好きな役者、演技論

350さんのご意見にすごく同感します。舞台経験や、脇役でしっかりと演技力をつけて、主役というポストで視聴者が納得出来るものを見せてほしいです。実力があってこそ、オーラ、華があるといえると思います。見た目だけのオーラは、生き残りは難しいでしょう。

「演技力より華」なんて、プロの演技世界ではあり得ませんよね。
「演技力あっての華」。
オーラというのは演技の上での輝き。例えば、普通にしていれば、まったく目立たないのに、演技を始めると、大きく輝いて見えて目を奪われる、見ているこちらが息を飲む、という人は山ほどいる。そこには、当然、しっかりとした演技力が前提にある。
そういう人こそが主役にふさわしい。
そういうドラマを見たいものですね。眼福って、そういうことをいうのだと思います。

もうね、日本の芸能界は実力主義じゃなくて（事務所の）権力主義になって久しい。だから数字＝視聴率や興行成績が稼げる限り、アイドル主演ドラマや映画は延々と続くと思います。まぁ同じアイドルでも、演技力のない主演が、いつまでももてはやされる国って日本だけだと思いますがね。

私、上野樹里さんが好きなんですが、彼女のような実力のある若手女優さんたちだって、そのほとんどが某男性アイドル事務所の相手役＝ヒロイン役やってるのが現状じゃないですか....互いの演技力がアンバランスでも、彼らの人気の上に彼女たちのさらなる成功へのチャンスがあるというね。

将来的にはもう、日本の芸能市場は先細りです。供給があっても需要が追いつかない、飽和状態だと思います。実力のある役者たちはどんどん外へ出るべきだと思う。彼／彼女が出演している作品だからこそ、輸出しても稼げる。そういうスタンスを獲得した役者が生き残っていくと思います。

今後、海外に発信する手段としては新しいコンテンツであるwebドラマが便利だと思いますね。今年後半、樹里さん主演で日韓合作のwebドラマが発信されます。ダブル主演の方はK-POPスターですが、演技には定評がある方です。彼のアジア圏内の絶大な人気に乗っかる形であっても、彼女は外に出て行くべきだと思ってます。どんなにいい役者でも、知ってもらわなかれば存在が無いのと同じですから。webドラマも、いよいよ新人さんたちのお試し手段という位置付けから脱却してきたと思います。

演技を観たくて、自然とチャンネルを合わせてしまうのは、
寺尾聰さん、蒼井優さん、それから堺雅人さん。

古くて申し訳ないのですが、NHK「大地の子」で若かりし上川隆也さんがTVデビューされたのですが、その演技は今にいたっても忘れられず素晴らしいと思います。

上川さんの育ての父、実の父を、それぞれ中国と日本の大ベテラン俳優が演じられたのですが、共演シーンは丁々発止、緊張感にあふれてました。

なんだ、このものすごい新人俳優は？と思えば、舞台俳優として既に実績十分、実力は織り込み済みの役者さんでした。

今期、花咲舞ちゃんの上司役、楽しく拝見しています。
今は演技派としてのイメージはそれほどないかもしれず、どんな役も安定して演じてらして安心感はある、けれど、未だにいつも気になるお気に入りの俳優さんです。

352さんの仰る通りです。

最近はちょっと知名度があると、それだけで主役級、
キャスティングが違う違うとか思うこともあります。
事務所の力とかもあるのかと思ってしまいます、こんなこと思ったことなかったのに。

八重の桜、三匹のオッサンに出ていた、三根梓さん、
23歳とこれからですが、頑張ってほしいです。
ちゃんねるレビューさんのTwitterで見ました。

354さん、上川隆也さんの陸一心はよかったですね。
「大地の子」は文庫で読了してからのドラマ視聴だったのですが、私のイメージ通りの陸一心で、ドラマにすっかり引き込まれました。上川さんは中国語はわからないのに、膨大な中国語のセリフを丸暗記して覚えられたそうですね。中国で育った陸一心その人にしか見えなかったです。内容は原作より少しマイルドにされていたかと思いますが、ほとんど気になりませんでした。二人の父はどちらも素晴らしかったですね。脇を固める名優というのはああいった方々なのだなあと思いました。

剛力さん（名前出しちゃいますけど）は出演料格安だったらしいです。そういうのもあるんでしょうね。オスカーは本当に新人は安いらしい。あとはもう仕事が入れば事務所が断らないということで、局側はここぞとばかりに売れ始めた俳優に一極集中、なんとか視聴率をあげたいんでしょうね。それと仕事選べるようになった俳優自体が、こけそうなドラマには出なくなったんじゃないかな。
基本映画の仕事しか引き受けていなかったり、ドラマで引き受ける場合は相当なブランドがあるもの、大河かな。傑作を何度も生み出した脚本家だったら、俳優のほうから頼み込んでも出演したいらしい。ハリウッドではよく聞きますよね。やっぱり自分の格を落としたくないのでしょう。ドラマ出演でも脇役ならＯＫ、という人もいますね。悪目立ちするのを避けるのでしょう。

なので、テレビ局ばかりを責める気にはなれないです。よい脚本家は限られているし。こころに残る良作といえるようなものでも、視聴率がとれないことも多々あるし。それでも使うところに、唯一テレビ局の良心を感じます。あるていどの底は維持してもらわないと困る脚本家に限られるでしょうが。天下の是枝監督といえど、もうドラマはできないかな。平均７％はキツすぎますね。大好きなドラマだっただけに残念。

海外では本格的な役者の場合 演技は大学で学んでから、オーディションや専属のキャスティング会社がこれぞと思う役者を選出することが多い。
日本のようにアイドル上がりだとしても、層が厚いので
その中で選ばれる人は自ずと上手い人になる。
芸能界の大手プロダクションが牛耳るとか、歌って踊れる集団が
演技部門に進出とか、訳のわからない組織を立てる必要に迫られているので視聴率はだだ下がり、、悪循環からテレ朝だけは出ようと試みてますが

話がソレました

役者にはエロいムードを求めてしまいます
二階堂ふみ ちょっと短めのスカート履いてるだけでドキドキします
山田孝之 某コーヒーのCMで日本人以外を演じてましたがセクスィー
満島ひかり お母さんな役とか安もんの服なのに、、色気が出てます
玉鉄さん 何もしてないのに！ 目線が凄い
松田龍平 あの繊細な手を見ただけで、、
オダギリジョー チャラい役でもフェロモン出てます
森山未來 目が引き付けられます
田中みん 首筋が良い

メリルストリープがもう日本だと化け物と呼ばれる域なのに
映画では普通に恋愛していて（もちろんHな表現もあり）
上手い役者は色気も有るのがあたりまえかなと再認識しました
アイドルの子ども演技ではアカンなと

「演技が上手いだけじゃダメ」というフレーズ、すごい誤解されて間違って使われてるね。
これ、ドラマに出るのに演技は問題じゃない、ということじゃないんですよ。
役者は演技技術が高いばかりではだめで、その演技に魅力がなければ、という意味で、上手い役者に使うフレーズ。
それが、下手な演者を擁護するのに、「演技よりまず個性だから」みたいな意味でよく使われるフレーズになっちゃってる。
とんでもない話で、そんなのが通用するのは、ファンが喜ぶアイドルドラマだけ。
役者は、まず技術的に上手いことが前提で、それが当たり前。下手な役者なんて、第一、まず世に出てこられない。でも、それだけでは一流になれない。それに加えて輝くような、あるいは人をひきつけるような魅力が必要。
こうしてみると、第一線で活躍するような役者さんは、ほんとに一握りの選ばれし人たちだと言えますね。本格的な演技の世界って、片手間仕事の下手くそなアイドルなどが、我が物顔で跋扈するところではないんです。

そうですねー、演技者の個性をその演技力よりも優先して考える、ということ自体が、役者のスタンスでは本末転倒だと思います。個人の個性を大切にしてこれからも変わらなくてもいい....という考え方こそがアイドルのイメージ保持になっているのではないか？と思います。そういえば、某ドラマスレで、そういうアイドルの演技者として、長期にわたって視聴率を稼ぐのはキムタクだけ、というご意見がありましたっけ。

私の好きな役者さんたちは、「役者として活躍するときは、自分の性格さえも邪魔になる」とか「どんな人生、どんな価値観でもそのまま丸ごと理解して飲み込める、それが良い役者の条件である」とかおっしゃっています。そこには自分自身のイメージなど二の次なんですよね。その役で生きるのだから、その役のイメージを放つしかないんです。それが役者なんだろうな、と私は捉えています。

個性と言うのは声の性質や外見を含む 、その方独特のムードの事を指すのかと思います。
そんな方は、どこに居ても何をされていてもパァツと光が出てますよ。
オーラ？と言うのですか、某映画上映イベントに行った時
悪目立ちしている監督の横で、ほとんど何も言わないで立ってるだけの
松田龍平さんが静かに白く光ってましたから、目をこすったりいろいろしたけど、やっぱりオーラ出てましたよ
もう普通の人とは違うの納得しました

オーラを感じる役者さんで最初に頭に浮かぶのが木村拓哉さんと山田孝之さんでした。
役者以前に普段街で見かけてもオーラがありそう。

別にね、アイドルがドラマの主演を張ってもいいんですよ。これは擁護じゃなく、そういう需要も確かにあるから否定はできない。だけどドラマの内容によるんですよね。
アイドルでも役者としての実力がほんとに確かな方なら構いませんが、そうでない方が骨太で重厚で難解な演技が必要となるような人間ドラマの主演を張ろうものならその演技力に合わせて脚本や演出を書かなきゃいけない事になり、結果その作品そのものが壊れてしまうことになりかねない。これはほんとに大問題だと思う。
なんでもそうだと思うけど「分をわきまえる」ということが大事。アイドルが重厚なドラマをやるなって言ってるんじゃないんです。やるんならまず舞台でもなんでもやって確かな実力をつけてからやってくださいと言いたいです。作品を壊すことになってしまうので。そういう作品にはぜひとも見目よりも実力でのキャスティングをお願いしたいですね。
ドラマの性質を見極めてアイドルの方もドラマに出演し、演技を頑張っていただきたいです。

アイドルの方って歌やバラエティーの仕事が忙しくて
ろくに芝居の稽古もせずにドラマに出演する方も多いと聞きました。
まして舞台経験などほとんどなく。
確かに台詞を覚えるだけならできるでしょうが、
それ以外はその人の持つ個性とかオーラ（それに伴う外見的な人気）だけでよしとする風潮が今のドラマ界にはあると思います。
でもそういうのはその人のファンなら満足できても
そうでなく役者の演技を堪能したい人にはがっかりですよね。
そういうことを感じるドラマが現実にけっこうあるのが残念です。

前田敦子さんは絶頂期のアイドルを捨て突如女優業に転身しました。
昨年、蜷川幸雄さんの「太陽2068」の舞台に挑戦しましたね。
その舞台裏をWOWOWキュメンタリー ノンフィクションW『前田敦子 最も危険な芸術“ 蜷川幸雄”への挑戦』で放送していました。
私は彼女のファンではありませんが、でも彼女は息の長い本物の女優になるのではと感じとれました。

アイドルがドラマの質を低下させる要因を持ってるという事ですよね。

前田敦子さんも、思う所があって厳しい環境に自分を追い込まれたのでしょうね。
満島ひかりさんもアイドル出身、永作博美さん、篠原涼子さんも
ジャニ系の人達でも風間俊介さんとか化ける人がいるから
これもまた、面白い所がありますよね。

要はオーラのような？持っている才能とかセンスも大事かも
ある程度の技術は習えるけど
監督や演出家の方の要望が瞬時にわかって
表現出来るのはもう才能だと思います。
大竹しのぶさんなんて、一人完成形ですよね。

前田さんか....彼女はあの NHKの時代劇の主演のお芝居を拝見して、酷いショック（悪い意味で）を受けました、正直。声の質があまり好きじゃないです、舞台やられたら変わったのかもしれませんが。今やっているドラマを見てるぐらいの出番なら、可もなく不可もなくかなぁ.....でも主演はまだ見たくありません。

役者は、土台にしっかりした努力よってなされた演技力の土台、基礎があってこそ光る〜というかオーラというものがあるのなら、生まれてくるんじゃないのかな、と思います。若さやイケメンゆえのオーラじゃなく、実力に裏打ちされた光ですよ。堺さんとか長谷川さんとか、舞台などで長い間下積みされた方が年齢的には遅咲きでもメインキャストになっていかれると、本当に素晴らしいと思いますもん。ああいった努力努力で長年自分を磨かれた方たちは、年老いても役者として輝くんでしょうね。

若い方もそう。１５歳でデビューして天才肌と呼ばれる上野樹里さんも、アリスの棘までの役柄は、全て綿密かつ論理的に芝居を組み立てて、考えに考えて練り上げたものと打ち明けられていてビックリしました。感覚で役を掴むなんて、そんな怖いことはできないとおっしゃっていた。共演者の方にも、人生においてあまりにも役について考えている時間が多すぎるとクレーム？があったくらいですし。そのくらい、全身全霊をかけて努力と試行錯誤の上で役を掴んで生きてこられているんだな、と。これでいい、と満足したら終わり。こういう方も、死ぬまで役者として「成長」を目指していくんだろうと思います。

367さんの仰る通りだと思います。
長谷川さんは、セカンドバージンまで、大学卒業されてからは、ずっと舞台でしたよね。蜷川幸雄さんの舞台にも出られてるし、やっぱり長年の積み重ねで今がある。
地獄でなぜ悪いを観た時、長谷川さんのナレーションでいきなり始まった時の滑舌の素晴らしさに感動。二階堂ふみさんとのポスターのビジュアルのエロチックがたまりません！堺さんも大学のサークルで演劇でしたか？演技力のある方は、それなりの努力と苦労もあったと思います。
池松壮亮くんと前田敦子さんのドラマは、前田敦子さーん！と思いながら全話視聴しました。最近は、なんとか頑張られてるとは思います。舞台や脇で下積み経験をして演技力がつく役者さんもいれば、子役の鈴木梨央ちゃん、天性でしょうか。会津弁お上手で可愛かった。旬の俳優女優さんより、感情の出し方表情、上手いような気がします。
チヤホヤされて、持ち上げられる俳優女優さんより、子役さんでも演技力あるのに、しっかりせいや！と思ってしまう私は、根性悪いですね。

鈴木梨央ちゃん、私は明日ママで拝見してびっくらこいた。
あの心の闇を、ただ１カットの表情一発で表現しちゃうなんて。
後年、野島氏のオリジナル脚本で彼女を主演に据えたジャニーズドラマが生まれたことを考えると、すごく認められたんだろうなと思います。
彼女と主演の芦田プロ（彼女は貫禄たっぷりなのでプロと呼びますw）は子役じゃなくて女優のレベルですね。

上野樹里ちゃんは、私も好きな役者。
性格的にはなかなか難しく、考えすぎるところも周りには不評のようですが、そういうことは別に、演技で勝負できる人。少女時代からずっと見ていて、まだまだいろんなものが引き出せる可能性の大きい人と感じています。
顔も好みなんですよねえ。きりっと意志的でありながら、柔らかい可愛さも併せ持つ。最近、「きれいだなあ」と思うことが多く、アップになると、つい見入ってしまいます。昔は、「きれいだ」とは感じたことがなかったのですが（笑）、それだけ大人になったってことかな。
「江」以来、あまりテレビで見ることはなくなりましたが、この前久々にドラマに出てやった、笑顔のないハードボイルドな役もよかった。あまりテレビで安売りしないのも正解かと思います。私生活をあからさまに見せたりもしない方がいい。
他の役者とは違う孤高の姿勢を保っていても、才能からして、それが悪い方向へ行くことはないでしょうから。
次に、どんな顔を見せてくれるのか、楽しみですね（ネット配信…という情報もありますが）

３６７です。
上野樹里さん、私、大好きなんです。あの繊細で、言葉にできない思いというものを表情一つ、眼差し一つに込められる若手女優さんは、彼女しかいない、と思っています。役について考える時間が長すぎる、と言っていたのはウロボロスで共演した生田くん。その続きとして、「だから彼女を相手にするときは、自分の芝居にごまかしは通用しない。何もかも見抜かれてしまうから、覚悟をもって（本気で）ぶつかっていかないといけない。」と。彼女は、小栗くんが評する「侍」なのかもしれません。襟を正される相手ということで。

江ののちに出演した映画、「陽だまりの彼女」もおすすめです。アリスやウロボロスとは真逆な、ふんわりと可愛らしくて切ないヒロインに出会えます。最近は、NHKで小林賢太郎テレビでゲスト出演してました。彼女はまさにカメレオン女優で、彼女自身よりも、役が前面に出てくる人。次回はネット配信の日韓合作ドラマですが、また新しい役として生きてくれることを期待してます。このドラマのクランクインを機に、インスタグラムを始めておられます。彼女の人となりが垣間見れてこれも楽しいです。

陽だまりの彼女、見ましたよ。まあ可憐でしたね。
柔らかさと、繊細で少し普通と違った（ネタばれになるのでこれ以上言えないw）自由な感性の表現がステキでした。
硬派で頑固でぐいぐい進む役、暗い寡黙な役、すっとぼけたコミカルな役、知性的な役、そのたびに表情も大きく変わる。だけど、それが表面的な小手先の技術ではない。
決して器用ではないから考えすぎるほど考えているのでしょうが、かといって、行きつく先は、頭で理解した理屈ではなく、本能的な役柄との一体化。いわば、「考える憑依型」って感じかな。
ほんとに、楽しみな女優さんですね。

若くして森川葵さんは様々な役をこなせる名脇役だと思います。
表参道高校合唱部でもインパクトのある髪型ですが、役によって今までも変え続けてまるで別人にしか見えません。
もちろん演技も髪型に負けずとても素晴らしいです。

「ちゃんぽん・・」で、森川葵さんを観て、天性のぶれない
魅力というか、いい役者になりそうだと思いました。
７／２５「ちゃんぽん・・」に再登場していましたね。
一つの夢をあきらめる主人公の同志的な初恋的な立ち位置で、
自分も挫折しながら懸命に生きている姿がいいですね。
私も、これからを期待しています。

三浦春馬くん、ちょっと見ない間に大人になりましたねえ。
ちょっと前まで、透明感のあるピュアな少年といった感じだったのが、いつの間にかセクシーさを帯びた青年の佇まいに。
才能もあるし、これからもっと伸びていく人だと思うから、将来に期待。
ただ、顔がだんだん痩せてるけど、けんのある顔つきになると役柄が限られてくるので、柔和な顔つきを心がけてね。余計なお世話だけどw、好きな役者さんなので。

ノダメとスウィングガールズの時の上野樹里さんは好きだったんだけど、最近の彼女は、イマイチ。女優としていろいろな役をやらねばならないんだろうけど、イメージが強烈で、どの役をやっても上手いんだけど、違和感がある。
キムタクのようにどれも一緒な役をやるという選択肢もあるけど、役者として上手いだけに、いろいろな役をやってみたいという向上心が彼女にはあるんでしょう。
そういった意味では、固定イメージがついてしまうのは、難ですね。一定のイメージがついていない役者さんは七変化出来て、同じ人なの？という驚きがあって面白い。

わたしも上野樹里さんが大好きです。とは言っても全ての作品を網羅しているわけじゃなくて、特に初期の頃の作品には疎いです。でも、みなさんおっしゃるように役柄によって全然違うキャラクターになりきっている。彼女の場合は、性格のみならずこの主人公ならこんな癖や仕草の持ち主…と言った風に役柄を掘り下げ、こう見せるためにこう演じようと細部にまでこだわった演じ分けをしているように感じます。それなのに軽々と演じているように見える。
上の方は、そういう作為的な部分を感じ取っていらっしゃるのかも知れませんね。

個人的にはキムタクにはそれほど魅力を感じませんが、男性の俳優さんは演じ分け型よりスタイル確立型が多い気がします。吉田鋼太郎さんとか北大路欣也さんとか國村隼さんなど。若手の中にはカメレオン俳優と呼ばれる俳優さんもいらっしゃるようですが…。

ナンセンスでありながら、深くて軽い・・かって「時効警察」はそんなドラマでした。
出てくる役者さんがみんな上手い、そして異質の空気感を大切に出来る技能集団でした。
昔話ですけど・・・。

キムタクか〜。
彼こそは上野樹里さんをはじめ「憑依型」と言われ、役者名よりも役名で呼ばれる役者とは真逆の存在ですね。憑依型の役者さんは、ぼんやりしてみると一見、誰かわからない。イメージが固定してないから同じ人なの？という新鮮な驚きがある。キムタクは、何をやってもキムタクというと悪い言い方になるけど、どんな役でもしっかりキムタクイメージがついて何ていうのかな〜これが安心感にもつながるケースもあるのかな〜と考えてます。

ちなみに、私は彼の２０代の頃、視聴率絶頂期の作品は大好きでした。特に「眠れる森」と「ビューティフルライフ」。彼がパイロット役をした番組では、航空会社の株が上がったり、添乗員のサービスもドラマ仕様に変わったというから、大した影響力を持った人だと思います。私は彼を役者というよりは、一流のアイドルだと思ってる。アイドルキムタク＝大輪の華として主演するという。

キムタクは一流のアイドル、私もそう思います。特にファンでもないしきちんと見たドラマも２つしかありませんが、端から見ていてそう思います。
私はキムタクのことは、俳優ではなくエンターテイナーだと思っています。ドラマでも娯楽性の高いものに出演されていますね。文芸的な作品にはスター性が邪魔をしてしまうのだと思います。

そうですね、キムタクはどこまで行ってもキムタク。最近は主役を張れる俳優がいなくなったせいかドラマの質があがったのか脇役がそれぞれに光っている作品が良いと感じることが多いです。
キムタクのドラマはわたしも数えるほどしか観たことがありません。あすなろ白書、眠れる森、華麗なる一族、HERO(他にもあったかも知れませんが)…。ただ、男性の俳優さんはある程度自分の個性を打ち出せる人が主役を張ることが多いように思います。カメレオン俳優と言われる人は器用だけど、使う方としてはどう使おうか迷うのではないでしょうか。当て書きが多いからかも知れません。
まずキムタクを生かすことから脚本が書かれると思うので、逆に言えばどんな企画、脚本でも結果を残すキムタクはやはり突出した存在なのかも…。

キムタクは、日本の芸能界で非常に特異な存在だと思う。ああいう人は、もう出てこないでしょうね。
バラエティなどで地の彼を見ると、感性・感覚がとても鋭く、とてつもなく勝気で、与えられた課題（ゲームだろうが何だろうが）を絶対的に遂行することに対する執着とか推進力が並外れていることがわかる。何か、普通の人が感じないレベルのことを感じているようなところもある。
とにかく、特別な資質を持ち、普通のアイドルのくくりでは語れないのは確かですね。
演技自体を見ると、そんなに優れて上手いわけではない。私は、役者としては、平均的なレベルと思っていますが、でも彼のうちにある「力」が放出されて、人の目を向けさせることは認めています。
演技で唯一うまいな、と思ったのは、「ヒーロー」の法廷の場面。滑舌もよく力強く、緩急をもって集中力も途切れず、映画の主張を体現したいい場面だと思いました。
どちらかというと、強い感情を放つ役柄の方が、素材が生かされるから合うんでしょうね。
逆に、おとなしいおどおどした役は、ワンパターンになりがちで細かい顔の表情がいまいち上手くできない模様。
もうそろそろ、年齢的にもドラマではヒーロー扱いばかりはされないだろうから、中年男の疲れた複雑な心情をリアルに表現できるようになったら、ますます株が上がると思います（笑）

なるほど。
素晴らしい考察ですね。

どちらかというとアンチキムタクなんですが、バラエティを拝見する度に、良い意味でも悪い意味でも絶対的なアイデンティティと感性を持っている人だと思います。本人がどれくらい意識しているかは分かりませんけど、長い物に巻かれない強さがあり、それが個人的には鼻に付いたりしていたのですが、一般的な思考に照らし合わせると決して攻撃的なわけではないんですよね。正しいか間違っているかという観点すらどうでも良く思わせる説得力があります。
確かに特異な存在かも知れません。

おぉー、ちょっと来ない間に深い演技論(キムタク論？）
私もキムタクを見ると高倉健さんを思い出すのです。大根と揶揄されたり、主役しか出来なかったり、年相応の汚れ役が出来なかったりするのは同じ。
（健さんは男に好かれると言うことで多少タイプが違うかもしれませんが）

健さんはすくっとした立ち姿が美しく、キムタクもバラエティーにおいても画面の端っこにいても目を奪われるのは同じで、これでは脇役は出来ません。
常にキムタクありき、健さんありきの作品になってしまう。
健さんもキムタクも若い頃はともかくそんな自分に悩んでいるのかもしれませんが、そんな存在だから発言や行動に常に真摯で紳士(笑)です。
脇役は演技力が必要だし、オーラや存在感消さないといけない場合がありますから。

キムタクもあすなろの頃のキラッとした脇役の頃は好感ありましたが、その後「何をやってもキムタク」に辟易し食わず嫌いでほとんど見てませんでした。
でもちらっとHEROかな？を見たとき、達者な脇役陣に助けられているのではなくその中央で光り続けてるんだと感心しました。
私はドラマや映画は誰が出てるとかより、その内容重視なのでやはり興味ないですが。

私はキムタクには年相応のくたびれた役はまだ無理のような気がします（ちょっと前に織田裕二がそれで失敗しましたね）

まだもうちょっとバラエティーなどでセンターにいられるとは思うけど、ドラマでは正念場かもしれませんね。

「好きな役者、演技論」のスレで話題の中心が木村拓哉さんになると誰が想像しただろうか。
昨晩はキスマイのバラエテー番組内で木村拓哉さんご本人が電車の中で痴漢に遭遇したと告白していましたね。

キムタクの話題振ったのは私ですww
キムタクといえば、今日はたまたま韓国のキムタクと呼ばれたウォンビンさん（先日結婚されましたー）が深キョンと共演した「フレンズ」という日韓合作ドラマを見ました。１０年以上前の、いわゆる王道ラブストーリーものです。

深キョンは相変わらずの演技wですが、それでも彼女が一生懸命に拙い韓国語を話すことで、ルックスの可愛さ以上に女の子の健気さがあります。そしてそれ以上に、抜群のイケメン＋爽やかで表情豊かな芝居を見せるウォンビンが、すごい存在感。深キョンの演技の粗なんてかすんでしまうほどキラッキラしてるの。

脚本が岡田さんと韓国の方の共作で、基盤がしっかりしていたこともあるけれど、やはり王道ラブストーリーの基本はカップリングから始まりますね。ルックスも含めて二人の可愛らしさと健気さが勝負ですよ。それでもって、二人の行く手を阻む障害があるほど、燃え上がる！今クールの月９の憂さをぶっ飛ばすほどのキュンキュンものでした。

この時の二人は深キョンが２０歳、ウォンビンが２５歳。彼はかつての韓流ブームを作った俳優の一人ですが、こういうオーラ持った若手俳優、今いるのかなぁ〜私が知らないだけかな。この年代の日本の俳優、女優でラブストがきっちり出来る組み合わせってどのくらいあるんだろ.....。

今回の「美女と男子」では大物俳優のアドリブや演出への口出しが凄くて監督（演出家）はタジタジだったが、実際に大物俳優になると演出家は大物俳優に頭が上がらない感じなのかな。

演出についてはどうなんだろうね。
配役については、主役が大物だといろいろ選択の権限があるみたいだけど。有名なのは、相棒の水谷豊さんじゃない？あれもシリーズ化が長くて視聴率もいいから制作側も水谷さん頼みになっている部分もあるのかもしれないけど。

なんとも納得のいかないドラマを見てモヤモヤ
無性に良い作品、役者さんの良い演技が見たくなる
ここを覗く
TUTAYAにダッシュ、「陽だまりの彼女」を借りてくる
見る
切ない、儚い、可愛い〜っ はあーいいもん見たなあ… ←今ココ

あまり邦画を見ないのですが、今回は見て良かったな、大満足でした。上野樹里さん、演技が上手というだけじゃなくて存在感がなんだか凄い人ですね。儚いのに、何か強烈に記憶に残るオーラ。この映画を話題に上げてくださった方々に感謝です。

ご覧になりましたか。夢の中のお話ですよね。主役の二人がまたポエティックで絵のようで。淡淡と儚い、でも現実に確かに存在したものを思い返しては胸が締めつけられるおとぎ話。樹里ちゃんのまた新しい顔を見せてもらいました。
また松潤とお似合いの可愛さで…というのも変なんですが、とても二人が可愛いんですよね。絵面も性格も。魅せられました。松本くんもよく演じていたと思います。

松本くんはオラオラよりもああいった優しくて暖かい男の子の方がハマるんですね。それはちょっと意外でビックリしました。樹理ちゃんは言わずもがな。鶴瓶さんのスジナシで演じた｢影｣最高でした。この子は最近ほんとに綺麗で。10年後が楽しみでなりません。

ほんと、上野さんは、とてもきれいになったと思います。
若いときは、かわいいと思うことはあっても（それも、いわゆる女優によくある"かわいい"とも違う）、きれいだと思うことはなかったのですが、最近テレビで見て、「おおっ」と見惚れました。
この前の「アリスの棘」「ウロボロス」は、ドラマとしてはたいした出来とは思わなかったのですが、上野さんのアップの表情から目が離せなくて、それを見たくて、毎度チャンネルを合わせたようなものです。どうしてこんなにきれいになっちゃったんだろう（笑）
「江」以来、露出が減っているような気がしますが、作品を選びながら、これくらいでいいと思います。納得できないと役にも入り込めないタイプのようですから、将来楽しみなだけに消耗もこわいですから。

そうそう。役者さんは顔が売れはじめ人気が出てくると今だとばかりにあらゆるところに引っ張られ、結果じっくり作品を選ぶことも役と向き合うことも難しくなりそのうちに視聴者にも飽きられてしまう...ということがわりとあるような気がします。
今で言えば窪田くんとか福士くんとかが心配。実力があればそれでも残っていくと思いますが、なければそれこそ本当に｢消耗品｣で10年後20年後にこの世界にいるかどうか。
特に福士くんは今回の月9で主演として厳しい批評に晒されているようだし正念場かもしれません。

そうですねー。樹里ちゃんも、大河主役を得るまではタイトなお仕事ぶりだったようですよ。大河後は、「朝も夜もわからなくなるような仕事ばかりしていると、ごく普通の暮らしがわからなくなってしまう。役者として、平凡な日常生活のなかにある役をやれなくなってしまうのはいけないと思う。」ということを言って、１年くらいの長期休暇をもらってましたから。その間、マスゴミにいいように捏造記事書かれまくりましたけど、結果的に彼女の次回作（「陽だまりの彼女」）への飛躍につながったと思います。ちなみに今、同じ事務所の吉高さんが朝ドラの後に長期休暇もらってました。彼女らの事務所は、尻つぼみの日本のエンタメ界にとどまることなく、将来的に若い役者たちをアジア圏にまで売り出すようです。事務所がまず若い役者をじっくり長期的に育てるビジョンがないとダメになりますね。

私も窪田くんは心配ですね。かつての向井理くんみたいな使いっぷりだわ。ここで民放連ドラ主役を収めた後は、事務所がちゃんと休暇をあたえながら、じっくり仕事を選べる環境を与えて欲しいと思います。福士くんは、事務所が急ぎすぎた。まだデビューして５年もたってない人に月９の主役は重すぎる。せめてもう２、３年はきっちり経験を積ませてないといけないと思います。

連投申し訳ない。
芸能事務所といえば、私がもっとも心配している女優さんは能年玲奈さん。事務所とのトラブルで、すっかりドラマや映画から遠ざかっているように思えます。主役の魅力をふんだんに持っている人なので、若いうちにしかできない作品を披露して欲しいです。

393～395さんに激しく同意です（笑）

窪田くん、ほんとにちょっと心配ですね。いま、たぶん仕事を選ばず、きたオファーはどんどん受けている状態だと思うのですが、疲れて枯れてしまうんじゃないかという不安がある。栄養補充が間に合わず、放出するだけだと危険。とてもいい才能なので、つぶれないでほしいと切に願うのですが。

福士くんは、まだまだ未熟で固い感じ。「あまちゃん」では、高校生役で、ぎこちなさや固さがよかったのだけど、これからはもう、そうはいかないでしょう。演技経験の浅さがもろに出ているので、今後が修行本番。まだ二十歳かそこらなら、伸びる余地はあると思います。

能年ちゃんは、私も、ほんとに才能が惜しいと思う女優さんです。あれほどの魅力がありながら、事務所のトラブルで仕事がないなんて、かわいそうすぎる。手を差し伸べる人もないことはないようですが、詳しいことはわからず。
どうか、今後よい方向へ動いて、また、あのきらきらした瞳を見ることができますように（ほんま、祈るような気持ちですよ）。

ちゃんぽん食べたかと民王で菅田将暉と遠藤憲一が両方の作品で親子の役は時期が被っていて笑える。
菅田将暉は結構唄が上手いな。

松ケンこと松山ケンイチさん、やっぱりイイなぁー。
ドラマ本スレに役を生きることができる俳優というコメントありましたが、私個人的にはアラサーの役者でそう思わせてくれるのは、上野樹里ちゃんと松ケンです。お二人とも歳近くして大河主役をつとめましたが、いつの日か共演できる作品があればいいな、と思って楽しみにしています。

最近になってやっとデスノートの映画版を見たけど、松ケンがひろしとは別人過ぎてびっくりした。メイク効果もあるし、キャラ自体が真逆だから当たり前といえば、当たり前だけど…。上手いと言われる人でも喋り方の癖みたいなのが抜けなくてリズムが同じだったりする人もいる。けど、松ケンにはそういうのがないように見えた。凄いな〜、確かに憑依型だな〜と思う。
アニメキャラの役が多いのはファンタジーとリアルのギリギリのバランスを見極めるのが上手いのかな。

映画版デスノ、気になってたんだけど結局見てないんだよね。松けんは、特段ファンって訳じゃないけどいつも良い仕事するよなぁと思う。若手でそう思うのは松けんと生田斗真かな。どちらも嫌いじゃないけど取り立ててファンってわけでもない。でもドラマが進むにつれ、だんだん引き込まれる。凄いなぁと思う。デスノ繋がりで言えば、藤原竜也も凄いと思うが、縁がない松けん、生田斗真以上に縁がない。

演技力あるかと言われると判断が付きかねるが、工藤阿須加と賀来賢人は好きだ。なんというか、ちゃんとしてる感が演技力云々越えて好きだ。言葉に人間性が乗っかる感じが好きだ。

年代高めだと、吉田鉱太郎、國村隼が好きだ。どっしりしている感が好きだ。どちらも正面から上目遣いで見据える感じが好きだ。

好きな俳優いっぱいで目移りがする。

女優は最近(自分比で)不作。上野樹里が演技力、魅力共に突出している。あ、年齢違うけど若村真由美の美魔女っぷりは凄い。演技力もある。若い頃はNHKにも出てたみたいだけど、いつからこんな迫力が出たんだろう。気になり始めたのは白い巨塔からだけど、それからずっと高め安定だと思う。
関係ないけど、瀧本美織ちゃんのCMが流れるとスイッチが入る。ムッチャ好きだ。