5 | 20件 | ||
4 | 13件 | ||
3 | 8件 | ||
2 | 3件 | ||
1 | 11件 | ||
合計 | 55件 |
企画、監督、脚本宮藤官九郎
池松壮亮、仲野太賀、渡辺大地が出演
「牧歌調」より「僕のワイフ」が清々しくて好かった
(笑)
タツヤは、また自分の正義や幸せの定規を使って人に線を引こうとした。お母さんにとっての幸せってなんだろう?島さんにとっての幸せってなんだろう?
「彼女は僕のワイフなんだ!」「お兄ちゃんも家族なのよ!」ハッと気づけるタツヤはとてもいい奴。
それにしても、凄いワイフだと思った(笑)彼女の輝きを見つけて彼女と心通わせることが出来た島さんって凄い。野村監督とサッチーさんが何故だか思い出された。
2つ引っ掛かった。
鬼嫁が作った見事なバラ寿司。
三木本が島から現金らしき封筒をもらっていた事。
自分には、良さがわからない。
原作を読んで、俯瞰で見たら楽しめるかもしれません。
世界観が好きになれない。
深夜に観るとクルね泣く。
第6話「プールのある家」
ホームレスの親子も六ちゃんもこの街全体が人間の優しさや幻想で出来ているんだと思って観てごらんって分かんなくてもイイ。何時かフッと思い出した時に分かることもあるから。きっとフッと思い出す時はあのホームレスの親子の人生にタツヤや半助みたいに涙するのだと思う。そういう涙が分る人になりたいと私は何時も思う。この物語は普通に生きるものたちの優しい幻想です。ホームレス親子は清貧で父は哲学者で息子は清らかで気高くて、そしてそんな二人を包容する街は懐が深く優しく慈愛に溢れている。
悪者を探そうという見方だと良さ分からないと思う…今は分からなくてもイイから縁があって観たなら観れたなら覚えていて欲しい。人を裁かない物語も有るってことを。
あの少年が夢見た通りプールのある家に今度は彼は生まれて来る。父親はやっぱり当然平然とリッチマン今度はリアルリッチマン(笑)
何にも無かった前世を羨ましく思ったりしないだろうか?リッチマン。
息子は早目に来世に行けて良かったのかな?今度は息子がリッチマンの父親かも知れないね。リッチマンまだ現世で頑張るみたいだから…。
遅ればせながら「牧歌調」を視聴。
原作をどうドラマにするのか気になってた回。
半助という第三者目線のキャラを作ったことで分かりやすい回になってた。
というか、これはクドカンの解釈なんだとも思った。
クドカンは男だから、男の立場での解釈で視聴者にストーリーを提示したんだろう。
原作者の山本周五郎も男だけど、女である自分が2人の妻達の心情を想像出来るような部分も含ませて、この「牧歌調」を書いている。
でも、ドラマの方では、妻達の心情が殆ど推し量れない。
2人の男衆の心情は何となく分かるような描き方をしてるんだけど。
惜しいなぁ。
本当に惜しい。
途中に、 全員それぞれ父親が違う子供と暮らしている夫婦のエピを挟んで、わざわざ「牧歌調」のタイトルを説明までしていて、原作の「感じ取る」良さを損なってる気がする。
思うにクドカンは、この「牧歌調」をドラマ化するにあたって、相当悩んで考えたんじゃないだろうか。
で、考えた挙げ句に、自分なりの解釈で「牧歌調」を“説明“しようとした…違うかな。
単なる自分の想像だけど、クドカンは至極真っ当な倫理観と、確固たる一夫一妻制の結婚観の持ち主で、女性と遊ぶようないい加減な付き合いは出来なくて、女性もそういうタイプが当たり前と思っている人なのかも?
2人の夫の気持ちは分かっても、2人の妻の気持ちをどう描いたら良いのか悩んでしまったのか、分からなかったのか。
う~ん。
1人の男性としてのクドカンには好感を持つけれど、脚本家としてのクドカンには、少なくとも、この「牧歌調」に関しては「惜しい!」と思ってしまう。凄く残念。
因みに、あのアイドル達が慰問コンサートで歌ってた歌は、「あまちゃん」のGMTの歌を思い出して楽しかった。
同じ曲調。同じ雰囲気の振り付け。作った人が同じかな。
「プールのある家」、悲しい回でした。子どもはシメサバに火を入れようとしているのに、父はそれを止めて食べることをすすめる。結果、子どもは死んだ。その間、苦しむ子どもの世話もせず、心配もせず、何もしない父親。こどもにと貰った菓子パンを貪る父親。子どもが死んでも大して動揺もしない父親。これは、父親の美学?哲学?一体何を伝えたかったのか今回はよく解らなかった。
毎回、事情がある家族に涙。今回のプールは配役もバッチシ泣けた
辛い悲しいエピソードでしたね。
ただ理想の世界に目を向けている父親でも、現実の空腹には耐えられない。
庇護者のように父を守ってきた少年。
その働きから解放されて、プールで子どもに戻った姿に涙しました。
長らく日本の千円札紙幣の肖像で親しまれた初代内閣総理大臣伊藤博文掃いて捨てるほど愛人がいたのであだ名は「箒」だからね、時代が変われば変わるんですよ倫理観も価値観も正義もねそれを弁えて解釈を広い視野で持ちなさいと学ぶために時代の違う書物は読む価値がある(苦笑)
慌てて原作読んで今の時代の正しさで決めつけてしまうと残念だよね。まあ、慌てて原作読んでる姿が目に浮かんでそれはそれで可愛いなぁと思った。
この原作に出会った頃を思い出しました。
あの頃、暇だったから沢山本を読んで沢山憤った、大事なことだよね、価値観の違う時代の文学を読むのって(笑)
心幸って人は、人の感想にマウント取ってるの?
慌てて原作読んで、とか失礼だと思うんだけど。(まさかクドカンを指して言ってる訳じゃないよね)
貧困は個人のせいか、それとも社会が悪いのか・・・。
確か、映画の方でも子供が死んだような気がする。
70年代と今とでは何もかもが違うのに。
セーフティネットを何故活用しなかったんだろう?
彼らが知らなくても、あの住宅に住む者たちならば知識があったはず。
仮に役所が嫌な顔をした時に登場するのがサヨク系NPOじゃないのか?
それとも彼らは公金チューチューしかしないのか?
やるせない内容だった。
はーい。個人的な投稿を書いても良いところだとは知りませんでしたが笑笑 ひとつだけ。
読んでもらったら分かる人には分かると思いますが
宮藤官九郎さんは原作者山本周五郎氏へのリスペクトオマージュを充分されていると思います。だって好きだからこそ今の若い人に知ってもらいたいと思われたのだろうし、と思っております。誤解なさりませんようにそれだけは書かせてもらいました。そんなこと書いてるんじゃないんだけどね(苦笑)
このドラマ、なんか黒澤明監督に見てもらいたかったな。
特に「プールのある家」の回なんか特にそう。
多分、気に入ると思うし、一声「なかなかいいね」と言うだろうな。
そして、クドカンやこのドラマの出演者達は全員、自分の監督作に出演させると思う。
実にみんな黒澤明好みの役者達なのである。
このドラマには、クドカンの黒澤明への愛があふれていると思う。同時にクドカンが好きな古い日本映画のオマージュが散りばめられていて、それがなんとも言えずにいい。
私は黒澤監督の「どですかでん」が大好きだから、よけいそう思う。
これは実にいいドラマだ!
ちなみに黒澤明監督の「どですかでん」は日本人にはさほど評価されてないが、外国人には高評価である。
私の友人のフランス人のアジア映画研究家は真の黒澤明監督ファンとは「どですかでん」を認める者であると言っていた。そして彼はこう説明してくれた。
「黒澤明はヒューマニズムの映画作家である。それが一番結実したのが「生きる」と「どですかでん」の2作である。そして、小津、溝口、成瀬は「生きる」は撮れるが「どですかでん」みたいなヒューマニズムと結合した美しいファンタジーな意欲的な実験映画は撮れないだろう。黒澤明だから撮れた映画で、黒澤のスゴサと偉大さはそれもあるのである!」
私も同感である。
このドラマをきっかけに黒澤監督の「どですかでん」を見てくれる人が増えるといいなとしみじみ思っております!
今回のリッチマン親子の話は、哀し過ぎた。今の時代に流石にこれはないだろうとは思うけど。良く良く見たら原作、山本周五郎とは。嗚呼なるほど、原作の良さなのかと。だからこんな素敵な哀愁があるのかと思いました。今の時代に良く話を変えてドラマにしたなと思う、脚本も素晴らしい。このちょっと面白くて、哀愁のある感じ良い。今季の中で上位で好きなドラマです。
トラは名演で凄いネコちゃんですね。
国民的美少女の小田茜さんがお母さんか〜なんだか妙に沁み沁みしました。
そうこの原作はこの沁み沁みを味わう作品。
たんば老人の言葉は何時も沁み沁みと深い。
原作は日記を読むように日常が淡々と綴られている。
ドラマはうまくそれをドラマにしている。
今回ドラマは、おかべが好かった。
ものの本質を見抜く真っ直ぐな優しさを持ってかつ子を見抜くおかべが好かった。「デキの悪い子ほど可愛い」のタツヤは分かりやすく拗ねていて可愛かった。
日陰を選んで咲く花もあるそんな話もあり、そこにはそこの悲しみもそして喜びもある山本周五郎の「季節のない街」はそういう細やかなおもいを集めた短編集だ。宮藤官九郎さんのおもいが伝わってくるようなそこへの愛があるドラマだと思う。
ヤクザ者の長男を溺愛する母親が幼い子供を連れ、家を出た。
これでタツヤは親離れができる・・・できれば良いが、どうせ戻って来る。
そして、これを延々と繰り返す。
かつこが妊娠。
叔父にやられたようだ。
彼女に気のある酒屋のオカベは、妊婦となったかつ子を愛せるのだろうか?
叔父の種と知って、彼を許せるだろうか?
今、仮設住宅に住みながら、このドラマを見ている人もいるだろう。
これが人の業と共感を呼ぶだろうか。
吐き気がする。
かつこちゃん どうなるのかな。
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