5 | 28件 | ||
4 | 19件 | ||
3 | 12件 | ||
2 | 4件 | ||
1 | 11件 | ||
合計 | 74件 |
企画、監督、脚本宮藤官九郎
池松壮亮、仲野太賀、渡辺大地が出演
黒澤明の作品の中で、唯一気分が悪くなり、最後まで見たかどうかが分からないのが「どですかでん」。
ここが日本かと思うような貧民街を舞台に、吐き気のするような連中が人とは思えないような暮らしをしていた。
そしてセット等の強烈な色彩で気分が悪くなった思い出がある。
山本周五郎の原作を宮藤官九郎が手掛けたのだから、何らかの勝算があるのだろうが、電車バカの「どですかでん」という単語を聞いた瞬間に嫌な気分となった。
映画では無かったはずだが、若き青年部の3人でカフェを作るらしい
やがて消える被災者住宅だが、希望が持てる作品にして欲しい。
次も見るが、すでに気が重い。
次々登場する配役の豪華さに驚きました。三浦透子も。
浜田岳と片桐はいり親子に胸が痛くなり、視聴継続決めました。
面白そうなので、次回も観てみます。
深夜枠で豪華な俳優陣に驚きました。エンドロールでえっ!この人出てた?と思った人が数名いました。独特の雰囲気や服装で誰か分からなかった。それにしても濱田岳は良くでますね!ちょっと、またか、と思った。いずれにしても、どんなドラマになるのか今後の展開が楽しみです。
あ、みっけ。
ずっと探してました、この感想欄。
すごいねー(笑)
凄い凄い笑
とりあえず拍手👏
山本周五郎の短編集「季節のない街」を下敷きに作られているそうで、吹き溜まりに生きる人々の人間模様や親子や地域の人々の心の機微を令和の若者たちでどう表現なさるのか興味深いです。
闇雲に争うことを好まず、麦のように踏まれて強くなる人間の逞しさと吹き溜まりに吹く哀しくも優しい風が1面の麦畑を思い起こさせるような短編集だった。
半助、タツヤ、オカベ、六ちゃんたちの爽やかでもない青春群像劇って感じなのかな。
猫様が可愛かったです。
猫様の名演に期待を込めて初回星4つです(笑)
不適切は最高に面白かったのに、これはクドカンドラマで一番つまらん。
クドカン、大友、はいり、荒川、皆川で東北が舞台で「あれ」関係って、あのドラマを思い出す。しかし第1話を視聴して、この世界観が受け入れられなかった。2話まで観て続けるかやめるか決めたい。
例えばオダギリジョーのドラマにおける麻生久美子のような存在がこのドラマにいてくれたなら、もう少し見やすかったと思う。
さすがグドカンだ。何か違う視点。濱田岳も全然、違う役
濱田岳の演技は凄いし、状況設定も理解できますが、
残念ながら、ドラマとしてはつまらないです。
全然面白くない
クドカン、池松、太賀とか
如何にもある一定層が絶賛しそうだけどw
期待しすぎたのか、おもしろいと思えなかった。
世界観がぶっ飛んでました。
戸惑いながら見始めましたが、なるほど吹き溜まりに咲く逞しく心優しい花達の話し?
でいいのかな?
と思って見終えました。
面子は味のある人達ばかり。
とりあえず、見守ります。何様や(笑)
クドカンは黒澤明に類似していると思う。名作と駄作の極端な繰り返し、「不適切」で疲れてしまい、穴埋めにこのドラマを手抜きで作ったとしか思えない。それに振り回せられる役者はたまったもんじゃないよね濱田岳さん、クドカンの依頼では仕事選べないよね⇒役者稼業も可哀そうだ。仲野君も大河前の手抜き息抜き作品かな。徹底的につまらない★0.5。
正直よく分からん。
面白いような気もするし、狙い過ぎているような気もする。
しかし「仲野太賀に外れ無し」との故事もある事だし、
来週から評価点を付けようと思います。
なんだかんだ楽しみにしています。
リタイアしかけましたが、次回も一応見てみようかなと思います。メンバー好きなので。
流石だ。
原作で1番好きな話しだったのでリアタイしました。
仲野太賀真骨頂でした。
脚本上手く令和に落とし込んでますね、こっちはシンゴ生きてたし(笑)
ちょっと、シンゴが毒兄貴みたいで母ちゃんは馬鹿な毒母みたいに見えなくもなくてタツヤ1人可哀想に見たらね、駄目なんだと思いますこの話。
以下原作ネタバレてます。
世界が昭和30年代の原作は、兄ちゃんは特攻崩れで終戦で特攻出来ずに命拾いした代わりにアイデンティティの崩壊に苦しむ変わり身の下手な若者で、父ちゃんは復員兵で結核で吐血して倒れる。母ちゃんは廃品回収のゴミ拾いしてその日をしのぐ。タツヤはそんな家族を助けるためにバイトして進学も諦めて働いてお金を貯めるんだけど、兄ちゃんは金の無心にやって来る。なんとか通帳を守ろうとするタツヤ。兄ちゃんが死んだ夜兄ちゃんの死体を抱き締めて母ちゃんはタツヤを詰るんだ、、母ちゃんはデキの悪い兄ちゃん終戦から戦後へ上手くギアチェンジ出来ない兄ちゃんが心配で、可愛くて仕方がないの、そんな兄ちゃんにちょっと切ない母ちゃんへの想いを滲ませるそんな想いを将棋を指しながら、たんば老人と話すの、それが原作。
タツヤは別に母ちゃんを憎んでいないし兄ちゃんは面倒な奴だと思っているけど憎んでいない、むしろ羨ましく思っていると兄ちゃんを亡くして知る。母ちゃんはデキの悪い罪で心配な子ほど可愛くて…それが親不孝は親孝行という想いに行きつく「親おもい」なんです。
これが、情とか業とかいうやつなんじゃないだろうかと思った。原作で1番好きな話しでした。
上手くアレンジして令和の話に落としてありましたね。と、言うか仲野太賀はやっぱり上手いなと思いました。
リタイア決定!
初回の六ちゃんは、心を病んでいるのか、何か障害があるのか、自分を市電の運転士だと思い込み、毎日仮設住宅の周りを走っている。女の子を負ぶってあげた事から誘拐を疑われた彼を、仮設住宅の住人達が庇う。普段は無関心を装って見ない振りをしているようで、変わった人を排除したり差別したりせず、さり気なく見守っているのが伝わり、温かい気持ちになった。
タツヤは震災で父を亡くし、幼い弟や妹を守って来た。なのに、母親は風来坊の長男を溺愛し、長男がふらりと現れては金を無心する度にお金を渡す。タツヤの進学費用も、再婚相手の入院費の為に借りたお金も渡し、遂にはタツヤが家族の引っ越し費用に貯めたお金も無断で渡してしまう。挙げ句、タツヤに向かって「あんたは優しくない」と言い放つ。タツヤが家族の為に耐えて来た思いには気づこうとしない母親。あなたこそ優しくない。母親の前で辛い思いも優しい言葉も口に出来ない、不器用なタツヤが切ない。
初回より第2話良かったです。よくある話でお金を目当てにやって来る長男。次男は家族思いの真面目な子。それでも毒母は長男が可愛くて次男のスーツや学費まで渡す。挙げ句の果てに旦那が家を出て、それでもまだ懲りずに次男の預金通帳を渡す。切ない話だった。自分の存在は関係なく世の中は回る……と心のつぶやきがあった。本当にその通りだと思った。結局、頭脳と言うか思考回路の全く違う人がいる。それが正しいと思っているからどうしょうもない。それが親子兄弟にいたら悲惨だ。職場や友人は選択できるけど。
低評価だったので期待せずに2話から見ました。面白いじゃんクドカン太賀!
兄に振り回される人生なの?
不詳な息子でも親は可愛いものだよ。
母と息子の話が続き、
胸が痛く、
1話では濱田岳、2話は仲野太賀、
演技力に圧倒されました。
黒澤作品の解説してくださった方、
ありがとうございます。
2話を観て録画決定です。
「どですかでん」の原作は知らないが、映画に比べるとかなり薄まっている。
それでもこいつらを見なきゃいけないのかと考えてしまう。
クドカンだから見ているのであって、他の脚本家だったらとっくに削除している。
宮藤官九郎がこいつらを見せたい理由は何だろう?
多様性の宣伝?
クドカンの出自を書いた?
忍耐が試されているようでシンドイ。
最終回だけ見ようかな・・・。
本物の傑作です。
宮藤官九郎のこれまでの作品群の中でも圧倒的に素晴らしい。
第1話の濱田岳の六ちゃんとお母さん役の片桐はいり、第2話の仲野太賀。
名演です。
視聴出来て本当に良かったと思えるドラマに出会えたのは何十年ぶりだろう。
仲野太賀さん、さすがの名演。
理不尽なくらい親思いで、優しいのに…母は
優しい言葉かけてくれるから、とお金をせびりにくる兄に対して思いっきりの愛を注ぐ。観てて切なくなりました。お母さん、ちゃんと観てあげてよ、再婚した義理のお父さんの方がよっぽど親らしいのに。義理の息子にも優しくて身体壊すほど働いてくれて気にかけてくれたのに。こりゃ、呆れて出ていくよね。
仲野太賀さん、いい人役…うますぎです。
でも「ゆとりですが、なにか」のパワハラで上司を訴える、高圧的な役も憎らしいほどうまい。こんないい人がハマるのに、正反対のゆとりモンスターと言われる高圧的な役も舌を巻くほどうまい。好きな役者さんの1人です。
先週はお話しがイマイチな感じで、
クドカンさんドラマと期待値も高かったので、
1話で脱落か、とも思ったけど気になって観にきて
正解でした。この先も観ます!(キッパリ!)
タツヤは判っていなかった、だからイイんです。
自分の都合のいいように受け取っては勿体ない話し原作へのリスペクトは大事でよく出来ていたと思った。
たんば老人の「小言幸兵衛」落語の話がタツヤを物語っていて。放置自転車を取り締まり自分が自転車を放置するっていうね、それは良いのか自分は許されるのか?つうね(笑)
たんば老人は言った。
「先回りして先回りして散々小言を言い…」
「えっ、だからなんすか?」と言うタツヤに
「イヤ、なんとなく思い出したんだ」と言った。
そこから、たんば老人に小言幸兵衛みたいだと言われたと思ったタツヤが捲し立てるのだけどね、たんば老人の言葉「でも、彼にとって君は数少ない身内だからね」「…それはお母さんにとって本当に幸せならね」と言った。タツヤは他人がどんな評価をしようが母ちゃんにとっての幸せを考える子でねだから優しい。母ちゃんも他人がどんな評価をしようがシンゴはシンゴで可愛かったしタツヤもタツヤだから可愛かった。だからタツヤを詰りもする親子だから、シンゴとタツヤは母ちゃんの息子で兄弟だからという心の機微を描いている。
タツヤは回想する。母ちゃんの幸せは何か?「高級マンションに住むことなのか?家出した兄貴をエゴイストと責めた、それが今俺はこそこそ貯金した金で自分たちだけこの街から出て行こうとしている…やってることは同じじゃないか」という思いに到達する。
「ここに居る人たちは、みんな俺たちによくしてくれた、そんな彼らの多くはここから抜け出せないでいる自分だけ抜け出すなんて俺はなんてエゴイストなんだ…」と自問してやっぱり家族という業と情を取って業と情に傷つくって話で、悪者を裁く話じゃなくて。
寛容は肝要って話で、たんば老人の話を素直に自問するタツヤなんだよな〜。
それがイイのだ(笑)
初回あまりにつまらなくてリタイアしかけたけど、2話は良かった。
ものすごく重かったけど…
あの母親はどうしょうもないな…
>宮藤官九郎がこいつらを見せたい理由は何だろう?
対談番組で公表済み。
考えても分からないと思うよ。
これはこれで良い。
花咲舞もあればアンチヒーローもある。
でも、こういうのもいいんじゃない?
いやー……、
まんま父親の話かと思ったよ(笑)
まあうちの親父は長男だったけど。
うーん、思わず身の毛がよだつ程の完璧過ぎる「業」の話だねえ。
恐ろしい秀作だと思いました、原作が。
そうか、飲み込んでやり抜く方は更なる業を背負って生まれてきてんだろね。
まあ、後片付けは順送りですね。
笑ってしまうほど良かったです。
このあと見れるかなあ…(笑)
仮設住宅に妹、弟、母親と4人で暮らしているタツヤ(中野大賀)は、いつかみんなでもっと広い家で暮らそうと、少しずつ資金を自分の通帳に貯めている。
長男の兄はどうしようもない奴で、金の無心のためだけに帰ってくるのだが、母親はスイッチが入ったように、その都度有り金全部を渡してしまう。
刺されて命が危ない兄の病院に駆けつけたタツヤは、兄の荷物の中に自分の通帳があるのを見つける。母が兄に手渡したものだった。それを母に問いただすと、「お前は優しくないんだよ。」
と逆に責められる。何という理不尽。
「金を手に入れるとさっさと離れるどうしようもない奴のことを優しい子だと可愛がるんなら、ずっと兄貴と暮らせよ」と、母親に言ってもおかしくない。しかし、タツヤは、「あー、そっか、そっかー。」と、無理くりに納得したように、将棋の一手を誤ったことを口にして涙を拭った。タツヤはやっぱり優しくてどこか強い奴だった。切なすぎて、いつのまにか自分が泣いていた。
家庭もまた、この理不尽な社会を表すものの一つになり得るなと思うけど、それでもどこか前向きになれる流れで良かったと感じた。そこは絶望より希望が相応しい場所だった。
今夜は「半助と猫」面白くなると期待してます。
脚本家は公式対談でこの物語を評して「弱さや狡さを隠そうとしない…」と語ってらっしゃいます。
その心は「親おもい」にとても投影されていました。
寛容さが大切という脚本家が語らせた台詞にも通じるおもいを感じとることが出来ました。
今夜は猫様に期待してます(笑)
愚かな母親とヤクザな長男がいる限り、あの家族は一生仮設住まいになる。
仮設はいつまでもいられないから、いずれは引っ越さなければならないが、あの家族に預貯金はないはず。
いっそタツヤが家を出た方が、母親は生活保護が受けやすくなり、長男は血税をむしり取る事ができ好都合だろう。
これこそが「親おもい」かもしれない。
原作小説も映画もタイトルしか知らないで観ました。正直、第1話は「なんじゃこりゃ?」でした。
しかし、2話も3話も素晴らしい。人の心のなんとも言えない所をくすぐり、転がし、ぶっ刺す!大傑作。地上波放送ありがとうです。
オマケの3点。
今回はトラがいたので見やすかった。
あれがホームレスだけだったら退席だった。
映画版でもこの親子がいたな。
夢の家の話をしていた。
30年も昔の話だが・・・まぁいいか。
コンビニや飲食店を回り、余り物の食料を貰って生活するホームレスの父と子。元々家の無い彼らは、仮設住宅に住む事を許されない。猫にまで頭を下げる子供がいじらしい。さり気なく父子に手を差し伸べるコンビニ店員や、日本料理店の店主。行政の手で父子のダンボールハウスが撤去され、街を去る父子の後ろ姿が寂しい。でも、たんばがライトバンに2人をかくまっていた。弱者を切り捨てる政治と、人の温もり。震災で1人生き残った半助の複雑な心情も見えて来て、味わい深い。
またまた涙、クスリ、ほっこり。
このドラマ観ることが出来て良かったです。
トラのキャッツ風描き方、面白かった。
猫の姿のままでも、存在感すごい。
半助と猫のトラは尻尾が二つや三つに割れているような体も顔も大きな実は三毛猫の雄(笑)
宮藤官九郎が黒澤明が「どですかでん」で端折った「親おもい」と「半助と猫」を2話3話と丁寧に描くことに宮藤官九郎の想いを感じずにはいられません。
悪人正機
悪人こそ救われる価値がある。
ここで言う悪人とは煩悩の塊のか弱き人です。
弟の金を母の金を充てにしたり親子や兄弟身内の情に溺れてみたり、たった1人の兄を疎ましく思うくせに母には感謝されたくて感謝されないことに傷ついたり自分が自分のおもいにその人を当て嵌めていることに気づかなかったりするか弱く煩悩の深い普通の人です。
弱さや狡さを曝け出せる強さを持ちたいものです。
そのことを、宮藤官九郎は描きたいのではないでしょうかね。
たまたま人を殺めなくても生きることの出来る時代に国に生まれた縁と運。
たまたま人のものを奪わなくても生きて来ることが出来た境遇に生まれた縁と運。
全てが授かりものとおもえる謙虚さ。
そんなものを私はこの物語に感じずにはいられません。
そうして、今あれることに感謝したくなる物語です。
「どですかでん」自体が趣味ではなかったしなあ。
頭師佳孝はやっぱり飛び出せ青春だよね。
で、今やる意味があるのか?が僕の感想だけど、
今やるべきだ、なんだろうね…
見てるとちょっと辛かったりするけど、嫌いじゃない。
なるほどなあ。
そうやって見ればいいのか。
深いよ、深すぎるよ。
原作を知らない私は、ニャンコの回を見ながら、この親子が人の情けの中に生きて、そこそこ身が立ったらアッサリ年季明けのそれみたいに振り向かず去って行き、それを複雑な思いで見送る主軸の誰かと、妙に満足して気にもとめないベンガルさん的な終いになるのかと思ってたら、違った(笑)
浅いね…己。
高みの見物じゃ見られないドラマだね。
地球はこれでもかってほど舐めんなよってほど大きいけど、善人である為には知らずに通り過ぎたい「知ってる世界」を描いてるよね。
いつの間にか、私はもう卒業したなんて安心したふりしてるけど、確かにそこある業の深いお話し。
生きるって難しいですね。結果的な偽善は誰の手の中にもあって、降りてこれないならせめて何を矜持に生きるべきか、こんなの見ないとしみじみ考えませんよね。
あれはニャンコじゃなくてオッサンだぞ…
目を覚ませ…
なんと…
あれは橋本環奈でもニャンコでもなく、やたらシャウトしまくる立派なオッサンだったのですね…
こちらも余りに立派な妖怪になったせいか、オッサンもニャンコも井川遥すら差異が認められず…
いや寝過ごすところでした
おはようございます
ぺこりん
タツヤは優しいね。
以下第3話ネタバレてます。
何も聞かずに問い詰めずにスパイみたいな生業をしてしまったと悔いる半助に新しい仕事を紹介してやると話す。
デキの悪い子ほど可愛い母ちゃんに可愛がられたくて酒を飲む優しい人だよね(笑)
たんば老人は優しいよね。
勝ったんだか負けたんだか分からないけど
半助の懺悔を遮り自分の秘密をうちあける。
優しくて奥ゆかしいよね。
飼い主が仕事を始めたら出て行くトラみたいに(笑)
そして半助は、また嘘をつく
「なんか変わったことは?」
「とくにねっす」
アイコンがトラなのが粋(笑)
優しくありたいと思うなら
この優しさを感じ取れなきゃ始まらないかなと思った(笑)
第4話「牧歌調」
よく落とし込んだね令和の空にこの話(笑)
前時代の純文学の世界観になって来ます「牧歌調」と次週になるのか「僕のワイフ」は今のお子達は脳みそアップル・パイにして読みましょうな純文学の世界だと思います(笑)
通い婚で連歌を送り男が女の寝屋に忍文化の君思ふな光る君な平安な時代を超えて将軍様には大奥お殿様には側室を長屋暮らしの町人はSECOMもなくて戸締まりは、つっかえ棒だった時代夜這いなんて言葉も普通にあり、それでもDNA鑑定も無い時代に授かった子供は地域で育てるなんて、フェミニズムの対局にあるような世界を喰らえな話しで、目眩しそうだね(笑)私もだいたい前時代の純文学を読む時はそんな気持ちに若い頃にはよくなりました笑笑 そこで100年も時代が違わないだけで男と女も貞操観念も倫理も変わるのよってことを学びました。まさにアイデンティティとか史実とかリアリズムとか正義正論声高に叫ぶのなら、その狭苦しい視野を広げて、明治生まれの文豪が書いた原作者はバリバリの歴史小説家です。この世界観に自分の頭をフル回転で近づけて読み取ってこそ、アイデンティティを語れ日本の歴史のリアリティを語れる気がしてなりません。そんなことを思うんですよねぇ…この話。
来週の「僕のワイフ」もそんな話かと思います。
後何話でしょう?私がこの物語で好きなのは「親おもい」「半助と猫」「枯れた木」なのですが「枯れた木」は、何話に来るのかな?
「季節のない街」は短編集です。映画「どですかでん」はその中の「街へゆく」のお話からですよね。だから「親おもい」も「半助と猫」も映画「どですかでん」を観ているだけでは伝わらないですよねと思います。
黒澤明は六ちゃんを描きたかった、宮藤官九郎は六ちゃんを許容した街を描きたかったそんな気がしています。
今回も面白かった。笑えた!しかし、深いところでは人間あのくらい、おおらかだと揉め事もいざこざも起きないだろうなと、しみじみ思った。ある意味、細かいことに執着したり拘ると楽しくないよ!という警告なのか。
銭湯での足の鍵を付け替えるシーンも、そこで家が元に戻るところも可笑しくて、流石クドカンさん!
コメディータッチで見やすかったが、これがどうしたの?という内容だった。
コメディーとしては弱く、AVとしたら最低だ。
塚地・前田夫婦の異父兄弟と合わせ、人類愛を描いたつもりだろうか???
30年前「どですかでん」を見た際、気分が悪くなったエピソードがこれだった。
黄色と赤を強烈に覚えている。
夫婦交換のようなものをしていた記憶があるが、もっと臭うような描写だったように思う。
当時は若く、とても笑えなかった。
これも愛の形なのだろうが、どうせ見るならヘンリー塚本やながえスタイルの方が楽しめる。
退散だ。
笑ったり泣いたり
こういう作品も良いですね。
タフだな〜昔の日本人は(笑)と素直に思いました。津山33人殺しとか、その村ごとに夜這いの習慣て普通にあったみたいですもんね。
DNA鑑定なんか無い時代で、誰が誰の子かなんて実際あてになりゃしない。家系図があるような敷居の高い名家こそ、意外にあてにならなかったりするかもね(笑)
木を見て森を見ずなんて言葉がありますが、このドラマの情景は真逆。
森を見て木を見ず(笑)
何でかそんな事が頭の中を過ぎりました。
森が茂れば土が肥える。土が肥えれば新しい幾多の生命が芽吹く。そうやって地球のダニ!(笑)でもある我々人類は増えてきたのかも知れませんぞ?
まあなんちゅーか、シャイで内罰的で平和主義なのに、反面、静かだけど実は煮えたぎる恨み節とドヤ顔の賠償思考が手放せないコンプラ地獄を生きる我々現代人の「先祖」も、実は何が何だか全くあてになりゃしない、という、ケセラセラな仕上がりが粋でした。
本当の服に着替えちゃった玄関前がめっちゃ面白かったね。最高のオチだと思った。この懲りない逞しさを何とか現代風に活かしてこそなんだろなと思います(笑)
倫理観としては、前世の記憶でも明確に思い出せればいいけど無理なので、とりあえず今生の操はそこそこ守ったからセーフとします。
なんだこれ。
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