5 | 206件 | ||
4 | 56件 | ||
3 | 27件 | ||
2 | 26件 | ||
1 | 37件 | ||
合計 | 352件 |
あ~なるほど、そういう見方もあるのか。
最終回で、私にとり一番の謎というか気になったのは、菜穂子の裏切りよりも井手がなぜ杉村に白羽の矢を立てたのかということ。納得する理由が出てこない。
遺体を運び出して隠すという大それたことをするのだから、パートナーは信頼できる人間を選ぶのが普通。杉村のことなんか信頼してないでしょう。対立関係解消されてないんだし。
杉村がお人好しだから?頼まれたら嫌と言えないから?というのはすぐ打ち消せるとして、次に思ったのが、説得すれば杉村は受け入れてくれると井手が考えたからなのか?ということ。だが、杉村と森との関係はそこまで深くないし、睡蓮の時だって説得できていない。これも理由としては弱い。というか、「あんたはいつも綺麗事」と言うけれど、杉村ならずとも井手のあんな一人よがりな言い分に心動かされて、犯罪に加担しようなんて人間はほとんどいないと思う。あえて手伝いを探すとすれば、森の元部下連中の中からじゃないのかな?
あとは、杉村を脅かして言うことをきかせようという線がある。確かに井手は密会写真という武器を持っている。杉村の退職を知っていたとしても「ばらまく」という脅しを試す価値はあるだろうし、知らないのならなおさらだ。しかし、これを使って交渉しようとしなかった。怒りにまかせてばらしただけである。
暮木老人だって遺体を運んだのだ(引きずりながらだが)。重労働だが、もっと若い井手ならやってやれないことはない。
結局いくら考えても、リスクをおかしてまで赤の他人を巻き込もうとする井手の意図は分からずじまい。
妻の浮気を教えるために、無理やり両者の接点を制作側が作ったようにしか見えなかった。
原作は解りませんが、井手にとって死体を隠す事は森元常務の尊厳を守る崇高な行為であり、杉村はそれを理解してくれると心の底では思っていたのだろう。つまり反目しあってはいたが人間的に信頼していたからではないだろうか。
菜穂子のキャラが最後まで好きになれなかった
続編でテッシーの、ブックドッグカフェをオープンさせて(笑)
続編があるとしたら、菜緒子がまた出てくる気がするんですが、気のせい?
娘と絶縁するとは思えないし、接点は消えない。
菜緒子は橋下より杉村とももこが大事(好きでしたっけ?)だと言っていましたよね。杉村もけっきょく菜緒子が好きなのは変わらないし、なんだか最終的に寄りを戻しそうな気がします。
そこに至るまでの絆の再確認というかなかで新たな事件が……ややこしいですけど(笑)
杉村は自由になりたかったというのはわかるんですが、でも色々わかっていて結婚したし、それなりに溶け込んでいたし、菜緒子の浮気やら、まさかの彼女からの最後通牒がなければ離婚しなかったと思うんですよね。
自由の代償は大きいという事を杉村はまた思い知って(気の毒なことに)心境の変化はあるような。きれいさっぱりされるとなんだか腹が立つんですけど。菜緒子は嫌いだけれど、菜緒子を悪女という踏み台にして探偵へ、という持っていき方がなんだか嫌です。原作者さん(笑)
続くのだったら睡蓮のマスターは杉村の傍にいて欲しいですね、
一人は辛すぎる。
てっしーも会社止めて助手になっていいのよ~。
ムロツヨシが見たくて見始めたドラマでした。でも内容も出演者もすごく良かった。橋本さんとなほこの会話で、「私には打算がありました。でも、足元をすくわれました。」というのは、なほこと結婚して、会社を継ごうと思ってた。でも、杉村になほこをとられたと言うことなんですね。ずっとなほこが好きだったのに、離婚したからといって、一緒にもなれない。切ないな。
橋下の「足元をすくわれた」は、井手の密会写真のことかと思ったのですが。
井手は橋下に、知ってるぞ、と言ったのだと。
井手が、森閣下の後始末に杉村を呼んだのは
「きれいごとしか言わない」けど
それが気持ちのある、こころから出る言葉であると
井手もどこかで感じていたから、ではないかと思いました。
部下がいたとしても、正直彼のあの性格では、ついてきてくれるような人間はいないのではないか。
嫌いで憎んでいるけれど、でも自分の中にもどこかに「杉村」のような部分がある、と井手は認めたくないけど、知っている、というような。
意外と探偵になった(決めてかかってますが・笑)杉村を影であれこれ支えるのが井手になってたら、びっくりだ。
悪は伝染する
伝染したのは、バスジャックをした青年一人だけ?
でもすぐに改心したし・・・
「足元をすくわれた」の解釈、これ私には難しいです。
>橋下の「足元をすくわれた」は、井手の密会写真のことかと思ったのですが。
>井手は橋下に、知ってるぞ、と言ったのだと。
それも考えられるでしょうが、疑問もあります。
森閣下の家から立ち去ったあと、杉村の携帯に井手から写真とメールが届きます。文面はこうです。
「橋本にも同じものを送った」「みんな終わりだ」
写真をこのタイミングで送っていることから、橋本に「知ってるぞ」と言ったのはこの時点に思えます。それに加えて「杉村にバラしたぞ」と教えているでしょう。すぐさま橋本は菜穂子に連絡をとり、覚悟を決めた菜穂子は杉村に背中を向けて待っているという流れが自然かと思うのですが。あの橋本発言はこの前ですから。
「最初、私には打算がありました。私は本来そういう男なんですよ。でも、すぐに足元をすくわれました」
一応、私の解釈としては、最初、橋本が菜穂子に近づいていったのには打算が含まれていました。しかし、すぐに純粋に菜穂子が好きだという気持ちのほうが、打算をはるかに上回っていることに気づきます。その気持ちによって、打算的な自分の足元がすくわれたのだ・・・という心理的な告白です。当たっているかどうかは分かりませんが。
>意外と探偵になった(決めてかかってますが・笑)杉村を影であれこれ支えるのが井手になってたら、びっくりだ。
あ、その井手弥七、ちょっと見てみたいですね
>つまり反目しあってはいたが人間的に信頼していたからではないだろうか。
>それが気持ちのある、こころから出る言葉であると井手もどこかで感じていたから、ではないかと思いました。
そのように考えないと説明がつかないのでしょうね。
そうだとしても、制作側に注文はあります。時間にして1分いらないです。ほんの断片でいいから、杉村に対する信頼感の表出を事前に描いていてほしかったと思います。私が見落としてるかもしれませんが。
話を変えますが、井手の次に気になったのは、もしかしたら菜穂子は不倫がばれなければ杉村と結婚生活を続けていたのではないか?という疑問です。
まず、橋本が菜穂子の言葉を遮って一人去っていったところで、二人の関係に続きはなさそうでした。「わたし、今までと違う自分になりたいんです」という告白は、橋本と共にというのが条件のように聞こえます。
そして、井手からの電話がかかってくる前の夫婦の会話ですが、これがいたって普通なのです。いつもの仲睦まじい杉村夫妻という感じ。なにか裏に菜穂子の決意が隠されていて、言いよどむとか表情が曇るといった演出もありません。
「そう、メイちゃんっていい子ね。なんか、このままお金が戻ってこないほうが良さそうね」
「僕もそう思うな」
「いろいろ振り回されたけど、かえって私達前に進めるっていうか」
「そうだね」
「会社辞めたらさあ、ちょっと旅行でも行こうか」
「だめよー。節約しなきゃあ」
「そうだね」
なにか言葉だけでなく表情からも、杉村と転居先での新生活をおくる気まんまんに見えるのです。ドラマ上は、不倫を暴かれたので認めたという流れです。だとすれば、他者から暴かれなくても自分から告白したのだろうか?そんな予兆はあっただろうか?という疑問が出てくるのです(先に書いたように、橋本のラインはすでに封じられていると考えます)。
この後、離婚に至る交渉過程が具体的に描かれていないので不明な事あり過ぎなのですが、もし杉村が「許す」と言ったらどうなっていたでしょうか。あんがい結婚生活を続けていたのかもしれないとも思えてくるのです。
自分も杉村の家族に対するものは「逃げ」のように感じました。
自分の後ろめたさから離れるしかないと決めたなら分かるものの、杉村を良い人だと認識してる自分にとってはなんだか納得できない決断でした。
もっと家族とぶち当たって、もっと弱音を吐いていいはずなのに、責めない心の持ちようは、数ある事件を経験してきた杉村も毒されてしまったかのような印象を持ちました。
それが実は奥さんに伝染していた(杉村自身はどちらかというと鈍感だから影響はされ難い?)という結末でしょうか?
もし、杉村夫妻になんらかの罪(菜穂子が言っていたこと)があるというならそれでも二人で生きていく方が夫婦の在り方としては逞しいものなのではないかという思いです。
だから、杉村の決断は逃げのようで納得できてないです。奥さんの告白には許しを欲していた訳ではないけれど、まだ家族でいたい思いはあったように思いました。
このような決断で離婚をしてしまう家族が現代的な印象で、なぜか安直な決断だと感じてしまった自分が古風な考え方のか分かりませんが、どう判断して良いのか分からないもどかしさみたいなものを感じてます。
やっぱり高野嬢のことが苦手な人は結構いるようですね。橋本は口には出さねど横目で、なんだろうねこの人はみたいな面持ちでしたし、テッシーは正直に表明ですか。でも、テッシーはツンデレなところありそうだし、苦手からスタートして徐々に接近なんてパターン意外にあるかも。ファンとしては困るところですが(笑)。
なにはともあれ、最終回に出番があってよかったです。エミクラさ~ん、登場回数は少なかったけど楽しみにしてましたよ。
注目してた人もいるということを、わかってくれたら嬉しいですかね。
続編でまた会いましょう~。
19日のプロデューサー日記を読んで、ちょっと興奮してます。
今すぐはここで引用するのは控えますが、物語を楽しんだ人にとってはたぶん嬉しいお話になってると思うんですけど、どうでしょうね?
↑私は結構好きですよ~純と愛にも出てましたよね。最初全然気が付かなかったんですけど。私高野嬢のあのキャラ嫌いじゃないです。続編があるなら、ぜひ!って感じです。
>「わたし、今までと違う自分になりたいんです」という告白は、橋本と共にというのが条件のように聞こえます。
「私、今までと違う自分になりたいんです・・・だから・・・」
「分かってます・・・最初、私には打算がありました。私は本来そういう男なんですよ。
でもすぐに・・・足元をすくわれました」
菜穂子は橋本に別れを告げようとし、橋本もそれを察していたのだと思いました。
>菜穂子は橋本に別れを告げようとし、橋本もそれを察していたのだと思いました。
なるほど、そういう見方もありますか…というか、それが正解みたいですね。
映像を見返していたら、赤い靴を持った菜穂子とゴミ箱が映っていました。橋本との関係終焉を示唆するダメ押しシーンですね。
そうすると、菜穂子は違う自分になるために次は杉村とも別れようとしていたのかどうかがやはり気になります。不倫がばれなくても、近いうちに自分から切り出していたのでしょうか? 会長曰く「彼女は城壁の外で暮らしたいと言い始めた」ということからも、そう思うほうが整合性があるのかもしれません。
しかし、一方ではあの夫婦での会話場面が引っかかっているのは事実です。少し上のほうの方のお言葉を借りますと、私の場合はこの点の判断がつかずもどかしさを感じています。
今から、改めて考えたことや感じたことを書いていこうと思います。長くなるかも知れませんが…また、最終回から日にちが経っていますし、この感想も誰の目にも触れないかもしれないという不安もありますが、自己満足のために書かせて下さい。バスの中で間野が杉村菜穂子と名乗ったわけを杉村が訊ねた時、間野は「たぶん…羨ましいって思ってたからでしょうね」と答えた。このセリフはすごくいいと思ったし、表現として上手いと思った。杉村はその意味を理解してないようでしたけど。そういうふうに、いいなと思えるセリフがあったのに、その後所どころに出てきた意味不明なセリフ…菜穂子の浮気独自のシ-ン。「僕がももこの発表会抜け出して探偵気取りだったから?」「違う、そうじゃないの」「不安だった、いつかあなたがこの生活から逃げていってしまうんじゃないかって」え?違うの?杉村は家族以外に目を向けてるのが不満だったんじゃないの?そばにいてくれないことに寂しさを感じていたんじゃないの?それなのに、「違う」とか言われても…しかもその後の「自分を変えたいっていうのと、犠牲を払ってるあなたを解放したいっていうのは全部繋がってるの」は?意味不明…どう解釈したらいいのでしょう?(理解力のある方教えて下さい。)その後、ももこにキス?してるシ-ンが印象的でした。杉村が涙を流してるところも見てるこちらが苦しくなってしまうほどでした。そして、菜穂子。「パパの代わりはママよ」「ママはこれからパパにもなる」個人的にはここで「家族狩り」の水野美紀思い出したんですが、菜穂子のそれからは全然重みが伝わってきませんね。次に会長と杉村の会話。「あのぐらいの年の子どもでも、両親の離婚が世界の終わりではないと客観視できるんだなぁ…我々の社会はそこまでそこまで成熟したのか、退廃したのか」はぁ…?またしても意味不明なセリフ。両親の離婚について恐らくは何もわかってないであろうももこを離婚について理解してるみたいにするのはちょっと無理があるなぁ…と。広報室の皆との別れのシ-ン。間野だけ杉村と目を合わせないようにしてましたね。寂しそうでした、彼女。杉村のほうも間野と言葉を交わそうとはしません。杉村はこの時点ですでに間野を無視していたわけです。逃げていたのです。そして、最後にあの間野スル-です。いろいろ考えたのですが、やはりきちんと向き合うべきでした。いけませんよ、杉村にあんなことさせては。あれは私の知ってる杉村ではありません!会話したらしたで違和感抱くって意見も分かるのですが…すみません、まだまだ続くので、ここで一旦区切ります。
続きです。杉村による間野スル-、それ以上に気になったこと。それは間野が言葉では「ママも強くならなきゃね」「私はお母さんだから!」なんて言ってるのに、その息子ほったらかして、ベンチで1人杉村を待ち伏せしてたこと。悪い女だ、やっぱり(笑)いえ、私間野さん好きですよ。でも、もし続編やる時にまた間野さん登場させるなら、今度はもっと息子も登場させてね、スタッフ。なんか今まで、意味不明とか理解できないとか書きましたが、私は決して批判しているわけではありません。もっといえば、私はあのラストだけは否定しますが、この最終回を完全に否定してるわけではありません。離婚についてもちょっと唐突過ぎるかなって感じはありますが、理由については上の方で説明されている方がいたので、それで納得する…ことにします。それに私は人間の愛なんて信じてませんし、家族の絆や愛なんてものはいとも簡単に容易く壊れるものだと思ってますから。(私って冷たいなぁ…)私はこの作品にハッピ-エンドは求めてませんでしたから。結局形あるものはいつかは壊れるとは言うけれど、形のないものでも壊れることがあるのだと、そういうことが言いたかったんじゃないかと。菜穂子と杉村の離婚について私はそういうふうに受け止めています。あくまで、私個人の勝手な解釈ですが…また、ここで、一旦区切らせていただきます。
>私は結構好きですよ~
「苦手」コメントが続いていましたから、百人力の嬉しさで~す。
>最初全然気が付かなかったんですけど。
服装と髪型で女性は変わりますね。恐ろしいほどに。もちろんそれだけじゃなくて、エミクラさんはカメレオン女優なのでしょうね。
>続編があるなら、ぜひ!って感じです。
大半の人にはどうでもいいことでしょうが、次期編集長が誰になるかも関心の的です。本命・手島。対抗・新キャラ。穴・間野。大穴・高野嬢といったところでしょうか。秘書室に居続けるのもいいですが、あの女王の下では難しいのかな。続編でどう扱われるかにもよりますが、あおぞら編集室へ「飛ばされる」のも活躍の幅が広がりそうで楽しみです(と、勝手に決めてる)。
みなさん上の方でおっしゃってるように、菜穂子と杉村の浮気が発覚する前の夫婦の会話に私も違和感を抱いたのは確かです。なぜ、離婚という結末に持っていくのにあのシ-ンが必要だったのだろうか、と。でも、録画観直してみて、ちょっとだけ分かったような気がします。バスジヤック事件が一段落し、平穏な日常が戻ってきた。菜穂子はこれでもう、杉村が探偵のようなことすることないと思ってたのではないでしょうか。この辺り上手く言えませんが…その証拠に「いろいろ振り回されたけど、かえって私達前に進めそうね」と菜穂子は言っています。ところが、そんなタイミングで、井手からの電話がかかってきます。この時に菜穂子の表情が一変します。ここが、結構重要なポイントなんじゃないかと思います。上手く言えないのですが…ごめんなさい、やっぱり説明するの難しいです。混乱してきたので、また考え直します。
>それ以上に気になったこと。それは間野が言葉では「ママも強くならなきゃね」「私はお母さんだから!」なんて言ってるのに、その息子ほったらかして、ベンチで1人杉村を待ち伏せしてたこと。悪い女だ、やっぱり(笑)
待ち伏せの理由が、単にお別れを言おうとしたのではないというのを前提条件とします。
とすると、間野の目的は、淡い期待ではありますが杉村を夫として得るための道筋をつけることになります。間野にとっては、これまでの男運からすれば理想と言ってもいい男性です。交際が発展して家族になれれば、その頃には杉村も再就職してるでしょう。
いま、間野はフルタイムで働いています。夫を得られれば子供の小さいうちだけでもパートに減らせるでしょうし、専業主婦+内職でも行けるかもしれない。シングルマザーでいるより、息子に目をかける時間はむしろ増やせるでしょう(シングルマザーの方を貶める気はまったくありません。少ない時間でも濃密な親子関係というのもあるでしょう。そこは人それぞれ)。
夫・父親を得るために積極的に動くというのも一つの強さの現われです。「婚活」によって当座は息子との時間は削られても、より良い将来のための布石になると間野が考えているとしたら(というか、私はそう見ていますが)、間野の行動は納得できるというものです。
あくまで個人の見方です。
杉村の家庭内の結末(妻の浮気とか離婚とか)はより日本中を巻き込んだ犯罪についてや悪の伝染についてを詳しく描写をしてほしかったと思いました。
あら、私の長い長い感想に目を通して下さった方がいらっしゃったのですね。もう誰にも読まれないかと思ってました。ありがとうございます。そして、間野についてですが、なるほど、そういう見方があるのですね。このドラマでだいぶ頭使ったつもりでいたのですが、私はまだまだドラマに対する見方が甘いというか浅いなぁと思いました。「悪い女」などという発言はちょっと浅はかだったかもと反省しています。積極的に動くことも強さ、ここのレビューは本当にいろいろ勉強させられます。頭を使わなければ、いけなくて疲れることもありますが…何はともあれ、間野についての見解、ありがとうございました。とてもためになりました。
間野さんのベンチで待ちぶせシーンですが
あれって、仕事の終わりの時間ですよね??
杉村がみなに別れを言って、就業時間終わって出てきた、のか
いつもより早い時間なのかもしれないですけど
間野さんだって、仕事している以上、子供はあずけているわけですし。
ほったらかし、って、家にほったらかしているというわけではないと思うんですけど。
違いましたっけ?
なんか設定を忘れてますか?私。
早く帰ってあげて、という意味なのかもしれませんが
杉村との別れ、もしくはその他の意味で会話をしようとして
待っていたことがそんなに悪い母親なのかなあ・・・
ああ、ごめんなさい、間野が知り合いに預けてるっていうのは分かってます。「ほったらかし」っていう表現は言葉の綾というかなんというか…ほかの人にとってはどうでもいいことなんでしょうが、ちょっと預けすぎだなって気になってしまったんです。私の中ではスル-できないことだったんです。それに、間野は菜穂子のことを羨ましがっていたけれど、私からしたら「子どもを預けて仕事できる環境がある」間野京子が羨ましかったんです。そこは、幸せなことじゃないかと。「ほったらかし」って言葉に大した意味はありませんし、ましてや悪意なんて微塵もありません。決して、間野京子を非難してるつもりはありません。ただ羨ましかったのです。なんか、誤解させてしまったようでごめんなさい。
>あれって、仕事の終わりの時間ですよね??
>杉村がみなに別れを言って、就業時間終わって出てきた、のか
>いつもより早い時間なのかもしれないですけど
ん~なんといいましょうか。杉村がお別れをしていた時はスーツ姿でしたよね。待ち伏せシーンでの杉村は、カジュアルな服装で片手には旅行?かばんを持っていました。「別れを言って、就業時間終わって出てきた」なら、会社で着替えたことになりますがちょっと考えにくいです。もらった花束はどうしたんだろう?スーツをかばんに入れて出かけるの?という疑問が出てきますので。
やはり、いったん花束を持ち帰って、住居で着替えてから出立したと考えるのが自然かと思います。今の住居(たぶんアパート住まいだと思いますが)は残しているのか引き払ってしまったのかは分かりませんが。
決められないのは、お別れの日と出立の日が同日なのか後日なのかということです。出立の日の周囲の明るさからは日中に思えますので、後日のような気はしていますが…。
そうすると間野もよく見つけられたなあと思いますが、そこはあんまりリアルに考えなくてもいいのかもしれません。
↑そうなんですよね。あんまりリアルに考えるとわけわかんなくなるんですよね。
ちなみに「悪い女」っていうのも冗談半分に書いたのであって浅はかだったと反省しています。
杉村の家庭内の結末(妻の浮気とか離婚とか)よりは日本中を巻き込んだ犯罪についてや悪の伝染についてを詳しく描写してほしかったと思いました。そういう意見も分からないわけではありません。ただ、この作家さんは恐らくそういうミステリ-だけではなく、もっと深い部分、人間の本質というか、闇とか、そういう部分も描きたいのですよね、きっと。あくまで、想像に過ぎないですが、ドラマ見てるとそんな感じがします。そして、原作であれだけ酷評だったラスト(読んだことありませんが、レビューは覗いたことあります。)を敢えてそのままドラマのラストに持ってきた。それをすれば、賛否両論になるだろうことは想像できたはずです。製作側は。それを覚悟してでも、原作に忠実であろうとしたスタッフの勇気には、拍手を送りたいです。なんか稚拙な文章になってしまいました、すみません…。
>この作家さんは恐らくそういうミステリ-だけではなく、もっと深い部分、人間の本質というか、闇とか、そういう部分も描きたいのですよね、きっと。あくまで、想像に過ぎないですが、ドラマ見てるとそんな感じがします。
杉村妻は事件の事を調べる夫が構ってくれないから不満だっただけで浮気したようにしか取れなかったし、第二のバスジャックに巻き込まれた以外は間野の過去も本来の筋である悪の伝染や悔い改めとはそれ程関係なかったように思うんですがそんな心の深い所の描写があったのでしょうか・・・
人間の本質も心の闇も描き切って無いと思うのですが・・・どうでしょうか・・・
三悪人も罪を犯した自覚すら無いから悔い改める事もない様に思うんですけど・・・わざわざ登場人物として出す必要があったんでしょうか・・・
ペテロの悔い改めに代表される揺るぎない決心とか新たなる決意とかの描写とか無かったし、犯した罪を償うために心の闇とか良心とかの葛藤も描いてないような気がするんですが・・・
日本中を巻き込んだ犯罪とか悪の伝染については視聴者が希望して作家さんに書いてもらってるわけではなく、作家ご自身が視聴者や読者に向けてこの小説やドラマの核として日本中を巻き込んだ犯罪とか悪の伝染や悔い改めることを発信しているわけですからそれを期待してはいけないとなると・・・
この作家さん結局なにをテーマにしてこの小説を書いたのですかね・・・
私にとっては非常に残念なドラマでした。
ひとつ気になるのですが、間野は弁護士に借りたお金どうしたのでしょう?借りたのは事実、でも返してないのも事実…なんじゃないかって…なんか今までの行動振り返ってみても、男性がらみでトラブル多いのって、本人も言ってたように、彼女の方にもそういう要素?というか、問題があったような気がします。「私にも悪いところがあったから」本当にそうだよ!って思ってしまいます。間野の行動って本人無意識なんでしょうか。そして、杉村は間野の持つ本性に気がついた。彼女の中にある狡猾さや計算高さに。そう考えると、杉村が間野を見かけて、怪訝そうな顔したのもすべて納得です。やっぱり悪女だったのかも知れませんよ、間野京子。なんか上手い具合に騙されたような…
私の中では間野京子の正体はまだ明らかになってないのです。ドラマが終わっても。
>その後所どころに出てきた意味不明なセリフ…菜穂子の浮気独自のシ-ン。「僕がももこの発表会抜け出して探偵気取りだったから?」「違う、そうじゃないの」「不安だった、いつかあなたがこの生活から逃げていってしまうんじゃないかって」え?違うの?杉村は家族以外に目を向けてるのが不満だったんじゃないの?そばにいてくれないことに寂しさを感じていたんじゃないの?それなのに、「違う」とか言われても…
えーと、うまく説明できるか自信はないのですけど(汗)なんとかやってみます。自分にとっては自明のことでも、いざ人様に説明しようとすると難しいもんです。
菜穂子が否定する杉村の問いかけ・・・
「僕がももこの発表会抜け出して探偵気取りだったから?」
・・・は二つに分節することができます。
1. 「僕が発表会を途中で抜け出したから、怒っているの?」
2. 「僕が探偵のまね事をしているのが、気に入らないからなの?」
まず1ですが、杉村サイドからすると、発表会を抜け出したというのは最後まで一緒に今日のイベントを過ごすという(暗黙の)約束を履行しなかったという認識になります。それは当然なから自分勝手なことであり、妻は杉村の身勝手さ、エゴを責めているのか?という問いかけになるわけです。
菜穂子サイドからすると、それも問題ではあるが事の本質ではないので、思わず「違う」と言ってしまったのでしょう。より重要で本質的なことは、発表会での抜け出しは、杉村が自分のところから逃げ出してしまうのではないかという恐れを象徴している行為だというのが菜穂子の認識です。ここが杉村と食い違っている。
2ですが、常々言っているように杉村からすれば、菜穂子は自分が探偵のまね事をするのを嫌がっているという認識です。嫌がっていることをやったのだから腹いせに浮気したのか?という問いかけです。
菜穂子からすれば、探偵のまね事「そのもの」を嫌うというのは表層の部分です。探偵のまね事に首を突っ込むのは、自分との生活に不満があり逃げ出したがっているからではないかという不安こそが本質です。その不安を分かってくれずに「じゃ、なに?腹いせ?」と問うてきたことに対する「違う」です。
もちろん、菜穂子には日頃の「不満」や「寂しさ」もあったでしょうが、根底には「いつかあなたがこの生活から逃げていってしまうんじゃないかという不安」がありました。
そのことを告白する時が来たということです。
説明をおわりにしてドラマの感想を付け足しますと、ここまでのっぴきならない状態になってからそんな話をしても遅いような気がします。ていうか実際遅かったのですが。
8話で「これからはもっと話し合おう。遠慮せずに」って合意したはずなのに、その時を除いて、この夫婦が深い話をしたことがあったでしょうか? 普段の会話では杉村はいつも遠慮がちです。自分から旅行を切り出した時だって、すぐ引っ込めてしまいました。
ひねた見方ですが、なんかうわべだけの幸せ夫婦という感じでした。まあ、それ以上を求めるのは望み過ぎという考えもあるかもしれません。赤の他人の男女が、魂の深いところで心底から理解しあうというのは容易ならざることだと思いますから。
でも、杉村夫妻の場合は、離婚に至ることはそれほど不思議なことではなかったのだと思います。
長々と失礼いたしました。
↑ありがとうございました。
どうしても、菜穂子の「ママはこれからパパにもなるのよ」ってセリフが「家族狩り」の水野美紀とかぶって仕方ない!たまたまなのか?パクリなのか?しかも、同じTBS で…みなさんどう思います?
私「間野京子」についてもう少し掘り下げて分析してみたいのですが、最終回以外全部録画消しちゃったしな…
花実さん、丁寧なレス
ありがとうございました。
ほったらかし、と悪い女に突っ込んだ者です。
花実さんのお気持ち、よくわかりました。
>それに、間野は菜穂子のことを羨ましがっていたけれど、私からしたら「子どもを預けて仕事できる環境がある」間野京子が羨ましかったんです。そこは、幸せなことじゃないかと。
ひとそれぞれですね、本当に。
間野は、子供を預けなくても
働かなくても、子供と一緒にすごせる
子供の成長を見守ることが生活として成り立つ菜穂子がうらやましかったのでしょうから
本当に、それぞれなのだなあとつくづく。
その後の方の書かれていることで
確かに、あれは就業時間後というより
杉村が旅立つ日、と考えたほうがいいと
わたしも思い直しました。
間野はついていこうと思っていたと見える服装、持ち物のようでした。
みなさん、本当よく見ていらっしゃる。
>菜穂子の「ママはこれからパパにもなるのよ」ってセリフが「家族狩り」の水野美紀とかぶって仕方ない!
いやいや被りません。(笑)
その言葉を口にする覚悟も、背負っている過去も、二人は全く違いますから。私的には水野さんのシンママの方が、よほど重い決意をしていると思いましたわ。
「ペテロ」は、原作を読んでいない方々からの評判がいいんですね。
低視聴率なのは、時間枠の問題だけじゃないと思います。
原作自体の評判はかなり悪いですし(私も杉村シリーズは嫌いです。宮部作品は全て受け付けられません)、読んだ方々が、ドラマを避けていたのも原因の一つではないでしょうか。
その言葉を口にする覚悟も、背負ってる過去も、二人は全く違いますから。私的には水野さんのシンママの方が、よほど思いましたわ。あ、もちろんです。その決意の重さの違いは充分わかってるつもりです。でも、セリフだけ聞くと、なんだか連想してしまうんですよ…。二人の言葉の重さの違いはわかります。
「ぺテロ」は、原作を読んでいない方々からの評判がいいんですね。あ、それあるかも知れません。私もその1人ですから。ドラマみて原作読みたいなぁって気持ちになるのですが、やめた方がいいのでしょうか…
菜穂子のAll or Nothingt的な発想が理解できない。
つまり彼女は、杉村が常に自分とモモコのことだけを見てくれて
常に自分のことだけ考えててくれないと満足できなかったんですよね。
ときどき垣間見れる、自分以外への熱意を感じるたびに
その熱意の比重が自分より外へ大きく傾く時が来るんじゃないか?
それが嫌で、じゃあそんな不安にさせるような相手なら要らない。
と、いう理屈ですよね。
本当に杉村のこと愛していたんでしょうか?
愛させる自分を愛していただけなのでは?と思います。
では、橋本の存在は菜穂子にとってどんな存在だったでしょうか。
橋本なら100%自分のことだけ考えてくれそう。
橋本ならもっと満たされた人生を歩けるかも?と思っていた。
それとも、100%杉村に依存してる自分が嫌だった。
自分を変えようとして何か大胆なことをしてみようと思い、
火遊び的に橋本と不倫してみたが、罪悪感だけが残ってしまった。
いすれにしても愚かな人だなと思います。
>それをすれば、賛否両論になるだろうことは想像できたはずです。製作側は。それを覚悟してでも、原作に忠実であろうとしたスタッフの勇気には、拍手を送りたいです。
たとえば、ハッピーエンドにしてしまえば賛同者で占められたはずだということになるのでしょうか? 少なくとも私は賛同はしませんかねー。
原作のラストを大きく改変することだって勇気がいると思いますよ。原作通りにするほうが無難であるとも言えるかと思います。
それになんといっても、原作者とドラマ制作者が共に続編を視野に入れているなら、なおさらラストは揃えておく必要がありますよ。細かいところは異なっていていいでしょうが、大筋は同じでないと、まったく違う物語としてスタートすることになってしまいますからね。
原作ではバツイチの杉村が、ドラマでは3人家族の良きパパとしての杉村がそれぞれ活躍って・・・やっぱ変だと思います。
ハッピ-エンドにしてしまえば、賛同者で占められたはずだということになるのでしょうか?…ん~そういうことが言いたいわけじゃないんですけど…あの文章を書いた時は考えがまとまってなかったので…今もまとまってないので書けないんですが…うん言い訳ですね、はい。ご指摘の通りですね。続編を視野に入れてるならなおさらラストは揃えておく必要がありますよ。……原作って「ぺテロの葬列」で終わってるんですよね?もし、続編があるならドラマで完全オリジナルスト-リ-をやるのかなぁなんて考えたんですが…それとも、宮部みゆきは続編書く予定があるのでしょうか?この辺りが分からないと、ラスト改変についてはもう何とも…もう一度考えさせて下さいね。
↑あ~でも、このレビュー読む限り原作とは違うハッピ-エンドを求めていた人が多かったようなので、上に書いたような考えが出てきたんですよ。
いろいろ振り返ってみても、みなさんのレビュー読んでもこのドラマ、いろんなシ-ンの解釈がひとつに絞れないようにしてありますね。本当最後まで、いえ最終回が終わっても混乱させてくれるドラマです。(涙)ドラマというのは娯楽のために見るのではなく、頭を使って見なければいけないのだと、このドラマ見て初めて知りました(笑)今一番混乱してるのは、ラストの間野と杉村のシ-ンです。解決したつもりがまた混乱してきました…
>それとも、宮部みゆきは続編書く予定があるのでしょうか?この辺りが分からないと、ラスト改変についてはもう何とも
宮部みゆきさんの直接のコメントは見つけられませんでした。
ただ私は、橘プロデューサーの以下のコメントが大きなヒントになると思いました。
---------------------------------
ただ一つ書くことがあるとすれば、宮部みゆきさんにとっては、この『誰か』『名もなき毒』『ペテロの葬列』と続いた三部作は、完結ではなく、むしろ序章にすぎない側面があるということです。
「ここから始まる杉村の物語が本当の物語」
そう考えることができて、僕は整理できることが多かったです。
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実現するかどうか断定はできませんが、宮部みゆきさんは続編をお書きになりたいという意欲を持っておられると解釈しましたが、いかがでしょう?
製作側はもちろん「To be continued」で意思を示しています。
>低視聴率なのは、時間枠の問題だけじゃないと思います。ん~どうでしょう?この枠は元々、良作でも、視聴率が取れないという傾向にあるので、一概には言えないかと…はっきり言ってしまえば、この時間にドラマを放送するのは、視聴率が取れなくて当たり前なんだと思います。
あ、私もオリジナルストーリーは見てみたいですよ。その後の杉村は原作者の続編待ちとして、菜穂子との婚姻時代に何処かで別の事件に関わっていたみたいなのになりますかね。
脇役をフィーチャーしたスピンオフ的なものでもいいんですが、『踊る大捜査線』のような大人気作でないと無理でしょうねえ。
あのですね、菜穂子のセリフが「家族狩り」の水野美紀演じた綾女とかぶるっていうのは、決して背負ってる過去だとか、覚悟だとかじゃないんですよ。二人は全然違います。それは、もう重々承知です。そうじゃなくて、セリフそのものが非常に似てますよね?同じ局でこういうことやられると、私のように「え?パクリ?」って思ってしまう人もいるわけです。両原作にこのような言葉があるのだとしても、同じ時期の同じ局のドラマで同じようなセリフを使って欲しくなかったってことです。
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