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名前無し
ID: lj1EdFS3em 
2023-06-14 08:32:05

脚本や脚本家について、詳しく論じたい人のスレです。
ただ、好き嫌いや批判をするのではなく、分析的に自由に論じてください。

ローカルルールは、サイトルールと同じです。
くれぐれも違反のないようにお願いします。

2
名前無し
ID: lj1EdFS3em 
2023-06-14 08:34:41

ここでは、ただ好きな脚本家だけでなく、作品の脚本自体、別に好きというわけではない脚本家も含みます。

3
名前無し
ID: bW77k5s0aG 
2023-06-15 13:08:50

名のある年とった大家より、まだあまり聞いたことのない若手の方がうまいなと思うことがある。
現在60代以上の方々は、やはり筆が衰えてきた傾向かと思って見ている。

4
名前無し
ID: 0rBoPXk0q6 
2023-06-26 07:43:29

詳しく語る、にはならないけど、いま大河を担当している古沢さん。
現代劇では非常によろしいんだけど、どうも大河は安定しない。
これは、ご本人の資質が大河に合わなかったか、それとももしかして、本人の意図とは違う具現化がされているんじゃないか、などと考えてしまう。
演出の点からいうと、もし脚本が軽快系なら、演出はむしろどっしりかまえた方が、相乗効果で脚本も生かされ面白くなったんじゃないか。
古沢さんだからといって、演出まで軽さに寄ってしまい、まず視覚からして、CG多用。広大な実風景というのは大河の醍醐味の一つだが、これが満足させられない。若手であまりうまいとは言えない演者を中心にした人選。カットも何だかマンガを思わせる。そこへままた軽いセリフ。
演出と脚本のいい意味での相克、みたいなものがあればなあ…などと、昨日も流し見しながら思った。

5
名前無し
ID: uyJGIK0IZn 
2023-07-23 10:58:57

管理人スレの114、115ですが、
岡田惠和さんについての話題は、此方が適切だと思います。

114、115に書いた内容について疑義のある方は、此方にお願い致します。

6
名前無し
ID: uyJGIK0IZn 
2023-07-23 11:06:30

114の補足でもありますが、一般論として。

原作がある脚本の場合、脚本家の腕の見せどころは、脚色だと思っています。
話の筋書きは、原作者の腕の範疇です。
時々、原作のあるドラマに於いて、内容が良いドラマだったという理由で、そのドラマの脚本家の腕を誉め称える投稿がありますが、その良さは、本当に脚本家の腕の良さなのか、原作者の腕の良さなのか、この部分は脚本家の脚色部分か、原作を踏襲した部分なのかで、評価は変わってくるように思います。

原作のあるドラマは良くても、オリジナルになるとイマイチ、という脚本家もいます。

7
名前無し
ID: uyJGIK0IZn 
2023-07-23 11:18:59

↑の最後の部分は、岡田惠和さんのことではありません。念のため。

ただ、原作がある作品の場合、その映像化された作品のテーマは、脚本家独自が考えたものか、原作を踏襲したものか、ということは、考える必要がある部分のような気がします。
脚色が大きくて、原作とは違う味わいになってる作品もありますが、原作を踏襲した作品もあるので。

あと、原作の映像化に当たっては、脚本家を誰が選出するのか、ということもあります。
脚本家自身が、この原作を映像化したい、と話を持ち込むこともあるかもしれませんが、大抵は、ドラマならプロデューサー、映画なら監督が選出するのではないかと?
原作がある作品のテーマの源流を考える場合、映像化された内容を見て、プロデューサー・原作者・映画なら監督・脚本家の誰の考えや意向が、色濃くテーマに反映されているのかを考える必要もある気がします。

8
名前無し
ID: X2VOPxMstF 
2023-12-17 13:51:21

詳しく論じたい訳ではないんですが、このスレが一番合ってる気がするので。

今日BS日テレで放送される『【旅人検視官 道場修作】山形庄内・湯野浜温泉殺人事件』の本スレを見て、内藤剛志主演の新作2時間サスペンス?原作もの?と色々調べていたら、原作が無かったので、今度は脚本に名前を連ねているお二人(安井国穂 村川康敏)を調べてみることに。

このお二人は、今野敏原作の『機捜235』で組んでいるようで、今野敏と言えば、内藤剛志主演の樋口顕シリーズがある。
なるほど、それで内藤剛志が主演なのかと更に検索をしていたら、お二人のうちの1人、安井国穂のデータがwikiに殆ど載ってなくて、外部リンクの欄を開いてみたら、面白そうなリンクを見つけてしまった。

【シナリオ作家リレー日記】
http://www.scenario.or.jp/kouza/relay/relay.htm

リレー日記はかなり前に終了しているので、今現在のことは分からないし、ドラマではなく、子どもの頃に見ていたアニメでよく見た脚本家の名前も割とあって、色々なジャンルの脚本家の方々がいるようだけど、さすがに脚本家の方々が書いてるだけあって、どの方の頁を開いても、読み物としても結構面白いし、脚本を書いている背景も興味深い。
ドラマのシナリオは色々な方々が書いていて、脚本家の名前で視聴者が飛び付く人もいれば、あまり知らない方も多い。
でも、これを読んでいると、沢山いるだろう脚本を書いている方々に興味がわいてくる。
暫く楽しめそうなリレー日記だった。

9
名前無し
ID: EVNI9QV.TA 
2024-01-28 17:53:21

毒親を描いたドラマが少ないと書いてるのを読んだけど、毒親ものを見たいかと言われたら、自分は見たくない。
自分は脚本家ではないけれど、毒親を描きたい人もそうはいないんじゃないだろうか。
それは、理想の親を描くべきとかそういうのでは全く無くて、毒親が身近な人であればあるほど、私情が入って描けなくなるものだと思うから。
視聴する側も、毒親に縁の無い人は不快だろうし、身近な人は尚不快。(自分の親がもし毒親なら、フラッシュバックを起こしそうなドラマを見たい人がいるとも思えない)
毒親を描こうとする作家さんがいるとしたら、自分は縁が無くて世間で話題になってる毒親を描いてみようと思う人か、自分自身が毒親で自分を省みたいと思う人か、自分の親が毒親で、毒親批判をすることでのカタルシスを得ようとしている人か、そんなところなんじゃないかな。
でも、そのどれも、自分は見たくない。
世相を反映した一般論なら結末ありきでつまらないし、あとの2つは結局、自己の感情の昇華に過ぎないと思うから、他人のそれに付き合いたいとも思わない。
ドラマは創作物だけど、創作をするきっかけや原点を、見る人はやっぱり考える。
毒親ものは軽々しく扱えるテーマではないし、娯楽としてのドラマで扱うには深刻過ぎるテーマでもある。
子どもだけでなく、親の方も描かなければならないし。
毒親ってのは、子ども側からみた毒。
毒親自身は、自分が毒親とは思ってないことが多いし、毒にしても色々な毒がある。
虐待も毒だけど、共依存も毒。
端からは仲良し親子に見える親子や、自分達が仲良し親子と自認していてる場合でも、実は毒親ということもある。
親子関係は千差万別。
どんな人でも、親子関係を描くときは、やっぱり自分の親子関係や身近な人の親子関係を頭に思い描いてしまうものだと思う。
親子の問題は伏魔殿かもしれない。
開かずの間にしておくのが良い気もする。
子どもの立場から語る人は多いのだし、そのあたりで済ませておくのが「良い加減」かもしれない。

10
名前無し
ID: sM6cumTr6m 
2024-01-28 20:38:27

昨年秋の『大奥』が毒親シリーズでしたよ。
記憶はどんどんなくなっていますが、記録が残ってましたので紹介させていただきます。


今まで、一貫して絶賛してきたこのドラマですが、今回はいただけません。
一言で言えば『グロ過ぎ』ます。
観終わった後もしばらく”いや~な印象”が頭の中にこびりついてとれません。
松平定信(安達祐実)が言うようにライバルを殺すのはある程度理解できます。
前大河ドラマ『鎌倉殿』でも度々ありましたから驚きません。
しかし、自分の孫を殺して楽しむとか、養育係に毒を飲ませ悶え苦しむ様を見て愉しむとか、おぞましすぎます。

そしてついには「お仕置きよ」と言いながら、自身息子を殺そうとします。

ドラマの治済(仲間由紀恵)は、西太后に似ていた。(清王朝末期の絶対的支配者)
史実の治済は陰謀家としての記録はありますが、そこまで悪逆非道な記録はありません。
今まで悪役だった定信でさえ正義の味方のように見えてくるほどです。
快楽殺人をやりたくて天下を取ったけど「思ったより退屈」という治済。
とにかく、今回はすさまじいシーンの連続でした。


あらら、私も毒親を散々批判していましたね。

11
名前無し
ID: EGosuwbcjo 
2024-01-28 20:48:14

毒親という言葉を使わなかったけれど昭和の昔から、そういうドラマがあり、最近は増えてるように思います。
昭和では継子いじめをする「氷点」とか、平成では野際陽子さん演じた冬彦さんの母とか。

数年前、井上真央さん主演の「明日の約束」では仲間由紀恵さん演じた毒親が凄かったと記憶にあります。

12
名前無し
ID: EVNI9QV.TA 
2024-01-28 21:48:33

冬彦さん!
見てました。あれこそ共依存の毒親でした。
最後の方では冬彦さんに刺されてしまう展開で、でも、自分を刺した息子を庇おうとする母親。
話題性を狙ったところもあったかもですが、実際にも起こりそうな子どもの追い詰められ方だったかもしれない。
「ずっとあなたが好きだった」は、野際陽子さんの毒親ぶりというよりは、冬彦さんのマザコン男っぷりに焦点が当たってたので、毒親を描いたとは感じてなかったですが、確かに毒親でした。
放送当時は、確か「マザコン」との言葉が悪い意味でよく話題になっていた時代だったと思います。
あれは、時代や世相を反映したドラマだったのかも。
最終回では、冬彦さんの印象が自分は変わって、同情してしまったキャラでもありました。
一途でしたもんね。「初恋の人は忘れられないね」と美和に言って、別れを選んで送り出す。
母親を刺したことが、冬彦さんの自立の一歩。
そうでもしなきゃ自立出来ない、離れられない親子の関係。
何かで読みましたが、殺人事件で多いのは実は家族間の殺人だそうで、離れられない関係に縛られて追い詰められる家族がいかに多いかということかもしれません。
愛情と憎悪は表裏一体。
途中で見るのを止めてしまって、あとでネタバレを読んだだけですが、深夜ドラマの「けむたい姉とずるい妹」も、姉妹関係の悪さの裏には毒親の存在があったみたいで。
親子関係や家族関係をシビアに描いたドラマ、やっぱり私は苦手です。

大奥は、最初のseasonは見てたんですが、この間のはまだ見てないんです。
知斉が、史実で間引きの為に沢山の子どもを殺したというのは事前に知ってたので、どう描くんだろうとは思ってましたが。
快楽殺人みたいな感じだったんですね。さすがに恐い…

13
名前無し
ID: cHR/eO8XOF 
2024-01-29 07:52:31

遊川作品の「過保護のカホコ」の母親も毒親でした。ドラマでは母親が専業主婦で1人っ子という設定に毒親が多いような気がします。

14
名前無し
ID: bpaRKglAUx 
2024-01-29 15:27:20

すみません、スレ主です。自分でも久々にこのスレ見ました(笑)
すみませんが、ここは、脚本自体、脚本家自体を論じるスレとして立てたので、「毒親」テーマについては、別のところでお願いします。
特に、お好きな脚本、脚本家談義、お待ちしております❤️

15
名前無し
ID: yU6JeJg3g. 
2024-01-29 17:37:08

すみませんでした。9、12です。
どこに書こうかと思ってスレを物色していて、敢えて毒親ものを書こうとする脚本家はいるんだろうか?と思ったので、此方を選んでしまいました。

好きな脚本家と言えるかどうかはまだ分かりませんが、このところ気になっているのは黒岩勉さん。
今期の「グレイトギフト」を書いておられる方で、「グレイトギフト」も面白いですが、過去作を調べていたら「僕のヤバイ妻」を書いた方だと知り、「僕のヤバイ妻」も結構好きだったのと、「グレイトギフト」も「僕のヤバイ妻」も原作無しのオリジナル作品のようなので、結構注目してます。
オリジナル作品が面白い方は、ストーリーを創る力がある方だと思うので。

でも、実は黒岩勉さんが気になってるのは、お名前のせいでもあるんです。
本名かペンネームか調べたんですが分からなかったので、もしペンネームなら、ということなんですが、黒岩勉の「黒岩」は、もしかして、小説家の「黒岩涙香」から取ったんだろうか?と思って。
黒岩涙香は、自分が子どもの頃に読んだ明智小五郎シリーズの中の「時計台の秘密」という推理小説の元になった「幽霊塔」を書いた方で、外国の推理小説等を子ども向けに面白く翻訳するのが上手い方だと、「時計台の秘密」のあとがきに書いてあったのを読んで以来、私の頭の中には「黒岩涙香」という名前がインプットされてしまい、黒岩涙香の小説は結局読んではいないんですが、怪奇小説か推理小説みたいなのを書いた有名な小説家、いつか読んでみたい憧れの小説家、みたいな感じでずっと頭にあった方でした。

黒岩勉さんの過去作を見ると、夜にも奇妙な物語がデビュー作だったりもするので、もしペンネームなら黒岩涙香から?
と、目下のところ、物凄~くそれが気になっています。
どなたか御存知の方がいたら、是非とも教えて頂きたい!笑

16
名前無し
ID: e5SsxEp49Z 
2024-01-30 08:41:34

黒岩勉さんの名を初めて知りましたが、検索してみたら先日見た映画ゴールデンカムイの脚本を書いてる方だったんですね、ラストマンなどの日曜劇場も。今期のグレートギフトも注目してます。

遊川和彦さんの脚本はクセのある人たちが出てくるし、ハマる時があります。過保護のカホコは面白く見ていたので13に書きました。朝ドラ純と愛でアンチを増やしたと言われてるけど、遊川作品は家族や夫婦が描かれてる中に闇の部分があって、そこが好きだったり、時には嫌だったりしてます。

17
ハザード
ID: 3GNqrA46Ps 
2024-01-30 08:44:45

「セクシー田中さん」の原作者・漫画家の芦原妃名子さんが30日、亡くなられました。
X(旧Twitter)やYouTube等、SNS上で追悼のコメントや様々な意見の投稿が殺到している。
私も今回初めて知りましたが、漫画を実写化するドラマ制作上の種々の問題点や懸念がある中で、取り返しのつかない最悪の結末を迎えてしまった印象です。
「セクシー田中さん」は毎週楽しみにしていた作品でしたので、訃報を知った時はショックで、現状、メディア媒体からの情報だけで、事の経緯を断片的にしか知り得る事は出来ませんが、悲しくてたまらない気持ちになりました。
ドラマ制作の裏側では、クリエイターの方々の様々な葛藤や衝突があり、そうした陣痛を経て、全てを作品に昇華させて視聴者に提供されていくものがドラマなのでしょうが、生きて、作品と共に生き続けて欲しかった。セクシー田中さんの続きが読みたかった。
芦原妃名子さんのご冥福をお祈りします。

18
名前無し
ID: OenS1lnCex 
2024-01-30 11:11:04

そうですね、
「セクシー田中さん」は、原作者が思ってもいない脚本になっていき、仕方なく9話、10話の脚本は原作者自らが書くことになったみたいですね。
原作マンガの場合は往々にしてよくあるみたいですね。

19
名前無し
ID: 27ifzyMwjE 
2024-02-04 14:22:48

私は正論派って一体何?

20
名前無し
ID: QJG4csiECB 
2024-04-13 06:15:17

少し前から、気になる脚本家の出身地に興味を持っている。
作風とか、言動とか、何となくだけど、出身地の影響を感じてしまうことが多くて。
今もあるのかどうか知らないけど、東京とかで、地方の県人会とかがあった時代もあるし、其々の都道府県の人達には、どこか似通った雰囲気がある。

今期、地上波で放送されている「季節のない街」の原作者・山本周五郎の生まれは、山梨県の大月市。
笛吹川の氾濫で親族を失った周五郎一家は、その後、東京に転居していて、周五郎はそのときまだ4歳。
人生の殆どを、東京や横浜近辺で過ごしているんだけど、何故だろう…山本周五郎が山梨出身と知ると、「季節のない街」の作風に深く頷けてしまう部分がある。
で、周五郎の妻は、宮城県出身の女性。

山梨は、関東圏だけど、東京や千葉・埼玉とかとは違う、独特の雰囲気がある土地柄。
宮城は、東北なんだけど、どちらかと言えば、東京に近い雰囲気がある。
山梨も宮城も、田舎とまでは感じないけど、東京等の都会的雰囲気とはまた違う。
昔なら、尚更だったと思う。

その2人が結婚したのは、周五郎27歳のとき。
40歳のときに妻が亡くなり、再婚もしてるけど、最初の妻との間には4人の子供もいる。

「季節のない街」は、周五郎が59歳のときの作品。
今回のドラマの脚本を書いてるのは、宮城県出身の宮藤官九郎。
何となくだけど、周五郎の作品から感じる山梨の土地柄の雰囲気が、宮藤官九郎を惹き付けたのではないか?なんて、想像していたんだけど、違うのかな。

クドカンのスレに書くには、ちょっと、山本周五郎色が強い内容なので、此方に投稿します。

21
名前無し
ID: imA6sGdOKD 
2024-04-13 09:30:12

出身地、というのは、やはり脚本家含めて作家に大きな影響を与えるように思いますね。生育歴に大きく関わっている場合。
原作者と出身地、というフレーズで思い浮かべるのは、まず水上勉。
ドラマ化されたのは「飢餓海峡」「海の牙」など。福井に生まれて複雑な生育歴を持つ彼には、日本海のイメージが常にあるのかもしれないなと。
生前、一度講演を拝聴したことがありますが、ご本人からは、その過去の全てが昇り立つようなある種のオーラがありました。

22
名前無し
ID: DIzsCmJypF 
2024-04-19 20:55:34

遊川和彦。
1955年生まれの、現在68歳。

昔、この人のドラマは、本当に面白かった。
「ママハハ・ブギ」から始まるブギシリーズは、再放送される度に毎回欠かさずに見たし、好きな作品が沢山ある。

でも、段々と面白くなくなってしまった。
自分がピークだと思ってるのは、2011年10月期の家政婦のミタかな。
かなりヒットしたし、最終回も良かった。

翌年の朝ドラ「純と愛」も、 世間的には 評判が悪かったけれど、私は面白く見ていた。

でも、次の作品、2015年の「○○妻」辺りから、 つまらないと思うようになってしまった。
「35歳の少女」は、柴咲コウの演技に興味があったので、 頑張って最終回までは見たんだけど、 見ているだけでうんざりしてしまった。
結局「○○妻」で“もういいや“と思って以来、 頑張って見続けた「35歳の少女」しか自分は見ていないので、何とも言えないんだけれど、
一言で言って、遊川和彦は、 つまらないオジサンになってしまったという印象が私の中にある。

メッセージ性が強いといえば聞こえはいいんだけれど、「もういいから。うるさいよ。しつこいよ。」 と言いたくなってしまうような作品を創るようになってしまったというか。
何だか、説教臭いと言うか、 押し付けがましいと言うか、 同じことばかり言ってると言うか、「そんなこと分かってるから。そうじゃないものを見たいんだよ」と 言いたくなってしまうと言うか。

昔は、本当に面白かったんだけどな。
さっき、「禁断の果実」の 動画を見つけて、懐かしい~と何となく見始めてしまったら、 やっぱり面白かった。
細かいストーリーを忘れていたので、最後はどうなるんだっけ?と思って、あらすじを調べ直してみたら、中々の悲惨な結末が書いてあった。

『脚本 遊川和彦』のクレジットを見ながら、 この人 昔は面白かったのになぁと思って、 いつから面白くなくなってしまったんだろうと、遊川さんの作品年表を眺めて、遊川さんの年齢を考えた。
「純と愛」は2012年だから、55~56歳のときの作品。
「○○妻」は2015年で、59歳のときの作品。

60歳近くなると、 人は守りに入ってしまうんだろうか。
それとも「純と愛」で随分叩かれたから、やり過ぎないように気をつけるようになって、話のラストもなぁなぁで済ませるようになった為だろうか。

脚本家の年齢については、遊川さんの作品がつまらなくなっただけでなく、岡田惠和さんの作品も、 実は同じように思っている。
昔はとても面白かったし、凄く好きな脚本家だったのに、今はもう、名前を見ると、見るのやめとこうかな…という気分になる。

岡田さんの作品で、最初に「なんだかな…」と思ったのは、2014年の作品の「おやじの背中」だった。
岡田さんの55歳の時の作品。
もともと、暖かい雰囲気の話を書く人で、その彼の作品の雰囲気、私も凄く好きで楽しんで見ていた筈なのに、いつのまにか、その「暖かさ」が「溜め息が出てくる甘さ」のように感じられるようになってきて、遊川さんと同じく、2014年以降の作品は、 退屈でつまらないと感じるようになった。

多分 実際の脚本家の方は、リアルでは とても好感の持てる人というか、付き合いやすい人になっているのだろうと 想像する。
もちろん 実際にお会いしたことはないわけで、書いた作品から感じる その人のイメージに過ぎないんだけど。
でも 脚本家という、物語を創り出す人としては、どうなんだろうか。

ただ、 お二人ともまだ人生の先は長い。
今、この時を経て、 また面白い作品を創ってくれるようになることを心から願っている。

(上記、個人の感想です。 今のお二人の作品がお好きな方々には、ごめんなさい。)

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