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51
名前無し
ID: /RkMhw/acN 
2015-05-07 19:34:46

アルジャーノンの原作は、昔タイトルに惹かれて購入ましたが、読まずあらすじも知らないまま手放してしまいました。
あの頃読んでいたら感動してたのかなと今更ながら思いますが、多分ですけどその後、あの文体(手法)を真似て何人か書かれていて、今その手法を用いた作品(アルジャーノン)を読んだところで感動するかどうかは自信が持てません。

個人的にはネタバレを聞いても初めて見たかのように楽しめるという変人なので、昨日原作のネタバレサイトを拝見しました。時代背景や作品の考察などが興味深く書かれていて作品そのもののあらすじよりもそちらに感服しました。

最後の2行が感動的だったと書かれている方が多いのですが、原作のアルジャーノンはその2行へ向かって収束していく印象です。
正直、ミステリー被れな自分には表紙絵とタイトルで途中で結末まで予測できてしまうのではないかと思いました。
とは言っても、一人称で書かれているアルジャーノンは言わばチャーリーが理解できる範囲内でしか描かれていないというのが最大のトリックで、読み手もやはり理解できる範囲内で推測するしかなく、読み手の読解力、想像力により面白さも相応になるという小説なのではないかと思いました。最初からネタバレされながら(それも制作者側の一方的で深みのない解釈で)進んでいくというのが、原作者を知る人にとっては耐えきれないと思うかも知れません。
アルジャーノンの読者は、抑圧を強いられ最後の2行で解放されたのではないでしょうか。ストレスを感じれば感じるほど解放された時の喜びが大きいと言いますから。だとしたらドラマの視聴者が「癒される」と言うのに対し原作ファンが憤るのも理解できます。

これらの検証すべては原作未読の者が書いた無責任な想像によるものなので、まったく的外れな事を言っているようなら申し訳ありません。
…とここまで書いて、なんだか読まないのも勿体ない気持ちにもなってきました(笑)

52
名前無し
ID: tTNgbkxS8J 
2015-05-07 20:03:03

私も昨日ネタバレサイトに遭遇して時代背景について書かれたものを興味深く読みました。ケネディ教書やロボトミー手術など初めて知ることばかりでドラマより興奮してしまいました。

原作とドラマは対照的な感想が書かれているので,やはり別物という感じですね。どちらも楽しんでます。

53
名前無し
ID: R6NprrBWOI 
2015-05-07 20:23:57

50さん、ありがとうございます。明日からその落差が演出されるのですね。本家では今、鼻水の話で盛り上がってました。お茶の間も赤字警告が出てますが、ここのところ書き込みがありません。それぞれの人の見方や、解釈の仕方で感想も違ってくるだろうと思いますが、ここのレビを読んで多分自分なりの見方が違ってくるように思います。5話見たらまた原作と違うところを感想として載せて下さい。

54
名前無し
ID: FuuMae2NTz 
2015-05-07 20:36:03

50です。
コメント読んでいただいてありがとうございます。これはあくまでも原作に限っての話です。私はもう本編ドラマの方は視聴していないので、原作と比較しての感想は書けないです.....全く別物のドラマとして捉えていますし。本スレの鼻水の話というのは、泣き演技についての感想なんですね。

55
名前無し
ID: R6NprrBWOI 
2015-05-07 20:57:30

53です。そうです。なきの演技で子供は鼻水垂らして、ぐちゃぐちゃに泣くとかドラマで語る人はそんなところを見ています。野島氏が伝えたいのは、そんなところじゃない。もっとむごいところかも知れない、原作もそうだからはじめに浄化作用が必要だったって、それが野島ワールドかも知れない。アップしてれるから、こちらの願いは変わらないだろうけど、最後は夕日だそうです

56
名前無し
ID: bNBHNBYbD3 
2015-05-08 06:55:34

>アルジャーノンの読者は、抑圧を強いられ最後の2行で解放されたのではないでしょうか。ストレスを感じれば感じるほど解放された時の喜びが大きい

うーん、原作読んで感銘受けたものなんですが、自分はそんな感じではなかったかなー。
最後まで、どうにかチャーリーにほんの一筋でもいいから、希望の光が当たってほしいと願い、でもそれが叶わないことと気付きながら、チャーリーを見守るしかない。最後にそんな状況の中でもアルジャーノンのことだけは忘れず、そのアルジャーノンに対しての純真な愛だけは残っているチャーリーを想い、チャーリーにとって唯一無二の存在であった、他の人からしたらただの実験ネズミであったアルジャーノンに想いをはせ、涙したって感じでしょうか。
私は中学2、3年頃に読んだので、その時と今読んだとしたら感想はまた違うかもしれません。
ただ救いのないラスト、あれがあるからアルジャーノンという物語が完成しているとは思います。
でも、出版社の方々がハッコピーエンドを望んだ気持ち、またドラマを作るにあたって改変を加えたい気持ちもよく判ります。
このドラマがどちらを選択したのか、それについてもすごく興味がありますね。

57
名前無し
ID: bNBHNBYbD3 
2015-05-08 07:19:30

続けてですみませんが、そうですね。最後の結末はタイトルと流れで予想できます。でも、その結末通りを拒みたい気持ち、しかしそこに向かって経過報告という研究者からしたら、ただの実験経過報告である、という形で悲劇に向かっていってしまう無情感、そしてあのラストの言葉。
なんというか、ミステリーのように、結末を見てあーこれで終わった、とかこうくるかっびっくり!って感じではなく、ある程度悲劇的であると判りながら読み進み、そこに到達することでしか得られない感動があったという感じです。上手く表現できないんですが。
まあ、百聞は一見にしかず、といいます。
せっかくの機会ですから、あらすじではなく、原作を読まれてみることをお薦めしますー。

58
名前無し
ID: cjacOfwYbQ 
2015-05-08 07:51:46

この結末を許せない社会になってきてるからドラマは少し変えて作られてるのでしょう。勘違いするなって言われるのでしょうが,関係者側からの意見です。

59
名前無し
ID: bNBHNBYbD3 
2015-05-08 08:01:07

56・57ですが、ちなみに原作好きと書くとドラマ反対派と取られがちかも・・と思うので一応書きますが、私はこのドラマにハマッています。
原作とは違っていても構いません。むしろドラマはドラマして楽しみたい、それで良いと思います。
今日は金曜日ですね。ドラマの放送時間が待ち遠しいです。

60
名前無し
ID: cjZGtA7UL6 
2015-05-08 08:38:26

49さん
ユースケ版では、手術を受けて賢くなりたいという動機は、母親が迎えに来てくれる(事実、はっきりと彼にそう言った)ということでした。それが彼の深層心理に深く潜在していたことが、随所で示されたので、自ら手術を望んだことに説得力がありました。そして、ラストで、本当にお母さんが迎えに来ます。ユースケ版は、ここに向かってドラマが収斂していきます。
それから、サブの動機として、先生への恋心があります。先生にきちんと告白したい。ぼんやりと意識していたその感情が、手術によってクリアなものになります。最初は、性愛というものが理解できず、戸惑っていたのが、次第に自覚的になり、ついに告白に至ります。さらにその上で、先生を傷つけまいとする気持ちを持つようになる、というプロセスが、丁寧に描かれていました。
こう見ると、細部は原作とはかなり違いますね。でも、一つのドラマとして見たとき、伏線の回収も無駄なく、作りも丁寧で感動的であり、これはこれで秀作と言えるものでした。

61
名前無し
ID: kLBBXheCY3 
2015-05-08 08:46:17

咲人の母親がどういう態度をとるかで結末は決まるんじゃないのかな。ラストを書くのが野島か女性脚本家のどちらかで変わると思うし、野島監修の明日、ママがいないはすっきりとしたラストだったよ。

62
名前無し
ID: 2TudIz9Rrg 
2015-05-08 10:51:14

60さん、ありがとうございます。やっぱりお母さんが伏線となっているんですね。恋愛と親子愛は違うから、まずは恋愛に目を向けさせ、そこでお母さんの言葉の意味を知ってしまうのかな。今はお母さん好きじゃないですか。大好きだからお利口になりたいって、お母さんの態度は冷たいって、謝ってほしいなんて、書込みもあります。お母さんにハルカを重ねているのかと、だけどはるかは違う、それがわかって今日流す涙は二重に悲しくなる。予告でお父さんも出てたから、少しの救いもあるのかな。本家では美形批判、無表情など知能の低さ加減を語る人、また逆もあり、それも避けて通れない過程でしょうけど、原作を語って下さる方からはもっと違うものを教えて頂いた気がします。

63
名前無し
ID: s64/REYdd/ 
2015-05-08 11:02:39

日本を舞台にすると母恋しの心情を描く方が取っ付きやすいという感じになりますかね。一つ注目すべきは、母親が主人公の障がいを含めたありのままの姿を受容できるかということだと思います。

原作の母親は最後まで出来なかった。チャーリィの幼少時には、うさん臭い治療や体罰を伴う無理な躾を繰り返していた。何とかして健常にしたかったんです。当時の時代背景もありますが、外聞や世間体を何よりも気にしていた母親でした。妹が生まれて健常児と知った後は、彼女の息子に対する態度がまた変化します。彼が妹に性的な関心があるのだ、危害を加えようとしているのだと誤解して、彼女を守るために息子を捨てたんですね。結果、幼い彼は女性に対する恐怖を植え付けられた。ここが彼が手術後、アリス(キニアン先生)との愛に目覚めてもなお彼女を抱くこと(性愛)に臆病になって苦しむ原因となります。

64
名前無し
ID: 1woMbopL3e 
2015-05-08 14:47:39

原作は数年前に読んで覚えていたつもりなのですが、アリスへの愛は最初は幼少期の妹への誤解からの葛藤もあったけれど、高尚で母への愛に重ねていたと思っていました。だから変わり果てた母と会い、それでも母と子の血というかつながりから、母を許し、アリスと愛し合えたと思っていました。そしてアリスとフェイとでは愛が違い、フェイとは、葛藤もなく簡単に愛せたと思っていました。
ある意味、別の側面から見ると、性への葛藤がテーマかもしれないですね。ただ、ちゃんと覚えていないので、また読み返したいです。

65
名前無し
ID: hw2m/vlo1v 
2015-05-08 15:23:29

性への葛藤…アダムとイブかな
原作もドラマも脳に手を施すという禁断の果実の意味を問うていると理解している。
母親についてはユースケのような最後には絶対しないだろうと思うし、してほしくない。
母に対する絶望と諦めからの達観が肝だと思うから。

66
名前無し
ID: s64/REYdd/ 
2015-05-08 15:30:46

フェイに対するチャーリィの気持ちは、愛ではなかったですよ。
彼女は自由奔放で率直な女性で、複雑な人間関係を必要とするような間柄でなかった。だから気楽にセックス出来たんですね。
チャーリィが母と妹に会ったことで、彼の女性を愛することへの恐怖というか障害が消えたことは確かだと思います。当時の母親の考え方(彼女が妹を守るために彼を捨てるに至った心情)を理解して許したのは、彼女たちがこれから味わう人生の悲哀、重荷、苦痛を見たから。さらに彼女たちを救ってあげるだけの時間がない自分を考えた上だったと思います。

67
名前無し
ID: 2TudIz9Rrg 
2015-05-08 15:51:46

そっか、彼は時間がない事を悟ったんですね。わずかの間に自分の想い出さえも忘れてしまう前に、でも忘れて元に戻ってそれでも手術してよかったと思えるかさえ分からないんですね。やっぱりバットエンドでなければ原作をドラマ化すべきではないんですね。

68
名前無し
ID: cjacOfwYbQ 
2015-05-08 16:04:12

人から見たらバッドエンドだけど彼にはそれが一番良かったのかもしれないって思うようになりました。
年老いて老人ホームに行くのがバッドなのかハッピーエンドなのかは本人にしかわからないのと同じように。

69
名前無し
ID: s64/REYdd/ 
2015-05-08 16:39:17

母と妹と会う前、既にチャーリィは死んだアルジャーノンの研究資料を通して、人工的に高められた知能は、その高められた速度に比例して降下する、という仮説を立てて論文を博士宛に送っています。ここでもう自分の今後の過酷な運命と限られた時間について悟っていたんですね。

またそれ以前に、彼は博士たちを糾弾しています。人間的な愛情の裏打ち無しに授けられた知能や教育は何の価値もない。そういう知能や教育は、人間を精神的、道徳的に破壊するものとなり、人間の心を病ませてしまう。人間関係を排除してしまえば、最後には暴力と苦痛しか残らないということ。他でもない彼自身が愛情の裏打ちもなく科学の力だけで天才になって体験、発見したことです。ここが原作作品が世の中へ放つ大きなメッセージであると私は思っているのですが。

70
名前無し
ID: bpuPGIk.M/ 
2015-05-08 16:42:16

ドラマの最終回、咲人の記憶から母親や柳川に檜山などの思い出や記憶がすべてなくなる終わりかただったらおもしろいのにね。

71
名前無し
ID: bNBHNBYbD3 
2015-05-08 17:19:29

私はバッドエンドでなければドラマ化すべきではないとは、思っていません。
あの小説は小説でバッドエンドという形があるからこその完成がありますが、経過報告という形で、チャーリーの考えでしかまわりの人々や状況を把握することが出来ない原作とは違い、登場する人々の立場や様々な角度から物事を見つめるようにドラマは作られていっています。
ドラマはドラマとしての結末があっても良いと思います。

72
名前無し
ID: S6ShgnFBei 
2015-05-08 19:14:35

69さんの意見がアルジャーノンに花束をの最大のテーマだと思います。
ここが出来ているならタイトルを使ってもいいと感じます。

一人になり勝ちの原作と違い、ユースケ版では理解してくれる人の存在があり知能を失っても人間として大事なものは失わないことを受け入れた違いがありました。
だからこそユースケ版ではパン屋に戻ることも出来て皆に愛される存在として生活を続けたんですね。
このテーマを理解した上でハッピーエンドにするにはどうするかがユースケ版です。

私もハッピーエンドは全く問題ないと感じますし、ユースケ版はその意味で秀逸と思います。

73
名前無し
ID: UMqULcZGsi 
2015-05-08 20:09:53

私も最初はハッピーエンドもありなのかも…と思いましたがユースケ版のあらすじを聞いて、そして野島さん監修と聞いて、NOTハッピーエンドの現代版アルジャーノンを見てみたいという気持ちが大きくなってきました。
でも、ドラマにするなら広く支持を得そうなハッピーエンドを選択をするのかな…。
悲しくなるラストはあまり評価も高くならないし今の時代のドラマにはそぐわないのかもしれませんね。
私はどうせこういう題材を扱うなら中途半端に綺麗事な話にはしてほしくないと思う方なのでたぶんこれから先の展開次第で自分の評価も大きく変わってくるんだと思います。生ぬるいような描き方はしてほしくないなあ。
祈るような気持ちで見ています。

74
名前無し
ID: cjacOfwYbQ 
2015-05-08 21:53:30

どちらでも納得できる終わり方であればいいと思ってます。
もうすぐ始まるのでじっくり見ます。

75
名前無し
ID: npY5DsuJnI 
2015-05-09 08:37:06

アルツハイマーを取り扱った映画「明日の記憶」というのがあったけれど、後半はなんとなくそういう流れになるのかと。
記憶をなくすのと、知能の低下が同じとは言わないけれど、アルジャーノンの退化が進んで暴力的な行動が見られるようになったりするから、そういう点では似ているのかと、ふと思いました。

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76
名前無し
ID: i77Iyvzgx/ 
2015-05-09 11:44:42

父親はなくなっていたんですね。
1話を見ていないので
場を和ますために
じゃんけんをしていたのかと思っていまました。
あいこでしょではなく
愛嬌でしょうだったんですね。
病院のシーンは見ていて切なくなりました。
子役も演技上手ですね。

来週は母親との対面ですね。
ハッピーになってほしいです。

77
名前無し
ID: Z9vTfdv34n 
2015-05-09 11:58:18

76さん、一話目から見ていますが、「あいきょでしょ」の意味は昨日までははっきりはしていなかったですよ。
咲はなんだかまわりの雰囲気が怪しくなると「あいきょでしょ」とかやってみせて笑顔をふりまき場を和ませていましたが、それはお父さんが「咲は笑っていろ。そうすれば攻撃する人はいない。お前の笑顔は世界一だ」と聞かされていたからなんですね。
お父さんとの最後の「愛嬌でしょ」「あいきょでしょ」のやり取りはせつなくて胸が痛かったです。
状況があとから出てきてもったいぶってて嫌だという意見もあるようですが、私はだんだんと事実が明らかになっていき、これまでの描写や登場人物のなにげない発言や行動に意味があったことに気づかされる、そういう手法が効いていてすごく良いと思います。
原作も知能が上がるにつれて、判ってくる今までの状況があるのでそれに添っているとも思いますし。
来週のママとの対面は、原作と同じくなのか、違うのかと、ちょっと緊張の心持です・・

78
名前無し
ID: CxD0vKuxQ/ 
2015-05-09 13:46:30

この時点ではまださくとの知能が低下していくことは分かりませんよね。私はりおの目線で見たら、自分には時間がない事を自覚しているのが、とても哀しく響きました。だから予告で一夜を共にする行為も、さくとの意思ではないにしろ納得できました。最初は自分の意志でお利口になりたいと手術を受けたけれど、これからは研究のために利用されていく。そうかこれが社会なのかと私が原作を読めない理由がわかりました。やはり障害者を扱うプロセスがあるから、最初に伏線がいっぱいあって、それが今から点が線へとつながれていくのでしょうね。

79
名前無し
ID: U7i3IeNAdh 
2015-05-09 14:27:52

原作の父親は最後まで生きてます。チャーリィの障がいについては、母親よりも理解があった人でしたが、母親から息子を守りきることは出来ませんでした。息子がいなくなった後、夫婦関係は破綻し、別居した彼はさびれた床屋を開いています。天才になったチャーリィは、母と妹よりも先に父親の店を訪ねていますが、彼は息子に全く気付かないまま、チャーリィも名を明かさぬまま終わります。

あと性愛についてですが、チャーリィがアリスを女性としての美しさに気付き、異性として意識するのは手術後です。それでも彼女をなかなか愛することが出来ずに悩み苦しみます。彼女に触れるとパニックになる。母親から受けた仕打ちが、女性を愛することへの恐怖を植え付けてしまったんですね。こういう展開のあたり、チャーリィとアリスの間で様々なやりとりがあるんですが、とても繊細で丁寧に描かれているところです。

80
名前無し
ID: U7i3IeNAdh 
2015-05-09 14:42:05

連投すみません。
恋愛については、原作は主人公とヒロイン(先生)を常に中心に置いていて、手術後の二人の関係について集中的に描かれています。他の人物との恋愛模様は全くありません。フェイとの肉体関係に愛はなかったですし。

ユースケさん版では先生に婚約者がいる以外の恋愛は描かれていない。主人公と先生の間柄について丁寧に描かれていて、散漫な印象を与えなかったと思います。

81
名前無し
ID: i77Iyvzgx/ 
2015-05-09 14:46:10

77さん ありがとうございます。

昨日のあいきょでしょは
切なかったけど父親の愛がすごく伝わってきて
今まで知らずに視聴していた分
1話を見なかったことがとても残念でしたが
そうではなかったんですね。

おりこうさんの幼児言葉が
賢くなるに変わっていましたね。
もうあいきょでしょはしなくなるんでしょうか・・

82
名前無し
ID: Z9vTfdv34n 
2015-05-09 14:57:25

確かアリスや研究所から離れたチャーリはフェイと出会い、そしてフェイとの関係の中で遠くから監視していると感じていた過去のチャーリーからの解放とアリスへの自分の想いを再び再確認したかと思うのですが。(結構遠い記憶なので、もし違っていたらごめんなさい)
そのフェイの役割を梨央ちゃんがになっているのかなと思いながら観ています。
フェイとは性格も境遇も真逆のような梨央ちゃんですけど。

83
名前無し
ID: U7i3IeNAdh 
2015-05-09 16:18:00

フェイとの関係は、複雑な人間関係、アリスとの恋愛からの「逃避」だったと思います。彼女はお金はないけど自由なアーティストであり、男性関係にも奔放で率直な人。単純な人間関係のなかで付き合える人でしたから。

窓から見える幼いチャーリーは母親に傷つけられた己自身で、彼がそれから本当に解放されるのは、物語の終盤、母親と再会した後だと思います。彼の知能が下降線をたどろうとする、ほんのつかの間、チャーリーはアリスと本当に愛し合えるという。

84
名前無し
ID: Z9vTfdv34n 
2015-05-09 17:56:43

チャーリーからの解放と感じたのはなんだったか思い出したくて、本棚からがさがさと原作を取り出してきました。昭和の時代の第六版なんで表紙がまったく違う。(笑)
フェイとのかかわりの中で、チャーリーが私たちの監視をやめたっていう描写があり、またフェイとの肉体関係はチャーリーはジャマをしていない、多分そこでチャーリーの幻影から解放されたという記憶になっていたんだなと自分で納得しました。
そして、過去のチャーリーから解放される時はなかったのでしたね。母親と会ったことで、アリスと同化することがなくなり、つかの間だけれども真実の愛を手に入れる。しかし、ずっと過去のチャーリーは辛抱強く待っていていつしか同化してしまう。
はあ、やっぱり最後の方、チャーリーがどんどん退化していくのが文字で判り凄い。翻訳した人凄いと思います。
せっかくなので、最初からもう一度読み直してみようかなという気持ちになりました。

85
名前無し
ID: jEdAqlFOIK 
2015-05-09 20:04:39

原作の母妹と会った場面は号泣でした。
ドラマではどのように描いてくれるのか楽しみです。
フェイに救われた部分は大きく梨央がその役割を果たすのでしょう。
いろいろと原作とは変えていますが、訴えたいところは外していないドラマだと思います。
最終回、表面的には悲しい終わり方であっても咲人はきっと無垢で綺麗な瞳を見せてくれるだろうと思っています。

86
名前無し
ID: CxD0vKuxQ/ 
2015-05-09 20:35:07

わぁ、また泣かされるかな。予告見たらさくとの表情が上から目線でしたもんね、同僚たちに対して、お母さんに一人で会いに行って何を語るのか、でもこのドラマではさくとは決してお母さんが嫌いなわけじゃない。妹も出てきますね。なんか回想シーンが子供のイメージだったので、でももう立派な大人になってますよね。

87
名前無し
ID: A5UUqJvWKr 
2015-05-09 20:40:05

私も原作とは大きく外れてないと思って見ています。
最後は自分の運命を受け入れて生きていくのでしょう。

88
名前無し
ID: U7i3IeNAdh 
2015-05-09 21:05:15

フェイとチャーリィはお気楽な関係、今でいうところのセフレ。フェイがうっとおしくなると、二人の距離が出来て。彼女は新しい男を見つけてしまう。後腐れない女だったというか。

このドラマの梨央がフェイと同じポジションとすれば、随分と原作とずれてるなと思います。不治の病を持ってたり(ココいかにも野島的)、本命の彼女の身代わりになってあげると言ったり。可哀想な女なんですよ〜的な立ち位置が私は苦手です。

89
名前無し
ID: Z9vTfdv34n 
2015-05-09 21:29:47

フェイは結局知能のレベルが下がってしまったチャーリーを受け入れならない、どういうことなのか理解できなくて拒否反応を起こす、という形でしたね。
梨央はその反対で、知的障害がある咲人に理解を示している。しかし、それが本当に愛しているという気持ちからくるものなのかは疑問。それはこれまでの梨央の発言から推測したものですが。自分の未来を投影して見ているだけなのかも。
フェイのポジションと感じるのは、やはり咲人の心は遙香のまま肉体関係に落ちるというところがあるからでしょう。
原作のフェイとは一線をおく形にはなりますけど、同じようにアリス=遙香から、一時期でも主人公が逃避したいという気持ちからのことかと思います。
そこから咲人と梨央がお互いになにを感じとるのか、気になりますし、また原作とは違った何かを残してくれるようなエピソードを期待しています。

90
名前無し
ID: rccb3FS.ij 
2015-05-09 21:52:51

意中の人がいるのに、いわゆるセックスフレンドのような存在を配して、さらりと肉体関係を持ってしまう、という運びは、50年前とはいえ、いかにもアメリカ的。
日本にこれをそのまま平行移動すると、おそらく日本人の精神性から「不道徳」という拒否反応が出るため、ユースケ版では、そこは完全に抑えた。そして、一途に先生を思う、いわば「純愛」の形にした。
先生に対する性愛を意識しながらも、このまま知能が退行する自分に先生を巻き込んで不幸にしたくない、と、互いの気持ちが触れ合っているとわかっても、最後まで清い関係を保つ。そして、最後まで先生を思いやり、「泣かないでください」という言葉を「経過報告」に残す。
今考えると、ユースケ版アルジャーノンは、とても「日本的な」情緒に満ち満ちた作り方をしたんだなあと気づく。だから、全体的に優しさにあふれた温かいトーンで包まれていて、見ていても、優しい気持ちになれた。

91
名前無し
ID: 2dWTZbb4ip 
2015-05-09 21:56:52

原作の骨と血の部分はは受け継いでいると思うよこのドラマ。ユースケのもそうだけど高視聴率は望めないとは思う。でも原作の伝えたい部分は描いてくれると信じているよ。

92
名前無し
ID: rccb3FS.ij 
2015-05-09 22:05:34

ユースケも好演だったけど、先生を演じた菅野美穂の存在も大きかった。
当時で25歳ぐらい? 当時から、演技力はとび抜けていたけど、若い女性らしいういういしさや優しさ、自分の受け持つ障碍児たちへの愛情ととまどいの混じった接し方、ハルの手術から知能変化に付き合っていく感情の揺れ動き、過去のトラウマ、手術は失敗だったとわかったときの絶望(周りから自殺するんじゃないかと心配される)、何かというとすぐ泣いてしまう泣き虫先生というキャラクター、すべてを一本の線につないで、まるで本当に生きてすぐそこにいるんじゃないかと思えるほど、最初から最後まで自然にみごとに演じていた。
あの作品で「天使」と言える存在がいるなら、菅野美穂演じる先生だったなあと思う。もう一回見たい。

93
名前無し
ID: U7i3IeNAdh 
2015-05-09 22:14:44

ユースケさんのアルジャーノン、この機会に借りようとネットレンタルで申し込みましたが、すでに60人近い予約が入った状態でした。
13年前の作品なのに大人気ですw

94
名前無し
ID: A5UUqJvWKr 
2015-05-09 22:16:05

原作のあらすじがやけに詳しく書かれてますね。
違いを比べるためですか?
最終的には読んで視聴した方の感じ方だと思います。

95
名前無し
ID: rccb3FS.ij 
2015-05-09 22:25:40

DVD、そうですか。たぶん、今回のドラマの相乗効果でしょうね。私も借りたいと思ってます。

96
名前無し
ID: CxD0vKuxQ/ 
2015-05-09 22:36:41

94さん、それがいろんな書込みを読んでると、特にここは原作ネタバレですから、読めないんですよ。ドラマは浄化作用がある作りになってますけど、何しろ50年も前の作品ですから、読みこなせるか、とっても怖いんです。それでここでフォローをいただいてる訳です。

97
名前無し
ID: jT3F6gyoSF 
2015-05-09 23:15:54

前にDVD借りに行った時に、ユースケのアルジャーノン置いてましたが、いっぱいありました。当に現在のドラマ効果ですよね(苦笑)
元々今回ドラマ化しなかったら、名前も出た事ないからね。げんきんなものです。

98
名前無し
ID: K593yBPq7V 
2015-05-10 00:26:02

今はまったく見ないけど、榎本加奈子も、意外によかったなあ。
原作にはキャラクターで、ハルの妹分みたいな位置づけだったけど、演技がうまくて劇のじゃまにならず、彼女のおかげで雰囲気がやわらいでいた。
原作にないキャラクターを置く場合、その役柄を生かして主役をサポートする花びらのような感じに控えめにすると、じゃまにならないんだなと思った。

ユースケ版は、脚本がベテランの岡田さんで、朝ドラの時は失敗だと思ったけど、これは無理なく無駄なく、伏線もすべてすっきりと回収して、感情も豊かな上に安定していて、彼の作品の中でも優れたものの一つだと思う。
今作は、まだ脚本家が未熟な感じがあって不安定さを感じる。そのへんには、やはり、まだ力量の差があるなあという感じ。

99
名前無し
ID: K593yBPq7V 
2015-05-10 00:26:45

↑原作にはないキャラクターね

100
名前無し
ID: m9hEEeAAn. 
2015-05-10 07:22:04

エノカナの使い方、本当に控えめで良かったですよね。
彼女の親とか、背景とか、詳しいことは掘り下げず、常にハルのそばでくっ付いてるだけ。
彼女にスポットが当たる事はあっても、主役のエピありきの自然な形。
脇役にも見せ場を作って、どうでもいい珍騒動回を盛り込むという、よくある蛇足パターンが散見される昨今。上手でも、脇は脇、華は華、と割り切って、本筋を踏み外さないドラマ作りを見習って欲しいですね。
6話や7話あたりに、脇役回を入れてストーリーが分散、ラストスパートでいきなり本筋回収をバタバタとやって、視聴者置いてけぼり…結果最終回の数字も下げる。こういう惜しいドラマ、有りますよね~(苦笑)



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