キッチン革命

2023-03-26 21:15:57

名前無し

最高でした。
林遣都さん、葵わかなさんご夫婦の信頼愛し合う姿をベースに、昭和初期の食料事情の悪かった時代に多かった病気、結核、脚気の予防治療に身を呈して取り組んだ医師兼栄養指導士のストーリー。感動しました。胚芽米は今また注目されていますが、真っ白なご飯に慣れている現代人はビタミンBは他の食べ物で補給されているので、脚気という病はほぼ聞きません。葵わかなさんが医師なのに、その研究に取り組み、栄養教室を自宅で開くという場面は、明るく前向きな女性を演じ切りました。林遣都さんが脳卒中で倒れても妻が栄養教室で働く姿を遠くから見守る姿に涙が出ました。
葵わかなさんが歳を取り、薬師丸ひろ子さんに代わった時、そっくりだとびっくりしました。丘の中腹で後編の主役と出会い、「あそこに大学を作るの。」と旦那さん林遣都さんの写真と共に語る場面、薬師丸ひろ子さんの顔が強い意志をもった女性として見えました。
さて、後半はどんな革命が行われるのか楽しみです。

炊飯器のない時代、おかまでご飯を炊く時代、台所が昔見た記憶に残るようでした。
医学だけではなく、栄養学からも日本人の健康に取り組んだ女性達、逞しく頼もしかったです。