3.52
5 275件
4 202件
3 124件
2 117件
1 105件
合計 823
読み ぐんしかんべえ
放送局 NHK
クール 2014年1月期
期間 2014-01-05 ~ 2014-12-21
時間帯 日曜日 20:00
出演
戦国乱世がクライマックスを迎えたそのど真ん中に、乱世を終わらせるために突如現れた稀代の天才軍師の鮮烈な生涯を描いたドラマ。
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名前無し

思えば、本能寺の変も官兵衛は遠く離れた播磨の地で聞き、今回の関ケ原終了の知らせも九州で聞き、その2つの緊急速報によって大きく運命が変わった人だったんだなあと。
己自身ではどうしようもない歴史の流れの中で、もがいてきた一生だったのだなあと。
程度の差はあれ、それは誰にでも通じることであり、偉大な軍師と謳われたこの人だってそれは同じだったのだなあと、その点については感慨深いです。
初代藩主黒田長政の父親という人の人生については、しみじみとするのですが、ことドラマとしてどうだったかというと、それはまた別の話で。

正直、上手いなあ、作り物とわかってても感動させられちゃうなあ、ちくしょう泣けるじゃないか、ジーンとくるじゃないか、唸らされてしまうじゃないか、ってことは残念ながらなかった。
脚本の出来を補うかのような俳優さんたちの熱演ぶりにほだされて見続けた1年だったような。
結局、軍師としてすごかった人、というのを実感できる作りではなく「すごいすごい」と登場人物が讃えるのを聞かされるばかりで、実際にどうすごかったのかは具体的に見せてもらえず仕舞いの1年間。
そこを創作して、さも実際にあったかのように感動させてくれるのが「ドラマ」なんじゃないの?と思うのだけど、今回の大河については違っていたようで。
あたら貴重な材料をこんな形で消化してしまったのかと。
残念というか悔しいというか。
もっとすごいドラマができたはずの人物だったのに、と思えてならない。
ただ、俳優さんたち、そして現場の末端のスタッフの方々には、ありがとうございましたと言いたいです。
星の数は、彼らに敬意を表して初めて5にしました。
そして誰よりも中心になって引っ張っていく大役を見事にやり遂げた岡田君に大拍手。
見せ場が少なかったにもかかわらず、辛抱強く脇で支えた同級生高橋君にも拍手。

1年後に始まる真田丸は、何年も前から大河の素材として三谷さんの頭の中にはあったはずなので(大河は二度と嫌だけど、もし書くとしたら「真田幸村」と何年も前にNHKの番組で言っておられたので)期待したいです。
花燃ゆは男性陣の配役がすごいので、とりあえず見てみるかも。
官兵衛で、この配役できなかったのかと悔しいほど。

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名前無し

官兵衛が秀吉の手をそっと外すところ、ゾクッとした。
冷静に考えて無理なものは無理と正直に伝える。
この性格が、今まで己が身を幾度となく窮地に陥れてもきたわけだけれど、強いね官兵衛って。
信じる道をとことん突き進む。
半兵衛様の影響大ってことかな。

「信長公に拘りすぎたのです」とバシッと言っちゃうところも、なかなかできないよ~普通。
死にそうとは言え、まだ存命中の天下人に向かって駄目出し。
また怒りを買ったらどうるすのかと思うけど、長い付き合いだから言えるのだろうなあ。
違う角度から見れば、死にそうな人に駄目出しって、もう勘弁してあげたら~?と思わないでもない。

最後になるだろう面会を終えて嗚咽する官兵衛の胸に去来するものって何だったのだろうと思う。
淋しさ、悔しさ、一抹の安堵、そして不安、いろいろぐちゃぐちゃだったんだろうなあ。
一生懸命仕えた小寺の殿には裏切られ、新しい主と見定めた秀吉と一緒に天下を目指してひた走った日々&後年の確執。
もはや何があっても切れない絆。
三成ですら入り込めない摩訶不思議な絆がある秀吉と官兵衛という設定がとっても興味深い。
良くも悪くも官兵衛の人生に深く関わったのが秀吉だったことは事実で、その近づく死は官兵衛を人生の次のステージへと誘う。
そして、とうとう亡くなった時、官兵衛はしっかりと次を見据えている。
と同時に満を持して動き出す家康。
家康と官兵衛、そして長政のつながりを、この大河ではどう捉えてどう描くのか楽しみ。
初回からずっと見てきたけれど、三成が露骨に追い落としにかかり始めた頃から俄然面白くなってきた。
それまでの軍師としての活躍より、豊臣政権内部抗争を如何に生き残るか、という部分の方が手に汗握る感じだった。
だってあの性格だもん。
よく生き残ったよ全く、という感じ。
これが秀吉じゃなくて信長だったら、確実にどこかの段階で抹殺されてた気がする。

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名前無し

綾瀬をはるかにつられて大河ドラマを見始め、岡田くんにつられて官兵衛を見ている私。社会の歴史をうっすら覚えている程度の知識でみております。

高松城の水攻めなんかも初めて知った位なのですが。
実はあまり面白いと思ってみていません。岡田くん目当てでも、ストーリーも楽しみにしていたのですが。
レビューを読んでいたら歴史に詳しい方には不足のよう。
それならきっと私のように詳しくない人にも楽しめるよう軽い作りにしたかったんだろうな。
でも、秀吉と茶々やねねの場面、光が毎度のように泣くシーン、どの殿方にも女性陣が何かと助言する場面などじつはちっとも面白くない。

戦い場面ばかりではなく、城を守っていた女性たちがどのように過ごしていたかなんかは、まあ興味があるのですが、人情シーンが多いと普通のドラマみている感覚。
ああいう作りだと女性視聴者向けと思ってるのかな?
私はチープ感を感じるんだけど。

どうせなら官兵衛の作戦とか生き方だとかをもっと分かりやすくやってくれたらいいのに。戦はどんどんすすんでいっちゃって、どこで官兵衛が活躍してるのか、さっぱり分からない。
ここでレビュー読んで納得している。

大河ではしょうがないのかも知れないが、登場人物が多く、関係性がよくわからないので、(すぐ死んじゃう人もたくさんいるし)ついていくのにやっと。

どうせならひとつひとつの作戦をもっとじっくり見せてくれて、あいだはバッサリ飛ぶくらいにしてくれたほうがわかりやすかったのにな~って印象。
それじゃ、大河じゃないのかな?
どこらへんに合わせてドラマ作ってるのかしら?

とにかく今は社会を習ってる位の感じでしか見れない。もっとおもしろくして~。

いまは長政の焦りや繊細な感じを楽しみに見ています。

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名前無し

賤ケ岳は、前半をナレーションだけで省略したとしても、佐久間が秀吉軍の虚をついて攻めてきて、応戦した中川が戦死、しかしその後に佐久間は退き時を誤り、美濃大返しで帰ってきた秀吉軍に責め立てられ逃げようとしたら、しんがりを頼んだはずの前田利家が戦線離脱、もちろん利家調略は秀吉の準備のなせるわざ。
そして、その勢いに乗じて加藤清正、福島正則が大活躍。
と、賤ケ岳は見せ所満載。
官兵衛は、秀吉の本体ではなく黒田軍を率いて少し離れて陣地していたため、また途中で秀吉は信孝攻めに賤ケ岳を離れているため、
この戦いでは秀吉と近くで相談することができず、状況を見極めて自分で黒田軍の動静を決めている。
中川軍の手助けに行くべきか否か、佐久間軍の動きをどう見るか、秀吉本体の動きをどう予測するのか、それが逐一「官兵衛の予測が当たる」「判断が的確」なところに軍師としての優秀さが見て取れるはずなのに、今回、何も見せてくれなかった。
この失望は大きいです。
毛利襲来のときも、あまりにコンパクトにまとめているので「そんな簡単に」と唖然としましたけど、それでもあれは未明の襲撃と偽の援軍というポイントだけは押さえていました。
でも今回は「何か戦ってるみたい」で終わりました。
一体何の戦いなのかも、画面を見てるだけだとわからないほど。
山崎が戦いすら見せないで終わったのは、賤ケ岳に時間を割くためだとばかり思っていたのに、裏切られた気分です。
軍師・・・という題名が虚しく聞こえます。
岡田君に何も演らせてあげない脚本・・・ひどすぎます。
そして側近の家臣団も出番が少なすぎます。
伊武さんには申し訳ないけど、秀吉の話ではないので利休は出なくてもいいくらいなのに。
道糞も、チラっとでいいです。
もっと官兵衛の軍師としての姿を見せてほしいです。
もう無理なのかな。(涙)

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名前無し

山崎の戦いの合戦シーンや、細かな人物描写が少ないことや、
官兵衛一家のお涙ちょうだい的なシーンや光の泣きが多いのは、
結局のところ、脚本家や演出家に力が無いからでしょうね。
放送開始直後から散々書かれていることですけど。

マジメに考えるなら、黒田官兵衛を主役にしたのはいいものの、
50話のドラマを展開できるほど歴史的なエピソードが無いんでしょう。だから、信長や毛利その他の人物の動向も描いた結果、
なんだか官兵衛が前に出てこないとっ散らかった内容になって
いるんだと思います。

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名前無し

素晴らしい大河で満足しました。

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名前無し

結局、取材不足と構想練る暇不足、という感じがします。
主人公自身や側近の家臣団たちを深く掘り下げたり、キャラクターを練り上げる暇がなかったので、周囲に出て来る人物を中途半端に見せることで時間を埋めていった脚本のように思います。
料理で言えば、メインが堪能できるほどしっかりしてて、サイドも充実してて、デザートも凝っていて・・・というような感じではなく、メインも含めて全て試食しか作れませんでした、って言われてる気が。
「戦も上手だが、それ以上に調略が上手かった」と言われる官兵衛なのに(真実は別にして)、敵方との丁々発止のやりとりが、ほとんど無いというのは、カレーなのにルーが入ってない、みたいな感じです。
初期の頃の播磨各地の調略は、誰でも言うような正論だけで終わり、毛利との和睦時の恵瓊や隆景とのやり取りも、他の戦いでの交渉が「何も描かれない」からマシに見えたけど、よく考えてみれば、子供向け偉人伝の本に出てきそうな単純なもの。
それなりに格好が付いたのは、鶴見さんの演技によるところが大きい。
別に戦国オールスター総出演にしなくても、いくらでも面白く作れるのに、と思う。
その昔の「黄金の日々」などは、主人公が一般の商人だったのに、すこぶる面白かった。
また、上でも書かれているけど「独眼竜政宗」は、「伊達家」というものを前面に押し出していた。
重臣のキャラもハッキリしていて、そのキャラに基づく台詞のやり取りが実に面白かった。
主人である政宗に意見したり煽ったりする家臣たちや、それに反応する政宗のいろいろな表情が生き生きしていて見応えがあった。
それにひきかえ官兵衛と重臣たち。
それぞれのキャラも有るような無いような。
肝心の黒田家が描き切れていない。
主人公すら物足りないのに、家臣たちは更に描き切れていない。
側にいるだけ、という状態になっている。

延々と愚痴が続きそうなので、この辺で、終わりにします。

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名前無し

三成の業績については評価が最近高まっているわけですが、このドラマにおける三成の人格設定は、いくらなんでも、判りやすすぎます。
ドラマは、内容がヒーロー対ライバルという図式によって盛り上がるものです。たとえば半沢のライバルたちはワルなりに思い切り胸をはっていて、相手として不足はないって感じがドラマティックな展開につながっていた、そんなところを視聴者はちゃんと見ているのです。
いつも伏し目がちの目もと、意味ありげにゆがむ口元、一貫してひたすら暗い表情、そんな三成を脚本家が描きたかったのだとしたら、それは受け入れるしかありませんが、史実で彼がどんな人間だったのかはともかくドラマとして、どうなんでしょう? 自分よりずっと若い、いかにも陰険そうな人間を相手にする官兵衛が、魅力的な男にみえるためには、どんな演技をしたらいいのか……ご苦労なことです。

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名前無し

官兵衛の朝房を殺す場面は、静かな中に緊張感と悲壮感があり良かったと思います。
光が長政へ説教をしていた場面はもう少し他の描き方があっても良かったかな?とは思いましたが、私は長政の表情にずっと注目していて。
前回の謀殺少し前から長政は能面のような無表情なアップが多かったと思います。今回も糸との会話の時でさえ何だか緊張がずっと走っている演技をしていたような気がしますが、親子3人の場面で官兵衛が去った後、光が「殿はあの時自分も中津に居ればお前と同じ事をしたと言っていた」「辛い戦いでした」と言った後に流した涙を見たときに、やっと緊張が解けたように見えました。色んな気持ちが交差してるのかなと思いました。
何故かそこでとても感動してしまったので★5です(笑)

その他、官兵衛と家康の対峙も面白かったですね。

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名前無し

「天下のために」って説得されて、「うん」っていう人がいるとは思えない。納得させたいなら、それなりの脚本にしてほしい、と思います。

ドラマのプロデューサーさんがインタビューで、、、
官兵衛はあの時代に側室を持たなかった=現代人に通じる感覚!!
といっていたけど、
逆に、、、「あの時代になぜ??」みたいに考えなきゃいけないのでは?人が何を感じて、何を意図して、何を思ってって突き詰めない、、、だから、説得力のないドラマができてしまうのでは、、、?

俳優さんたちが好演しているだけに、いろいろ残念!!

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名前無し

中国大返しはやはり面白いし、ハイライトの一つになる場面。
しかしそこから光秀があっけなく死ぬまでが、せっかくの歴史ドラマなのにあまりにあっけない。ここまで光秀を描いたなら、光秀軍の負けっぷりももっとちゃんと描いて欲しかった。
戦の最中に妻や子供に会いに行かない(行けない)官兵衛をわざわざ批難するような形であの描き方はない。
戦の間の緊張感が途切れてしまった。ホームドラマではないのに官兵衛が赤ん坊を抱く場面など不要。戦が終わったあとゆっくりと安堵感と共に家族の幸せを見せてくれた方がどれほど効果的か。
光や官兵衛父のあの描き方にはあきれるものがあった。竹中さんの秀吉も戦を率いる対象としてカッコイイ!と感じたのにあの変な人情話でまたがっくりきてしまった。
中国大返しをじっくりと見たかったのに期待を裏切られた。
この大河はストーリー構成がよくないので面白くない。よけいな人情話やよけいな演出が多すぎる。その結果歴史の部分が軽々しくなってしまう。
また岡田君は姿はいいが、やはり台詞に貫禄が出て来ないところがあまり感心しない。声のトーンは押さえているところは感じるが、たまに地が出て来てしまうのと、あとはしゃべりかたの間が時代劇ではないのだと思う。

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通りすがりのドラママン

本当に歴史を体感したいのであれば、資料館に足を運ぶべきですし、歴史資料を読み込むべきです。
そうすれば軍師官兵衛を観なくとも歴史を感じ、想像できる。
皆さんの意見を読むと、そもそも大河ドラマに何を求めるかの視点がずれていると思います。
これはドラマです、ドラマに大げさな感情、お涙頂戴の演出、遊び心などのエンタメ精神がなかったら終わりです。
大河らしいとからしくないとか自分の基準ばかりで観てても楽しめませんよ。
ドラマはまず娯楽ありきです。
自分知っている歴史認識なんてものはたかが知れており、タイムマシーンがない限り分かりません。
明智さんの著書本能寺の変の真実を読んでつくづく思いました。
史実が知りたいならそれなりの説得力のある史料を読み、沈思黙考して楽しんでください。
軍師官兵衛は最高のエンタメ作品だと思いますよ(・∀・)

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名前無し

少し違う角度の感想を。

昔、政宗の時に梵天丸の台詞が一世を風靡して、5~6歳くらいの子役さんが注目されていましたが、私はその次の十代半ば頃の子役さんが印象深かったです。
後年すごい人物になる人でも、若さだけで突っ走る反抗期的な時代もあったわけで、そういうところを見せてくれると見る側も親心のような親近感が増すと思うのですが、昨今見かけなくなりました。
主演の俳優さんがそういう時代を演じると、どうしても無理がある上にあっという間に終わるので、その人物がどのように成長していったかが今ひとつ感じられず、物足りない感じがします。
特に今回は主演が岡田君だし、いくらでもジャニーズの若手君がいただろうにと思いました。
おたつの死や、それに対して怒りを抑えきれない官兵衛などは、既に三十代になってしまった岡田君がどんなに上手に演じるよりも、リアル十代から発せられる未成熟な雰囲気の方がインパクトあります。
その後、岡田君に代わると「ああ、もうあの頃の官兵衛ではないんだな」と理屈抜きで納得できたと思います。
また、まだ若い官兵衛が堺へ行く道すがら村重に出会っていたら、幽閉前に官兵衛が言った「あの頃、私はあなたに憧れていました」も納得できたと思うし、二人の間に流れた歳月に思いを馳せることができたような。

そして必然的に善助も同様に十代俳優さんになるだろうから、あまり描かれずとも、途中で岳君に変わっただけで「彼もいろいろ裏で成長してたんだろうな。その間に殿との絆も深まったんだろうな」と想像することができたと思います。

これからの作品は是非、十代の俳優さんの復活を願いたいです。

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名前無し

「帰ってきた軍師」
今回、とても見応えがありました。
私の☆5は、初めてかな、どうだったかな。
とにかく今までで一番よかったです。

白銀屋で、お目覚めの殿を皆で取り囲んでる場面は微笑ましかったです。
秀吉様は、先週は半兵衛を見取り今週は官兵衛の生還に喜び、忙しい!
でも、幽閉時も含めて初めてですよ、殿の変わり果てた姿に感想を言ったくれた人は。
こう言っては何ですが、だし様も村重さんも、官兵衛のやつれた外見に対しての台詞はなく・・・淋しい限りでした。
家臣3人も意外とそのことに関する台詞は用意されておらずで。
秀吉様が代表で言ってくださったような感じで、やっとスッキリ。

今までで一番良かった今回ですが、その今回の中で一番良かったのは松寿丸との再会。
臨場感があって、岡田君ときらと君の息もぴったりで。

あと、太兵衛の「毎日肩をお貸ししているんだ」という台詞がよかったです。
何故わかる?という質問に対して、答えになっていないようでいて、ちゃんと答えになってる。
上手く言えないけど、こういう台詞をたくさん聞きたいんですよ。
なんか久々にいい台詞を聞いた気がする。

夜中、妻に弱音を吐く官兵衛が・・・愛おしい。
白銀屋で家臣たちが飛んで入った場面といい、トラウマと戦う官兵衛が鬼気迫る感じでドキドキ。
ただ、できればそれなら牢内で虫に悩まされていた伏線も少しほしかったところです。
虫はいたけど、官兵衛が悩まされている姿は無かったような。

で、立ち直り早~い、少々早すぎる気も。
なんか一瞬で治っちゃった。
半兵衛からの軍配を手にしたとたんに元気百倍。
半兵衛、影響力大きすぎ。

今回、松寿丸がいろんな父の姿を見てたけど、何を思っていたのかな?
せっかく会えたのに、自分のことで手一杯な父親に対して少し淋しい感とか、あったのかな?

家臣3人の中で、殿や若の安否を気遣う姿に微妙な違いが。
善助と太兵衛は直接的だけど、九郎右衛門は見守り度が深い。
殿が夜中に叫んだときは、いち早く外の様子を確認。
若に対面したときは、若に集中してしまった二人に代わって殿をお支えする
いつも全体が見えているのが九郎右衛門。
その瞬間に何が一番大事か判断できるのは彼な気がします。
彼がいてこその善助や太兵衛な気がします。
思えば彼の「潜入宣言」がなかったら、助けに入っても右往左往したことだろうし、半年後に善助の声を聴いたからこそ官兵衛も希望が持てたのかも。

で、今回、家臣との絆や荒木の顛末を描いた結果、玉松君関連が非情に端折られてしまって無理ある展開だったけど、でもこれだけ家臣との話を見せてくれるのだったら、信長じゃないけど「許す」です。
そっちの方が大事。。

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名前無し

もこみちの槍さばきは見事だな。かなり練習してるんじゃないかな。☆2つを進ぜよう。
ただ顔が若すぎなのが残念。もうちょっとしわを書かねばおかしいでござる。

「クマの助が生きてる」と言う光を官兵衛が「死んだんじゃ」と説き伏せてたけど、私ならあそこは黙って見守りたいな。
別に光だって血迷って言ってるんじゃないんだから。
美意識の違いかな。

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名前無し

私は惰性で見てはいません。
日曜日になると、今日は官兵衛の日!と待機しています(笑)
家族も一緒に観ていますが、官兵衛終わったらどうするよww
と今から心配しています。

歴史に詳しい方や大河ドラマに深い思い入れのある方には色々思うところがあるのかもしれませんが、私はそこのあたりは切り離して考える方なので、よ~~~っぽど変なことになっていなければ大丈夫です。題材によって興味が引かれる、引かれないというものはありますから、全部観ているわけではありませんが・・・。
私にとっては、昔からそうですが、大河ドラマはドラマの内容を楽しみ、先を知っているからこそ、その部分をどのように描くかを楽しんでいます。題材になる武将によって脇役の描かれ方が違っているので、あぁ今回はこういう立ち位置になるのね~と面白く拝見しています。
終盤に入って来て、次回秀吉も亡くなりますしその後がまた盛り上がりそうなので楽しみにしています。

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名前無し

自分もある意味面白く見れたうちの一人かもしれません。
日本の世襲を切っているかもしれないという点では今回の「軍師官兵衛」は正直上手いなって思いました。
これまでのこの作品に対する違和感の拭いきれないものが、たとえば、女性登用をするものも女性の価値観のアンバランスさが際立って上手くいっていないところとか、官兵衛にヒーロー像を踏襲すると誰かを悪者にしてしまうところが、現代にヒーローがいないことの裏返しになっているのでは?というところとか(されど現代の場合、誰かを悪者にすることで追い咎めを無くそうとしている印象→閣僚の辞職のことです。←あくまで個人的見解ですが、問題を問題で相殺させてやり過ごそうとしているようであまり好ましいやり方ではないと思うので)想像させる点が所々ありましたけど、今回はメタファーが多分に含まれていると思いました。
特に、誰が先陣を切るかの話し合いで「今はウチワで揉めているときではない」という台詞はそういう点では秀逸だと感じました(まさに、増税するかしないかを決める瀬戸際でのあの言い争いです)。

石田光成についても面白い回だった。
太閤から差し遣った命(令)は絶対であるといっておきながら、(このドラマの光成の場合だけで史実ではわかりませんが)この光成は命を仰いで命を受けています。自身で決めた命のようなものではないでしょうか。
殿下の名代としての役目と言っているのは光成だけで形だけのようなものの気さえします。殿下の側近にいたものが勝ち得た地位であって、側近にいないものの頑張りではない。つまり「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ」状態。そこに主張を挟むのはなんか違う気がするので、いわゆるアベノミクスのようなものですよね。
それこそ「何があっても漢城を守れ」という命は、現状を知らないお役人方が率先して増税したがっていることの意と似ている気がします。

また、茶々との関係も怪しいです。これが大河ドラマでなければ、絶対茶々とデキてます。秀吉LOVEでありながら茶々に「行って参ります」というのは、どこか昼顔妻の一面を匂わせます。
対する茶々も「これは私の戦」と言った台詞というのは、どこか違和感の覚える台詞です。豊臣家に嫁いだ段階で茶々自身の戦いは始まっていただろうし、お子を産み豊臣家に馴染んでいったとしても、どこか敵を作るやり方で、こそ育てることは戦いであるだろうし、「戦」という言葉を介して光成とデキていると想像するに相違ありません(つまり、「戦」という言葉は二人が唯一繋がれる接点なわけです)。

考えすぎだとは思いますが、上手いです。

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名前無し

もうブレーキのきかない秀吉に苦悩する官兵衛。
私は昨日の回はよかったと思います。

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名前無し

みなさんのコメントを読んで、録画してある第一回の放送を見直そうと思いました♪

長丁場のドラマ、多少は予定変更することもいたし方ないとは思うのですが。
できれば整合性のあるドラマを見たいですよね。
今の時代、録画してるから、いろいろ矛盾とかがわかっちゃいますからね。

でも今回の大河は面白く見ているので♪
俳優さんたちの細かい表情が見逃せない、数少ないドラマです(^^)

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名前無し

官兵衛の朝房成敗のシーンは大河ドラマ史に残る名シーンだと思います。

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名前無し

宇都宮の罠にかかり命からがらに官兵衛のもとに戻った長政に、官兵衛の「策はお前が考えろ」
長政はいつも官兵衛から何かきかされるわけではなく、父である自分をみて、まわりをみていればわかることだろうとある意味突き放されている。
強く賢い武将、また黒田家を束ねる立場を継ぐものとして官兵衛の長政への接し方は長政自身には辛すぎることも多かっただろうと思いました。

宇都宮の謀殺は長政自身が考えたというより、父の意思を長政が読み取ったようにも私は感じました。
長政の一種狂気を感じさせるような目はすごかった。
そしてこの時代にはそうした残酷な事も多かったのだろうと思いつつ、ゾッとする展開でした。

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兵庫県民

おかげさまで今年半年の兵庫県内の経済効果は清盛の時を上回るようでありがとう。私も地元なのにあまり知らないとこがあってまだこれから回ってみようと思ってます。
今からは福岡のほうが盛り上がりを見せるでしょうが。

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九州平定のところで、山の頂上にふすまなどで一夜城を作り、敵方をあっと言わせて和議に持ち込んだ戦場の地元の者ですが、どんな風に描かれるのかとっても楽しみにしていました。ところが「快進撃」とばかりに赤い線が地図上をするすると進んだだけで、ものの3秒しか尺を使わず、全く期待はずれでした(笑)。
官兵衛の「気持ち」が描かれず、秀吉のドラマのようになっていて、感情移入出来ずに残念です。「心配ご無用」のアドリブはもう飽きたなあ・・・もっと戦の作戦のおもしろさがみたいです。

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名前無し

黒田家による九州平定、ひとつの大きな見どころですよね。
このあたりの話はとても面白いです。
官兵衛と若い長政の対比も今日はとても面白かったと思います。
やっぱり黒田家を中心に描いてくれる部分が一番面白い。
次の週がすごく楽しみ、と言うことがあまりなかったので、珍しく来週は宇都宮との攻防が楽しみです。
秀吉もシリアス秀吉は独特の凄みがあって良いと思います。
でも天下人にもなったのですから、極端にお軽い部分がまだ必要なのでしょうか?
茶々やおねとの場面はコント、と言うのか何と言うのか・・。
光とふくの場面も情感が伝わってきて悪くはありませんでしたが、いつもどおり何だかやり過ぎ感があります。結局ふくも光について国替えで九州について行くのなら、あそこまでやらなくても良いと思います。

過剰な人情描写がこの大河では私はどちらかと言うと苦手です。
なのに官兵衛の高山右近に対して言った「私は弱い人間です。」というのに勘兵衛の深い苦悩のようなものは描かれていないんですよね。右近とのことはふくのことを削ってももう少し丁寧に描いて欲しかった。

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名前無し

見る方も、演技する方は人それぞれでは・・。
人物や事象を固定観念で見過ぎると、イイコトないよ。
言いたいことは、わかるけど・・・。

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名前無し

大河ドラマはNHKが総力を挙げて取り組むドラマだと思っていますが違うのでしょうか、最近そんな気がしてきました。
私も、周囲の人物に「官兵衛はすごい」と言わせるのではなく、誰も言わなくても見てる人が「すごい」と思える描写にしてほしい。

山崎の合戦、清州会議、賤ヶ岳の戦い、この3つを唖然とするほど一瞬で終わらせて、村重は、たっぷり。
主役、一体誰?
そりゃ官兵衛を描くのに、信長や村重は必要不可欠ですよ。
でも、ここまで必要ですか?

官兵衛は軍師として、ほぼ大成した時期に来てますよねえ。
それが描ける賤ヶ岳で、地図に向かってるだけって。
誰に何をどう指図したのか、敵や味方になってくれた諸侯の動きをどう予測してどう動いたのか、刻々と変わる戦況に応じてどのような的確な判断をしたのか、秀吉の軍師と言いながら実質、自分の一存で動かせる黒田の兵の数の少なさに愕然とする官兵衛などなどなど、描くべきことはたくさんあったはずなのに。
地図を眺めてる姿だけで終わりましたとさ。
その時の、たった一言に気持ちの全てを込めた岡田官兵衛、その絶対投げない姿勢に頭が下がります。
前田利家の「参戦せず」とか、三成手配の「美濃大返し」とか、どんなに端折ってもこれだけは、という有名エピソードもスルーですか?

軍師官兵衛の業績内容をドラマチックに披露するドラマじゃなくて、軍師官兵衛の年表だけを披露するドラマですか。
脚本が足りない分を補おうと、俳優さんたちが熱演にならざるをえず、それが見る人によっては感情過多と映るのでしょう。
が、私は、感情過多とは思いません。
普通に感情を込めて演じているだけなのに、それに見合うだけの内容になっていないから、感情だけが浮いて見えるのだと思います。
かといって淡々と演じたら、それこそ「何これ・・・」という作品になると思います。

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名前無し

面白かったわあ。官兵衛が「軍師」になってきたねえ。
子供の頃からなんで毛利は秀吉を追いかけなかったのか疑問だったけど、なるほどこういう仕掛けがと納得しました。
宇梶さんの清水宗治も良かったです。
天下に向かってゾクゾクしてきました。
岡田くん似合ってきた。若い頃は少し無理して作ってた感じがしたけど、ここへ来てすごく良くなってきた。

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名前無し

本能寺の変から中国大返しの間にどんな駆け引きや交渉を官兵衛がするのか面白く視聴しました。
官兵衛の秀吉に天下をとらせるという言葉に、恵瓊が「我ら2人が天下を動かす。これ以上に面白いことはない。」と言った時にはぞくぞくしました。

清水宗治の最期のシーンも武士らしく美しかった。山中鹿助、清水宗治のようなこれぞ武士という人物はやはりいいです。演者さんの選定もドンピシャだったと思います。

長政と又兵衛の偶然の再会(?)は最初は「あり得ないよ!」って思わずツッコミましたが、松坂さん、塚本さんが演じてるとなぜか、偶然会えて良かったねの気持ちになりました(笑)
後々の2人の関係を考えると、こうした長政、又兵衛のシーンがあるのもいいかなと個人的には思います。

来週は中国大返しですね。楽しみです。

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名前無し

歴史の事ってあまりわからないんですが、
例えばトルストイの戦争と平和の魅力の一つって、一見不必要にも思える戦場での微視的な視点からの事細かな描写の積み重ねに拠って構築された壮大な世界観だと思います。
そんな風に大河ドラマも、作者の頭の中で作られたストーリ^-でも構わないのですが、この時代を生きたかのような説得力を持つ描写の膨大な蓄積によって、視聴者に歴史を体感させて欲しいです。
どの時代にも言える普遍的な思想なんていうのは、そういう物のあとから浮かび上がってくる程度で十分だと思います。

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名前無し

小寺の殿を斬ろうとして切れない場面…、つい「平清盛」の「叔父を切る」の回を思い出してしまいました。言いたくないですが、清盛の回は言葉に言い表せないほど見事だった。それと比較するのは酷かも知れませんが、全体に感情表現が過剰というのは、前の方で書かれている方と同感です。それがかえって、しらけてしまい、感動を薄くしてしまっている。

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NHK大河ドラマ 軍師官兵衛 一