



3.00
| 5 | 0件 | ||
| 4 | 0件 | ||
| 3 | 1件 | ||
| 2 | 0件 | ||
| 1 | 0件 | ||
| 合計 | 1件 |
- 感想とレビュー
- 番組情報
テレビ局にはゲイしかいないのか?
なんとなく見て井上祐貴かと思ったら
伊藤健太郎だった。
広告代理店でプランナーとして働く春日佑馬(伊藤健太郎)と、元料理人で佑馬の家で居候している長谷川樹(寛一郎)のゲイカップル。
SNS上で注目された2人を密着取材していた若手ディレクターの茅野志穂(鳴海唯)だったのだが…。
ゲイをカミングアウトしていた浅原ナオトさんの遺作小説を基に、ドキュメンタリー風に仕上げたドラマ。
真面目に、真摯に向き合って制作されている点は好印象。
性的マイノリティーの立場からの発信をしたい佑馬と、そこまでの事は考えていない、多分居場所が欲しかっただけであろう樹の表情から、同床異夢の匂いがこぼれてくる。
密着取材ともなれば、2人に関わった人たちへのインタビューも使われることになるのだが、そこには本音と建て前が見え隠れしていて、”よく思われたい病”がちらほら。佑馬の両親(戸田昌弘・堀井美香)なんかはその典型的な例。
本人たちにとってはごく普通の生活が奇異の目で見られる世の中で、どう折り合いをつけるか。
そして志穂はどんな映像作品に仕上げるのか(最終的にオンエアーできるのか)。実に悩ましい。
このドラマの原作を書いた人、浅原ナオトの名前の横に『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』という作品名が公式HPに書いてありました。
『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』は、『腐女子、うっかりゲイに告る』というタイトルで、NHKのよるドラ枠で放送されていたドラマの原作小説。
あのドラマの原作者が書いた本なら、内容に期待が持てます。(このドラマはまだ見てないですが)
『腐女子、うっかりゲイに告る』は、色々なことを考えさせるような良作。
NHKオンデマンドで全8話を配信してるので、もし事情が許せば。宜しければ。
個人的には、谷原章介が演じた役が凄く印象的。
谷原章介の役は、ゲイでありながら世間を気にして女性と結婚し、家庭を持ち、タイトルに出てくるゲイの高校生とも関係を持ち、自分のことを「ストレートでもゲイでもない卑怯な存在」として、コウモリに例えます。
ゲイに対する世間の目が谷原章介をコウモリにしてしまう。
周りからの偏見や侮蔑言葉に耐えきれず、校舎から飛び降りるゲイの高校生。
実際にも起きているようなエピで、考えさせられます。
ドラマの後味は悪くなく、同級生の腐女子とゲイとの交流が暖かく描かれているので、オンデマンドでしか見られないようですが、宜しければ、このドラマと合わせて是非。
因みに、原作小説を書いた浅原ナオト氏は、悪性リンパ腫の為、38歳の若さで早世しています。
スポンサーリンク





