物語を私は楽しめましたが、片方はいらないというご意見を否定するものではありません。

>あの嫌なおじさんも何か有るのかと思いきや、最終的には嫁の浮気を暴くことにしか役割が無かったみたいだし。

私もそこはもう一捻りあっても良かったかなと思います(淡い希望という程度)。原田いずみのように家族や衝撃の過去回想は出てきませんでした。
でも何もなかったのではなく、最終回では「へえ~、この人は立ち直ろうとしてたんだ」ということが分かりましたよ。宮仕えの悲しさかプライド故か、それなりのポジション・肩書が欲しかったんだって。それをよすがに、また会社勤めを頑張ってみようとしてたんだって。
しかし、精神的に頼りにしていた森氏に先立たれ、贅沢な望みだと思うのですが遺書を残してくれなかった。立ち直ろうとしていた矢先に悲劇との遭遇で、また「嫌な人」に転落してしまうという皮肉。
私は驚くような種明かしがいつでも絶対必要だとは思っていなくて(リアル指向の作品なら尚更)、短い時間の中で井手氏の悲哀がそれなりに描かれていたので、さほどの不満にはなりませんでした。

2014-09-28 23:55:18
大川

名無し殿、熱い返信どうもです(笑)
本に限らずだけど、面白かったかどうかは購入して目を通し終えるまで分からないから売り上げだけが指標にも出来ないですよね〜
売れてなくても見た人達が本当に面白かったって思えばそれも一つの人気と言えるだろうし。
そう言う意味ではこれが人気が有るのがミステリーって言い草は確かに失礼でしたね。申し訳ないです。
なので、あくまで個人的な意見として聞いておいて下さい。
本の話同様ドラマも何週もかけて見終えてから初めて感想が湧いてくる訳で、最後にガッカリするとその何週間かの時間がものすごく台無しになった気がすると言うかですね、ぶっちゃけ言うと軽く腹立たしかったりしちゃうんですよね…
それで何だこのドラマ?みたいな気分でネットで評価を見ていてここに辿り着いて、軽く思いの丈をブチまけちゃったって感じでした。
ちなみにこれも個人的な話ですが、俺は漫画が大の苦手で漫画原作のドラマってほぼ見ないんですよね。
宮部みゆきは火車とステップファザーステップしか読んだことがなくて、そのどちらもそれほど面白かった印象は無かったんだけど、いちおうって感じで前作の名もなき毒から見ていました。
そう言えば、名もなき毒もサイドストーリーかと思っていた同僚の異常行動の方がラストに来ていて「おや?」って印象だったんですよね(^^;;
あの主役の独白が眈々とし過ぎていて、こっちもつられて眈々と眺めてしまっていたら、おや?終わっちゃったよ?みたいな感じで(笑)
まぁ単純に宮部みゆきと相性が悪いんでしょうね〜

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2014-09-29 12:07:46
名前無し

やっと録画したもの見ました。号泣しました。

前作「名もなき毒」で杉村と菜穂子が出会った時のシーン思い出すと
すごく切ないです。
菜穂子の生い立ちからして、この先なんかあるかな、とは思ってたけど、
孝太郎さんと国仲さんがいい雰囲気でお似合いだったから余計に、結末の
ショックが大きかったと思う。

でも、菜穂子は表面上はお嬢様だけど、お妾の子としての負い目は持って
たはずで、結婚で犠牲を払う杉村の気持ちは、ずっと察してたんだと思う。
ただ、世間知らずでどうやって自分を変えたらいいか分からず、橋本を頼り
依存した結果、二人とも足元救われたってことかな。

菜穂子を憎みきれないってところが杉村らしいし、切ない。
義理の姉が言った「所詮妾の子だから、、」で菜穂子の苦しみを悟って、
怒りをぶつけた。でももう遅いけどねって。。。
菜穂子のこと守れなかった自分への怒りがあったのかなと思う。

妻の不貞行為が一人歩きして、バスジャックがどこかいっちゃてるけど、
これは不倫ドラマじゃないと言いたい。自分の正直な心と向き合うため
の崩壊だと思う。

杉村が今後、また事件に関わってくだろうけど、優しいだけじゃない、
もっと人として成長した姿を見たい。
孝太郎さんの役者としての成長も期待して続編望んでいます。

    いいね!(4)
2014-09-29 12:46:22
愛実(つぐみ)

>これは不倫ドラマじゃないと言いたい。
そうですね、私もそう思いたいです。いえ、思ってます。

2014-09-29 13:58:57
名前無し

足元を掬われるって文字を[救われる]って間違えて書く人が数名いるけど、それは単なる誤字なのかそれとも言葉の響きだけしか知らなくて漢字で書いたら[救う]だと勘違いしているのかな?
もしかしてこのセリフに関して変な解釈を熱弁振るってる人が数名いたのは根本的に足元を掬うの意味が分かっていない人がいるってことなのかな?

2014-09-29 14:57:18
名前無し

私も続編希望。
杉村探偵シリーズなんて面白そう。
杉村嫁は名もなき毒の時から
あんまり好きなタイプじゃなかった。
国仲さんが、嫌な役を上手く演じていたなという印象。

だから続編あるなら元サヤより
新しい出会いがある方がある方がいいかな。

2014-09-29 15:24:10
名前無し

元サヤだけは勘弁…!続編は希望しますが…でも、やっぱり、あの夫婦がみたいなぁ…なんて思ってたりする…どなたかも書いてたけど、絵(漢字合ってるか分からない)になるんですよね、お似合いだと思います。

2014-09-29 15:39:31
名前無し

「足元をすくわれる」ってほとんどの人がひらがなで書いてたと思いますよ~、ていうか、そんな漢字があるんですね。初めて知りました。まぁ、意味については、私も分かってるようで、分かってなかったりしますが…

2014-09-29 19:22:35
魔乃

>でも、菜穂子は表面上はお嬢様だけど、お妾の子としての負い目は持って
たはずで、結婚で犠牲を払う杉村の気持ちは、ずっと察してたんだと思う。
ただ、世間知らずでどうやって自分を変えたらいいか分からず、橋本を頼り
依存した結果、二人とも足元救われたってことかな。

私もそう思います。杉村さん自身も、本当は怒りを自分にぶつけてたんだよね。そうして一番守るべき人、守るべきことを守れなかった。その悔いが間野さんへの無視につながったと思います。

じつは菜穂子の気持ちも間野さんの気持ちも、似たような経験があり、どちらの気持ちもわかり、それでついつい感情移入してみていてこの間の投稿になりました。また好きだった人も杉村さんのような人だった¨。

それはともかく、菜穂子も、体弱いからこその世間知らずだったりするわけで、間野さんも旦那さんという支えがなかったり、それどころか逃げてなくてはいけなかったわけで、二人とも、みんなが言うように、悪い女でもないと思うんです。
ただボタンの掛け違いですれ違ってしまった。。。そういうことって人生、あると思うんです。作家さんの言いたいこともそういうことではないかと。
 かといって、作家さんと同じ読みを必ずしもしなくてもいいと思ってます。読む人それぞれ、人生は違うように感じ方も違う。勘違いと思われてもいい。
ある意味、私にとって、自分の気持ちの中で解き明かすことが最高の娯楽になってます。
人生もなにが正解かなんてないし、読み解くのもそうだと思います。ただ私は、経験上、他人ごとではなくこのストーリーを見てしまったので、レビューを書きたかっただけです。

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2014-09-29 20:16:55
名前無し

私はみんながいうほど、菜穂子に嫌悪感は感じませんが…まぁでも、感じ方はそれぞれだし、どう受け取ったっていいじゃん、とは思います。

2014-09-29 21:27:48
名前無し

どれも勘違いでしかない→たとえ勘違いであったとしても、どれもが正解って考え方もあってもいいと思います。
私は昔、国語の文章題で、選択肢を一つしか選べない問題で「これって作者は答えを知ってるのだろうか?」とよく疑問に思ったものです。そこに書かれてる全ての選択肢が正解で、作者の言いたいことに当てはまるのではないか、と。それでも、答えは一つだと反論されてしまうのかもしれませんが…。でも、解釈する自由があったっていいと思うのですが…解釈も自由にしちゃいけないのでしょうか…

2014-09-29 21:38:20
名前無し

マジかー(^^;;
まさかの足元をすくうの意味分からず⁉︎
足元を掬うのすくうは金魚すくいの掬いと同んなじですよ!
横から刈り取るよな動作のことです。
だから足元を掬うは立っていたのに足を払われて転ばされる状態に例えて、気づかないうちに自分の思惑を外れることを指す言葉ですよ!
救うは助けるだからこの字が入るとまったく意味が違って来ちゃう(笑)
PCや携帯電話の文字変換のせいなのか誤字に気づかないとか、正しい漢字が分からないとか、文字で伝える意識が低過ぎますね〜
金魚すくいが金魚救いってのはテキ屋から救って家に連れて帰るって意味にもなって面白い間違いだけど(笑)

    いいね!(1)
2014-09-29 21:42:10
名前無し

読み手の考え方ひとつでどうにでも変化してしまう物語ってたくさんあるような気がするんですが…とくに、今期ドラマはそれが多いような…違うんでしょうか…?

2014-09-29 21:54:30
名前無し

何となくは理解はできるけど、説明するのは難しいってことですよ。救われるって漢字を使わないことぐらいは知ってますよ。ただ、その漢字は初めて知りました。ちなみに、私は「足元をすくわれる」この言葉について、ここで、何のレビューもしたことはありませんよ。自分なりの解釈を述べたことはありません。だって分かるようで分からないって感じなのですから。

2014-09-29 22:02:26
名前無し

↑↑正しい漢字が分からないっていうか、普通ひらがなで書くんじゃないですか?漢字表記はあるけれど、本来はひらがなで書く言葉ってたくさんありますよね?だから、みなさん、ひらがなで書いてるんだと思ってましたが…

2014-09-29 22:18:47
名前無し

ひらがなで書いてる人はそれで良いんじゃないの?
だってツッコまれたのは救うって誤字だからね!
ちなみに本来ひらがなで書くのが正しいのは送り仮名だけですけど!

2014-09-29 22:37:37
名前無し

ペテロの順位が下がってるのが悲しいなあ。ただ、ラストがやはり欲求不満で、思い切って、シーズン3に続くとか言っちゃえばよかったのに。

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2014-09-29 22:38:44
名前無し

すっかり漢字教室に成り果ててるわ。

2014-09-29 22:40:38
名前無し

私はもう中盤からだれてて嫌だった。
ラストは極めつけ。
この作家のドラマ作品初めて見たけど、最低だと思った。
続編作っても見るつもりないな。

2014-09-29 23:10:18
名前無し

みんな勘違いって書いたの自分です。

>私は昔、国語の文章題で、選択肢を一つしか選べない問題で「これって作者は答えを知ってるのだろうか?」とよく疑問に思ったものです。

作者が答えを持たない作品なんて有るわけないじゃないですか?
他人の書いた文章に主観でものを言うのはおかしな話です。
確かに自分も子供の頃には教科書や教師の用意する答えだけが正解なのかな?と疑問を持ったことは有りましたけど、作者が答えを持たずに文章を書いたと思ったことは無いです。
現役の教科書がどんな作品を抜粋しているのかは知らないけれど、自分の時代は純文学が多く採用されていました。
ただ物語をつらつらと書くだけの現代小説とは違い、当時の文学には様式があり、無駄な描写がほとんど有りません。
伝えたい主題が先に有って、そこに肉付けして物語の体を借りて語られるものでした。
だから数学の方程式と同じように描写の意味を解く問題が成立するのです。
自分が子供の頃に感じた疑問は教科書が抜粋文しか掲載していない故のものだったのだと言うことに高校生くらいの時に原書を読み始めてから気付きました。
国語の授業は正しい言葉の意味を教わる授業です。
文章問題は言葉が表現する情景を正しく読解するための勉強です。
正しい読解、正しい表現が出来るようになって初めて自分の思想が解釈として成立するのだと思います。
あなたの言うところの解釈は空想や誤解の類であって、解釈でもありません。

そもそも宮部みゆき等の現代小説は文学ではなく、単なる物語です。
漫画やテレビドラマと同じく疑似体験を楽しむ娯楽商品です。
思想や哲学を問うような文学と同列に語れるものではありません。
だからそのように楽しめば良いだけで、なにも小難しく考えたように語る必要はないのです。
「私が◯◯さんだったらこうするわ〜」とか「◯◯には腹が立ったわ〜」とか言うような感想だけあれば十分なのです。
「つまらないと感じるのは自分みたいに深くその意味を考えて見ていないからだ」みたいに偉そうに言うほどの代物ではないのです。

以上、このドラマの感想でも無いことを長々と書いて失礼しました。
そもそもはあなたに対してではなく、上に書いたような勘違いして訳知りがおの人が鼻に着いたので書いた意見でした。
ドラマの感想に文学論を語っても仕方がないので、今後もドラマはドラマとして楽しんでください。
その上でもし、文学や読解による思想の交換にも興味があるようならば是非現代小説でない作品を読んでみて下さい。

2014-09-29 23:14:47
名前無し

すっかり漢字教室に成り果ててるわ。
↑↑成り果てるは落ちぶれるとか成り下がるって意味だからこの場合は成り上がるが正しいんじゃないの?(笑)

2014-09-29 23:17:29
名前無し

↑はい!わかりました、先生!!

2014-09-30 01:14:06
名前無し

私は純文学と大衆文学とを明確に区別して、しかも大衆文学をいくぶんばかにしたように語るのって嫌いです。
純文学至上主義みたいなのってせせこましいと言うか窮屈というか、今の時代にはそんな垣根はいらないと思います。

それに作者がどんなに明確に意図して書いたことでもいろんな解釈をされることを阻止することはできません。

2014-09-30 02:11:19
名前無し

純文学と大衆文学を区分はしていないですよ。
古典文学と現代小説の区分は明確にしていますけどね。
教科書を引き合いに出されたのでそのような話をしたまでです。
何度も同じことを言いますが、テレビやコミック、現代小説などの娯楽は娯楽の役割が有るのでその通りに楽しめば良いと言うだけです。
自分は娯楽を楽しむことも文学を楽しむこともどちらもしますが、それには明確な線引きをしています。
どちらも馬鹿にはしていません。
大衆文学を小馬鹿にするのをあなたが嫌うのと質は近いと思いますが、自分は書物と言うだけで何でもかんでも崇高だと勘違いしている人や、漫画やドラマでも文学と同等の知性は得られると言うような人が嫌いです。
そのものの持つ品位や様式は自分の都合で上げたり下げたりするものでは無いからです。
知的に見られたいのならば知性を得るために然るべきものを学ぶのが本来の在るべき姿ですよね?
あなたも多少なり文学に精通するようであれば理解出来ると思いますが、知性も無いのに理知ぶるのは愚行です。
だから解釈の森だか海だかと品のない造語で理知ぶった人がいたのがとても不快に感じました。

多様な解釈を阻止することが出来ないからと言って作者に明確な意図がある事実が後に回されるのは随分となし崩しな暴論ですね。

2014-09-30 07:27:31
名前無し

そんなに小難しいことを説明されましても…混乱…でもありがとうございました。

2014-09-30 07:44:34
名前無し

でも、一つ気になったのですが、よく「漫画で人生が学べる」とか「漫画を馬鹿にしない方がいい」っていう人いますよね。そういうのも勘違いなのでしょうか?漫画も、考えて読むものではなく、あくまでも娯楽なのでしょうか?「漫画で人生を学べる」とか「考えさせられた」とか言ってる人もあなたの言うように「理知ぶってる」ということになるのでしょうか?私は漫画が嫌いなので、全然分からないのですが…漫画もあくまでも娯楽、考えて読むものではないってことですか?漫画には人生を考えさせられたなんていうのは、大げさ、そんなことを言ってる人はただの勘違い、ただ楽しめばいいのだ、ということなんでしょうか?テレビドラマも、結局は娯楽と?

2014-09-30 08:03:23
名前無し

2014-09-30 01:14:06ですが、やっぱり、古典文学でも、人に知的にみられたい という目的だけで読んだらつまらないと思います、
それにマンガや娯楽小説でも感銘を受けた人がいても良いと思います。
人に対して「こう読むべき」ってスタイルを決めるのって特に必要ないと。

はるか昔その古典文学を作った作者はきっと、自分の作品を知性を高めるために読んだ読者も、単純に感動し楽しんだだけの読者も、どちらの人間も否定しないのではと思いました。

2014-09-30 08:54:37
名前無し

たとえば、ミステリ-じゃなくても、いろいろな解釈(空想?)ができる場合はありますよね?そういう場合でも、作者の言いたいことはたった一つで、受け取り側の考えたことは全て間違いなのでしょうか?どうにでも考えられる時点で駄作なのでしょうか?

2014-09-30 09:39:16
名前無し

作り手には明確なテーマやメッセージがあって、それを作品を通して視聴者や読者に正確に伝えようと努力するんじゃないですか?そういう大事な部分をいかようにも解釈されてしまうのは、まずいんじゃないかなと思いますよ。

2014-09-30 10:48:54
名前無し

上二段と下二段は別の方でしょうか?
分からないので、すみませんが纏めて返答します。

漫画に関しては自分もほぼ読まないので詳しく何かのタイトルを上げることは出来ませんけど、例えば生き方を変えられた等のことは有ると思いますよ。
そこで憧れた職業につくなり、それまで関心の無かったことに興味が湧いて色々と調べるようになったなり、実生活にリンクする物語は漫画やドラマに関わらずあることでしょう。
そう言う意味では何事も疑似体験することで発展した結果、何かが大きく変化することはあると思います。
広義ではそれも学びと呼べるのかも知れませんね。
ただ一つ、自分は「考えさせられた」と言う言葉がすごく嫌いです。
「何を」「どのように」と言う注釈も無しにただ「考えさせられた」の一言で片付けて、その内容を問われると大半の人が何も答えない。
それは単に物語の世界観に入り込んで、先の展開を予測したり、登場人物と同じように心が沸き立ったということを指しているだけなんじゃないのか?と思ってしまいます。
物語が投げ掛けた問題提起を汲み取って、その答えを導き出してこそ「考えさせられる」ではないでしょうか?
何を?と問われて何とも説明も出来ず、その挙句には「解釈は人それぞれ」などと言われると本当にがっかりします。
上手いこと言っているだけで何一つ理解も持論も存在しないと思います。
それから生き方に影響を受けることと、解釈等の理解する行為は全く別物です。
何を理解したの?と問われて私はこれで生き方が変わったと答える人って結構いますよね?
全くキャッチボールできていません。
自分が今回そもそも何を指して勘違いだと言ったのかと問われれば、こう言うやり取り全般です。
物語が語っている以上の勝手な肉付けをして「自分ならこうする」が答えであるかのように弁をふるい、「でもこれは自分なりの解釈です」と保険を打つ、当人は自分を特別な理解力でも有るかのように思い込み、悦に入って「そう言う見方が出来ない人にはつまらなく感じるのかもね」なんて言ってさも自分は高いところにいるかのように振る舞う。
このような行為を「理知ぶる」と形容しました。
だから理知ぶりたいなら知性の身につく勉強をしてみてはいかがか?と言ったまでで、古典文学が自身をインテリジェンスに見せかけるためのツールだと言っているわけではありません。
娯楽作品にしか触れようとしない人が、真っ当に文学を学ぶ人と自分を並列に置くような振る舞いをするのは嫌いです。
それが、そのものの持つ品位は自分の都合で上げたり下げたりするものじゃないと言う言葉の意味です。
文学的な弁をふるいたいのならば自分が文学の段上に登れと言うことです。
「漫画にだって」とか「娯楽小説にだって」とか言って自分のテリトリーだけで事を済ませるならそれだけを語れば宜しい。

近年はあえて一つの答えを持たずに、多様な状況にシンクロさせるような技法で書かれる実験的な物語も有ります、あるいはそのスタイルを理論なしに模倣してただツラツラと思い付くままに書かれた作品も。
アメリカのビート文学などは様式を持たずに自由に発想を表現させることで生々しい実体を産み出すことに成功した例だと思います。
それは偶発的なものであって評価にあたいしないと言う人も沢山いますが。
だからそのように読み手側に委ねる方法を全て否定するわけではありませんが、少なくとも今回のこのドラマに当てはまる議題かと言えばそれは違います。
自分が勘違いと呼んだものはもっと単純な部分で、登場人物の行動を勝手な解釈で膨らませて擁護してみたりする行為です。
なぜこの人物はこんな非難されるような行動をとったのか?
私はそうは思いません、彼は本心ではこんな風に考えていて、きっと悪い人ではありません。
と言うようなやり取りのことです。
そんな勝手に設定を歪曲させちゃ駄目でしょう?と言うことです。
だから作者が持っている心理的な裏付けから脱却したものは勘違いだとハッキリと断言しています。

もし作者が、この物語はみんなのものだから好きなように個性を付与して楽しんでくれれば良いです。などと思っているのならば読者に白紙のノートでも渡せば良い。
読み手が千差万別勝手なキャラクターを作り出してしまうような余白の多い作品ならば、それは駄作と呼んで相違無いと思います。

2014-09-30 11:42:34
名前無し

ありがとうございました。

2014-09-30 11:53:37
名前無し

2014-09-30 09:39:16です。
ちなみに2014-09-30 07:27:31以下四名の方とは別人です。

このドラマは、タイトルに聖ペテロの名を掲げ、さらに「ペテロの否認」という古い宗教画を題材にして「罪の悔い改め」について語っています。そもそも宗教画というのは、聖職者でなければなかなか入手出来ない貴重な聖書の内容について伝えるため、文字の読めない人々のために作られたものです。要するに布教目的なんですね。ですから、単に罪の悔い改めを伝えるのではなく、その罪の根底にある信仰の在り方について伝えようとしているんです。このドラマが伝えたいテーマやメッセージが宗教から全く無縁な娯楽作品であるとするならば、題材の選び方、タイトルの付け方が間違っているんじゃないかとずっと思っていました。

同じペテロの否認について伝える作品としてなら、宗教画など一枚も取り上げていませんが、遠藤周作さんの「沈黙」の方がずっとふさわしいと思う。やはり「沈黙」のような文学作品は娯楽作品ではないのだと改めて思い知らされました。ここでのやり取りを拝見して、このドラマや原作はそこまで深く真剣に考える作品ではなく、ただシンプルな娯楽作品として軽く受け止めたいと思います。ただそう受け止めたとしても、私はこの作品が好きになれないのですが。(苦笑)

ただし、どんなジャンルの作品であっても、作家やドラマ制作者が目指すテーマやメッセージは明確にあるはずで、それを作品を通してなるべく正確に伝えようとするのが彼らの使命であると私は思います。

2014-09-30 12:13:43
名前無し

大川さんへ。
相変わらずの名無しです。こちらこそ、ていねいな返信をいただきまして恐縮です(^^;;
ご理解いただき、ありがとうございます。

個人的なご意見については、それはそうですよね。私も個人的な話ですが、心の中で「時間を返せ~」と叫ぶことはあります。特に最後がどうなるかを重視する人は多いですから、「終わりよければすべてよし」の逆になりかねない。腹が立つ時もあるでしょう。それで、このサイトは気軽に「つまらない/面白い」と書きこめるわけですからね。
私も大人げないところがありましたが、大川さんが寛大に接してくれますのでありがたく思っております。

>ちなみにこれも個人的な話ですが、俺は漫画が大の苦手で漫画原作のドラマってほぼ見ないんですよね。

そうですか。表現形式そのものが肌に合わないということはありますよね。私の場合は、幼少の頃からアニメは好きなのに漫画は敬遠するという変わった子でした。全盛だった少年漫画誌とは縁なしでしたが、大人になってからたまに漫画を読むようになりました。
大川さんはドラマを見る前に、よくお調べになるのですね。私はしばらく経ってから漫画原作と気がついたことがけっこうあったような…。気がつかなかったものもあるかも。

>そう言えば、名もなき毒もサイドストーリーかと思っていた同僚の異常行動の方がラストに来ていて「おや?」って印象だったんですよね(^^;;

いわゆる謎解き型ミステリの「定番」を外しているのだと思います。杉村の物語でもあるので、そちらを重視して「杉村家の危機」をラスト付近に持って来ているのだと推測します(他にも意図があるかも)

『名もなき毒』冒頭では、まず運転手の死と葬儀が2分ほど流れます。これが、つかみ(イントロ)になっています。場面転換し杉村が登場すると、婚約者と知り合って障害を乗り越えて結婚し、新生活を始めるまでを18分前後も費やして描いています。その後も編集部に初出社する場面へと続きます。結婚の過程で運転手との出会いがあるので杉村との縁(といっても薄いもの)が分かりますが、いつ事件が動き出すんだろう?という感じです。ここで既に視聴者を選びにかかっているというか、しびれを切らす人も出てくるんじゃないでしょうか。
つまり、イントロはありますが(原作ではどうなってるんだろ?)『名もなき毒』は、杉村に始まって杉村に終わるというサンドイッチ構成になっています。これも一つの纏め方であると思います。『ペテロの葬列』も踏襲しています。こちらは冒頭はあっさりめで最終回にかなりの時間を当てていますが、杉村物語、新章へ向かう前の締めなのでじっくり描いているのだと思います。

サラリーマンの素人探偵役という設定は過去にもあったのかもしれませんし、サラリーマンを取り払えばタクシー運転手等いくつか見つかると思います。しかし、事件物のテレビドラマといえば、刑事・検察官・弁護士・監察医等のプロフェッショナルが活躍するものが幅をきかせています。
杉村シリーズはいろんな意味で「異色作」ですね。異色作が好きかどうかというのも評価に影響する一つの鍵なのだと思います。
毎度の、長いレス失礼しました。

2014-09-30 12:41:15
名前無し

>2014-09-30 11:53:37
名前無し さん
上で目汚しな長文を書いた者です。

そうです、その通りだと思います。
遠藤周作の沈黙、とても良い作品を連想してくれました。
キリスト教も何かと軽薄に引用されがちですね、西洋コンプレックスがその源なのかと思いますが、中高生の頃に宗教の話をするとクリスチャンでもないのに「自分はキリスト教だから」みたいに言って格好付けてた同級生を思いだしてしまいます…
このドラマの原作は本当に奥行きの無い純然たる娯楽本ですね。
その上、ドラマチックな演出も薄い、作者の惰性のみの作品だと思います。
そしてドラマ製作者も読解力と表現力が極めて低いように感じます。
だから自分も当初は、盛り上がりに欠けてただつまらなかったとの感想だけを書き込みました。
このドラマに関してはそれ以上何も感想が有りません。
それで十分な作品だと思います。
他の人のレビューを読んでいて余りにもストレスを感じたのでつい批判的な書き込みをしてしまったら文学を引き合いに反論を受けたので、思わず本気で議論してしまいました。
書きながら収穫の無いコトを…と自分でも思いましたが、沈黙のタイトルを目にしただけでも何か救われたような思いがします。
ありがとうございました。

2014-09-30 12:54:07
名前無し

しかし、みなさんよく前作の「名もなき毒」について詳しく覚えているものですね、感心してしまいます。私も好きで、みていましたが、そんなに細かいところまで覚えてません…(笑)みなさん、記憶力いいんですね(笑)でも、いいですね、こういう風に、お互い感情的にならずに、冷静に意見を交換できるっていうのは。国語の勉強でもしているようですが…

2014-09-30 16:33:45
名前無し

ペテロの順位が下がってるのが悲しいなあ。←☆4つなら大健闘してますよ。BSは見てる人が…ですし。
あと、魔乃さんのレビューも楽しく読ませてもらいましたよ。

2014-09-30 19:09:45
名前無し

なんか面白いレビューになってるね(笑)
先生が、紛れ込んでるのかな?

私も掬われるは知らんかった。
漢字変換したら救われると書いちゃうかも。
一応意味は理解しているつもりですが(汗)

でも先生はきちんと文章読んでるから
誤字脱字の指摘されるんですよね。
自分も気をつけよ。

2014-09-30 19:26:58
名前無し

そうなんですよ~なんかの教室みたいになってるんですよ(笑)国語の授業?

2014-09-30 20:25:21
大川

名無し殿
フムフムなるほど!って感じです。
確かに構成としては斬新なのかも知れませんね〜
小説で読むと面白みもあるのかな?って気にはなりました。
ただ、ドラマでやるからにはもう少しテンポを大事にして欲しかったって感じですけどね!(^^;;
せっかく絵付きで補足が効くのに、それが故にそこに淡々としたセリフを重ねられると映像まで見流しになってしまう気がします。
正直最初に名指しされた三悪人がどうなったのかとか、あの青年がなんでバスジャックを模倣したのかとか全然ピンと来てないところ沢山有ります(笑)
あと、お金を受け取ったことを隠していたことで世間から批判を受けたってくだりがあの淡々としたナレーションのみだったのも凄く腑に落ちなかったっすね〜
それこそ原作がそこを端折ったとしてもテレビドラマ化の腕の見せ所じゃないですか?
何で何も演出を添えなかったんだろう?

さて、漫画原作は事前にチェックして外すわけではなくて、たまたま始まる前の番宣を見たりとかで知ったり、1話だけ見てなんか漫画っぽいな〜ってなって見るの辞めたり、って感じですね。
もちろんGTOとか金田一少年とかみたいに有名過ぎるくらいのものは最初からノーマークにしてますけど。
漫画って読まない人がたまに読むともの凄く独特な癖が有ると思うんですよね。
セリフ回しとか個々のキャラクターとか、なんかハスに構えているって言うかですね、それこそ漫画業界の様式美なのかな?
それが苦手で見てても身が入らないんですよね。
漫画自体も絵が目に入っちゃうとどうも入り込めなくて…
俺はやっぱり本が好きなので最近の小説家が漫画育ち丸出しな文章を書くことも凄く不満で、なおさら毛嫌いしてるのかな?って思いますけど。

今日のところはこんな感じで(笑)
さて、この往復書簡はまだ続くのかな?( ̄→ ̄)

2014-09-30 21:21:23
名前無し

>お金を受け取っていたことを隠していたことで世間から批判を受けたってくだりががあの淡々としたナレ-ションのみだったのも凄く腑に落ちなかったっすね~→あ~それは私も思いましたね。そこがどう描かれるか最終回前、あらすじ見て、楽しみにしてたのに、始まってみたらたった少ししか描かれなくて、「え?それだけ?それで終わりなの?」と拍子抜けしてしまいました…期待してただけに、ナレ-ションで済ませたやり方には私も少しがっかりしました…

2014-09-30 21:26:41
名前無し

それにしても、みなさんすごいですねぇ、いろんな意味で…

2014-09-30 21:39:00
大川

でしょ⁉︎笑
アレは一番やっちゃいけない禁じ手でしたよね(^^;;
尺の割り振りを完全に間違えてましたよね〜



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