3.60
5 411件
4 216件
3 66件
2 48件
1 210件
合計 951
読み かまくらどののじゅうさんにん
放送局 NHK総合
クール 2022年1月期
期間 2022-01-09 ~ 2022-12-18
時間帯 日曜日 20:00
出演
華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に 権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き── 源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男 二代執権・北条義時。 野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。 新都鎌倉を舞台に繰り広げ...全て表示
全 2479 件中(スター付 951 件)1201~1250 件が表示されています。

2022-06-26 06:25:59
名前無し

八重姫のエピも「平清盛」のほうが、あの時代の運命に翻弄された悲劇の女性に描かれていて儚げで良かった。

    いいね!(1)
2022-06-26 21:14:37
名前無し

落馬した瞬間、周囲の人たちは何をしていたか。頼朝をあれだけ嫌っていた巴御前は和田義盛と接吻の真っ最中。さすがに正室ではなく、側室だったか。正室は登場していないが、政子のようにヤキモチ焼ではないのだろう。

2022-06-26 21:22:26
名前無し

スケベで、人徳とかいうモノは一切感じなかった頼朝だが、ここまでの話を引っ張ったのは頼朝だ。
大泉洋さんの俳優としての技量はわからないが、他の方が演じたら、も少し嫌な人物に感じたかも。大泉さんのキャラに助けられた部分もあったと思う。

一族を滅ぼされ、再興の為に多少?の無茶はしてきた頼朝。
そのツケか…疑心暗鬼に陥って、心の平安が無くなった。
全成の出任せに振り回されて、周りも振り回される。
そんな中、巴に言った謝罪は心からのものだろう。
やっと心の平穏を取り戻した時に、落ちてしまった。


これからやっと義時が主役らしくなってくる。
頼朝亡き後の権力争いが大変。見応えがあるものを期待。

2022-06-26 23:43:18
名前

征夷大将軍が相模川から鎌倉に移動するのに、護衛は従者の安達長盛だけ! 哀れ頼朝。
結局、頼朝は政子、義時に大切にされていなかったのだ。政子と義時は頼朝の不安定な心情や体調を知っているのに家臣や家人に頼朝を守るように命じなかった。野心をひた隠しに隠していた時政とりくがどのように変貌していくのか楽しみだ。これから北条ファミリーによる謀略、謀殺が繰り返される。

しかし、なぜ北条ファミリーが源氏一族を根絶やしにしようとしたのか、動機が解らない。政子は頼朝の正室として御台所まで出世している。義時は八重や比奈を妻に迎えて、それなりの幸せを手に入れている。りくも頼朝がいなければ、地方豪族の妻で終わったはずだ。北条ファミリーのあくなき権力欲はどこから生まれたのか? そのあたりのことを描いてほしい。そうでなければ女好きの残忍な頼朝と、謀殺好きの北条ファミリーの物語になってしまう。
『草燃える』では、それぞれの心の変化が描かれていた。そして「諸行無常」がテーマとしてドラマ全体に流れていた。
『鎌倉殿の13人』のテーマは何? 讒言、やっかみ、謀殺か。誰一人として好感をもてる人物がいない。こんな大河ドラマは観る価値がない。

    いいね!(1)
2022-06-27 00:26:58

「 吾妻鏡 」によりますと、源頼朝が亡くなった原因は、1199年に起きた落馬事故だったみたいですが、実際の原因や、その前後ことは、まったく何もかかれていないので、真実というモノが完全に闇の中なんですよね。そのような意味で、今回の描き方は、しごく真っ当な描き方だったと思います。しかし、血を分けた弟たちや親戚たちを死に追いやった頼朝の人生というのは、いったい、何だったんでしょうか!? やはり、凄く哀れな人に見えますね!!

2022-06-27 00:44:40
名前無し

まさかあれで、頼朝が死んで退場じゃないですよね?
来週も出るんですよね?
ぜひ、来週も登場させて頼朝なりの死ぬケリをつけて、それが見てみたい。
もし、あれで頼朝の最後だったら、なんだかねー。いいのかなー?

そうだとしたら、頼朝って、この大河で一体何だったんだろうか? 敬意と思いいれもなく、彼の「志」も描かれなく、北条家の団らんの最中に寂しくあっさり死なすとは⁉
こんなに歴史の大偉人を残酷に扱う歴史ドラマは、私の知る限りでも初めてかも。

頼朝と大泉さんが何だか気の毒に思えてならない。

2022-06-27 00:59:26
名前無し

まあ、現代の価値観というか、善悪に照らし合わせたというか、人を信じず、非情に粛清を繰り返した頼朝には、哀れな死という天罰がくだったのだ、ということなんでしょう。

2022-06-27 12:58:37
名前無し

落馬のシーンは、慎重に撮影を行ったのでしょうけど、
クッションとかCG加工とか配慮したのでしょうか。

あの落ち方は下手したら・・・痛いのは間違いないです。

2022-06-27 14:32:10
がおらー

これまで苦楽を共にした仲間達と別れを惜しむような回だった。

政所の人々、年老いた御家人達、頼家の家族達、そして人数の増えた北条ファミリー。
義経や義仲のように戦闘の中でのある意味武士らしい最期ではなく、不安に押し潰されそうになりながらの日々の中での突然の死。

最期に流人時代からずっと側にいた藤九郎と二人だけだったのは、どんなに偉くなろうとも流人であった頼朝とそんなに違いはないんだと言うことなのかもしれない。
藤九郎も最期は鎌倉殿ではなく、
「佐殿」
と呼びかけていた。

しかしもっと苦しんで最期を迎えるという脚本もあっただろうけど、今回のように皆に別れを告げるような脚本にしたのは大泉頼朝に愛らしさを感じていたからなのかもしれない。
征夷大将軍源頼朝の死としては寂しすぎるかもしれないが、大泉頼朝の退場としては別れを惜しむようで良かったと思う。

    いいね!(1)
2022-06-27 15:53:47
名前無し

少し前の回で登場人物が「薄っぺらい」って言ってて笑った。
三谷さん切り込んでくるなあ。

2022-06-27 16:28:07
名前無し

そんな事言ったって演じているのは現代の俳優さんなんだから仕方ないと思う。
鎌倉時代の人にやって貰えっていっても無理だし。

2022-06-27 17:09:17
名前無し

ええ、、、頼朝の死だけで一話?脚本家の好みに偏りすぎてないかなあ。八重の死に一話の時も思ったけども。
もっと政治的な話が見たいのに、巴と新しい男のキス寸止めとかなんだかなあという感じ。
大泉洋の頼朝は最後までよかったと思った。源氏滅亡に説得力をもたせたと思う。ただ義時はグレー。

2022-06-27 17:40:12
名前無し

頼朝の最期なかなか良かったよ。あのナニカにおびえる姿、義経か上総広常の亡霊が迎えにでも来たような感じがしました。己の野望や理想のために殺された者たちによって殺されてしまったのかな。

2022-06-27 20:42:27
名前無し

脳梗塞、脳溢血と聞いた事がある。
神仏を頼らず、自らの死を受け入れたのならば大往生だろう。
頼朝はカリスマは無いが、なんとも魅力的なというより普通の人だった。
大泉が演じたからかもしれないが、とても人間的で良かった。

2022-06-27 22:14:26
名前無し

「おなご好きは源氏の嫡男の証。頼もしい限りじゃ」
せっかくなら腹上死でもよかったんじゃない?スケベ殿

2022-06-27 23:27:54
名前無し

大河ドラマ史上最悪の頼朝でした。

    いいね!(1)
2022-06-28 02:04:41
名前無し

武士が落馬したくらいで死ぬかなあと思ってたので
脳溢血?で意識を失ってのち落馬というのは死因としてしっくりきた。多くの犠牲の上に上り詰めた者の孤独と次は自分かという恐怖と次世代への継承の不安。根も歯もない全成の占いに踊らされる姿でそれを表現してみせ、寿命は天命と悟ったところで落馬死。
 北条一族和気あいあい餅作りの場面では、頼朝死後の御家人内部抗争や血の粛清で変わっていく一族の関係を思い切なくなった。

    いいね!(1)
2022-06-28 03:53:24
名前無し

頼朝が疑心暗儀から範頼を惨殺する冷酷非道な人間から、北条義時と世の中を語り合う穏健な人物との振れ幅が大きくとらえにくい。義経の首級に号泣する一方、上総之介には無慈悲な扱い。
一貫性がなくその場その場で都合よく人格を変えられても困る。

    いいね!(1)
2022-06-28 08:10:02
名前無し

人間はそこいらの普通の人でもいくつもの顔を持つ。礼儀正しい隣人が妻にDVしていたり、「良い子」がいじめに加担していたり、教員がセクハラしたり、さして珍しいことではない。人々の感情表現が今より直裁的で、時代は食うか食われるか。生い立ちや立場を考えれば好き嫌いは別にして頼朝の行動は理解できる。大泉洋が演じることでいく分マイルドになってるが実際はもっと苛烈なひとだったのだろう。

    いいね!(2)
2022-06-28 16:00:02
名前無し

このドラマでは、義時の持ってきた水が、頼朝の死因だろうな。それによる落馬が追い討ちをかけた。
今回の前半で、頼朝が義時に「北条は信じてよいのだな?」と確認。
餅を喉に詰まらせた騒動でも、北条家総出で頼朝を救った。
これらは、頼朝が北条に全幅の信頼を置いた理由になるエピソード。

なのに、源氏一門の娘を頼家の正室にする動きがあり、義時としては頼朝に水を所望されたのは、頼朝を亡き者にして、北条の野望と兄の死への復讐を果たす、千載一遇のチャンス。
誰に対しても疑心暗鬼になっている頼朝は、水ひとつ誰かに頼むにしても、相当慎重なはずだから。

    いいね!(1)
2022-06-29 00:59:46
名前無し

頼朝の最期までをコミカルからシリアスに描いて見ごたえがありました。
頼朝は死の予感に怯え全成からでまかせの縁起に良くない
禁止項目を与えらる場面は落語みたいで面白かった。

餅が喉に詰まり生死の境をさまよう経験をして悟ったのか
頼朝は神仏にすがることなく運命を受け入れると義時に打ち明けた。

橋供養の帰り道、頼朝は急に容体が悪くなり落馬した後、御家人
それぞれに鈴の音が聞えたが、義時だけ聞こえなかったのはなぜか、
もしかしたら頼朝亡き後天が望んだ男は義時だと示したのかもしれない。
頼朝の最期と鈴の音は波乱の幕開けを感じさせました。

    いいね!(2)
2022-06-29 09:15:37
名前無し

義時は乗り気ではなかったのに、いつのまにか北条家に入り込み、ちゃっかり妻の座に収まっている比奈が嫌い。
さもよく出来た嫁のふりして、義時にベタベタしているのが感じ悪い。
泰時に「母上と言うな、姫でいい」って偉そう、何様のつもり?
りくに「母上呼ばわりされる筋合いはない」と拒絶され、時政には八重と間違われて、ざまあと思った。
三谷幸喜さん、橋田壽賀子さん風も上手いです。

    いいね!(1)
2022-06-29 09:27:01
名前無し

それに引き換え、不幸を乗り越え、今は和田義盛とラブラブな巴御前が微笑ましいです。
頼朝の謝罪にも
「はるか昔の話にございます、義仲殿も喜んでいる」って言ってあげる。
おにぎりには毒は入れてないと思う。

    いいね!(1)
2022-06-29 19:43:23
名前無し

登場人物がサイコパスにしか見えないときがある。たぶん、脚本も演出もまずい。おまけに俳優陣の演技もまずい。大したクオリティだ。

    いいね!(1)
2022-07-01 09:56:43
名前無し

最初は世にも奇妙な物語鎌倉バージョンみたいだった。
天が望んだ男ってあの世に連れていくってことだったのかな。
次週から御家人ダービー始まるか

スポンサーリンク
2022-07-02 11:32:28
名前無し

資料だと頼朝は馬から落ちたとしか書いてないんだっけ。
それも正しいのかはわからんけど。
鈴の音は義時には鳴らなかったね

2022-07-02 11:44:32
名前無し

頼朝の死がどう描かれるのが注目していましたが、定説の落馬による死というより、病死の方が近いのでしょうか。それ以上に天命が尽きたという言い方が一番相応しいのかもしれませんね。
死ぬ前に見せた頼朝の比企一族との距離感と、餅を詰まらせた時に見せた北条一族との距離感と、さりげなくその対比が描き出されているあたりに、脚本と演出のうまさを感じました。
頼朝の死によって、ここから「鎌倉殿の13人」が暗闘を繰り広げることになりますが、血なまぐさい歴史をどう人間ドラマとしてみせてくれるのか楽しみです。

    いいね!(1)
2022-07-02 14:02:36
名前無し

この回だけで一つの映画のようだと思った。
いつもながら音楽がうまく効いていた。

2022-07-02 19:39:10
名前無し

死因など検死すれば判明するのにw
語り継がれる脳溢血説、水毒説、亡霊説等々、様々な死因のケリを全てちょっとずつ織り込む脚本の上手さ。
どれをとっても結局落馬するもんね。

    いいね!(1)
2022-07-02 22:26:06
名前無し

毎回、興味深く欠かさず見ています(去年の今頃は既にリタイヤしていました)
配役は皆個性的でキャラがよく練られていて其々が魅力的です
市原 隼人さんは現代劇より時代劇の方がハマっているように感じます
しかし、坂口健太郎さんは何かこのドラマでは違うと思います
台詞回しもしっくりこないし、顔は小栗旬と年も近いように見えるし、息子役としてのハツラツとした感じもないし・・
もっと繊細でたくましい若手俳優はいたろうにと見ています。

2022-07-02 23:14:35
名前無し

本当は瀬戸ヘンゼル時房は畠山殿に負けないくらい団子作りは上手だよ。

2022-07-02 23:55:04
名前無し

去年の今頃は家茂が亡くなって大久保と岩倉が王政復古を画策して慶喜が徳川を継ぎ篤太夫は嫌っていた幕臣になってしまう話。それも面白かったなぁ。
懐かしいなぁ。
しみじみするな
だからしみじみするなって

2022-07-03 18:55:23

これから源頼家を後ろ楯にして権力を握ろうとする比企能員と、それに危機感を持った北条時政による凄惨な戦い「 比企氏の乱 」( 1203年 )が起きるワケですが、恐らく「 鎌倉殿の13人 」史上、最も醜く陰湿な争いになると思いますね。というか、史実では、それぐらいに壮絶な争いだったみたいです。ですから、また来週のお話が、凄く楽しみになるんですね!!

2022-07-03 20:47:00
名前無し

前の方で橋田壽賀子の名前がででいたが、今日見ていて思ったけど鎌倉での内輪揉めがまるで「渡る世間は鬼ばかり」に似ているね(笑)

2022-07-03 21:11:37
名前無し

頼朝の最期までに、思ったより時間を割いた。
臨終の所がもやもやする。
ハッと目覚めた政子が、縁側に座る頼朝を見つける。
ザンバラ髪で「これは何じゃ」
亡くなる前の幻覚か、夢うつつかと思った。
でも、倒れてた。あれは、生身?

これから権力闘争が激化するとの投稿をよく目にする。
私は、その辺りを知らない。
だから、楽しみでも、怖くもある。
大好きな時政父の表情が、いつの間にか全然違っている。
そして、義時。いつまで良い人の顔でいられるのか。いてくれるのか。

2022-07-03 21:13:22
名前無し

>今日見ていて思ったけど鎌倉での内輪揉めがまるで「渡る世間は鬼ばかり」に似ているね(笑)

若い人間は何でも渡鬼で、橋田寿賀子が「おんな太閤記」「春日局」を書いたのは知らないらしい、

2022-07-04 02:30:13
名前無し

比企と北条の権力争いが始まった。
これまで割と可愛げがあった政子さんだが、どんどん表舞台に出てくるんだろうね。
頼朝の死に際しては、亀の前さんはもう呼んでもらえないのね、などと思ってしまった。

    いいね!(1)
2022-07-04 05:17:00
がおらー

今週は政子回だった。
小池さんの演技が凄く良かった。
頼朝の事を心配して憔悴しきった様子や、出来ることなら何でもしようという気持ちの焦り。
そして最期の時の取り乱し様。
素晴らしかったと思う。

しかしそんなことはお構い無しに御所の外ではどんどんと次の覇権争いが進んでゆく。
そこには頼朝のことを心配する姿は一切見られない。
なんてリアルで恐ろしい世界なんだろう。

頼朝最期の時、一瞬だが政子にだけ会いに来た頼朝。
政子の想いが通じたか。
身内だろうと信じられなくなっている御所の外とは対象的となる素敵な演出だと思った。

    いいね!(1)
2022-07-04 09:44:04
名前無し

中世の価値観、慣習がよくわかる秀逸な回だった。武家の棟梁にとって落馬死など絶対にあってはならないこと。武士政権草創期の「将軍」の地位は親から子へすんなり継承できるものではなかったこと。後家、つまり政子は夫亡き後の家長で最終決定権を持っていたこと。一族の家督相続おいては長子(義時は次男だが)よりも母の階級(りくは公家出身)が重視されること。我が子が相続する北条家を何としても比企の上に置きたいりくと時政はこの先暴走していく。

    いいね!(1)
2022-07-04 11:02:05
名前無し

まるでやくざ映画を見ているようで面白い。
政子は極道の妻で夫亡き後男勝りで組を守り
義時は政子につき組を守るために心を鬼にして
敵対している組を潰して行く組頭のやくざみたいです。
まるで大河ドラマを借りた東映やくざ映画みたいで面白い。

2022-07-04 12:38:13
名前無し

征夷大将軍であり、鎌倉殿が亡くなったのに悲しむ者が極端に少なかった。
一番側にいたはずの北条家ですら分裂した。
権力とは恐ろしいものだ。

    いいね!(1)
2022-07-04 23:44:58
マイケル・Jの声は一朗太が好き

第26回「悲しむ前に」

死ぬ直前、始め伊豆の北条館に逃げ込んだ頃の流人・頼朝が戻って来た。
「これは、何ですか?」
それを聴いて政子も一瞬、「ぞっこん」だったあの頃に戻った。
「佐殿!」
政子が頼朝の髪を梳いた後で、烏帽子のない彼が余計あの頃の姿に見える演出だった・・・。
猜疑心の強い「変わらぬ人」の筈の彼が、粛正のしの字も無かった人間・頼朝に戻った最期だった。

しかし、変わってしまったのは北条の人たちだ。今回の肝は『頼朝の死によって始まってしまった北条家の分裂』だ。
苦労をさせるまいと「貴方には無理」、本当にそう思ったから政子は言ったのだろう。だが実衣は「姉上は変わった」と逆恨みしてしまった。私から見れば政子が一番、一族で変わってないと思うのだが。元々負けん気が有ったりくさんは「比企の下にはなりたくない」と時政を焚きつけ、時政はりく愛しさと「源氏より北条が大事=例え頼家が孫でも」という本心が首をもたげ出した。その事で時政と義時の考えの違いが浮き彫りになり始めた。「坂東武者の世を作る」と言い残して死んだ宗時が見たら嘆き叫びそうな状況だ。
佐殿=頼朝と関わる前の彼等は平和そのものだった。だから頼朝がいなくなれば、彼等は平和に戻るのが道理だ。しかしその道理が引っ込み無理が通る立場に彼等=北条はなってしまった。頼朝に仕える事で手に入れた権力・坂東武者のNo.1になったという立場が、皆良い人だった彼等を多かれ少なかれ変えてしまった。何という皮肉だろう。
今回「流人のまっさらな心に戻った」頼朝の最期のシーンと「落馬は振り落されたのでなく、病気の為に落ちた」と見抜いた金剛改め頼時の洞察力のシーンにのみ、人の清らかさが描かれていたと思う。

三谷さんの傑作ドラマ「王様のレストラン」の1話で、あまりにも落ちぶれてしまったレストランに対し「変わってしまったのなら、昔に戻せばいいじゃありませんか」と言う台詞が有る。あのドラマの登場人物は皆、源平・鎌倉にちなんだ名前が付いていて、梶原や畠山、稲毛もいた。皆が変わり果てた店を素晴らしい場所へ再生していく、分裂していた従業員たちが団結していくドラマだった。
「鎌倉殿〜」は対照的だ。何も持ち得なかった頃は家族だった北条氏たちが、名声や権力を勝ち得ていく替わりに団結を失くし、分裂していく。歴史通りとはいえ、やはり巴御前が言った通り「人は変わる」のだ。それが「再生や希望へ変わるとは限らない、人が武士の世で出世したり苦難に遭い堕ちるにしろ平穏を得るにしろ、その変化していくさまを描くのが」大河ドラマなのだ、と思った。

文(ふみ)が出て来ない回はやはり物足りないです・・・。次回は「頼家が征夷大将軍を継ぐ」といった内容の文を朝廷へ送るのかも知れませんが、私は〝権力者が建前で書いた〟のではなく〝その人が本音で書いた〟文が見たいのです。

    いいね!(2)
2022-07-05 00:08:45
名前無し

独裁というものは一人のわがままに始まり、その暴走を止められない周囲が育ててしまうものなのかとこのドラマ見て思う。
止められなかった暴走者はチカラを得るにしたがってどんどん孤独に陥っていく。
そしてその孤独に嫌気がさし、いらだち元に戻りたいと試みるが時すでに遅し行き着くところに行くまでその暴走は止められない。
独裁の始まりと拡大と混乱は鎌倉でなくてもどこにでも起きる。
遠い国でもごく身の回りでも・・・

2022-07-05 05:16:40
名前無し

本当に悲しむ人なんてどれだけいるものかね。葬儀に参加した人は儀礼として悲しんでいるように演じているだろうけど、多くの参列者が本音で悲しんでいるというのはカリスマ的な芸能人などごく限られているのではないかと思う。ましてや頼朝みたいに生涯で30人以上も殺害している人物が死んだところで悲しむのはせいぜい身内だけだというのは納得できるところだ。

2022-07-05 16:29:47
名前無し

頼朝の臨終出家や小屋を建てての頼朝の火葬など時代考証に基づき見せた鎌倉時代の儀式に感銘しました。余命間もない寝たきりの頼朝を看取る政子に心打たれ縁側で生きていたと喜びもつかの間直ぐに息絶えた頼朝に涙を流しながらしがみつく政子に感動しました。そして役目が終わり鎌倉を去ろうとした義時を引き留めて私を支えてほしいと頼朝が残した小さい観音像を義時に握らせて訴える政子の迫力に引き込まれました。演じる小池栄子さんの迫真の演技が秀逸でした。政子の申し出を受け入れて無言で覚悟を決める義時に凄みがありました。演じる小栗旬さんの演技に圧倒されました。これから政子義時姉弟が波乱の権力争いを制して行く展開が楽しみです。

    いいね!(2)
2022-07-05 18:26:47
名前無し

頼朝の最期の言葉「これは何ですか?」の意味がはじめはわからなかったのですが、あれは頼朝と政子が出会った最初の頃に、政子が差し入れた果物に対して頼朝が「これは何ですか?」と尋ねた言葉に由来していたんですね、すっかり忘れてしまっていました。
藤本有紀さんも伏線回収が得意で「平清盛」でもドラマの初期の登場人物の台詞や行動を、後に回収することが多かったけど、三谷さんもそうなんですね。
「新選組!」や「真田丸」では全く気が付きませんでした、脚本家さんは伏線回収好きな人が多いのかな?

でも、頼朝の臨終の「これは何ですか」によって政子は、頼朝と恋愛時代の懐かしい二人だけの甘い記憶を最後にも呼び覚ますことが出来て、御家人たちの鎌倉殿の跡目を争う不穏な動きばかりの中で、唯一救われたところになって良かったです。

2022-07-05 20:41:51
名前無し

大河史上最悪の頼朝を半年以上も主役扱いにして引き延ばすとは。

控えめで優しく思慮深い義時と対比させるために、冷酷な頼朝、サイコパス的な義経、あわてものの義円、お人よしの範頼、ちゃらんぽらんの全成など、源氏一族を貶めるような描き方に不満を覚えた。
かつての大河ドラマは意見が対立しても、その人々の苦悩や心情を丁寧に描いていた。

頼朝の看病をする政子の場面を描くより、主人公義時の壮大な野望を垣間見せてほしい。次の主役は時政夫妻。時政パパがだらしない。りくにそそのかされた、とあからさまに解るのだから、単純でつまらない。

これから能員の強欲さ、景時の讒言、義盛や畠山が口をうっかりすべらしてしまうこと、アサシン善児の活躍などを観ることができるだろう。しかし義時は傍観者のままなのだろうか。いつになったら義時は主役として、明晰な頭脳と武力で幕府を動かしていくのだろう。否、最終回まで傍観者かもしれない。そう思うと、今後もこのドラマに大河ドラマとしての面白さを期待できない。

    いいね!(1)
2022-07-06 04:55:16
名前無し

頼朝が死んで前半終了ですね、死因は脳梗塞的な解釈でいいかな。
ところでここからが今までの時代劇の歴史上ほぼ描かれた事のないストーリー展開だと思いますので期待します。
まあ、今までに無い分思いっきりできるでしょうからw

2022-07-07 13:37:42
名前無し

これはなんですか?で出会ってこれはなんですか?でお別れとはね。
みいも力を持つと人は変わるのねと政子を非難してたが
ブーメランになってたな。

2022-07-07 17:58:53
名前無し

古畑の再放送で株を上げた三谷がこのドラマでふたたび株が急落している感じ。

    いいね!(1)


スポンサーリンク


全 2479 件中(スター付 951 件)1201~1250 件が表示されています。
名前
評価
感想
※本サイトはドラマのレビューサイトです。せっかくドラマの感想を書いてくれた人を揶揄したり、煽ったりする書き込みは控えましょう。
※議論や雑談は「お茶の間」をご利用ください。
※評価はスターをクリックすると確定します。「評価」の文字列クリックでキャンセルです。
※利用にあたっては利用規約ガイドラインFAQをしっかり読んでおきましょう。
※利用規約違反の書き込みを見つけた場合は「違反報告」機能で通報してください。
※評価を不正に操作する行為は禁止します。
利用規約違反の行為を行った場合、投稿の削除やアクセス規制が行われる場合があります。