5 | 206件 | ||
4 | 56件 | ||
3 | 27件 | ||
2 | 26件 | ||
1 | 37件 | ||
合計 | 352件 |
↑↑
ごめんなさい。そんなに詳細にドラマで展開されてしまうと
引きます。
テッシー。なんか憎めないキャラで杉村と良いコンビだよね。
重たくなりすぎないように上手くキャラ設定してるのが
このドラマの良い所。
しかし、あの若者いきなり豹変しすぎで
何があったのか気になります。
前の方がペテロとユダの取り上げかたについて書かれていて、私も同じ思いです。例えたり重ねたりする手法は面白いと思うけど、上澄みでえがくと陳腐な内容になってしまう。何回か前に青い鳥の物語を出した時もモヤモヤしました。今期のドラマでは一番良かっただけにざんねんです。原作ではきちっと表現されてるのかな。
2014-09-02 15:10:01の方へ・・。
ペテロの事ですが、1話で杉村が言っていた事、そのまんまなのですが、・・・。
1話みました・・・?。
↑の方へ。一話から欠かさず見ております。ただ私は何度も見ていないので、ハッキリした記憶が無いのですが、杉村がペテロの人生について私と同じように語っていたとしたら、なおさら暮木とペテロをだぶらせるのは可笑しいと思いませんか。
連投失礼致します。今回の放送を見て、私は暮木はどちらかといえば、パウロに近い経験を持った男ではないかと思いました。
パウロは、イエスの死後に使徒になった男です。彼はキリスト教徒たちを迫害していたローマ人であったのですが、ある日、天から聞こえたイエスの声によって回心(従来の生き方を悔い改め、新しい信仰に目覚めること)してキリスト教徒になります。暮木も三途の川で亡くなった家族に出会うことで、心を入れ替えるというシーンがありましたね。それでも、回心後は、パウロも命がけの信仰と布教活動を貫くわけで、その壮絶な人生を暮木と重ね合わせることはなかなか難しいと思います。
パウロ?
ぺテロも知らないが原作者かぺテロの話しにしてるんだから、そこは良いんじゃないかな?
ただドラマはアレンジし過ぎてるの?
原作読んだ方は分かるだろうが知らない自分にはさっぱり。
まぁ細かい事は分からんが他のドラマより十分面白いよ。
そうそう、キリスト教のことを全く知らない一般視聴者にとって
ペテロが本当はどういう人物かなんてどうでもよくて
杉村の語りでペテロと暮木を重ねて表現してるだけで雰囲気は伝わる。
つまり、杉村自身もキリスト教の信者なわけでもないし、
うろ覚えの中のペテロと重ねてるだけだと思うのでそのへんは気にしない。
ドラマとして面白ければそれでいいと思う。
そうですか。キリスト教や聖書を少しでも知る視聴者にとっては、ペテロをいいかげんに取り上げられると不愉快なんですよ。
物語の登場人物が信者かどうかで善し悪しを判断するなんてナンセンスだと思います。うろ覚えのペテロを使うドラマ制作者(原作者はどう捉えているんでしょうか?)が、面白ければどうでもいいじゃんというノリであったとしたら、私は許せないですね。
フジのドラマじゃないけど、これもタイトル詐欺だな。
現時点で暮木をペテロになぞらえてるのはあくまでも杉村の視点であって、その杉村の判断が絶対正しいとは限らない。むしろこちらをミスリードするためのモノローグとも考えられるわけで・・・
ひょっとすると、本当のペテロが別に存在するのかもしれないし、
あるいは暮木がペテロたるまだ明かされていない謎があるのかもしれない。
もちろん安易に作者がペテロを引用した可能性もある。
いずれにせよまだ結論を出すのは早すぎるのでは。
ドラマが完結しみないとこのタイトルの真の意味はわからないのかもしれない。
ふーむ、安易な引用だと言っている人が、ドラマの途中であるにもかかわらず安易に結論を下しているのはどうなの?ということは言えるかもね。
結論を出すのは早いには同意。
ただ、予想をさせてもらうと、本当のペテロが他にいる可能性はかなり低いと思う。
杉村夫妻の行方、間野の正体、井手が絡む今多コンツェルンの危機、森元常務の役割、新たなバスジャックと坂本の命運、御厨は誰か、まだ残る暮木の謎、詐欺事件の顛末、と未解決の問題・語らねばならないことが多すぎる。残り2話で、とてもそれに触れている時間はないと思うので。
予告では暮木が暗闇の中を誰だか分かりませんが、抱きかかえて引きずっていますよね。
上のほうの方がおっしゃる「あるいは暮木がペテロたるまだ明かされていない謎」と関係があるのでしょうかね?
それにしても、みなさん冷静で客感的な推理・観察・物言い、恐れ入ります。
感情的にならずに、互いの考えを言い合える場って、ステキですね。
感心しています。
>結論を出すのは早い
安易に引用しているのではないか、と指摘した者です。今回、私も安易に結論を出しているのではないか、とご指摘を受けたことは真摯に受け止めたいと思います。今回、暮木のペテロだけでなく坂本までユダになぞられたので、嫌な気分になってコメント致しました。もうリタイヤしようと思っていたのですが、あと残り2回の放送ですので、最後までこの点について確認するためにも視聴しようと思います。
このドラマでは、罪をおかし悔い改めた者の象徴として
ペテロを重ねているのでしょう。
その意味で足立もペテロの一人だと思います。
只現実の世界では宗教上のペテロと違い周りを巻き込み
悲しい結果になっています。
暮木もしかりです。暮木は悔み続ける日々の中、
楽になりたいという思いもあったのではと想像します。
上手く説明できませんが、悔い改めたはずの人達が
宗教上のペテロのような末路にならないのが興味深いです。
私もユダについては、疑問だったな。気をてらった演出かぁと
原作読んでないからわからないけど
私もあくまで裏切りと悔い改めの象徴「ペテロ」として捉えています。
ペテロという人物がどうであったか、そんな正確に分かるものでしょうか。
聖書には矛盾した言葉が出てくるから、説明に頼らず自分が感じるというか、
気づくきっかけを掴むしかないと、ある牧師が仰ってました。
誰もがペテロのように罪を犯しかねない、でも、心の底から悔い改める
ことができれば救われる道がある、ということでは。
言葉って難しいから説明すればするほど、誤解招きやすい、でも、
そういうこと踏まえていろんな人のいろんな感じ方があっていいと思う。
私は、このドラマ大好きです。
推理する楽しさや人間心理描写が面白くて、簡単に犯人を教えないとこや、
登場人物をペテロに重ねても、あまり宗教っぽくなってないとことか。
視聴者がペテロという人をどう捉えるかでこのドラマの評価も変わってきそうですね。私を洗礼して下さった牧師さんのクリスチャンネームはペテロなんですが(笑)、ペテロは罪を犯したというよりも、己の心(信仰)の弱さに負け、最後までその弱さと戦いながら信仰を深めたという捉え方をされております。絵画「ペテロの否認」のエピも有名ですが、その後、彼が殉教を迷う場面においてもイエスが出てきて「お前の代わりに再び磔にされに行くのだ」と言われてやっと決心がついた、というエピも彼の人となりを表わしていると思います。苛烈なまでの信仰生活を送りながら、死の間際まで心の弱さに迷う男ですかね。ですから、「罪を犯し、悔い改めの象徴」=ペテロという一点的な捉え方も、私はあまり賛成できておりません。またユダについても、坂本のシャツの色=ユダくらいではまだ到底納得できておりません。(笑)あの2回ですが、そのあたりの説明が見えるといいのですが。
このドラマは、キリスト教の教えを伝えるものでも
ペテロという人物を描くものでもないので
そのへんはあくまで悔い改めの象徴として見ればいいのでは?
暮木は自らの命を絶つところまで想定していたんだと思うし
この事件を通じて(自らの死をもって)詐欺をしている人たちへ
警告したかったっていうことでしょ?
この事件を機に、悔い改めた上級会員の中に自殺者まで出た。
自分のしてきたことが死を持って悔いるほどのものだということですよね。
それだけでも十分、ペテロをモチーフにしたインパクトはあると思います。
信仰のある人から見れば、不満なんでしょうが
これはキリスト教を伝えるドラマではないんですから。
ペテロは自身が信じてた信仰に迷いが生じたことを悔い改めているんです。
自身の犯罪行為を罪悪感から悔い改めるのとペテロとは次元が違います。
犯罪者が自身の所業を悔い改めるのは当たり前の事なのでペテロと同じ扱いをするという事に違和感が残ります。
2014-09-04 16:31:40さんのご意見に同意です。
キリスト教や聖書と関連づけられたくないなら、敢えてペテロの名をタイトルにまで使う必要がないのでは?作家さんのなかにはキリスト教に造詣の深い方(クリスチャンの方も)もおられるので、つい原作者もそういった深い意識を持って書かれたのかと思ってしまったのですが。ドラマはだいぶ違ってしまっているんでしょうか。
嘘をついたことはごく表面的なことです。ドラマはこの上っ面の部分だけしか捉えていない。その上澄みの部分を悔い改めるとしかしていない。その象徴がペテロだとするならいかにも浅い捉え方だと思います。ペテロは、その行為の根っこにある己の信仰の弱さを悔いたんです。そしてその弱さをイエスに見抜かれていたということも、情けないと思った。彼はそんな弱い情けない自分を悔い改めて精進を重ねていくんですね。暮木がペテロであるとは、今のところ杉村の見立てですが、彼の悔い改める最終的な方法がバスジャックという犯罪であり、無関係の人たちの命を危険にさらし、その償いに現金を支払うというものであるのなら、ペテロの精進とは全く次元が異なるものだと思います。
今期ハマれた数少ないドラマ。
マスター役の本田博太郎さん
脇役だってのに存在感
ハンパないねw
本田博太郎さん。はじめて拝見した時はまだ30前ぐらいだったと思いますが、とにかくかっこいい好青年でしたね。
だんだん癖のある役柄が増えてきて、こんな風になるとは夢にも思いませんでした(笑)。
でも、がっかりしているわけではないんですよ。すごくいい年の取り方をされていると思います。
ごくごく細かいことでございます。
本放送時に暮木が「房総半島は、北関東でどこより早く春がくるんだ」と言っていまして、一瞬変だなとは思ったのですが話についていくうちに忘れました。後で思い出して調べましたらやはり、北関東とは、茨城県・栃木県・群馬県の3県、もしくは埼玉県を加えた4県を指した地域のことのようです。
埼玉県を南関東に入れる説はあるのですが、これまで千葉県を北関東に入れる説は聞いたことがありません。
一応、千葉県人なので細かいことですが間違いを指摘させて頂きます。
連続投稿失礼いたします。
観なおしていたら、暮木のこんなセリフがありました。
「俺はもう、生身の人間には関わりたくないよ。うっかり関わるとさ、俺はまた騙しちゃうかもしれないからさ」
悔い改めたはずなのに、どこか揺れている心。徹しきれるかどうか自信の持てない暮木の心の弱さを描写している箇所です。
この心の動きは向けている対象こそ違いますが、ペテロと相通じるものがあるのではないかと、私には思えます。
前作もでしたが登場人物の心理描写が上手く描けていますよね!観ていて思わず入り込んでしまいます。
視聴率が思ったほど上がらないのは時間帯かな。それとも内容の想像が付かない題名のせい?
これはまた続編が観たい作品です。
でも杉浦さん、家も仕事も変わるようだから無理かな。
杉浦一家とお父さん、マスターだけは変えないで続編作って欲しいわ~
>ペテロは自身が信じてた信仰に迷いが生じたことを悔い改めているんです。
だから「信仰」は関係ないんですよ。
自分の犯した罪への後悔と、それでも弱い心、自らの死でしか
それを改めることはできないことに「杉村が」暮木とペテロを重ねたんでしょ?
いつまでも、そこにこだわっていてはドラマは楽しめませんよ。
↑そうそう、その通り。いつまでもそこにこだわっていたらこのドラマは楽しめない。
間野京子はやはり悪女だったか…?夫が死んだっていうのは嘘だよね?だってパーティーの前に間野の家に上がりこんだのは、恐らく前の夫だし、そうじゃなければあの後ナイフを手にしたりしないもの…彼女の目的は一体何?謎は深まるばかり…
こんなに次から次へと謎を放り込んできて、最終回で全部回収できるのかな?
作者になったつもりで考えてみます。
まず、今回の作品には「悔い改めの象徴」をおいてみようと考えます。これをシンボルにして話を広げていくアイディアは悪くないんじゃないかと考えます。
誰に象徴役を務めてもらいましょうか? たしかに、どうしてもペテロでなければならないという必然性はないでしょう。ほかの誰かでも務まるかもしれない。ただ、条件はあります。無名や無名に近いような人では困るでしょう。法的な問題はクリアになっていた方がいい。そうなると、ある程度昔の物故者から選ぶことになります。
貧弱な頭を捻ってみましたが、なかなか思いつかない。一つ『アインシュタインの葬列』が浮かびました。しかし、本物の作者は、これではぱっとしないと思うような気がします。
結局は、「必ずしもペテロでなくてもいいものは、ペテロであってもいい」のです。だから、取捨選択については、作者のオリジナリティ、自由意志を尊重するということでいいのでなかろうかと思うのでした。
なお、象徴としてのみ使うかどうかには、浅いも深いもありません。
久しぶりにここにきて、少しびっくりしています。ずいぶんとペテロにこだわる方がおられるんですね。
私は、そんなことほとんど考えませんでした。なぜなら、「ペテロの葬列」は、「誰か」「名もなき毒」と続く杉村シリーズの3作目だからです。前の2作のタイトル(内容も)はキリスト教と何の関係もありません。宮部さんが、それぞれそれなりの意味を持たせたタイトルであることは確かでしょうが、ペテロだけそんなにこだわる必要はないと思います。
私は原作既読(3作とも)ですが、原作でペテロのたとえがそれほど強調されていたか、ちょっと疑問なんですよね。もっともラストの展開にショックを受けて、ほかの内容がふっとんでしまっているので、あまり確かではありませんが。
それよりも、シリーズものとして私が少し心配しているのは、やっぱりラストの展開です。原作どおりにするのなら、前作「名もなき毒」のラストはマイルドにしすぎたんじゃないかなあと、今になって思います。読んだ方はわかると思いますが、住む家に対する価値観の違いというか、あれ、結構な毒でしたよね。具体的に書くとよくないので、これ以上は書きませんが。
宮部みゆき作品(小説としての意味)で、好きなものを、たとえば5つあげろといわれた場合、私はこのシリーズは入れません。嫌いとかつまらないとかいう意味ではなく、もっと好きなものがあるという意味でです。
だけど、ドラマは面白いです。前作同様よくできていると思います。初回の2時間スペシャルの緊迫感は見事だったし、その後も少しも退屈することなく楽しんでいます。ただ、間野さんをミステリアスな女性にする必要があったのかどうか……まあ、まだ何ともいえませんが。
前に星5つけたこともあるのですが、ラスト間近ということで、逆に期待をこめて4つにしておきます。終わったとき、5をつけられるように。
すぐ上のものです。
少しわかりにくい書き方でしたので補足します。
前作「名もなき毒」のラストはマイルドにしすぎ
は、ドラマの前作「名もなき毒」のラストは、原作に比べてマイルドにしすぎ、という意味です。
>どうしてもペテロでなければならないという必然性はないでしょう。
ほかの誰かでも務まるかもしれない。
ならば止めて欲しかった、と私は思いますね。
私はキリスト教信者ではなく、ペテロに関しても、そういえばそんな話きいたことあるな、程度だったので今回の題材についても何ら疑問は持ちませんでしたが、こだわりのある方々には納得できないところがあるんですね。
色々読んで、ペテロについての解釈についても大変参考になりました。
宗教や信仰に関してはやはり取り扱いがなかなか難しいものですね。
案外ドラマ製作者には、これほど造形の深いかたがおらず、なんとなく素通りしてできてしまったというのが本当のところなのかも。
ペテロにこだわってる人、しつこいなぁ。
せっかく滅多に出会えない面白いドラマに巡り合えて楽しんでるのに。
↑上の二つ同感
本当しつこいよね。ほかのドラマに比べたら、すごく作ってあるのになぁ。そんなことよりも、気になることや知りたいことがまだまだたくさん残ってるってのに。
ここのやり取りを読ませていただきましたが。
日本人はえてして宗教や信仰に対して無関心なんでしょうね。
このドラマの制作者の方もごく軽い気持ちで聖人の名を使い、視聴者の方も深く考えることなくそれを受け入れているというのが現実でしょう。
ふと思い出したのですが、同じミステリー小説でなおかつヨーロッパ絵画を登場させる「ダヴィンチコード」という作品があります。
同じエンタメ作品でありながら、キリスト教史と教会について綿密で深い知識の上に立った大胆な仮説が打ち立てられ、世界中で翻訳されました。たかが小説でありながら、その内容についてアメリカのカトリック司教の団体から反論が起こる事態にもなりました。やはりその辺りは、宗教への関心が違うんだな、と思わされましたね。
『ペテロの葬列』は、ジャンル分けするなら心理ミステリーになるのでしょうか。多くの方が書かれているように、人間心理をていねいに描いて秀作になっていると思います。注文もありますが後述。
心理劇であってもなくても、難物なのが「心変わり」の理由をどう説得的に描くのかということです。「心変わり」がハッキリと目に見える形で示されるシーンというのは、ひとつのクライマックスになりますから、そこまでの過程が重要なんですよね。
ただその過程を上手く描けなかくて、理由付けに成功していないドラマも多いと思います。簡単に処理するなら、例えば「金に目がくらんで」というのがありますが、そんなのばかりに頼る訳にはいかないでしょう。
暮木の「心変わり」については良かったと思います。啓ちゃんに「まさか、溺れかけたのが理由か」と口を出させて、即座に早川が「そうですよ」と肯定します。このやりとりでいったん期待値を下げておいて、臨死体験が持ちだされるわけですが、「生きなおせ」という家族の言葉と出会い、ターニングポイントになりうるものとして納得することが出来ました。
壮絶な生い立ちがその後の人生を歪めたのであって、暮木は根っからの悪い人ではなさそうだ。きっと心の片隅では、何処かで悔い改めるチャンスが訪れることを願っていたのではないか、と思えるように描いてくれていたことが大きいですね。
ペテロではさらに、4人の男女をめぐる「心変わり」の行方が大きな見どころです。
菜穂子の場合は、まさに「心変わり」進行中といったところ。前に進行がすこし性急と書いたのですが、それ以上のダメ出しは今のところありません。
問題は杉村ですね。ここまでじっくりと「心変わり」の過程を描いていたようにも見えるんですが、まだ、なにか決め手に欠けているような気がするんです。
予告では、間野と思しき人を抱きしめているのですからなおさらです。あの堅物の杉村が???!!!です。
それとも、あれは一時の気の迷いに過ぎず「呪い」はぶち破れるのか。あるいは、製作陣の「思わせぶり」で、怖い思いをした間野を落ち着かせるためにハグしてあげてるだけなのか。そういえば杉村は激情にかられている風ではなく、複雑な表情をしてたように見えるんですね。ハグだとしても誰かに目撃されて菜穂子の耳に入ったら、一気に橋本に天秤が傾いてしまいそうですが。
9話では、菜穂子に付き合っているのに別の女のことをえんえんと考えていて、「最初から、はじめて会った気がしなかった」とまで言っています。そうだったの?と思って初対面のシーンを観返してみましたが、そんな様子は読み取れませんでした。
しかし、この「告白」はけっこう重要なポイントなのかもしれません。
こういった、これまでの積み重ねはあるので落第点をつけるつもりはありません。しかし、もし杉村が不倫に至るのであるなら、10話でより説得力のある決め手になるようなものを入れてくれると嬉しいと思っております。
宗教の自由はありますけど、無宗教の自由もあるんですよ。ここまでこだわられると、やはり宗教がある方は、という偏見の目が生まれてしまいます。
こういう声が上がるから制作者各位も宗教絡みは製作しない、もしくは描いても深くはふれないとなるんです。信心されている方は、腫れ物扱いせざるをえないという自覚をして欲しいです。
『百億の昼、千億の夜』という小説がありましたが(東西南北の仏と神が勢揃いします)、内容が不謹慎だということで抗議が殺到したそうです。
創作物と現実がごっちゃになっているのだと思われます。上記の小説はSF、『ペテロ』はミステリードラマです。完全なるエンターティメントです。割り切れないのなら観なければ良いだけの話では。ご自分達の思想に合わない物を悪とするから、宗教戦争という恐ろしい自体も勃発するのですよ。
すみません、あまりに信心されている方の本編とは関係ないと思われる書き込みが連なったので書かせていただきました。
ドラマは丁寧すぎてゆっくりになっていますね。前回で間野の正体というか立場ははっきりしているし(杉村への思惑はまだわかりませんが)けいちゃんも過剰演出ですよね。騙されてもう手元にお金がなくイライラしているのはわかるんですが、やりすぎで間延びをしている。
ドラマの性質上、杉村が間野になびかないのはわかっているし、奥さんの方も然り。本筋もあっけなく謎がわかり(幼なじみのおばさまが喋って終わり)あとはバスジャックでもう一悶着。
展開が見えてしまっているので、ギアチェンジが欲しいところですね。
てっしーさんは杉村と良いコンビになって、そこは救われた気がしました。杉村は娘婿という立場で孤立していたという描写が払拭されましたね。
ここから先このドラマの最大の見所は、杉村の身の振り方な気がします。バスジャックはもういいかな。間野と同行しなかった杉村の後悔する顔がいまから浮かびます。予定調和でなければいいのですが。
『ペテロの葬列』は謎を追うことより、前作から続いている「悪意は伝染する」というフレーズに焦点にあてていますね。事件に関わった人間の変貌の恐ろしさ、内臓まで見えるよな描写がメインなんですよね。謎ときを求めていると遅く感じるのはこのためだと思われます。
そういった意味では、前作の二部構成はよくできていました。
え?間野の正体ってハッキリしてます?離婚した理由は?パーティーの前に間野の家に上がりこんだのは?あのナイフは?夫が死んだってのは嘘じゃないのか?まだまだ、知りたいことがたくさんあるんですけど_
みくれあが誰かもまだ分かってないし…
倉木老人がバスジャックをした動機も分かってませんよね?
三悪人の詳しいことも分からないし。
まだまだ謎だらけなのに、延長無しの2回しか放送がないんですね。
>騙されてもう手元にお金がなくイライラしているのはわかるんですが
だとすると、坂本啓が予告でお札を燃やしていたけどあれはなんだったんだろう?
投じた金が倍になって帰ってきたが、偽札だったとかいうことなのだろうか。
でも、詐欺師がそんな手のこんだことをするのだろうかという疑問が出てくる。
いずれにしても決めるのはまだ早いと思う。次回が楽しみだ。
あと二回で終わりなの!?マジか!
まぁ~宮部みゆきの小説を忠実に描こうとすると、時間が足りないよなぁ~人物関係と心理描写を丁寧に書く作家さんだから、テンポも悪くなるし。
個人的には「名もなき毒」よりこっちの方が好きなんだけど、短期間で引き付けるドラマを作るとなると、しっとりと複雑に絡み合っている内容だと不利になりますよね;
ドラマとしてはすごく面白いけど、やっぱり自分のテンポで小説読みたい!と思ってしまいます。
すみません、長くなるので書かなかったのですが(ただでさえ長くなってるので)
間野は夫から(生きているんでしょう)逃げているのではないでしょうか。男運がないと言っていましたね。DVを受け、住所を変え(DV被害者の場合住所を役所などでも公表されない)足跡を残さないように息子と一緒に生きてきた。よくあることだと思うので、どうして彼女を謎の女に制作者がしたのかは疑問です。ナイフはまんま元夫に対する護身用、もしくはもう殺すしかないと追いつめられているのでは。
老人がバスジャックをした理由は出てきていますよ。自分が育てた三悪人への警告。教え子はたくさんいて全ては罰せられない、無作為に三人選んだと言ってましたね。自分の命を張って(もしくは懺悔の意味で。元々死にたかったのだと捉えています)てっしーがどうしてもどんな人物なのかと三悪人の一人の張り込みをしましたよね。元気だったはずの彼女が杖をついて以前とはまったく趣を変えている(近所の証言)おじいさんの報道と警察の聞き込みがあったために怯え暮らしているんでしょう。けれど「わたしだって被害者なのよ」とてっしーに捨てセリフを吐いてその場を立ち去る。反省の色がないとてっしーが呆れかえる。
自分はこれで充分かなと思います。あとの二人も同じ反応では。
ここから先は想像です。
けいちゃんがお金を燃やしてたのは、手元に残っていたお金を詐欺師に騙されたというショックと、そもそもお金があるから自分は不幸になったのだという憤りからだと自分は解釈しました。いずれにしても彼はバスジャック犯にあった被害者の中でいちばん「悪は伝染する」被害者となり、また加害者となったという皮肉を描いています。
人間いくらなんでも(儲け話といえど)全財産はつぎこまないだろうという思ったのですが、よく考えるとこれはわたしの価値観です。被害者たちは身ぐるみ剥がされた人も多いようなので違うかも知れませんね。あとはそんなに欲しいならあげるわと前野メイが怒り、啖呵を切った上で渡したのをプライドが傷つき憤怒にまみれた彼が燃やしたか。
推測なんですけど、先が見えているような気がして、あんまり興味が無いなあというのが本音です。良い意味で裏切りは欲しいのですが、杉村シリーズは「悪は伝染する」というのがメインなので、謎解きは凝ってないしそちらの意外性はないような気がします。
御厨はおじいさんのパートナーということで正体は明かされています。彼がいま何をしているのかはわかりませんが、なんとなくですが、もう死んでいる気がします。おじいさんにとって悪の象徴のピラミッドの頂点にいたがの彼です。彼が御厨を生かしておくかなあと。自分の道連れにしたというか。
生死はわかりませんが、あんまり興味がないかな。出てこなくても人物像はわかっているし。
長々とすみません。原作をまったく知らないので今までの経緯を拾っての推測の部分もあります。わたしのなかで謎になっていないのは上のことが頭にあるからで、このミステリーはそこが肝とは思っていないせいだと思います。サスペンスと捉えているのかもしれません。
けれどどんでんが返しがあればとても嬉しいです。以上、長々と済みません。
>よくあることだと思う
私も間野については、その可能性が一番高いと思います。違う理由のほうがいいなと思いますが、あまり突飛なものにしてしまうとリアリティを失ってしまいますしね。難しいところです。
>どうして彼女を謎の女に制作者がしたのかは疑問です。
そうなんですよ。そこが私も疑問なんです。一般的に、たいした秘密の持ち主でもない人物を謎めいて見せかけるというのは、ミステリではよくある手法です。だから、想像ですが今回は四角関係を描くということもあり、間野にそれを背おわせることにしたのかもしれません。
しかし、長谷川さんの元からある妖しげな魅力と雰囲気、良質な演技、やり過ぎなくらいの数々の演出があいまって、「謎の女」としての存在感が非常に大きくなってしまっています(余談ですが、ずっと上で長谷川さんの「間」が嫌だみたいなことを書いている方がいましたが、この「間」こそがミステリアスな雰囲気を醸し出すのに一役買っているのだと思います)。
これでよくある秘密で終わらせてしまったら、「ここまで引っ張っておいて、なんだよそれ」のような非難が殺到してもしかたがないところでしょう。だから繰り返しになりますが、もう一捻りしてほしいなとは思います。
>老人がバスジャックをした理由は出てきていますよ。
たしかに一部は出てきていますが、もしかしたらまだ出揃っていないのではないか?と思えるのですよ。理由は、次回予告で暮木のシーンにかぶせて、こうテロップが出るからです。
「バスジャック事件の真相が明らかに」
三悪人に関しては、尺も残り少ないので私もあれで充分だと思います。
>けいちゃんが(後略)
けいちゃんについての推理、興味深く読ませていただきました。私はそこまで考えつかなかったです。ありうる話だと思いました。
>なんとなくですが、もう死んでいる気がします。
またまた予告からですが、暮木が引きずっていた人間が御厨なのかも知れません。
>けれどどんでんが返しがあればとても嬉しいです。
仰るとおりですね。強い期待は抱かないていどに待っていたいと思っております。
うん、ですから間野が夫からDV を受けていて、それから逃げているんだろうことは想像できたのですがなんで「睡蓮」で編集長に元夫は死んだなんて嘘ついたのかな…って。過去の記憶は忘れたいとか思い出したくないとかそういうことですか?一人息子と生きていくために?謎の女に描いているのはそれなりの意味があるのだと思って今まで、観てきたけど、何の意味もなかったのかな…?
スポンサーリンク